「アイドルマスター XENOGLOSSIA」を編集中
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− | + | *2007年4月3日~2007年9月25日 全26話 | |
− | + | *初参戦スパロボ:[[スーパーロボット大戦X-Ω]](2015年) | |
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== 概要 == | == 概要 == | ||
− | キャッチコピーは'''「あなたの、アイドルになりたい」'''。ナムコ(現:バンダイナムコエンターテインメント)のアイドルプロデュース体験ゲーム『[[アイドルマスターシリーズ|THE IDOLM@STER(アイドルマスター)]] | + | キャッチコピーは'''「あなたの、アイドルになりたい」'''。ナムコ(現:バンダイナムコエンターテインメント)のアイドルプロデュース体験ゲーム『[[アイドルマスターシリーズ|THE IDOLM@STER(アイドルマスター)]]』を原案とするアニメ作品。だが、ストーリーは全く異なり、意思を持つロボット「iDOL(アイドル)」と、そのパイロットである少女「アイドルマスター」の関係を描くものとなっている。また、原案とは''キャラクターの[[声優]]のキャスティングをはじめとした諸々の設定が大きく異なる''点も特徴である<ref>ただし、『XENOGLOSSIA』に登場するキャラクターの[[誕生日]]および血液型は、本家の『THE IDOLM@STER』における同名のキャラクターのものと同じ設定になっている。</ref>。 |
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タイトルの「XENOGLOSSIA(ゼノグラシア)」は本来「習ったことがないはずの[[言語]]を話す現象」を指す言葉だが、本作品のプロデューサー古里尚丈氏は「[[妖精]]や精霊という意味と、[[神]]や[[宇宙]]の言葉がわかる巫女的存在という意味」と説明している。 | タイトルの「XENOGLOSSIA(ゼノグラシア)」は本来「習ったことがないはずの[[言語]]を話す現象」を指す言葉だが、本作品のプロデューサー古里尚丈氏は「[[妖精]]や精霊という意味と、[[神]]や[[宇宙]]の言葉がわかる巫女的存在という意味」と説明している。 | ||
− | + | 上記の事からわかるように、『XENOGLOSSIA』は「人類とは異なる知性体とのコミュニケーションのありかたを問いかけるSFテーマの強い作品」である。故に、難解な独自用語や概念が飛び交う上に、[[トラウマイベント|人間の心が持つ醜い部分がさらけだされるシリアスで重い展開]]も頻発する。 | |
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=== スーパーロボット大戦への参戦の経緯 === | === スーパーロボット大戦への参戦の経緯 === | ||
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寺田貴信プロデューサーは「アイマス(アイドルマスターの略称)がスパロボに絡むとは思わなかった」「『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』制作のオオチプロデューサーから『XENOGLOSSIA』を出したいと言われて、『何言ってんだ』と思った」「快諾してもらえるとは思わなかった」と発言している。 | 寺田貴信プロデューサーは「アイマス(アイドルマスターの略称)がスパロボに絡むとは思わなかった」「『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』制作のオオチプロデューサーから『XENOGLOSSIA』を出したいと言われて、『何言ってんだ』と思った」「快諾してもらえるとは思わなかった」と発言している。 | ||
− | + | これに対し、原作総合プロデューサーの坂上陽三氏も「『XENOGLOSSIA』を拾ってあげたいと考えていたが、ロボットアニメという事で悩んでいたところにスパロボ参戦の話をもらい、『その手があったか』と思い、快諾した。むしろ、どんどん出してほしい」「アイマスとスパロボは同じ会社(バンダイナムコ)なのに、『XENOGLOSSIA』のスパロボ参戦は思いつかなかった」と発言している。 | |
− | + | ……実のところ、『X-Ω』参戦以前も『XENOGLOSSIA』はスパロボ参戦作品候補に挙げられていたが、寺田プロデューサー曰く「スパロボに出すにしても、本家アイマスがTVアニメ化した後にしたい」という配慮で、スパロボへの参戦を後回しにされていたとの事。 | |
