「ギアス」を編集中
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− | + | ギアス(Geass)とは、『[[コードギアスシリーズ]]』に登場する特殊能力。 | |
== 概要 == | == 概要 == | ||
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発動時には、左目の瞳に赤い鳥が羽ばたく様なコードの文様が浮き上がり、使い手によってその内容が違う。その効果は、他者の心を操ったり、生命の活動時間を停止させたりと、非常に絶大であり、能力やその使い方によっては、危機的状況を一気に覆させる事も可能となる。 | 発動時には、左目の瞳に赤い鳥が羽ばたく様なコードの文様が浮き上がり、使い手によってその内容が違う。その効果は、他者の心を操ったり、生命の活動時間を停止させたりと、非常に絶大であり、能力やその使い方によっては、危機的状況を一気に覆させる事も可能となる。 | ||
− | + | その特性上、ギアス発現の「資質」は、「世界に対する強い願望、もしくは欲望」であり、本質はギアス能力者の持つ無意識下の願望や意思がコードによって形となったもの。その為、[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]や[[マオ]]の様に、抑圧された環境で生きてきた人間の方が、ギアスを発動させる際に高い効果を発揮させられることが出来る。更に大きな特徴として、'''個々の持つ能力自体に使用者に対してある種の皮肉が込められている'''という特徴がある。例をあげれば、ルルーシュの場合だと絶対遵守=思い通りを嫌いながら他者に強制する、や[[シャルル・ジ・ブリタニア|シャルル]]の場合だと何よりも嘘を嫌いながら嘘を植え付けるといった使用者に対する痛烈な皮肉が込められている。 | |
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− | その特性上、ギアス発現の「資質」は、「世界に対する強い願望、もしくは欲望」であり、本質はギアス能力者の持つ無意識下の願望や意思がコードによって形となったもの。その為、[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]や[[マオ]]の様に、抑圧された環境で生きてきた人間の方が、ギアスを発動させる際に高い効果を発揮させられることが出来る。更に大きな特徴として、'''個々の持つ能力自体に使用者に対してある種の皮肉が込められている''' | ||
ただし、誰もがギアスの力を自由自在に操れる訳ではないらしく、ギアスを発動させたり、対象の人物にかける条件には、色々と個人差がある。例えば、ルルーシュの「'''絶対遵守の力'''」は、「相手の自分に対する感情を無視して与えた命令を忠実に実行させるが、一人につき一回しか命令出来ない」という絶対条件がある(ただし、[[ジェレミア・ゴットバルト|ジェレミア]]のギアスキャンセラーで無効化させた後ならば、再度の命令が実行可能)。 | ただし、誰もがギアスの力を自由自在に操れる訳ではないらしく、ギアスを発動させたり、対象の人物にかける条件には、色々と個人差がある。例えば、ルルーシュの「'''絶対遵守の力'''」は、「相手の自分に対する感情を無視して与えた命令を忠実に実行させるが、一人につき一回しか命令出来ない」という絶対条件がある(ただし、[[ジェレミア・ゴットバルト|ジェレミア]]のギアスキャンセラーで無効化させた後ならば、再度の命令が実行可能)。 | ||
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[[漫画]]『コードギアス ナイトメア・オブ・ナナリー』ではギアス所有者を「ギアス・ユーザー」と呼称しており、本作に倣って所持者を「ユーザー」と[[俗語・俗称|呼称]]するファンも多い。ただし、当作品ではギアスの定義がアニメ版と異なる傾向にある。 | [[漫画]]『コードギアス ナイトメア・オブ・ナナリー』ではギアス所有者を「ギアス・ユーザー」と呼称しており、本作に倣って所持者を「ユーザー」と[[俗語・俗称|呼称]]するファンも多い。ただし、当作品ではギアスの定義がアニメ版と異なる傾向にある。 | ||
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=== コード === | === コード === | ||
− | 劇中では[[C.C.]]と[[V.V.]] | + | 劇中では[[C.C.]]と[[V.V.]]が持っていた力。これを持つ者と契約することでギアスを得られる。 |
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− | これを持つ者は基本的に[[不老不死]] | + | これを持つ者は基本的に[[不老不死]]であり、またギアスの影響も一切受けない(なお、「不死」に関しては完全ではなく、肉体が完全に消滅すれば死亡する)。ただし、この不老不死を解除する方法も基本的になく、一定以上のギアス能力保持者がコードを継承することで不老不死の呪縛を逃れることが出来る。またこれは、対象者にコードユーザーが押し付けることも、逆にギアスユーザーの方から奪い取ることも可能。ただしその代わり、継承者が持っていたギアス能力は失われる。 |
− | + | ギアスユーザーはギアス能力を実行すると左目にコードの紋章が浮き上がるが、何度もギアスを使用すると効力が高まっていき、次第にギアスのオフが出来なくなる。最終的に左目だけでなく両目にギアスの紋章が浮かび上がるようになり、このレベルに至るとコード継承の権利を得ることになる。 | |
− | + | これらの事項から、本編終了後も「『[[コードギアス 反逆のルルーシュR2|R2]]』最終話で[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]に討たれたはずの[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]は、実は生存しているのではないか」との推測が建てられている。実際、V.V.に関してはコードを得た経緯がまるで不明のため、「発現」したのではないか→ならばルルーシュにも同様の事態が起きているのではないか、との理論によるものだが、真相は今もって不明である(この事実が正しいとしても、コードユーザーはギアスを使えないため、[[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル]]を降すまでは持っていなかったはずである)。 | |
