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== ダンクーガノヴァ(Dancouga Nova) ==
*[[登場作品]]:[[獣装機攻ダンクーガノヴァ]]
*全高:37.8 m
*重量:108.26 t
*動力:アブソリュート・アクティブ・フォース・ジェネレーター
*開発者:WILL
*主なパイロット:[[チームD]](作中では下記の4人だが、それ以前にも数多く存在)
**[[飛鷹葵]]
**[[館華くらら]]
**[[加門朔哉]]
**[[ジョニー・バーネット]]
*メカニックデザイン:村上克司(オリジナルデザイン)、大張正己(アニメ用クリンナップ)

=== 機体概要 ===
『[[獣装機攻ダンクーガノヴァ]]』に登場する、4体のヴァリアブル・ビースト・マシン(以降VBM)が超獣合神した姿。合体パターンは初代[[ダンクーガ]]同様、[[ノヴァイーグル]]が頭部、ノヴァエレファントが胴体、ノヴァライガーとノヴァライノスがそれぞれ右足、左足となる。合神や必殺技は葵の掛け声によって発動する。ウィングユニットは存在せず、単独での飛行は不可能。

メインパイロットはノヴァイーグルのパイロット・[[飛鷹葵]]だが、断空砲のセットアップ、発射、ブーストノヴァナックルの使用はそれぞれジョニー、くらら、朔哉が行う。また各VBMの制御は各々の搭乗者が可能なことは初代と同じ。操縦方法は射撃以外は脊髄反射コネクタと葵の動作のトレース。

作中世界におけるあらゆる兵器を凌駕するなど無類の強さを誇るが、主機関「アブソリュート・アクティブ・フォース・ジェネレーター」の出力が通常形態では正しく機体全体に行き渡らず、5分の連続稼働で機内温度が急上昇し機関が暴走するという時間的な制約がある。これを防ぐには「ゴッドビーストモード」への移行が必要である。なお、主機関を停止させれば形としてのダンクーガノヴァ形態を保つことは可能である。

機内にはブラックボックスが搭載されており、ドラゴンズハイヴの真の目的と密接に関係する。

本来この機体は無人機となることを前提に開発された機体であり、パイロット達は操縦者というよりはAIの思考にバリエーションを持たせるための「教育者」として存在している。しかし、作中では無人機として自律するまでの成長に至ることはなかった。
<!-- === スパロボシリーズにおいて === -->

== 登場作品と操縦者 ==

;[[スーパーロボット大戦L]]
:最初から合神しており分離出来ない。当然5分間の制限時間の設定はなく、出撃後5ターンしか戦闘できないということはない。<br />第1話「クロガネに導かれし少年たち」を皮切りに「現れた炎の巨人」「紅の衝撃・蒼の戦慄」「正義の代償」でスポット参戦したのち「放課後の来訪者」で正式参戦。<br />陸Sのため命中回避が割りと良好だが、移動力が最低値の5で飛行不能なので、移動時はサブに回してメインの移動力を[[加速]]で補うなどのフォローが必要。スポット参戦時はそれができず、その他の面でも辛い場面が多い。今回は二機のみが可能なP属性1-4のゴッドパウンドが使え、遠距離攻撃に必殺武器もあるものの、全体的な攻撃力がゴッドビーストモード追加まではやや抑えめ(しかも追加されたらされたで次のシナリオで合神可能になる)。

;[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇]]
:声付きでは初参戦。初参戦の『[[L]]』の時とは違い、上記の合神の制約が再現されており、このシステムは前作『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』に登場した、後述の[[ゴッドグラヴィオン]]と同様のシステムである。合神に必要な気力が130以上なのは同じだが、ゴッドグラヴィオンの限界が3ターン(3分間)だったのに対し、こちらは5ターン(5分間)であるため、若干余裕を持った行動が出来る。日本ルート・[[ソレスタルビーイング|CB]]追跡ルートのどちらでも第4話に自縦モードで先行登場後、[[ソレスタルビーイング|CB]]投降ルート第5話にてチームDが乗り込んで参戦することとなる。今回は、ゴッドビーストモード無しでも火力は高め(逆にゴッドビーストモードが来ても火力はそこまで増加しない)だが、追加されると野生化も葵に追加されるのでさらに強くなる。また、ゴッドビーストモード追加からマックスゴッドまでは結構な間が空く。

