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− 『三国伝』が始まるよりも400年前の時代においても、三璃紗は群雄割拠していた。楚という国の覇王・項羽が統一寸前までいっていたのだが、これを阻んだのが劉邦[[∀ガンダム|ガンダム]]という武将で、最終的に劉邦によって大陸は統一された。この歴史は史実の漢王朝設立とほぼそのままである。『三国伝』の時代には項羽の魂を継ぐ武将「項羽[[ターンX]]」が登場する(『三国伝外伝・武勇激闘録』)。+
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− 翔と轟の次世代の若き武将たちは機駕の背後にある闇を打ち砕くために奮闘。一方、行方不明になっていた曹操、そして劉備も三璃紗を狙う闇の存在に感づいており、それを止めるために歴史の裏で活動していた。+
編集の要約なし
=== 項羽と劉邦 ===
=== 項羽と劉邦 ===
『三国伝』が始まるよりも400年前の時代においても、三璃紗は群雄割拠していた。楚という国の覇王・項羽が統一寸前までいっていたのだが、これを阻んだのが龍帝の魂を当時受け継いでいた劉邦[[∀ガンダム|ガンダム]]という武将で、最終的に劉邦によって大陸は統一された。この歴史は史実の漢王朝設立とほぼそのままである。「G記」には世が乱れるたび項羽が再来すると予言されており、『三国伝』の時代には項羽の魂を継ぐ武将「項羽[[ターンX]]」が登場する(『三国伝外伝・武勇激闘録』)。
劉邦が建てた王朝の国名は不明。三国伝の時代に出てくる「朝廷」の名も不明だが、劉邦の王朝との継続性があると考えることも可能。
劉邦が建てた王朝の国名は不明。三国伝の時代に出てくる「朝廷」の名も不明だが、劉邦の王朝との継続性があると考えることも可能。
官渡の戦いを征した曹操は真の平和を築くためには三璃紗統一が必要と強く確信し、孫権が治める江東地方への侵攻を開始する。曹操の覇道に異を唱える劉備は孫権と手を組み、曹操から江東を防衛する戦いに参戦した。最終的には「赤壁」にて、劉備、孫権、曹操の三人が三侯の力を覚醒させて激突。ぶつかりあうパワーが爆ぜた後、曹操の姿はどこにもなかった。大将が行方不明になったことから曹操軍は撤退。赤壁の戦いは江東側の勝利に終わった。BBWはここで完結するが、旧シリーズでは劉備も行方不明となり『戦神決闘編』へ続く。また、袁術編はBBWオリジナルの展開だった。
官渡の戦いを征した曹操は真の平和を築くためには三璃紗統一が必要と強く確信し、孫権が治める江東地方への侵攻を開始する。曹操の覇道に異を唱える劉備は孫権と手を組み、曹操から江東を防衛する戦いに参戦した。最終的には「赤壁」にて、劉備、孫権、曹操の三人が三侯の力を覚醒させて激突。ぶつかりあうパワーが爆ぜた後、曹操の姿はどこにもなかった。大将が行方不明になったことから曹操軍は撤退。赤壁の戦いは江東側の勝利に終わった。BBWはここで完結するが、旧シリーズでは劉備も行方不明となり『戦神決闘編』へ続く。また、袁術編はBBWオリジナルの展開だった。
=== 三国伝外伝・武勇激闘録 ===
赤壁の戦い後の各勢力が疲弊した混乱期、突如として400年前の覇王・項羽の魂を受け継ぐ項羽ターンXが軍を興して空白地帯になっていた荊州に「楚」を建国。
(元々荊州を治めていた劉表ガンダムだったが、曹操軍に寝返った蔡瑁に暗殺され家臣による仇討ちで蔡瑁も死亡している。BBWでは劉表は曹操軍を恐れて領地を捨てて逃げ出した。)
しかし項羽の首を取った所が荊州を獲得すると各勢力が暗黙の了解を交わし、「楚」は次第に追い詰められて四面楚歌となり、最終話「項羽と劉封」にて劉備の養子の劉封ガンダムが首級をあげて劉備軍が荊州を獲得した。
BBWのゲームの項羽ターンXが主人公のモードでは、項羽に反応して劉備に宿る龍帝の魂から劉邦の力が覚醒、劉邦劉備ガンダムとなって項羽の前に立ち塞がる。
=== 戦神決闘編 ===
=== 戦神決闘編 ===
しかし、機駕はかつての誇りを失い、無闇に戦線を拡大させる野蛮な国家に成り果てていた。若き皇帝である曹丕[[ガンダムエックス|ガンダム]]は宰相の[[司馬懿サザビー]]の言うがままに行動しており、司馬懿の真の目的は予言書『G記』に記された黙示録を実現させ、「究極の闇」の力を入手することだった。その手掛かりを見つけるためだけに各地を問答無用に侵略し、捕虜になった人々を機駕の神殿の地下深くに安置されている蚩尤を復活させるための闇印「暗黒玉璽[[サイコガンダム]]」の生贄として捧げていたのである。
しかし、機駕はかつての誇りを失い、無闇に戦線を拡大させる野蛮な国家に成り果てていた。若き皇帝である曹丕[[ガンダムエックス|ガンダム]]は宰相の[[司馬懿サザビー]]の言うがままに行動しており、司馬懿の真の目的は予言書『G記』に記された黙示録を実現させ、「究極の闇」の力を入手することだった。その手掛かりを見つけるためだけに各地を問答無用に侵略し、捕虜になった人々を機駕の神殿の地下深くに安置されている蚩尤を復活させるための闇印「暗黒玉璽[[サイコガンダム]]」の生贄として捧げていたのである。
翔と轟の次世代の若き武将たちは機駕の背後にある闇を打ち砕くために奮闘。闇の力に対抗できる「天の刃」と呼ばれる者たちも見い出されていく。一方、行方不明になっていた曹操、そして劉備も三璃紗を狙う闇の存在に感づいており、それを止めるために歴史の裏で活動していた。
最終的に司馬懿は暗黒玉璽に自らの子供たちを生贄に捧げて古代の邪神・蚩尤[[ノイエ・ジール|ノイエジール]]を復活させ、更に蚩尤は暗黒玉璽と融合し「究極の闇 合身戦神蚩尤[[サイコガンダムMk-II|ガンダム]]」と化した。若き武将たちは命がけでこれを倒すが、それさえも司馬懿の計画の一環であり、司馬懿は倒された蚩尤の闇の力を吸収し、真なる破壊神「[[ナイチンゲール|天熾鵬 司馬懿サザビー]]」として再誕した。
最終的に司馬懿は暗黒玉璽に自らの子供たちを生贄に捧げて古代の邪神・蚩尤[[ノイエ・ジール|ノイエジール]]を復活させ、更に蚩尤は暗黒玉璽と融合し「究極の闇 合身戦神蚩尤[[サイコガンダムMk-II|ガンダム]]」と化した。若き武将たちは命がけでこれを倒すが、それさえも司馬懿の計画の一環であり、司馬懿は倒された蚩尤の闇の力を吸収し、真なる破壊神「[[ナイチンゲール|天熾鵬 司馬懿サザビー]]」として再誕した。