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− | + | コードユーザーには体のどこかに紋章が浮かび、基本的にそれは額だが、[[シャルル・ジ・ブリタニア|シャルル]]は右の掌にある。 | |
− | + | また、古代においてコードユーザー(つまりはギアスユーザー)を生み出してきた「王の一族」が存在し、ギアスが「王の力」と呼ばれるのはこれが理由。実は枢木一族がこれに連なっているのだが本家が絶えており、[[枢木スザク|スザク]]の世代では「王の一族」の分家である「守護者の一族」に連なっている。 | |
== 関連する人物 == | == 関連する人物 == | ||
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;[[ルルーシュ・ランペルージ]] | ;[[ルルーシュ・ランペルージ]] | ||
:絶対遵守。'''「思い通りにならない世界を思い通りにしたい」'''という願望が根源。眼を合わせた者に口にした命令を実行させ、相手の生存本能を無視して自殺を強制させる事まで可能。ただし、命令できるのは一人につき一回だけ。 | :絶対遵守。'''「思い通りにならない世界を思い通りにしたい」'''という願望が根源。眼を合わせた者に口にした命令を実行させ、相手の生存本能を無視して自殺を強制させる事まで可能。ただし、命令できるのは一人につき一回だけ。 | ||
− | : | + | :また、対象にとって実行不可能な命令をした場合(知らない情報を喋らせる、致命傷を負った人物に「死ぬな」と命じるなど)には効果はない。一方で、一度ギアスが掛かったら効果はほぼ永続的に続き(少なくとも物語終了までに時間経過で解けた人物はいない)、効果は絶対に発生する(ギアスを掛けられた対象にとって耐えがたい内容の命令をした場合は、数秒ほど対象が抵抗する描写はあるが)など効果は強力。なお、ルルーシュはR因子の適正が高い為か、有効射程は270mと結構長い。 |
− | : | + | :どうやら、ルルーシュのギアスは眼を媒介とした光情報であるらしく、鏡を利用して自分自身にギアスをかけることも可能である。なお、ユーフェミアに日本人虐殺命令を出してしまったギアス暴走以降は、ギアスのオフが出来なくなった。 |
:『R2』においては、シャルルに記憶を封じられた事でギアス能力も封じられていたが、C.C.の手で記憶の修復が行われた事で、元の状態に戻っている。また、その時にC.C.が製作した特殊なコンタクトレンズを使用することにより、強引にオンオフを切り替えることが可能となっている(ただし劇中ではいずれはそれすらも無効化してしまうほど効力が大きくなる事が示唆されている)。 | :『R2』においては、シャルルに記憶を封じられた事でギアス能力も封じられていたが、C.C.の手で記憶の修復が行われた事で、元の状態に戻っている。また、その時にC.C.が製作した特殊なコンタクトレンズを使用することにより、強引にオンオフを切り替えることが可能となっている(ただし劇中ではいずれはそれすらも無効化してしまうほど効力が大きくなる事が示唆されている)。 | ||
:ルルーシュの絶対遵守のギアスは'''「自身は強制を嫌うが、他者には強制する」'''という自分勝手とも言える矛盾を孕んでいる。なお、これに関して、ルルーシュは[[枢木スザク|スザク]]に「自分の力だけでは叶わないことを誰かに求める『願い』とは、ギアスに似ていないか?」という趣旨の発言をしている。 | :ルルーシュの絶対遵守のギアスは'''「自身は強制を嫌うが、他者には強制する」'''という自分勝手とも言える矛盾を孕んでいる。なお、これに関して、ルルーシュは[[枢木スザク|スザク]]に「自分の力だけでは叶わないことを誰かに求める『願い』とは、ギアスに似ていないか?」という趣旨の発言をしている。 | ||
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;[[マオ]] | ;[[マオ]] | ||
− | :[[読心 | + | :[[読心]]。周囲の人物の思考を読むことができる。'''「人の心を知りたい」'''という願望が根源。有効範囲は500mほど。ただし、[[コンピュータゲーム|ゲームソフト]]『コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS』では、「[[主人公]]・ライの[[記憶喪失|ロストした記憶]]の部分までは読めない」とのこと。 |
:物語中ではすでに両目にコードの紋章が浮かんでいる上に暴走が始まっており、任意にシャットアウトすることは不可能で、本人の意思とは無関係に周囲の意思が頭の中に流れ込んでしまう為、常に精神的な苦痛を強いられる事になる。結果的にマオは'''「知ることはできたが、知らずにいられなくなってしまった」'''ことで精神を病んでしまった。 | :物語中ではすでに両目にコードの紋章が浮かんでいる上に暴走が始まっており、任意にシャットアウトすることは不可能で、本人の意思とは無関係に周囲の意思が頭の中に流れ込んでしまう為、常に精神的な苦痛を強いられる事になる。結果的にマオは'''「知ることはできたが、知らずにいられなくなってしまった」'''ことで精神を病んでしまった。 | ||
;[[シャルル・ジ・ブリタニア]] | ;[[シャルル・ジ・ブリタニア]] | ||
− | : | + | :記憶操作。発動時は両目にコードの紋章が浮かび、眼を合わせた者の記憶を改竄する。'''「過去を、歴史を変えたい」'''という願望が根源。[[ブラックリベリオン]]後、スザクに捕らえられたルルーシュに使用し、自分がゼロであった事を忘れ去られてしまう。また、劇中の描写などから[[アッシュフォード学園]]の生徒会メンバーにも使用したと思われる。 |
:'''「自分は嘘を嫌いながらも、他者に嘘を植え付ける」'''皮肉な能力。後に[[V.V.]]のコードを奪った事でこの能力は失われ、シャルルは[[不老不死]]となった。 | :'''「自分は嘘を嫌いながらも、他者に嘘を植え付ける」'''皮肉な能力。後に[[V.V.]]のコードを奪った事でこの能力は失われ、シャルルは[[不老不死]]となった。 | ||