なお、オオチプロデューサーからすれば、'''『XENOGLOSSIA』の参戦は[[無尽合体キサラギ|別の作品]]を参戦させるための布石でもあった'''という衝撃の事実が、その作品の参戦発表と共に明らかになった。 | なお、オオチプロデューサーからすれば、'''『XENOGLOSSIA』の参戦は[[無尽合体キサラギ|別の作品]]を参戦させるための布石でもあった'''という衝撃の事実が、その作品の参戦発表と共に明らかになった。 | ||
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スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。 | スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。 | ||
− | *[[メカ&キャラクターリスト/X-Ω | + | *[[メカ&キャラクターリスト/X-Ω]] |
=== モンデンキント / アイドルマスター課 === | === モンデンキント / アイドルマスター課 === | ||
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:[[主人公]]。インベルのアイドルマスター。 | :[[主人公]]。インベルのアイドルマスター。 | ||
;[[萩原雪歩]] | ;[[萩原雪歩]] | ||
− | : | + | :春香と同じアイドルマスター候補生。適正不十分だったためオペレーターとなるが、ある日を境に千早を崇拝し、トゥリアビータに寝返ってしまう。 |
;[[水瀬伊織]] | ;[[水瀬伊織]] | ||
:アイドルマスター。ネーブラのアイドルマスターの座を真と競い合った末に譲るが、後に真を追い越して再びネーブラのアイドルマスターとなる。 | :アイドルマスター。ネーブラのアイドルマスターの座を真と競い合った末に譲るが、後に真を追い越して再びネーブラのアイドルマスターとなる。 | ||
;菊地真 | ;菊地真 | ||
− | : | + | :ネーブラのアイドルマスター。 |
;双海亜美 | ;双海亜美 | ||
:TVなどで活躍している人気アイドル。元はテンペスタースのアイドルマスターであったが、双子の妹・真美とテンペスタースが行方不明になった事が切っ掛けでモンデンキントを離れる。 | :TVなどで活躍している人気アイドル。元はテンペスタースのアイドルマスターであったが、双子の妹・真美とテンペスタースが行方不明になった事が切っ掛けでモンデンキントを離れる。 | ||
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:アイドルマスター課の管制官(リーダー)。 | :アイドルマスター課の管制官(リーダー)。 | ||
;大道楢馬 | ;大道楢馬 | ||
− | : | + | :アイドルマスター課の管制官(データ解析担当)。 |
;鈴木空羽 | ;鈴木空羽 | ||
:アイドルマスター課の管制官(伝達担当)。 | :アイドルマスター課の管制官(伝達担当)。 | ||
− | + | ;秋月律子 | |
− | ; | ||
:インベルの[[科学者・技術者|整備責任者]]。アイドルマスターの住居「十六夜寮」の寮長も務める。 | :インベルの[[科学者・技術者|整備責任者]]。アイドルマスターの住居「十六夜寮」の寮長も務める。 | ||
;源千佳子 | ;源千佳子 | ||
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;安原蛍 | ;安原蛍 | ||
:アイドルマスター課の[[医療・病障害 #医療に関わる人物|医務員]]。 | :アイドルマスター課の[[医療・病障害 #医療に関わる人物|医務員]]。 | ||
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=== トゥリアビータ === | === トゥリアビータ === | ||
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;リファ | ;リファ | ||
:千早と行動を共にする謎の少女。<!-- エピメテウス・ワンのアイドルマスター。 --> | :千早と行動を共にする謎の少女。<!-- エピメテウス・ワンのアイドルマスター。 --> | ||
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=== その他 === | === その他 === | ||
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スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。 | スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。 | ||
