「オペレーション・プランタジネット」を編集中
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− | オペレーション・プランタジネット(Operation | + | == オペレーション・プランタジネット(Operation Plantagenet) == |
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+ | 『[[OGシリーズ]]』([[スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION2|OG2]] or [[スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATIONS|OGS]])における[[地球連邦軍 (OG)|地球連邦軍]]の一大反抗作戦。 | ||
『[[第3次スーパーロボット大戦]]』における「オデッサ・デイ」を再現したシナリオである。 | 『[[第3次スーパーロボット大戦]]』における「オデッサ・デイ」を再現したシナリオである。 | ||
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=== 作戦前 === | === 作戦前 === | ||
北米地区を占拠した[[インスペクター]]を叩く作戦として、[[地球連邦政府 (OG)|地球連邦政府]]大統領[[ブライアン・ミッドクリッド]]に承認された。 | 北米地区を占拠した[[インスペクター]]を叩く作戦として、[[地球連邦政府 (OG)|地球連邦政府]]大統領[[ブライアン・ミッドクリッド]]に承認された。 | ||
− | ブライアンは[[レイカー・ランドルフ]]を作戦の総司令官に抜擢したが、軍中枢部を握る[[グライエン・グラスマン]]は元北米方面軍指令[[ケネス・ギャレット]] | + | ブライアンは[[レイカー・ランドルフ]]を作戦の総司令官に抜擢したが、軍中枢部を握る[[グライエン・グラスマン]]は元北米方面軍指令[[ケネス・ギャレット]]を指名。さらにグライエンは軍事政権を打ち立てるべく、ケネスやミツコと共謀して「ミッション・ハルパー」を発動。ブライアンやレイカーらが拘禁される。この件については「上層部の体制変更」として扱われ、予定通り作戦は実行。[[ノイエDC]]の[[バン・バ・チュン]]と共同戦線で行われた。 |
− | だが、作戦の概要は連邦寄りの[[ミツコ・イスルギ]]の[[イスルギ重工]] | + | だが、作戦の概要は連邦寄りの[[ミツコ・イスルギ]]の[[イスルギ重工]]を通じ、同社がスポンサーを務める[[ノイエDC]]、[[シャドウミラー]]、[[インスペクター]]の[[組織]]に知れ渡っていた。 |
=== 作戦実行 === | === 作戦実行 === | ||
− | + | 発動後、連邦側の「鋼龍戦隊」(便宜上この呼称を使用)が北米西海岸から突破を仕掛け、先行した2名と連携して[[テスラ・ライヒ研究所]]を奪還。時同じくして、ノイエDCは北米東海岸から最終目標であるラングレー基地を叩きに向かう。 | |
その後、戦隊はハワイ沿岸で待ち受けていたインスペクターの部隊と会敵、戦闘に突入する。敵側の攻撃によって[[ハガネ]]が損傷を負うも、敵部隊を撃滅、ラングレー基地へ突入する。 | その後、戦隊はハワイ沿岸で待ち受けていたインスペクターの部隊と会敵、戦闘に突入する。敵側の攻撃によって[[ハガネ]]が損傷を負うも、敵部隊を撃滅、ラングレー基地へ突入する。 | ||
− | + | ラングレー基地では一足早くノイエDCが戦闘を開始しており、数分遅れて戦隊が合流。戦況は連邦側有利に展開するかに見えたが、基地を占拠していた部隊が殲滅されたところで、後方にいたノイエDCの戦艦がバンの座乗する旗艦を攻撃、離反を表明する。さらに、空間転移で現れた[[シロガネ]]の砲撃によってハガネはブリッジを直撃され、戦闘不能に陥る。直後、インスペクター側の放ったMAPW、同じく空間転移で現れた[[シャドウミラー]]隊の総攻撃により、一気に戦況が覆される。 | |
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+ | 消耗戦を強いられる戦隊とノイエDCであったが、ハガネ艦長[[ダイテツ・ミナセ]]と副長[[テツヤ・オノデラ]]により、脱出のためトロニウム・バスターキャノン使用の準備が進められる。チャージが完了した段階で敵側に勘付かれるも、テツヤは全機に撤退を指示。しかしその直後、追いすがる[[ソウルゲイン]]によって指揮官機である[[アルトアイゼン]]が大破に追い込まれる。あわやと思われたその時、基地全域に突如としてアインストシリーズが転移出現、シャドウミラー・インスペクターに攻撃を開始。インスペクター側は撤退に際してハガネに照準を向けるが、バンが特攻をかけ妨害。空隙をついて発射されたバスターキャノンは外れたものの、反発力を利した加速により、ハガネとヒリュウ改、出撃していた部隊は戦闘空域からの離脱に成功する。 | ||