:なお、ギアスを掛けられた人物に強い意志がある場合、記憶操作が解除されることもある。 | :なお、ギアスを掛けられた人物に強い意志がある場合、記憶操作が解除されることもある。 | ||
;[[ロロ・ランペルージ]] | ;[[ロロ・ランペルージ]] | ||
− | :絶対停止。ロロを中心とした範囲内の対象の体感時間(思考)を停止させる。 | + | :絶対停止。ロロを中心とした範囲内の対象の体感時間(思考)を停止させる。'''「今のままでありたい」'''という願望が根源。生物のみが対象である(当然、無機物には無効)他、使用中はロロ自身の心臓も停止してしまい、連続で使用すると身体そのものに急激な負担が掛かる。 |
− | :'''「周りは今のままでありながらも、自分だけは今のままではいられない能力」''' | + | :'''「周りは今のままでありながらも、自分だけは今のままではいられない能力」'''。ギアスを掛けられた方からは「ロロが瞬間移動した」ように見える。 |
;[[ビスマルク・ヴァルトシュタイン]] | ;[[ビスマルク・ヴァルトシュタイン]] | ||
− | : | + | :未来予測。極近未来を読む。しかし、この能力は'''極々近い未来しか見えておらず、'''実際ビスマルクは、'''「その直後に自分が死ぬ」という未来が見えなかった。''' |
;[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア]] | ;[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア]] | ||
:精神憑依。自分の精神を他者の精神に寄生させ、渡り歩く。マリアンヌはギアスの資質は非常に低く、C.C.によると自らの命と引き換えにしてやっと発動できる能力であったらしく、V.V.に致命傷を負わされた際に発現している。 | :精神憑依。自分の精神を他者の精神に寄生させ、渡り歩く。マリアンヌはギアスの資質は非常に低く、C.C.によると自らの命と引き換えにしてやっと発動できる能力であったらしく、V.V.に致命傷を負わされた際に発現している。 | ||
:根源となった願望は恐らく'''「どんな事をしてでも生き延びたい」'''であると思われる。自分のためなら他者の倫理を踏みにじる使用者の狡猾さと残忍さがあり、何よりも生きることに執着しながらも'''「本来あるべき自らの肉体へ還ることは出来ない」'''。 | :根源となった願望は恐らく'''「どんな事をしてでも生き延びたい」'''であると思われる。自分のためなら他者の倫理を踏みにじる使用者の狡猾さと残忍さがあり、何よりも生きることに執着しながらも'''「本来あるべき自らの肉体へ還ることは出来ない」'''。 | ||
;[[ジェレミア・ゴットバルト]] | ;[[ジェレミア・ゴットバルト]] | ||
− | :'''「ギアスキャンセラー」''' | + | :'''「ギアスキャンセラー」'''という通称で呼ばれており、ジェレミアを中心とした範囲内の全てのギアスの効果を無効化にしてしまう特異的なギアス。効果が継続するものも即座に解除する。ルルーシュの力が増大していったギアスと同様、常時発動した状態となっており、ジェレミア自身の意思で任意にオンオフを切り替える事が出来無い為、普段は左目を機械の仮面で隠している。ジェレミア自身がギアスの対象となった場合は即座に仮面が展開して、その効果を打ち消す。その効果や、ジェレミアが純血派時代にギアスの力に支配された事で破滅の道を辿っている為、根源となった願望はおそらく、'''「ギアスに支配されたくない」'''あるいは'''「自分自身を失いたくない」'''であると思われる。 |
:ギアス饗団での実験で偶発的に発現したもので、発動時には左目にコードの紋章を上下逆にした青色の紋章が浮かぶ。他のギアスに比べると使用者への皮肉は見当たらない。ギアスキャンセラーの効力は使用者に対する皮肉すらも打ち消すのかもしれないが、'''「ギアスに支配されたくないが、[[ルルーシュ・ランペルージ|かつて自分を支配した人間]]に忠誠を誓う」'''というのは皮肉と言えなくもない。 | :ギアス饗団での実験で偶発的に発現したもので、発動時には左目にコードの紋章を上下逆にした青色の紋章が浮かぶ。他のギアスに比べると使用者への皮肉は見当たらない。ギアスキャンセラーの効力は使用者に対する皮肉すらも打ち消すのかもしれないが、'''「ギアスに支配されたくないが、[[ルルーシュ・ランペルージ|かつて自分を支配した人間]]に忠誠を誓う」'''というのは皮肉と言えなくもない。 | ||
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=== その他 === | === その他 === | ||
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:この能力で他者からの愛に包まれた日々を送っていたC.C.であったが、暴走時に当時のコード持ちであったシスターのコードを押し付けられた際に失っている。'''「愛されながらも愛していない」'''という、使用者の悲哀がある。 | :この能力で他者からの愛に包まれた日々を送っていたC.C.であったが、暴走時に当時のコード持ちであったシスターのコードを押し付けられた際に失っている。'''「愛されながらも愛していない」'''という、使用者の悲哀がある。 | ||
;[[V.V.]] | ;[[V.V.]] | ||
− | : | + | :ギアス響団の響主。シャルルを初め、多くの人間にギアスを与えたコードユーザー。当人も元々は何らかのギアスを持っていたと思われるが劇中では示唆する描写がほとんど無いため詳細不明。 |
:なお、[[ニンテンドーDS]]用ゲーム『反逆のルルーシュ』ではユーフェミアにもギアスを与えている。 | :なお、[[ニンテンドーDS]]用ゲーム『反逆のルルーシュ』ではユーフェミアにもギアスを与えている。 | ||
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=== 本編外での関連人物 === | === 本編外での関連人物 === | ||
;ライ(これはデフォルトネームなので変更可能) | ;ライ(これはデフォルトネームなので変更可能) | ||
