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− | == 長浜ロマンロボシリーズ(Romance Robo Series) ==
| + | '''長浜ロマンロボシリーズ'''とは、長浜忠夫氏が監督を務めた『[[超電磁ロボ コン・バトラーV]]』・『[[超電磁マシーン ボルテスV]]』・『[[闘将ダイモス]]』の三作品のこと。 |
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− | [[長浜作品]]のうち、基本的には東映製作で長浜忠夫氏が'''最後まで監督した3作'''を指す。また、一定期間監督を務めた『[[未来ロボ ダルタニアス]]』を含めて'''4部作とカウントするケースもある'''。 | + | == 概要 == |
| + | シリーズとして語られるものの、該当する作品にはストーリーや世界観の繋がりはない。しかしスパロボでは共演する機会も多く、シリーズ各作品の絡みやクロスオーバーが多々見られる。特に『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』では、各タイトルの主役機による[[合体攻撃]]「'''超電磁烈風正拳突き'''」を見ることができる。 |
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− | シリーズとして語られるものの、該当する作品にはストーリーや世界観のつながりはない。しかしスパロボでは競演する機会も多く、シリーズ各作品の絡みやクロスオーバーが多々見られる。特に『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』では各タイトルの主役機による合体攻撃『'''超電磁烈風正拳突き'''』を見ることができる。
| + | 基本的には冒頭部で記した三作品を指す用語だが、長浜監督が一定期間総演出として参加した『[[未来ロボ ダルタニアス]]』を含める場合もある。この4作品は後の東映制作ロボットアニメとは異なり、日本サンライズ(『コン・バトラーV』のクレジットは創映社)が制作を担当した。 |
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− | 漫画家・長谷川裕一氏により3作の続編としてのクロスオーバー作品『超電磁大戦ビクトリーファイブ』が執筆されている。二部構成で、第2部には『ダルタニアス』も登場した。現在は『[[勇者ライディーン]]』も含めた『ゴッドバード』が連載中。
| + | 漫画家・長谷川裕一氏により3作の続編としてのクロスオーバー作品『超電磁大戦ビクトリーファイブ』が執筆されている。二部構成で、第2部には『ダルタニアス』も登場する。後年には同じく長浜氏の関わった『[[勇者ライディーン]]』も含めた『ゴッドバード』が発表された。 |
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− | [[御三家]]以外ではスパロボ参戦回数が最も多いシリーズであり、該当タイトルのいずれかが参戦していることが非常に多い。『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』において初参戦、直後の『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』『[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]』には未登場であったものの、『[[新スーパーロボット大戦|新]]』以降の版権スパロボでは『[[スーパーロボット大戦J|J]]』まで絶え間なく登場している(ダルタニアスを含めた場合)。しかし『[[スーパーロボット大戦W|W]]』以降は参戦していないケースも度々見られる。 | + | かつては[[御三家]]に次ぐスパロボ参戦回数を持つシリーズであり、『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』において初参戦、直後の『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』・『[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]』には登場しなかったものの、『[[新スーパーロボット大戦|新]]』以降の版権スパロボでは『[[スーパーロボット大戦J|J]]』までコンスタントに参戦していたが、『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』以降は参戦頻度を大きく減らしている。 |
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− | === 作品リスト ===
| + | == 作品リスト == |
| ;[[超電磁ロボ コン・バトラーV]] | | ;[[超電磁ロボ コン・バトラーV]] |
− | :1976年(昭和51年)放映。全54話。地球征服を狙うキャンベル星人に、葵豹馬らバトルチームは超電磁ロボ・コンバトラーVで戦いを挑む。五体合体のロボや多彩な必殺技、個性的なキャラクターで人気を博した。 | + | :1976年(昭和51年)放映。全54話。[[地球]]征服を狙う[[キャンベル星人]]に、[[葵豹馬]]らバトルチームは超電磁ロボ[[コン・バトラーV]]で戦いを挑む。 |
| + | :五体合体のロボや多彩な必殺技、個性的なキャラクターで人気を博した。 |
| ;[[超電磁マシーン ボルテスV]] | | ;[[超電磁マシーン ボルテスV]] |
− | :1977年(昭和52年)放映。全40話。ボアザン星人から地球を守るため、剛兄弟らボルテスチームがボルテスVで立ち向かう。美形キャラクターや大河ストーリーで女性層を中心に人気が高い。フィリピンでの人気の高さはつとに有名。 | + | :1977年(昭和52年)放映。全40話。[[ボアザン星人]]から地球を守るため、[[剛健一]]をはじめとした剛兄弟らボルテスチームが[[ボルテスV]]で立ち向かう。 |
| + | :美形キャラクターや大河ストーリーで、女性層を中心に人気が高い。フィリピンでの人気の高さは、つとに有名。 |
| ;[[闘将ダイモス]] | | ;[[闘将ダイモス]] |
− | :1978年(昭和53年)放映。全44話。対立する地球人とバーム人の中で、地球を守るダイモスのパイロット・竜崎一矢は、バームの女性・エリカと惹かれあっていく。 | + | :1978年(昭和53年)放映。全44話。対立する地球人と[[バーム星人]]の中で、地球を守る[[ダイモス]]のパイロット・[[竜崎一矢]]は、バームの女性・[[エリカ (ダイモス)|エリカ]]と惹かれあっていく。 |
| + | ;[[未来ロボ ダルタニアス]] |
| + | :1979年(昭和54年)放映。全47話。監督ではなく「総演出」として番組前半まで参加した(監督は佐々木勝利氏)。 |
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| === 関連作品 === | | === 関連作品 === |
− | ;[[未来ロボ ダルタニアス]] | + | ;[[勇者ライディーン]] |
− | :シリーズに含まれる場合もある。 | + | :1975年(昭和50年)作品。第27話以降から長浜氏が監督を務める(第26話以前は富野喜幸氏が担当)。 |
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− | === 余談 ===
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− | *2011年現在、スパロボで『[[超電磁ロボ コン・バトラーV|コン・バトラーV]]』『[[超電磁マシーン ボルテスV|ボルテスV]]』『[[闘将ダイモス|ダイモス]]』と『[[未来ロボ ダルタニアス|ダルタニアス]]』が同時参戦したことは無い。シリーズに含まれることがあるだけに、今後のスパロボでの競演が期待される。
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− | *2011年現在、旧シリーズ、[[αシリーズ]]、COMPACT2の3部作で長浜3部作が参戦しているが、[[Zシリーズ]]でロマンロボシリーズを含めた長浜作品が参戦したことは無い。
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