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== ミケーネ帝国(Mikene Empire) ==

『[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]』、『[[劇場版マジンガーシリーズ|マジンガーZ対暗黒大将軍]]』、『[[マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍]]』等に登場する敵勢力。

数千年前のギリシャにて、機械の巨人(後の[[機械獣]])を使役する[[闇の帝王]]が、アレス王国やミケーネ王国といった国々を征服して興した一大帝国。大地震によって滅びたと思われていた。<br />
しかし、ミケーネ人はその高度な技術力を使い、エーゲ海の地下深くに逃げ延びる事に成功。地底の広大な空洞に本拠地をおき、人口太陽を据え付け、[[サイボーグ|身体を機械化]]することでて生き延びた。<br />
現代、豊富な鉱物資源を用いて巨大サイボーグ「戦闘獣」を主力とする軍を創設。再び地上を我が物にせんと企む。

=== マジンガーZ ===
第68話より、ゴーゴン大公率いる先遣隊が登場。一応は、[[Dr.ヘル一派]]に組み込まれ、妖機械獣を提供する形式をとっている。<br />
第89話より、先遣隊はDr.ヘル一派から離脱する。そして最終話にて、暗黒大将軍の号令で戦闘獣[[グラトニオス]]とビラニアス(スパロボ未登場)がマジンガーZを倒すが、グレートマジンガーの出現により、戦略を見直すこととなる。

=== グレートマジンガー ===
暗黒大将軍率いる七つの軍団や、アルゴス長官率いる諜報軍が、地上侵略の邪魔になる[[科学要塞研究所]]を攻撃する。

最後は、[[地獄大元帥]]を始めとする主だった幹部を失い、地上征服を断念し、本国への通路を封鎖する。<br />
しかし、闇の帝王自身や、ミケーネ帝国の国土は無傷であるため、「ミケーネ帝国が滅びた」と表現するには語弊がある。事実、小説『スーパーロボット大戦』では'''生き残った闇の帝王が世界を支配する'''という衝撃の未来が語られた。

=== マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍 ===
Dr.ヘル一派の滅亡から月日を置いて、唐突に地上侵略を開始する。

=== 桜多吾作の漫画版 ===
幾つもの惑星にまたがり栄えた「シグマ文明」の流れをくむ文明。シグマの頃より劣化していたものの、他文明よりも高度な技術力を有していた。だが、新興勢力(シグマ文明の流れをくんでいるのかは不明)に敗れて地底に逃れた。
現代、戦闘獣による軍勢を用いて地上侵略を行う。この漫画版では日本占領すらなしとげたが、[[剣鉄也]]の命を捨てた攻撃で七つの軍団を滅ぼされ、地上侵略を断念する。

=== 真マジンガー 衝撃! Z編 ===
太古の昔に起きた星間戦争において、戦略上の重要拠点であった地球に降り立った異星人という設定になっている。

ウラヌスを筆頭に、三大神ゼウス・ハーデス・ポセイドンが属する。
本編でDr.ヘルが使用した兵器はこの帝国の遺産を流用・改造したもの。

ハーデスの生まれ変わりである闇の帝王を筆頭に、暗黒大将軍と、その下に七大軍団を持ち、ゴーゴン大公も存在。これらは「グレートマジンガー」とは異なり、いずれも「神」というカテゴリーに属している。

反乱を起こしたゼウスとの戦いに敗れ、封じられていたが、後にあしゅら男爵として改造されたトリスタンとイゾルデが行った「血の儀式」によって復活。マジンガーZを窮地に追い詰めたが、その後は物語終了により不明。