− | :[[プレイステーション2|PS2]]・[[ | + | :[[プレイステーション2|PS2]]・[[プレイステーションポータブル|PSP]]用[[コンピュータゲーム|ゲーム]]『コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS』の主人公。 |
:ギアスはルルーシュ同様の絶対遵守。媒介は肉声であり、声の届く範囲全てに効果が有る。ただし、スピーカーや録音では無効。 | :ギアスはルルーシュ同様の絶対遵守。媒介は肉声であり、声の届く範囲全てに効果が有る。ただし、スピーカーや録音では無効。 | ||
:ゲーム中ではこの力でユーフェミアがかかった「日本人を殺せ」の命令を上書きし、惨劇を回避している。混乱を治めるために集まった2万人全員に使用した結果、失われた。 | :ゲーム中ではこの力でユーフェミアがかかった「日本人を殺せ」の命令を上書きし、惨劇を回避している。混乱を治めるために集まった2万人全員に使用した結果、失われた。 | ||
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:過去の境遇からも、根源となった願望は、'''「他人を自分の思うままにしたい」'''であると思われるが、'''「自分自身は思い通りにならない」'''。 | :過去の境遇からも、根源となった願望は、'''「他人を自分の思うままにしたい」'''であると思われるが、'''「自分自身は思い通りにならない」'''。 | ||
;[[オルフェウス・ジヴォン]] | ;[[オルフェウス・ジヴォン]] | ||
− | : | + | :外伝フォトストーリー『[[コードギアス 双貌のオズ|双貌のオズ]]』の主人公。認識攪乱。発動中にオルフェウスを見た人物は、彼を別の人間と認識する。 |
− | :根源となった願望は、'''「自分ではない誰かになりたい」'''であると思われるが、'''「姿を見せかける事しか出来ず、本当に変われる訳でない」''' | + | :根源となった願望は、'''「自分ではない誰かになりたい」'''であると思われるが、'''「姿を見せかける事しか出来ず、本当に変われる訳でない」'''。 |
− | ; | + | ;クララ・ランフランク |
− | : | + | :『双貌のオズ』の登場人物。肉体占拠。目視した人間の名前を叫ぶことで対象の肉体の自由を奪い、意のままに操る。 |
− | : | + | :ただし、目視できない状況や、名前を間違えている場合は発動できないため、オルフェウスのギアスの前では一切効果を示さない。 |
;[[トト・トンプソン]] | ;[[トト・トンプソン]] | ||
− | : | + | :『双貌のオズ』の登場人物。忘却。他者の記憶の一部を封じる。 |
;[[マリーベル・メル・ブリタニア]] | ;[[マリーベル・メル・ブリタニア]] | ||
− | : | + | :『双貌のオズ』の登場人物だが、入手時期はその続編『双貌のオズO2』。絶対服従。ギアスを掛けられた相手の自我は完全に消滅し、マリーベルの命令のみで動くただの人形となってしまう。ルルーシュのギアスと異なり効果は半永久的に持続するが、「忘れろ」等の通常は実行できない命令は下せないと思われる。 |
− | :『オズ』終盤から『オズO2』にかけての描写、特にオルドリンとの関わりを鑑みるに、根源となった願望は'''「信頼し理想を共有できる相手が欲しい」'''であると思われるが、ギアスが彼女に与えるのは'''「命令を押し付けられた人形」'''でしかなく、更には過激な方針を露わにした結果''' | + | :『オズ』終盤から『オズO2』にかけての描写、特にオルドリンとの関わりを鑑みるに、根源となった願望は'''「信頼し理想を共有できる相手が欲しい」'''であると思われるが、ギアスが彼女に与えるのは'''「命令を押し付けられた人形」'''でしかなく、更には過激な方針を露わにした結果'''本来の仲間達が離れてしまった'''。 |
− | ;[[ | + | ;シン・ヒュウガ・シャイング |
− | + | :外伝作品『[[コードギアス 亡国のアキト|亡国のアキト]]』の主人公[[日向アキト]]の兄にして[[ライバル]]。自害強要。自害を強要させる。シンに対して強く信頼や友情、愛情を抱いている者ほど強制力が強くなる。 | |
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;[[レイラ・マルカル]] | ;[[レイラ・マルカル]] | ||
− | : | + | :外伝作品『亡国のアキト』の[[ヒロイン]]。何らかの理由で付与が不完全であるため固有の特殊能力は一切ないが、コード所持者との精神感応など、ギアスユーザーに普遍的に見られる副次現象は体感可能。発動時の色はジェレミアのギアスキャンセラーと同じ青だが、紋章の位置は正位置。 |
;品・ランペルージ | ;品・ランペルージ | ||
− | : | + | :DVD特典映像『品』の登場人物。右目を瞬間的に発光させることができる。 |
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− | + | == ギアスをかけられた人物 == | |
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=== ルルーシュ === | === ルルーシュ === | ||
;自分自身 | ;自分自身 | ||
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:ルルーシュから「生きろ」という願いがこめられたギアスを掛けられた結果、'''「(社会的に)枢木スザクとしては生きることができなくなってしまった」'''のは皮肉としか言えない。しかし、最終的にルルーシュの願いを受け継ぎ、「[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]として生きていく」スザクの精神力の強さは驚嘆に値するものである。 | :ルルーシュから「生きろ」という願いがこめられたギアスを掛けられた結果、'''「(社会的に)枢木スザクとしては生きることができなくなってしまった」'''のは皮肉としか言えない。しかし、最終的にルルーシュの願いを受け継ぎ、「[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]として生きていく」スザクの精神力の強さは驚嘆に値するものである。 | ||