− | *[[メカ&キャラクターリスト/X-Ω | + | *[[メカ&キャラクターリスト/X-Ω]] |
=== プロメテウスシリーズ === | === プロメテウスシリーズ === | ||
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:プロメテウスシリーズ1体目のiDOL。本編から16年前に起きた「夜明けの紫月事件」以来、活動を停止していたモンデンキント所属のiDOL。 | :プロメテウスシリーズ1体目のiDOL。本編から16年前に起きた「夜明けの紫月事件」以来、活動を停止していたモンデンキント所属のiDOL。 | ||
;[[ネーブラ]] | ;[[ネーブラ]] | ||
− | : | + | :プロメテウスシリーズ2体目のiDOL。本編開始時に唯一稼働していたモンデンキント所属のiDOL。現在のアイドルマスターは伊織と真(任務によって、どちらかが操縦を担当する)。 |
;[[ヌービアム]] | ;[[ヌービアム]] | ||
− | : | + | :プロメテウスシリーズ3体目のiDOL。本編から16年前に強奪され、トゥリアビータの所属となっているiDOL。アイドルマスターは千早。 |
;テンペスタース | ;テンペスタース | ||
:プロメテウスシリーズ4体目のiDOL。本編から7年前に、本機体のアイドルマスターである真美と共に行方不明となっている。 | :プロメテウスシリーズ4体目のiDOL。本編から7年前に、本機体のアイドルマスターである真美と共に行方不明となっている。 | ||
;ヒエムス | ;ヒエムス | ||
− | :プロメテウスシリーズ5体目のiDOL。第11話「ニヴルヘイム」にて、[[ヨーロッパ|北欧]] | + | :プロメテウスシリーズ5体目のiDOL。第11話「ニヴルヘイム」にて、[[ヨーロッパ|北欧]]アイスランドに所在するグリムス山のマグマ溜まりで眠っているコアが発見される。唯一戦闘用として開発されたiDOL。 |
=== エピメテウスシリーズ === | === エピメテウスシリーズ === | ||
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;モンデンキント | ;モンデンキント | ||
:[[国連]]によって設立された、ロスト・アルテミス災害からの復興を目的とした国際組織。組織名は、[[ドイツ語]]で「月の子」の意。 | :[[国連]]によって設立された、ロスト・アルテミス災害からの復興を目的とした国際組織。組織名は、[[ドイツ語]]で「月の子」の意。 | ||
− | :主に地球に落下するドロップの除去やコンペイトウの軌道予測、被災地の復興事業などを行う。半官半民の[[企業|多国籍企業体]] | + | :主に地球に落下するドロップの除去やコンペイトウの軌道予測、被災地の復興事業などを行う。半官半民の[[企業|多国籍企業体]]で、世界各地に7つの部門がある。 |
:[[日本]]以外の支部では基本的に[[核ミサイル|核兵器]]を用いてドロップ除去が行われているが、日本には非核三原則があるためiDOLによる破砕作業が行われている。 | :[[日本]]以外の支部では基本的に[[核ミサイル|核兵器]]を用いてドロップ除去が行われているが、日本には非核三原則があるためiDOLによる破砕作業が行われている。 | ||
− | + | :春香達が所属するのは、モンデンキントJPの一部門である「特殊隕石対策実行係」アイドルマスター課。 | |
− | : | ||
− | |||
:なお、iDOLの存在は広く世間一般に知られているが、それを運用するアイドルマスター課の存在は秘匿されている。そのため、表向きは普通の学校である「玉兎高等学校」の地下に基地を持ち、所属スタッフも学校の関係者という扱いになっている。 | :なお、iDOLの存在は広く世間一般に知られているが、それを運用するアイドルマスター課の存在は秘匿されている。そのため、表向きは普通の学校である「玉兎高等学校」の地下に基地を持ち、所属スタッフも学校の関係者という扱いになっている。 | ||
;トゥリアビータ | ;トゥリアビータ | ||
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;ドロップ | ;ドロップ | ||
:コンペイトウから外れ、地球へ降り注ぐ隕石。大きさによって8段階の区分<ref>危険度の低いものから順に、ミルク・ミント・メロン・レモン・ピーチ・オレンジ・チェリー・ストロベリーと呼称される。</ref>がなされており、地表へ被害を及ぼす恐れがあるものには破壊等の対処がなされる。 | :コンペイトウから外れ、地球へ降り注ぐ隕石。大きさによって8段階の区分<ref>危険度の低いものから順に、ミルク・ミント・メロン・レモン・ピーチ・オレンジ・チェリー・ストロベリーと呼称される。</ref>がなされており、地表へ被害を及ぼす恐れがあるものには破壊等の対処がなされる。 | ||