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=== 作戦後 === | === 作戦後 === | ||
− | + | ラングレー基地からは連邦側・シャドウミラー、インスペクター側とも撤退したもののアインストシリーズに占拠され、プランタジネットは結果として失敗に終わった。 | |
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− | + | この戦闘により、戦隊の総指揮官ダイテツが戦死。ハガネも大破し、戦線離脱を余儀なくされる。またアルトアイゼンも、パイロットの[[キョウスケ・ナンブ]]中尉は軽傷で済んだものの、機体は四肢を失い戦闘不能に陥る。ノイエDC側は指導者であるバン・バ・チュンが戦死し、組織としての力はさらに衰えることとなる。 | |
− | + | 一方、シャドウミラー隊は一部部隊を地上に残して宇宙に上がり、インスペクターとの合流を図る。 | |
− | + | 鋼龍戦隊はハガネの戦線離脱による戦力低下という痛手を被ったものの、ノイエDCから投降して来た[[ユウキ・ジェグナン]]、[[リルカーラ・ボーグナイン]]を新たに加え、さらに[[シュウ・シラカワ]]により齎されたスペースノア級3番艦[[クロガネ]]を代理の旗艦として運用。混戦状態を利用して反撃を試みるべく、地上と宇宙の2隊に分かれて行動することとなる。 | |
== 関連人物 == | == 関連人物 == | ||
;[[ブライアン・ミッドクリッド]] | ;[[ブライアン・ミッドクリッド]] | ||
− | : | + | :作戦こそ承認したが、一方でインスペクターとの交渉を行っていた。グライエンには軟弱路線と看做されて「オペレーション・パルパー」により大統領の座から引きずり落とされた。 |
;[[グライエン・グラスマン]] | ;[[グライエン・グラスマン]] | ||
− | : | + | :ブライアンに代わり、大統領の椅子に座ることとなる。だが、作戦自体は彼も予想もしない事態となった。 |
;[[ミツコ・イスルギ]] | ;[[ミツコ・イスルギ]] | ||
− | :[[イスルギ重工]] | + | :[[イスルギ重工]]の社長。表向き連邦寄りであるが、実は[[ノイエDC]]、[[シャドウミラー]]、[[インスペクター]]の4者を手玉に取る腹黒さを見せ付けた。作戦が成功しようが、失敗しようが彼女の思惑通りになったといえる。 |
;[[バン・バ・チュン]] | ;[[バン・バ・チュン]] | ||
− | :[[ノイエDC]] | + | :[[ノイエDC]]の代表。[[異星人]](インスペクター)との戦いを優先し、一時連邦と共闘体勢を築く。しかし、彼らに協力していた[[シャドウミラー]]はミツコの手引きでインスペクター側へと鞍替えしており、多くの不安要素を抱えたまま戦線を展開したあまり、ノイエDC自体の組織力の弱さを露呈してしまった。作戦の最終段階で[[特攻]]により戦死。 |
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;[[ヴィンデル・マウザー]] | ;[[ヴィンデル・マウザー]] | ||
− | :[[シャドウミラー]] | + | :[[シャドウミラー]]代表。ノイエDCに協力していたのだが、バンの思想は彼にとっては都合の悪いものであり、己の目的のためミツコを通じてインスペクターへと渡る。そして、シャドウミラーとインスペクターの共通の強敵たる[[ハガネ|ハガネ隊]]と[[ヒリュウ改|ヒリュウ]]に大打撃を与えることに成功する。 |
− | ;[[ | + | ;[[ウェンドロ]] |
− | + | :[[インスペクター]]代表。彼自身は戦局を見守るだけに止まったが、共通の強敵を排除するのには成功している。 | |
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− | :[[インスペクター]] | ||
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;[[ダイテツ・ミナセ]] | ;[[ダイテツ・ミナセ]] | ||
:[[ハガネ]]の艦長兼部隊長。[[インスペクター]]と[[シャドウミラー]]の連携攻撃により戦死。ハガネ自体も大破した。 | :[[ハガネ]]の艦長兼部隊長。[[インスペクター]]と[[シャドウミラー]]の連携攻撃により戦死。ハガネ自体も大破した。 | ||
;[[シュウ・シラカワ]] | ;[[シュウ・シラカワ]] | ||
:概ね傍観者であり、彼が忠告した「影」とは[[シャドウミラー]]や[[イスルギ重工]]のことを指している。 | :概ね傍観者であり、彼が忠告した「影」とは[[シャドウミラー]]や[[イスルギ重工]]のことを指している。 | ||
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== 関連する用語 == | == 関連する用語 == |