;[[紅月カレン]] | ;[[紅月カレン]] | ||
− | : | + | :学園内では貴族令嬢という肩書きでありながらシンジュクでレジスタンス活動に加わっていた彼女を目撃し、素性を探るためにギアスを掛けて尋問した。直後に「(昨日の)シンジュクのことは何も言うな」という別の命令を掛けようとしたが通じず、能力を把握するきっかけになった(ただし、カレンには警戒されてしまう)。 |
;[[ジェレミア・ゴットバルト]] | ;[[ジェレミア・ゴットバルト]] | ||
:スザクを救うために彼にオレンジ疑惑を掛けつつ'''「全力で我々を見逃せ」'''と命じた。これが原因で、ジェレミアは周りから[[オレンジ (コードギアス)|オレンジ]]呼ばわりされ、以降は波乱に満ちた人生を歩むことに…。 | :スザクを救うために彼にオレンジ疑惑を掛けつつ'''「全力で我々を見逃せ」'''と命じた。これが原因で、ジェレミアは周りから[[オレンジ (コードギアス)|オレンジ]]呼ばわりされ、以降は波乱に満ちた人生を歩むことに…。 | ||
;[[ヴィレッタ・ヌゥ]] | ;[[ヴィレッタ・ヌゥ]] | ||
− | :名前のあるキャラの中では最初にギアスをかけられた人物。彼女の[[KMF]] | + | :名前のあるキャラの中では最初にギアスをかけられた人物。彼女の[[KMF]]を奪った。 |
;[[シャーリー・フェネット]] | ;[[シャーリー・フェネット]] | ||
:シャーリーに父親を殺したゼロの正体が自分であることを知られてしまうが、彼女の心の傷を取り払うためにギアスを掛けてルルーシュの記憶を全てを忘れさせてしまう。 | :シャーリーに父親を殺したゼロの正体が自分であることを知られてしまうが、彼女の心の傷を取り払うためにギアスを掛けてルルーシュの記憶を全てを忘れさせてしまう。 | ||
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;[[アンドレアス・ダールトン]] | ;[[アンドレアス・ダールトン]] | ||
:ゼロとの会談後、豹変したユーフェミアを見た彼から問い詰められるが、その際、利用価値があるとしてギアスをかける。内容は「コーネリアを捕らえてゼロに差し出せ」というもので[[ブラックリベリオン]]の際、ゼロと交戦中のコーネリアを背後から不意打ちし、効力が消えた直後に殺害する。 | :ゼロとの会談後、豹変したユーフェミアを見た彼から問い詰められるが、その際、利用価値があるとしてギアスをかける。内容は「コーネリアを捕らえてゼロに差し出せ」というもので[[ブラックリベリオン]]の際、ゼロと交戦中のコーネリアを背後から不意打ちし、効力が消えた直後に殺害する。 | ||
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;[[草壁徐水]] | ;[[草壁徐水]] | ||
:彼の考える[[日本]]奪還のやり方を「古い」と一蹴。その後歯向かってきた彼と彼の部下数人に「死ね」と命じて粛清。 | :彼の考える[[日本]]奪還のやり方を「古い」と一蹴。その後歯向かってきた彼と彼の部下数人に「死ね」と命じて粛清。 | ||
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;クロヴィスの親衛隊 | ;クロヴィスの親衛隊 | ||
:機密保持のためにスザクを銃撃し、自分も殺そうとした彼らに対し、手にしたばかりのギアスを初めて用い、全員自決させた。 | :機密保持のためにスザクを銃撃し、自分も殺そうとした彼らに対し、手にしたばかりのギアスを初めて用い、全員自決させた。 | ||
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;トウキョウ租界の隔壁を管理する施設の職員たち | ;トウキョウ租界の隔壁を管理する施設の職員たち | ||
− | :[[ブラックリベリオン]] | + | :[[ブラックリベリオン]]の際、あらかじめ一部の職員に「軍門に下れ」というゼロの声を聞いた時点で隔壁を崩壊させるように命じていた。その職員たちは止めようとする他の職員たちを容赦なく射殺し、隔壁の崩壊を実行した。 |
;機情局の面々 | ;機情局の面々 | ||
:『[[コードギアス 反逆のルルーシュR2|R2]]』第1話での記憶回復後、バベルタワーまで尾行していた局員たちを全員自決させた。 | :『[[コードギアス 反逆のルルーシュR2|R2]]』第1話での記憶回復後、バベルタワーまで尾行していた局員たちを全員自決させた。 | ||
:また、学園内でルルーシュを監視する局員たちに対してはルルーシュと[[ロロ・ランペルージ|ロロ]]に対するイレギュラーな事を見逃すよう命令し、監視を無意味なものにした。 | :また、学園内でルルーシュを監視する局員たちに対してはルルーシュと[[ロロ・ランペルージ|ロロ]]に対するイレギュラーな事を見逃すよう命令し、監視を無意味なものにした。 | ||
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;中華連邦の警備隊 | ;中華連邦の警備隊 | ||
:ピクチャードラマにて。全員から思考能力を奪った。 | :ピクチャードラマにて。全員から思考能力を奪った。 | ||
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;ブリタニア貴族コルチャックと配下のチンピライレヴン達 | ;ブリタニア貴族コルチャックと配下のチンピライレヴン達 | ||
:[[イレヴン]]に麻薬であるリフレインを売りつけて私腹を肥やす彼らを憎悪し、憂さ晴らしで腕立て伏せやスクワットなどを延々と行なうよう命令した。 | :[[イレヴン]]に麻薬であるリフレインを売りつけて私腹を肥やす彼らを憎悪し、憂さ晴らしで腕立て伏せやスクワットなどを延々と行なうよう命令した。 | ||
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;[[シュナイゼル・エル・ブリタニア]] | ;[[シュナイゼル・エル・ブリタニア]] | ||