− | ; | + | ;iDOL(アイドル) |
:復興暦57年に地球へ落下した隕石から発見された膨大なエネルギーを内包する未知のシリコン構造体、およびそれをコアとして開発された「隕石除去人型重機」のこと。 | :復興暦57年に地球へ落下した隕石から発見された膨大なエネルギーを内包する未知のシリコン構造体、およびそれをコアとして開発された「隕石除去人型重機」のこと。 | ||
:iDOLという名は「遺産相続人の永遠の守護者('''i'''mmortal '''D'''efender '''O'''f '''L'''egatee)」の頭文字から取られており、個々の機体名は月の海(月における平原部)の[[地名]]に由来する。 | :iDOLという名は「遺産相続人の永遠の守護者('''i'''mmortal '''D'''efender '''O'''f '''L'''egatee)」の頭文字から取られており、個々の機体名は月の海(月における平原部)の[[地名]]に由来する。 | ||
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:この作業を繰り返しハーモナイズ数値を向上させることで、iDOLの出力容量増大・性能向上を図ることが出来る。 | :この作業を繰り返しハーモナイズ数値を向上させることで、iDOLの出力容量増大・性能向上を図ることが出来る。 | ||
;夜明けの紫月事件(ドーン・オブ・パープルムーン) | ;夜明けの紫月事件(ドーン・オブ・パープルムーン) | ||
− | : | + | :本編から16年前の復興暦91年に起きたiDOL強奪事件。モンデンキントから離反した一派がiDOLの一機であるヌービアムを強奪し、対抗組織トゥリアビータを結成した。 |
− | : | + | :また、この事件においてインベルは幸い強奪を免れたが、春香から直接声を掛けられるまでモンデンキントJP・アイドルマスター課の第7格納庫の内部で引き籠る事となる。 |
− | : | + | :なお、この際の戦闘によって市街地にも被害が及び多数の死者・負傷者が発生するも、表向きは「極小ドロップの落下による被害」として処理された。 |
;アウリン | ;アウリン | ||
:失われた月に替わり、地球圏の重力を安定させている巨大重力源。 | :失われた月に替わり、地球圏の重力を安定させている巨大重力源。 | ||
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:;「微熱S.O.S!!」(第2話~第15話) | :;「微熱S.O.S!!」(第2話~第15話) | ||
::作詞:畑亜貴 / 作曲:黒須克彦 / 編曲:大久保薫 / 歌:橋本みゆき | ::作詞:畑亜貴 / 作曲:黒須克彦 / 編曲:大久保薫 / 歌:橋本みゆき | ||
− | :: | + | ::第26話では挿入歌として使用された。TVサイズバージョンが、天海春香(CV:井口裕香氏)によってカバーされている。 |
::余談だが、上記の曲は『[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE|うますぎWAVE]]』第90回の「[[歌魂歌唱曲一覧 #第51回~第100回|歌魂のコーナー]]」でも歌われており、遠藤正明氏の熱唱によって「もはや、微熱じゃなくて『'''灼熱S.O.S!!'''』である」とリスナーから評されている。 | ::余談だが、上記の曲は『[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE|うますぎWAVE]]』第90回の「[[歌魂歌唱曲一覧 #第51回~第100回|歌魂のコーナー]]」でも歌われており、遠藤正明氏の熱唱によって「もはや、微熱じゃなくて『'''灼熱S.O.S!!'''』である」とリスナーから評されている。 | ||
::『X-Ω』では復刻参戦に合わせて採用。ボーカル付きの原曲となっている。 | ::『X-Ω』では復刻参戦に合わせて採用。ボーカル付きの原曲となっている。 | ||
190行目: | 150行目: | ||
:;「悠久の旅人〜Dear Boy」(第1話~第25話) | :;「悠久の旅人〜Dear Boy」(第1話~第25話) | ||
::作詞:こだまさおり / 作曲・編曲:前澤寛之 / 歌:Snow* | ::作詞:こだまさおり / 作曲・編曲:前澤寛之 / 歌:Snow* | ||
− | :: | + | ::TVサイズバージョンが、天海春香(CV:井口裕香氏)によってカバーされている。 |
− | :: | + | ::余談だが、上記の曲のCDジャケットおよびED映像は「両腕で膝を抱えている一糸まとわぬ姿の[[天海春香]]」という、多少気まずい思いをしかねないものになっている。 |
: | : | ||
;キャラクターソング | ;キャラクターソング | ||
