ピンポイントバリアとは、『[[マクロスシリーズ]]』の設定。
概要
[[マクロス]]が持っている[[バリア]]。艦全体に働くバリアではないが、専門のオペレーターが発生箇所を移動させて要所要所をピンポイントで守れる事からこの名前がついた。
元々はOTM(マクロス世界における[[EOT]]の呼称)であったが、後に発生機構が解明されて[[マクロス]]級二番艦[[メガロード]]などに搭載された。
また、同時に小型化の技術開発も進み、スーパーノヴァ計画([[マクロスプラス]])では次期全領域可変戦闘機([[AVF]])として開発された[[YF-19]]と[[YF-21]]の両方に小型化されたピンポイントバリアシステムが組み込まれている。ただし、出力の都合上バトロイド時しか動作させる事が出来ない<ref>マクロスFの小説版では「VF-19ではエンジン出力の70%以上をPPBに回さないといけないため、着地出来るバトロイド以外では使用できない」というニュアンスの記述がある</ref>。
新型のステージ2熱核反応タービンを4機掛けする事により有り余る過剰出力を手にした[[VF-27 ルシファー]]や[[YF-29 デュランダル]]では全形態でのピンポイントバリア展開が可能になっている。
なお、マクロス強攻型はピンポイントバリアを武装にも応用しており、これをアームド艦に発生させての打撃攻撃が「ダイダロスアタック(アームドアタック)」である。[[YF-19]]や[[YF-21]]以降のバルキリー系統の機体も同様に武装転用できるようになっており、拳にバリアを発生させることでマニピュレータの耐久性を上昇させたり、ナイフにバリアを乗せて攻撃力を高めることが可能になっている。
搭載機体一覧
;[[マクロス]] / [[マクロス (強攻型)]]
:
;[[メガロード]]
:
;[[YF-19]]
:
;[[YF-21]]
:
;[[VF-11 サンダーボルト]]
:搭載していないバージョンが多いが、[[VF-11MAXL改]]は起動可能。
;[[バトル7]] / [[バトル7 (強攻型)]]
:
;[[VF-19 エクスカリバー]]
:
;[[VF-22S シュツルムボーゲルII]]
:
;[[VF-25 メサイア]]
:
;[[VF-27 ルシファー]]
:
;[[VF-171 ナイトメアプラス]]
:
;[[YF-29 デュランダル]]
:
;[[マクロス・クォーター]]
:
;[[YF-25 プロフェシー]]
:
;[[YF-30 クロノス]]
:
;[[VF-31 ジークフリード]]
:
スパロボにおける扱い
SRWでは[[バリア]]系の特殊能力として再現。いずれも原作同様にバトロイドやガウォークでしか起動しない。
『第3次α』では他のバリアと同じく効果が小さくなったが、代わりにダメージ軽減タイプになっている為、一概に悪くなったとも言えない。[[底力]]を発動させるのに有効。ただし、元々がリアル系なので、それが活きる機会は少ない。
2024年現在、[[強化パーツ]]として自由に後付けできるのは『α』のみ。
ルシファーとデュランダルは他モードでも起動可能な設定が反映されていない。また、[[VF-11MAXL改]]も起動できるはずだが再現されたことがない。
登場作品と効果
{| class="wikitable"
|-
! 作品 !! 効果 !! EN消費 !! 気力条件
|-
! [[スーパーロボット大戦α|α]]・[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]
| 1800まで無効 ||rowspan="2"| 5 || rowspan="3" | 110
|-
! [[スーパーロボット大戦D|D]]
| 1500まで無効
|-
! [[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]
| rowspan="4" |1000まで軽減 || rowspan="2" | 10
|-
! [[スーパーロボット大戦L|L]]
| rowspan="3" |なし
|-
! [[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]
| rowspan="2" | 5
|-
! [[スーパーロボット大戦UX|UX]]
|-
|}
脚注
<references />
{{マクロスシリーズ}}
{{DEFAULTSORT:ひんほいんとはりあ}}
[[Category:バリア]]
[[Category:特殊能力]]
[[Category:強化パーツ]]
[[Category:マクロスシリーズ]]