:『[[コードギアス 反逆のルルーシュR2|R2]]』最終話にて「ゼロに従え」という命令を下した。'''ルルーシュ自身ではなく、ゼロという記号を指定しているので、ルルーシュの死後も[[枢木スザク|スザク]]が扮する[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]に従っている'''。 | :『[[コードギアス 反逆のルルーシュR2|R2]]』最終話にて「ゼロに従え」という命令を下した。'''ルルーシュ自身ではなく、ゼロという記号を指定しているので、ルルーシュの死後も[[枢木スザク|スザク]]が扮する[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]に従っている'''。 | ||
;[[ナナリー・ランペルージ]] | ;[[ナナリー・ランペルージ]] | ||
:『R2』最終話にて「[[ダモクレス要塞|ダモクレス]]の鍵を渡せ」と命令。謀らずも、兄妹揃って形は微妙に違えど[[ゼロレクイエム|「憎しみを一身に集め、消える」]]という考えを持っていたため、それをナナリーに実行させないための命令だった。 | :『R2』最終話にて「[[ダモクレス要塞|ダモクレス]]の鍵を渡せ」と命令。謀らずも、兄妹揃って形は微妙に違えど[[ゼロレクイエム|「憎しみを一身に集め、消える」]]という考えを持っていたため、それをナナリーに実行させないための命令だった。 | ||
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;大宦官配下の[[テロリスト]]達 | ;大宦官配下の[[テロリスト]]達 | ||
:「キセキの誕生日」にて。見張りを一掃するのに使ったが、学園内での流血を嫌い、命じた内容は「トイレに籠っていろ」だった。 | :「キセキの誕生日」にて。見張りを一掃するのに使ったが、学園内での流血を嫌い、命じた内容は「トイレに籠っていろ」だった。 | ||
;「キセキの誕生日」の参加者達 | ;「キセキの誕生日」の参加者達 | ||
:事実上「反逆のルルーシュ」最後のギアス。これは作中の登場人物ではなくイベントに参加したファンが対象(要するにイベントの演出)。内容は'''「ゼロの仮面を被れ」'''。 | :事実上「反逆のルルーシュ」最後のギアス。これは作中の登場人物ではなくイベントに参加したファンが対象(要するにイベントの演出)。内容は'''「ゼロの仮面を被れ」'''。 | ||
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=== シャルル === | === シャルル === | ||
;ルルーシュ・ランペルージ | ;ルルーシュ・ランペルージ | ||
− | : | + | :ブラックリベリオンで捕えられた後、C.C.を誘き出す囮として使うために記憶を書き換えられた。それ以前にも『亡国のアキト』では、人格そのものが書き換えられ、「ジュリアス・キングスレイ」となった事があった。 |
− | ; | + | ;アッシュフォード学園の生徒たち |
− | : | + | :ルルーシュとナナリーに近い人間たちにかけた。内容は「ルルーシュの妹のナナリーのことを忘れ、代わりに[[ロロ・ランペルージ|ロロ]]という弟がいる」というように記憶を改変した。 |
;ナナリー・ランペルージ、[[アーニャ・アールストレイム]] | ;ナナリー・ランペルージ、[[アーニャ・アールストレイム]] | ||
:マリアンヌ暗殺事件の際にアリバイを作るために記憶を改変する。これによって、ナナリーの目は視えなくなる事となった。 | :マリアンヌ暗殺事件の際にアリバイを作るために記憶を改変する。これによって、ナナリーの目は視えなくなる事となった。 | ||
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=== マリアンヌ === | === マリアンヌ === | ||
245行目: | 169行目: | ||
;シャーリー・フェネット | ;シャーリー・フェネット | ||
:偶然、ギアスキャンセラーの効果を受けた事で、以前にルルーシュのギアスで失っていた記憶を取り戻してしまい、それが原因でシャーリーは悲劇に襲われる事となった。 | :偶然、ギアスキャンセラーの効果を受けた事で、以前にルルーシュのギアスで失っていた記憶を取り戻してしまい、それが原因でシャーリーは悲劇に襲われる事となった。 | ||
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;アーニャ・アールストレイム | ;アーニャ・アールストレイム | ||
:ジェレミアに敗北したアーニャが呟いた言葉から、ジェレミアは彼女がギアスで記憶を封じられている事に気付き、ギアス・キャンセラーで記憶の封印を解除した。 | :ジェレミアに敗北したアーニャが呟いた言葉から、ジェレミアは彼女がギアスで記憶を封じられている事に気付き、ギアス・キャンセラーで記憶の封印を解除した。 | ||
:これを機に、ジェレミアとアーニャに浅からぬ因縁が生まれ、物語のエピローグでは、二人で[[オレンジ (コードギアス)|みかん農園]]を経営している。 | :これを機に、ジェレミアとアーニャに浅からぬ因縁が生まれ、物語のエピローグでは、二人で[[オレンジ (コードギアス)|みかん農園]]を経営している。 | ||
− | ; | + | ;オルフェウス・ジヴォン |
− | : | + | :外伝『双貌のオズO2』において彼にかけられていたギアスを解除した。 |
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=== トト === | === トト === | ||
264行目: | 179行目: | ||
:V.V.からの指示で、彼女にとって都合の悪い出来事に対する記憶を逐次封印していた。 | :V.V.からの指示で、彼女にとって都合の悪い出来事に対する記憶を逐次封印していた。 | ||
;[[オルフェウス・ジヴォン]] | ;[[オルフェウス・ジヴォン]] | ||
− | : | + | :自身の死の間際、オルドリンと共に自身のギアスを最大限にかけて全ての記憶を封印した。 |
=== マリーベル === | === マリーベル === | ||
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;リドールナイツ | ;リドールナイツ | ||