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:スパロボ参戦済み作品では以下のものがカバーされている。一度聴いてみるのも良いだろう。 | :スパロボ参戦済み作品では以下のものがカバーされている。一度聴いてみるのも良いだろう。 | ||
:;「ドリーム・シフト」([[絶対無敵ライジンオー]]) | :;「ドリーム・シフト」([[絶対無敵ライジンオー]]) | ||
− | :: | + | ::歌:天海春香(CV:井口裕香) |
:;「炎のさだめ」([[装甲騎兵ボトムズ]]) | :;「炎のさだめ」([[装甲騎兵ボトムズ]]) | ||
− | :: | + | ::歌:菊地真(CV:喜多村英梨) |
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:;「ダンバインとぶ」([[聖戦士ダンバイン]]) | :;「ダンバインとぶ」([[聖戦士ダンバイン]]) | ||
− | :: | + | ::歌:如月千早(CV:清水香里) |
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:;「アイアンリーガー~限りなき使命~」([[疾風!アイアンリーガー]]) | :;「アイアンリーガー~限りなき使命~」([[疾風!アイアンリーガー]]) | ||
− | :: | + | ::歌:水瀬伊織(CV:田村ゆかり) |
:;「メロスのように-LONELY WAY-」([[蒼き流星SPTレイズナー]])<ref>ちなみに、隠しトラックに『[[蒼き流星SPTレイズナー|レイズナー]]』OP風の本編予告入りVer.が収録されている。</ref> | :;「メロスのように-LONELY WAY-」([[蒼き流星SPTレイズナー]])<ref>ちなみに、隠しトラックに『[[蒼き流星SPTレイズナー|レイズナー]]』OP風の本編予告入りVer.が収録されている。</ref> | ||
− | :: | + | ::歌:萩原雪歩(CV:堀江由衣) |
:;「疾風ザブングル」([[戦闘メカ ザブングル]]) | :;「疾風ザブングル」([[戦闘メカ ザブングル]]) | ||
− | :: | + | ::歌:双海真美(CV:斎藤桃子) |
:;「エルガイム-Time for L.GAIM-」([[重戦機エルガイム]]) | :;「エルガイム-Time for L.GAIM-」([[重戦機エルガイム]]) | ||
− | :: | + | ::歌:三浦あずさ(CV:櫻井智) |
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− | == | + | == 登場作品と扱われ方 == |
=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]] | ;[[スーパーロボット大戦X-Ω]] | ||
− | : | + | :初参戦作品。2015年12月開催のイベント「ロボットとアイドル」限定の参戦となる。[[天海春香|春香]]と[[高槻やよい|やよい]]がアイドルの仕事として、ロボットのパイロットたちにインタビューを行っていくという内容。 |
+ | :これまでのイベントはクロスオーバーが全く無い、あるいは申し訳程度に他作品と関連がある程度だったが、同イベント以降は他作品のキャラクター同士が積極的に絡んでいくようになった。 | ||
:なお、このようなイベントは冒頭で[[ナイアーラ|謎の人物]]によって「『X-Ω』本編とは無関係の[[平行世界]]である」事が明言されているが、なぜか同イベントのみそれが無い(理由は不明)。 | :なお、このようなイベントは冒頭で[[ナイアーラ|謎の人物]]によって「『X-Ω』本編とは無関係の[[平行世界]]である」事が明言されているが、なぜか同イベントのみそれが無い(理由は不明)。 | ||
− | : | + | :2017年9月には復刻参戦。『[[無尽合体キサラギ|キサラギ]]』『[[アイドルマスター シンデレラガールズ|鋼鉄公演]]』と共演することとなった。ゼノグラシアと本家シリーズのキャラクターが公式で共演するのは本作が初。 |
== 各話リスト == | == 各話リスト == | ||
228行目: | 183行目: | ||
!話数!!サブタイトル!!登場メカ!!備考!!再現スパロボ | !話数!!サブタイトル!!登場メカ!!備考!!再現スパロボ | ||
|- | |- | ||
− | |1||上京ペンギン|| | + | |1||上京ペンギン|| || || |
|- | |- | ||
|2||アイドルのマスター|| || || | |2||アイドルのマスター|| || || | ||
248行目: | 203行目: | ||
|10||不協和音【雑音】|| || || | |10||不協和音【雑音】|| || || | ||
