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− 正体は母アリシアがアルテア界に去る際、それを見送ろうとする存在と追いかける存在に分裂したアマタの対存在であり、カグラは「追いかけるアマタ」である。アルテア界にわたった際にアマタとしての記憶を全て失い、ミカゲに保護されるが、彼の歪んだ感情に晒されて育った結果、己の力のみを第一義とするねじれた人格に成長している。+
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一方で一定の法則のもと、口にする言葉も意図と逆さまになってしまう副作用がある(例:「臭い匂い」なら「いい匂い」という意味になる)。「俺のシルフィ」として目を付けた[[ミコノ・スズシロ|ミコノ]]に対しては戦場に出るたびに猛烈なアプローチをかけていたが、この副作用のおかげで口説き文句が異様に物騒な文面(文字通りの'''殺し文句'''とも言える)になってしまい、中盤になるまで真意には全く気づかれなかった。
一方で一定の法則のもと、口にする言葉も意図と逆さまになってしまう副作用がある(例:「臭い匂い」なら「いい匂い」という意味になる)。「俺のシルフィ」として目を付けた[[ミコノ・スズシロ|ミコノ]]に対しては戦場に出るたびに猛烈なアプローチをかけていたが、この副作用のおかげで口説き文句が異様に物騒な文面(文字通りの'''殺し文句'''とも言える)になってしまい、中盤になるまで真意には全く気づかれなかった。
正体は母アリシアがアルテア界に去る際、それを見送ろうとする存在と追いかける存在に分裂したアマタの対存在であり、カグラは「追いかけるアマタ」である。アルテア界にわたった際にアマタとしての記憶を全て失い、ミカゲに保護されるが、彼の歪んだ感情に晒されて育った結果、己の力のみを第一義とするねじれた人格に成長している(前世でのライバルでセリアンの闇の記憶の転生者だった[[シリウス・ド・アリシア]]同様、戦いの記憶しか受け継がなかったことも起因している)。
ミコノに惹かれていた理由は、彼女が[[シルヴィア・ド・アリシア]]の転生体であるのに対し、カグラがアマタ同様アポロの転生体(の半分)であったため。その縁から彼女を廻って何度もアマタと激突を繰り返したが、最後には過去世ではなく今ある「ミコノ・スズシロ」を愛することを貫いたアマタに己の負けを認め、ミカゲに立ち向かう二人を後押しした。
ミコノに惹かれていた理由は、彼女が[[シルヴィア・ド・アリシア]]の転生体であるのに対し、カグラがアマタ同様アポロの転生体(の半分)であったため。その縁から彼女を廻って何度もアマタと激突を繰り返したが、最後には過去世ではなく今ある「ミコノ・スズシロ」を愛することを貫いたアマタに己の負けを認め、ミカゲに立ち向かう二人を後押しした。