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1,827 バイト追加 、 2013年12月17日 (火) 10:27
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*キャラクターデザイン:貞本義行
 
*キャラクターデザイン:貞本義行
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特務機関[[ネルフ]]の作戦部長。対[[使徒]]の作戦立案から戦闘指揮を担当する。[[碇シンジ|シンジ]]、[[惣流・アスカ・ラングレー|アスカ]]と同居し、その親代わりをつとめようとするが、家事全般は苦手で、結局シンジが一切を仕切ることになる。おおらかな性格でシンジの数少ない理解者。かつて学生時代に[[加持リョウジ|加持]]と付き合っていた。
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特務機関[[ネルフ]]の作戦部長。対[[使徒]]の作戦立案から戦闘指揮を担当する。[[碇シンジ]]、[[惣流・アスカ・ラングレー]]と同居し、その親代わりをつとめようとするが、家事全般は苦手で、結局シンジが一切を仕切ることになる。かつて学生時代に[[加持リョウジ]]と付き合っていた。
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得意な料理はカレー…である。口に入れた[[赤木リツコ|リツコ]]は青い顔をしていたが、作った本人は壊滅的な味オンチであるためカップラーメンの上にかけて美味そうに食べていた。
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おおらかな性格で、シンジの数少ない理解者。周囲に対しても任務中は厳しく、日常的には気さくに接している為、組織の内外を問わず慕っている人間は非常に多い。<br/>
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しかし、それらの振る舞いは'''あくまでも表面上の振る舞い'''に過ぎず、性格の本質は、'''他人と一定以上の深い関わりを避けるタイプ'''で、シンジやその父親である[[碇ゲンドウ]]に似通った部分があり、それらを理解しているのは、学生時代から付き合いのある[[赤木リツコ]]や、親密な間柄となっていた加持くらいである。<br/>更に、ミサトの場合は精神の根底的な部分には幼さも垣間見える部分があり、自分から保護者を買って出ながら、シンジやアスカに対しても「大人としての余裕=大人としての自覚」を見せられる部分は殆ど無く、特にただでさえエヴァに乗る事に苦痛を感じていたシンジに対しては、本当の意味で彼の苦悩を理解する事は出来ず、むしろ互いの「似通った部分のみ」を深く理解していた事による苛立ちからか、ヒステリックで辛辣な罵声に等しい言動をぶつけてしまう傾向がある為に、結局の所、ミサトは保護者としての役割を出来ずにいた。<br/>しかしその一方で、シンジがシンクロ率400%の影響で[[EVA初号機]]に取り込まれてしまい、サルベージにも失敗してしまった際は、普段以上に取り乱して号泣し、彼が奇跡の生還を遂げた際は、抱きついて咽び泣く等、何だかんだで、親愛の情があった事は確かな様である。<br/>しかし、加持との再接近、彼の三重スパイという正体の把握、そして[[ネルフ]]本部地下に安置された[[第2使徒リリス|リリス]]の目撃、さらに加持の死と彼からのデータ受け渡しによって、真実に近づくための暗躍を繰り返すことになった結果、シンジとアスカに対しての扱いがおろそかになっていき、「擬似家族」は崩壊の一途を辿っていってしまう事になった。
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原作における首尾一貫した戦術としては、「戦力が低い順にEVAを使徒にぶつける(ないし危険なポジションにする)」である。これは使徒が完全に未知の敵であったため、戦力の低いEVAを囮に使い能力を把握した後で後衛のEVAをぶつけて倒そうという作戦である。現実の人間同士の戦争では下策とされるが、対・使徒の場合「一斉にかかったEVAが一度に全て撃破される」可能性を回避する為の選択であり、彼女なりに一番成功率の高い作戦=一番チルドレンを死なせずに済む方法を考えた結果である。
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原作における首尾一貫した戦術としては、「戦力が低い順にEVAを使徒にぶつける(ないし危険なポジションにする)」である。これは使徒が完全に未知の敵であったため、戦力の低いEVAを囮に使い能力を把握した後で後衛のEVAをぶつけて倒そうという作戦である。現実の人間同士の戦争では下策とされるが、対・使徒の場合「一斉にかかったEVAが一度に全て撃破される」可能性を回避する為の選択であり、彼女なりに一番成功率の高い作戦=一番チルドレンを死なせずに済む方法を考えた結果である。<br/>
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ちなみに[[セカンドインパクト]]発生時、現場に現場の最も近くにいた人物でもある(ショックで一時失語症になる程だった)。その際、学者であった父を失っている為、[[使徒]]迎撃という使命はミサトにとって同時に、「父の敵討ち」という意味合いを帯びる。しかし、同輩のリツコと違って、[[ネルフ]]の中核メンバーでありながら、セントラルドグマに存在する[[第2使徒リリス]]の存在や[[人類補完計画]]等、詳細な事は殆ど知らされていなかった。
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ちなみに[[セカンドインパクト]]発生時、現場に現場の最も近くにいた人物でもある(ショックで一時失語症になる程だった)。その際、学者であった父を失っている為、[[使徒]]迎撃という使命はミサトにとって同時に、「父の敵討ち」という意味合いを帯びる。
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得意な料理はカレー…である。口に入れた[[赤木リツコ|リツコ]]は青い顔をしていたが、作った本人は壊滅的な味オンチであるためカップラーメンの上にかけて美味そうに食べていた。
 
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[[ネルフ]]の中核メンバーでありながら(同輩のリツコと違って)詳細な事はにほとんど知らされていなかった。しかし加持との再接近、彼の三重スパイという正体の把握、そして[[ネルフ]]本部地下に安置された[[第2使徒リリス|リリス]]の目撃、さらに加持の死と彼からのデータ受け渡しによって、真実に近づくための暗躍を繰り返すことになる。
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だが、それと同時にシンジとアスカに対しての扱いがおろそかになっていき、「擬似家族」は崩壊の一途を辿っていってしまう。真実の多くを把握した直後、戦略自衛隊による[[ネルフ]]本部襲撃が発生。襲い掛かってくる兵士たちからシンジを救出し、致命傷を負いながらも彼を[[EVA初号機|初号機]]に送り届ける事に成功。最後にして最大の「保護者」としての役目を果たし、息を引き取った。
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旧劇場版では、真実の多くを把握した直後、戦略自衛隊による[[ネルフ]]本部襲撃が発生。襲い掛かってくる兵士たちからシンジを救出し、致命傷を負いながらも彼を[[EVA初号機|初号機]]に送り届ける事に成功。最後にして最大の「保護者」としての役目を果たし、息を引き取った。
    
=== スパロボシリーズにおいて ===
 
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