== 装備・機能 ==

=== 武装・[[必殺武器]] ===
;ゴッドパウンド / 鉄拳
:Lでは「ゴッドバウンド」、第2次Zでは「鉄拳」名義。後者の名称からわかるようにダンクーガノヴァ版鉄拳。断空剣が必殺技のみなので主力武器としての重要性が増した。移動後射程4は[[スーパーロボット大戦L|L]]では珍しく重宝するが、空中の敵には使用不可能。第2次Zでは自動操縦のダンクーガノヴァはこれしか使えない。原作にて、敵の心臓部を握りつぶす演出があるが、これは大張氏が参加した『勇者特急マイトガイン』(未参戦)のトライボンバーの必殺技と共通している。
;ブーストノヴァナックル
:原作では中盤からの装備だったがLではデフォルト(第2次Zでは追加装備)。いわゆるロケットパンチであるが、原作での扱いは悪い。Lでは気力制限なしで空中に使用可能な唯一の武器であるがゴッドパウンドより射程が短い。第2次Zでは射程は長いものの弾数が2しかない。
;ミサイルデトネイター
:腰のランチャーから放つ多連装ミサイル。ノヴァエレファントの装備であるため合神しなくても使用できるし、当然ダンクーガノヴァでも使用できたはずだが、なぜかノヴァエレファント単体以外ではマックスゴッドになるまで使わなかった。Lではそれが再現されたので使えなかったが、第2次Zでは使用可能になった。
;断空砲
:背部と腰部左右、そして腕(手が収納される)から砲身を出し、両足のアンカーで機体を固定した上で「断空砲アルティメットフォーメーション!」の掛け声と共に、一斉射する。射程が長いので主に反撃用として用いられるが、EN30と消費がやや大きいため撃ち過ぎに注意。原作では発射後に出力が低下していたが、ゲーム中では問題なく連射可能。
;断空剣
:ダンクーガノヴァの切り札とされる武装。比較的早期に封印が解除され使用可能に。初代と異なり「断空斬!」の掛け声が存在。有射程武器で消費も抑え目なので便利。Lでは強敵に使うにはやや威力不足だが、第2次Zでは必殺武器としても問題なく使える攻撃力となった。大張監督曰く、断空剣は初代ダンクーガが二本所持しており、ダンクーガノヴァが使用しているのはそのうちの一本である。
;ゴッドビーストモード
:合神状態のまま各VBMがアグレッシブ・ビースト・モードになり、全身が黄金に輝く異形の形態。ジェネレーターの出力を安定して使用するため時間制限がなくなる。初代で言うところの野生化状態であり、鉤爪となった手を用いた直接攻撃が主体となる。最大の問題は自律行動が優先され、パイロット側からの細かい制御が難しくなること。ただし、第2次Zでは、初使用時から制御できていた(エイーダが正体を晒す事無く撤退出来ている)。Lでは射程1の必殺技扱い(第2次Zでは射程1~4)。ただし、Lでは追加が遅く、しかも前述のように追加後すぐにマックスゴッドに合神可能になってしまう。[[J]]の[[テッカマンブレード|ハイコートボルテッカ]]や[[W]]のボルテッカクラッシュイントルードに近いポジションである。スタッフもそれを危惧してか、第2次Zでは追加からマックスゴッドまでの間が長くなっており、しかも使用するとパイロット4人全員の''全裸''カットインが入るという、性能面以外でもインパクトが強い攻撃となっている。ただしマックスゴッドになったが最後、以降は分離不可能になるため二度と目にすることができなくなる。

=== [[特殊能力]] ===
;剣装備
:[[切り払い]]を発動。

=== 移動タイプ ===
;[[陸]]
:

=== [[サイズ]] ===
;M
:

=== カスタムボーナス ===
;全ての武器の命中+10、CRT+10
:

== [[BGM|機体BGM]] ==
;「鳥の歌」
:

== 名場面 ==
;神獣覚醒
:R-ダイガンの猛攻に追い詰められ、ダンクーガノヴァは危機に陥る。しかし、チームDの折れない闘志に呼応するかの如くゴッドビーストモードが起動。覚醒を果たしたダンクーガはR-ダイガンを圧倒するが、その有り余る力は留まる所を知らず、コクピットを叩き潰しにかかる。だが、直前に目を覚ましたジョニーが相手パイロットの正体に気付き、咄嗟に機体制御を行ったためにダンクーガが停止、R-ダイガンは即座に撤退した。

== 関連機体 ==
;[[R-ダイガン]]
:兄弟機。前作の[[ブラックウイング]]的存在。
;[[ダンクーガノヴァ・マックスゴッド]]
:ダンクーガノヴァとR-ダイガンが合神することにより誕生する機体。前作のファイナルダンクーガポジション。
;[[ダンクーガ]]
:スパロボファンにはおなじみの機体。200年前に地球をムゲやディラドの脅威から救ったロボット。ダンクーガノヴァは本機をもとに作られた。
;[[ゴッドグラヴィオン]]
:ダンクーガノヴァ同様、大張正己が監督を務める[[超重神グラヴィオン]]の機体。合神の時間制限やロケットパンチ系の武器を発射する際に打ち込むアンカー等の演出、合体(合神)時の合言葉が両方とも「'''ちょうじゅうがっしん'''(ゴッドグラヴィオンは「超'''重'''合神」、ダンクーガノヴァは「超'''獣'''合神」)」である事などに共通点が見られる。
;[[オリジナルダンクーガ]]
:本編においてムーンWILLが搭乗していた(かどうかは実は不明だが)ノヴァのオリジナル機。ただし、ノヴァとも元祖ともかけ離れた鬼神のような姿をしており、関連性があるのかは不明。
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