:自分自身の命令で動く手駒として多くの人間を無作為にかけた。 | :自分自身の命令で動く手駒として多くの人間を無作為にかけた。 | ||
274行目: | 187行目: | ||
=== シン === | === シン === | ||
;[[日向アキト]] | ;[[日向アキト]] | ||
− | : | + | :幼少期に他の家族共々ギアスを受けるも、「死」の概念を理解できていなかったために自殺できず、唯一生き残った。成長後はシンへの感情が憎悪に変わったためにギアスの効果は薄れたが、それでも無意識の内に「死ぬため」に軍属となって戦場を巡るという行動を取っている。 |
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=== スパロボでギアスをかけられた人物 === | === スパロボでギアスをかけられた人物 === | ||
;[[カルロス・アクシオン・Jr.]] | ;[[カルロス・アクシオン・Jr.]] | ||
− | :他作品のキャラ([[バンプレストオリジナル]] | + | :他作品のキャラ([[バンプレストオリジナル]]だが)でギアスをかけられた最初の人物。賭けチェスでゼロに負けた彼からキャッシュカードの暗証番号を聞き出すために使用。これが『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』の終盤で大事な意味を持つ。 |
;[[エスター・エルハス]] | ;[[エスター・エルハス]] | ||
− | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]] | + | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』ではゼロが次元獣化した彼女に襲われた際、ギアスを通じて「やめろ!」と口走ったところ効果が発揮された。これによって、エスターに人間の心が残っていることを確信し、クロウに彼女を救出するよう説得する。 |
;[[治安警察]] | ;[[治安警察]] | ||
:『第2次Z破界篇』で、ルルーシュがマオを罠に陥れる際に彼らにギアスをかけて自分を上司と認識させた。原作のブリタニア警察の役どころにあたる。 | :『第2次Z破界篇』で、ルルーシュがマオを罠に陥れる際に彼らにギアスをかけて自分を上司と認識させた。原作のブリタニア警察の役どころにあたる。 | ||
:その後、マオがゼロとの闘いで彼らを指揮する。さらに、ゼロが動けるようになるまで[[集中]]の効果が掛かる。 | :その後、マオがゼロとの闘いで彼らを指揮する。さらに、ゼロが動けるようになるまで[[集中]]の効果が掛かる。 | ||
− | ;[[セルジュ・ボロー]]、[[ | + | ;[[セルジュ・ボロー]]、[[ギムアール・イクスイ]] |
:マオがルルーシュに復讐するための力を得るために、秘密結社の構成員である彼らと接触して思考を読み彼らの機密を語ることで、自らを秘密結社のエージェントと思わせた。 | :マオがルルーシュに復讐するための力を得るために、秘密結社の構成員である彼らと接触して思考を読み彼らの機密を語ることで、自らを秘密結社のエージェントと思わせた。 | ||
;ルルーシュがギアスをかけた人物(スザクを除く) | ;ルルーシュがギアスをかけた人物(スザクを除く) | ||
:『第2次Z再世篇』では[[ゼロレクイエム]]ルートの場合、ゼロ復帰後にジェレミアが全てキャンセラーで解除している。 | :『第2次Z再世篇』では[[ゼロレクイエム]]ルートの場合、ゼロ復帰後にジェレミアが全てキャンセラーで解除している。 | ||
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;[[エリア11|新日本]]でのトウキョウの住民 | ;[[エリア11|新日本]]でのトウキョウの住民 | ||
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』で、[[バルビエル・ザ・ニードル|バルビエル]]が放った「怨嗟の魔蠍」のスフィア・アクトによって暴徒と化したトウキョウの住民全員に使用し、鎮静化させた。 | :『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』で、[[バルビエル・ザ・ニードル|バルビエル]]が放った「怨嗟の魔蠍」のスフィア・アクトによって暴徒と化したトウキョウの住民全員に使用し、鎮静化させた。 | ||
;[[怒りのドクトリン]]、[[楽しみのテンプティ]] | ;[[怒りのドクトリン]]、[[楽しみのテンプティ]] | ||
:『第3次Z天獄篇』で[[御使い]]を降すために発動するも、[[アドヴェント]]の介入で失敗。 | :『第3次Z天獄篇』で[[御使い]]を降すために発動するも、[[アドヴェント]]の介入で失敗。 | ||
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== 特殊スキル「ギアスの呪縛」/ 「ギアスの呪い」== | == 特殊スキル「ギアスの呪縛」/ 「ギアスの呪い」== | ||
330行目: | 215行目: | ||
=== 採用作品 === | === 採用作品 === | ||
− | ;[[Zシリーズ | + | ;[[Zシリーズ]] |
− | :[[枢木スザク]]専用のスキル。再世篇の第52話「シュナイゼルの仮面」/ | + | :[[枢木スザク]]専用のスキル。再世篇の第52話「シュナイゼルの仮面」/第51話「戦乱の王ピースクラフト」で習得。「ギアスの呪縛」表記。 |
:原作終盤で強化に使用していた「ギアスの呪い」をシステム化したもので、効果は「[[気力]]130以上で与ダメージ1.1倍、[[底力]]L9の効果を取得」というもの。スザクが[[エースボーナス]]を獲得すると気力制限がなくなり、常時発動となる。 | :原作終盤で強化に使用していた「ギアスの呪い」をシステム化したもので、効果は「[[気力]]130以上で与ダメージ1.1倍、[[底力]]L9の効果を取得」というもの。スザクが[[エースボーナス]]を獲得すると気力制限がなくなり、常時発動となる。 | ||