== 登場作品 ==
現在の所、何故かOVA版で登場した際は毎回扱いが悪い。
;[[旧シリーズ]]
:[[暗黒大将軍]]ら主なメンバーが[[DC]]幹部として登場するが、組織としては出てこない。攻略本によっては、「DCに戦力を提供している」との記述がある。登場した幹部は、暗黒大将軍、[[獣魔将軍]]、[[悪霊将軍ハーディアス|ハーディアス]]、[[妖爬虫将軍ドレイドウ|ドレイドウ]]、の四人だが、うち三人は第4次のみであった。
;[[スーパーロボット大戦64]]
:初めて本来のミケーネ帝国として登場。[[百鬼帝国]]と一応の同盟関係にあり、また現時点では唯一[[ヤヌス侯爵]]が登場している。
;[[スーパーロボット大戦α]]
:この時点では様子見の為、暗黒大将軍を指揮官、[[ゴーゴン大公]]を参謀に据えた小規模な軍団を派遣。[[妖魔帝国]]や[[Dr.ヘル一派]]と結託する。しかし前述のとおり結託と言っても[[戦闘獣]]を送る建前の元、ゴーゴンが情報収集しているだけであった。
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
:未来の世界において生き残りが登場。組織としては衰退し、暗黒大将軍とゴーゴン大公くらいしか主なメンバーは残っていない。[[恐竜帝国]]の客分(外人部隊のようなもの)として扱われる。
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
:地下勢力の敵組織の一つとして登場。闇の帝王、暗黒大将軍、地獄大元帥、[[アルゴス長官]]、ゴーゴン大公、そして7大将軍のうち、[[悪霊将軍ハーディアス|ハーディアス]]、[[怪鳥将軍バーダラー|バーダラー]]、[[超人将軍ユリシーザー|ユリシーザー]]が登場。会話により他の将軍も存在しているようだが、[[αナンバーズ]]以外のメンバーに倒されたらしい。また、後半から[[恐竜帝国]]や[[邪魔大王国]]の残党を吸収する。ある意味で歴代で最も強大で、かつ最も扱いが良い作品。また'''原作TV版の闇の帝王との決着がようやく実現した作品'''でもある。
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
:[[地獄大元帥]]と残存戦力が地底帝国に併合されている。また、[[闇の帝王]]と後半で倒される地獄大元帥が他のボスキャラと共に[[ムゲ・ゾルバドス]]によって復活する。[[サブシナリオ]]では、[[ひびき洸|洸]]や[[藤原忍|忍]]達が[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]時に戦っていたことが語られる。
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]
:敵組織の一つとして登場。[[百鬼帝国]]と結託しており、[[鉄甲鬼]]や[[胡蝶鬼]]を指揮下に入れている。
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
:敵組織の一つとして登場。[[暗黒大将軍]]と[[地獄大元帥]]の二頭体制をしいている。今回は敵組織の数、そしてシナリオの関係上影が薄い。なお本作では[[あしゅら男爵]]、[[ブロッケン伯爵]]も所属している。
;[[スーパーロボット大戦A]]
:敵組織の一つとして登場。[[暗黒大将軍]]と[[地獄大元帥]]の二頭体制をしいている。[[ベガ星連合軍]]、[[百鬼帝国]]と協力体制をとる。
;[[スーパーロボット大戦R]]
:敵組織の一つとして登場。[[闇の帝王]]と[[暗黒大将軍]]が登場。[[恐竜帝国]]、[[キャンベル星人]]、[[ボアザン星人]]と協力体制をとる。
;[[スーパーロボット大戦J]]
:OVA版が初登場。終盤のルート分差で[[オルファン]]ルートを選択すると登場するが、[[ジョナサン・グレーン|ジョナサン]]に七大将軍の4人を倒されたり、宇宙ルートを選択すると出番が全く無いなど扱いは悪い(しかもマジンガーチームは何故か宇宙ルートにも同行する)。
;[[スーパーロボット大戦W]]
:OVA版が登場。[[パリ]]を占拠する。[[J]]よりは申し訳程度にはマシだが、ルート次第ではやはり殆ど登場しない。
;[[スーパーロボット大戦L]]
:OVA版だが、物語開始時点で既に壊滅している為、やはり扱いが悪い。

== 人物 ==
七大将軍は「[[7つの軍団]]」の項を参照。

;[[闇の帝王]]
:君主。
;[[暗黒大将軍]]
:ミケーネ軍の総司令官。
;[[地獄大元帥]]
:戦死した暗黒大将軍の後任。[[Dr.ヘル]]が改造され、ミケーネの幹部となった。
;[[アルゴス長官]]
:諜報軍長官。大将軍に次ぐ地位にいる。
;[[ゴーゴン大公]]
:諜報軍幹部。
;[[ヤヌス侯爵]]
:諜報軍幹部。
;[[獣魔将軍]]
:劇場版の『[[劇場版マジンガーシリーズ|マジンガーZ対暗黒大将軍]]』に登場した幹部。
;[[ダンテ]]
:[[声優]]が[[剣鉄也]]と同じ野田圭一氏である事から、他の[[戦闘獣]]が全て「[[人工知能]]」・「[[戦闘獣]]」名義のパイロットとして扱われる中、本人がパイロットとして扱われる事が多い。

== 他作品の人物 ==
;[[あしゅら男爵]]、[[ブロッケン伯爵]]
:[[IMPACT]]で参加。なお、あしゅら男爵は「真」の設定ではこの帝国の人間。
;[[イキマ]]、[[アマソ]]、[[ミマシ]]
:[[第2次α]]で[[邪魔大王国]]壊滅後に参加。
;[[ヤッター・ラ・ケルナグール]]
:[[第2次α]]に於ける[[ドクーガ]]三幹部の会話で、アフリカに展開していた軍団(指揮官は不明)がケルナグール率いる部隊と交戦していた事が明らかにされているので、未登場将軍の内の誰かが彼によって屠られたのかも知れない。

== 関連する用語 ==
;[[7つの軍団]]
:
;[[戦闘獣]]
:
;[[妖機械獣]]
:
;[[Dr.ヘル一派]]
:
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[[Category:組織]]

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