|- | |- | ||
− | |11||ニヴルヘイム|| | + | |11||ニヴルヘイム|| || || |
|- | |- | ||
|12||ムスペルヘイム|| || || | |12||ムスペルヘイム|| || || | ||
262行目: | 217行目: | ||
|17||迷子の兎|| || || | |17||迷子の兎|| || || | ||
|- | |- | ||
− | |18||夜|| | + | |18||夜|| || || |
|- | |- | ||
− | |19||サヨナラ|| | + | |19||サヨナラ|| || || |
|- | |- | ||
|20||かえりみち|| || || | |20||かえりみち|| || || | ||
272行目: | 227行目: | ||
|22||鍵とバット|| || || | |22||鍵とバット|| || || | ||
|- | |- | ||
− | |23||RUN!|| | + | |23||RUN!|| || || |
|- | |- | ||
|24||復興暦百八年|| || || | |24||復興暦百八年|| || || | ||
280行目: | 235行目: | ||
|26||月とペンギン|| || || | |26||月とペンギン|| || || | ||
|} | |} | ||
+ | |||
+ | == スタッフ == | ||
+ | ;企画・制作 | ||
+ | :サンライズ | ||
+ | ;原案 | ||
+ | :バンダイナムコゲームス『THE IDOLM@STER』より | ||
+ | ;原作 | ||
+ | :矢立肇 | ||
+ | ;監督 | ||
+ | :長井龍雪 | ||
+ | ;シリーズ構成 | ||
+ | :花田十輝 | ||
+ | ;キャラクターデザイン | ||
+ | :竹内浩志 | ||
+ | ;メカニックデザイン(iDOL) | ||
+ | :阿久津潤一 | ||
+ | ;ゲストメカニックデザイン | ||
+ | :大河広行 | ||
+ | ;音楽 | ||
+ | :斉藤恒芳 | ||
+ | |||
+ | === 制作経緯 === | ||
+ | 企画そのものは2005年の時点で決定していた(そのため、それ以後に発売された[[Xbox360]]版に登場する星井美希などのキャラクターは登場しない)。 | ||
+ | |||
+ | 『[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE|うますぎWAVE]]』第467回にて原作総合プロデューサーの坂上陽三氏は、「アニメ製作の話はアーケード版が正式稼動する以前より始まっていて、当時はバンダイとナムコが経営統合した時期でもあり両者のコラボ的な作品を作ろうという話が持ち上がっていた。その結果、(ナムコの)『アイドルマスター』という言葉をキーワードに<ref>当時は『アイドルマスター』という言葉をキーワードに他の色々な展開も行う予定だったが、結果として『XENOGLOSSIA』のみが残った。</ref>、サンライズ・バンダイビジュアルでロボットアニメを作ろう、といった経緯でこの作品が製作された」と語っている。 | ||
+ | |||
+ | サンライズの古里尚丈プロデューサーは、『THE IDOLM@STER』のアニメ化企画を持ち込まれた際にロボットアニメになった理由として「『原作の魅力には勝てない、同じ土俵には立てない』から、『ゲームのキャラで舞-HIME(まいひめ)<ref>『XENOGLOSSIA』以前に展開されたサンライズのメディアミックスプロジェクト。別の作品に登場したキャラクターをまた別の作品に登場させつつも、設定を変更するという手法を取っている。</ref>を作ってくれという依頼』だと好意的に解釈した」と述べている<ref>アニメ雑誌『アニメージュ』2007年2月号より。</ref>。 | ||
+ | |||
+ | また古里プロデューサーは公式ラジオで「サンライズにとっての『アイドル』とは何だろうと考えた結果、『ロボット』に行き着いた」「自分たち(サンライズ)が得意なロボット物の要素を加えることで、ゲームとはまた違う世界が広がると考えた」とも述べている<ref>なお、この時期を境としてサンライズは今まで手掛けなかった多様なジャンルの作品にも携わるようになった。その後、サンライズは『XENOGLOSSIA』の制作で得られた教訓等を踏まえて、『ラブライブ!』や『アイカツ!』といったメディアミックス系アイドルコンテンツのアニメ化をロボット等を無理に出さずに成功させている。特に、TVアニメ版『ラブライブ!』は『XENOGLOSSIA』の制作チーム(第8スタジオ)によるもので、シリーズ構成も花田十輝氏で共通している。</ref>。 | ||
== 余談 == | == 余談 == | ||