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]] | ;[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]] | ||
339行目: | 224行目: | ||
;[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]] | ;[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]] | ||
:こちらでは「ギアスの呪縛」表記で、現状枢木スザクと日向アキト搭乗の特定ユニットのみが所持。 | :こちらでは「ギアスの呪縛」表記で、現状枢木スザクと日向アキト搭乗の特定ユニットのみが所持。 | ||
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== 余談 == | == 余談 == | ||
*ルルーシュのギアスは何者をも従わせる絶対遵守の力だが、『[[第2次スーパーロボット大戦Z]]』にて共演した『[[装甲騎兵ボトムズ]]』の主人公[[キリコ・キュービィー]]は、「例え神にだって従わない」というルルーシュのギアスとは対極の位置にいる人物である。そのため、共演に際して一部で「キリコにルルーシュのギアスは効くのか?」との声が上がった。 | *ルルーシュのギアスは何者をも従わせる絶対遵守の力だが、『[[第2次スーパーロボット大戦Z]]』にて共演した『[[装甲騎兵ボトムズ]]』の主人公[[キリコ・キュービィー]]は、「例え神にだって従わない」というルルーシュのギアスとは対極の位置にいる人物である。そのため、共演に際して一部で「キリコにルルーシュのギアスは効くのか?」との声が上がった。 | ||
− | **[[異能生存体|キリコの能力]]の事を考えると、「ギアスで命令しようとした瞬間、何らかのアクシデントが発生しルルーシュが命令を与えられない」可能性、あるいはそもそもギアス自体効かない可能性もある(実行したらしたでルルーシュの[[死亡フラグ]]になりかねないが)。[[Zシリーズ]]のルルーシュはキリコに共感していることもあり、[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|最後]]まで彼にギアスをかけようとすることはなかった。また、『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]] | + | **[[異能生存体|キリコの能力]]の事を考えると、「ギアスで命令しようとした瞬間、何らかのアクシデントが発生しルルーシュが命令を与えられない」可能性、あるいはそもそもギアス自体効かない可能性もある(実行したらしたでルルーシュの[[死亡フラグ]]になりかねないが)。[[Zシリーズ]]のルルーシュはキリコに共感していることもあり、[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|最後]]まで彼にギアスをかけようとすることはなかった。また、『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』でもギアスを使う事自体を禁じているためかけようともしなかった。 |
*[[小説|ノベライズ版]]では、ルルーシュがギアス能力者の中でも高い素養を持っていた理由について明かされている。マリアンヌは、ギアス能力の素質において重要となる「R因子」の素質が無かった事から、自らの子供が高いギアス能力者となる様にする為、C.C.にも内密で、ギアス嚮団の研究員の協力を得て、予め自らの卵細胞に遺伝子的改造処置を行わせ、ギアス能力者の末裔であるブリタニア皇室の血を引くシャルルとの間に二人の子供を生んだ。それがルルーシュと[[ナナリー・ランペルージ|ナナリー]]の二人であったが、ナナリーの場合は、ギアス能力者になりうる素質の他に、C.C.の遺伝子にも含まれ精神接触の要となる「C感応因子」も卵子に与えられていた事で、他者に触れる事で精神接触…つまり、相手の心の中や記憶を読む事が可能になっている。 | *[[小説|ノベライズ版]]では、ルルーシュがギアス能力者の中でも高い素養を持っていた理由について明かされている。マリアンヌは、ギアス能力の素質において重要となる「R因子」の素質が無かった事から、自らの子供が高いギアス能力者となる様にする為、C.C.にも内密で、ギアス嚮団の研究員の協力を得て、予め自らの卵細胞に遺伝子的改造処置を行わせ、ギアス能力者の末裔であるブリタニア皇室の血を引くシャルルとの間に二人の子供を生んだ。それがルルーシュと[[ナナリー・ランペルージ|ナナリー]]の二人であったが、ナナリーの場合は、ギアス能力者になりうる素質の他に、C.C.の遺伝子にも含まれ精神接触の要となる「C感応因子」も卵子に与えられていた事で、他者に触れる事で精神接触…つまり、相手の心の中や記憶を読む事が可能になっている。 | ||
− | **なお、マリアンヌはさらに「'''ルルーシュとナナリーとの間に子供を作らせれば''' | + | **なお、マリアンヌはさらに「'''ルルーシュとナナリーとの間に子供を作らせれば'''(ここに書くまでもないことだが、要するに実の兄妹による近親相姦である)さらに高い素養を持つ人間をできるのではないか」と、倫理や道徳を一切無視した理論を考えていた(これには研究員ですらもドン引きしている)。 |
*各地の[[神話]]や伝説において、他者に何かを強制させる魔法や呪いが登場するケースは多々あり、それらも広義で「ギアス」と呼ばれることがある。SRWでは『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』で[[ザムジード]]が操られた強制魔法(ゲアス)も綴りは同じものと思われる。 | *各地の[[神話]]や伝説において、他者に何かを強制させる魔法や呪いが登場するケースは多々あり、それらも広義で「ギアス」と呼ばれることがある。SRWでは『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』で[[ザムジード]]が操られた強制魔法(ゲアス)も綴りは同じものと思われる。 | ||
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[[category:コードギアスシリーズ]] | [[category:コードギアスシリーズ]] |