*原案のゲームとは異なる設定のロボットアニメとして制作された『アイドルマスター XENOGLOSSIA』であったが、原案シリーズ中においても、ロボットが登場する『'''[[無尽合体キサラギ]]'''』『'''[[アイドルマスター シンデレラガールズ|鋼鉄公演 きらりんロボ]]'''』が製作されている(あくまで劇中劇の延長ではあるが)。 | *原案のゲームとは異なる設定のロボットアニメとして制作された『アイドルマスター XENOGLOSSIA』であったが、原案シリーズ中においても、ロボットが登場する『'''[[無尽合体キサラギ]]'''』『'''[[アイドルマスター シンデレラガールズ|鋼鉄公演 きらりんロボ]]'''』が製作されている(あくまで劇中劇の延長ではあるが)。 | ||
− | *『アイドルマスター XENOGLOSSIA』は『'''ゼノグラシア'''』と[[略語|略称]]されたり、あるいは『THE IDOLM@STER』の公式略称である『アイマス(IM@S)』にちなんで『'''ゼノマス'''』という[[俗語・俗称|俗称]] | + | *『アイドルマスター XENOGLOSSIA』は『'''ゼノグラシア'''』と[[略語|略称]]されたり、あるいは『THE IDOLM@STER』の公式略称である『アイマス(IM@S)』にちなんで『'''ゼノマス'''』という[[俗語・俗称|俗称]]で呼ばれる場合もある。また、2011年に原作ゲームを元にした本家のTVアニメ版『THE IDOLM@STER』が制作・放送される前までは『'''アニマス'''』(アニメのアイマス)とも呼ばれていた。本家のアニメ放送後はアニマスはそちら側の略称として使われている。 |
**なお、本作に登場するキャラクターは、本家の『THE IDOLM@STER』における同名のキャラクターと区別する意味で、「'''ゼノ~'''」という接頭語を付けて呼ばれる事が多い(一例を挙げれば、『アイドルマスター XENOGLOSSIA』における[[天海春香]]を「ゼノ春香」と呼称する等)。 | **なお、本作に登場するキャラクターは、本家の『THE IDOLM@STER』における同名のキャラクターと区別する意味で、「'''ゼノ~'''」という接頭語を付けて呼ばれる事が多い(一例を挙げれば、『アイドルマスター XENOGLOSSIA』における[[天海春香]]を「ゼノ春香」と呼称する等)。 | ||
*『アイドルマスター XENOGLOSSIA』の第1話が放送された(2007年)4月3日は、本作品の[[主人公]]である天海春香の[[スーパーロボット大戦参戦キャラクターの誕生日|誕生日]]である。 | *『アイドルマスター XENOGLOSSIA』の第1話が放送された(2007年)4月3日は、本作品の[[主人公]]である天海春香の[[スーパーロボット大戦参戦キャラクターの誕生日|誕生日]]である。 | ||
− | * | + | *原作とは全く別路線になってしまった本作は、ファンの間で賛否両論が激しく、本作の放映から8年経過した2015年現在でも論争が続いている。また、原作サイドも公式サイトやイベントで本作の存在に言及しないため、一時は「ゼノグラシアはアイマス原作サイドからも[[黒歴史]]扱いされている」という通説があった。 |
− | **しかし、『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]] | + | **しかし、『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』への参戦に当たり、原作総合プロデューサーの坂上陽三氏が公式ブログにて「10周年にあたってどこかでゼノグラシアにスポットを当てたいと思っていた」「スーパーロボット大戦への参戦が非常に嬉しい」と述べており、この通説は否定されている。 |
− | + | ||
− | |||
− | |||
− | |||
== 脚注 == | == 脚注 == | ||
<references /> | <references /> | ||
304行目: | 285行目: | ||
=== 音楽 === | === 音楽 === | ||
<amazon>B000ZZFZ7S</amazon><amazon>B000PMGTYE</amazon><amazon>B000SKNQSA</amazon><amazon>B000SKNQRG</amazon><amazon>B000UAL9NM</amazon> | <amazon>B000ZZFZ7S</amazon><amazon>B000PMGTYE</amazon><amazon>B000SKNQSA</amazon><amazon>B000SKNQRG</amazon><amazon>B000UAL9NM</amazon> | ||
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