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;将官A「[[アークエンジェル]]か……よもや辿り着くとはな」</br>将官B「ハルバートンの執念が、護ってでもいるんでしょうかね?」</br>サザーランド「ふん、護ってきたのは、コーディネイターの子供ですよ」</br>将官C「そうはっきりと言うな、サザーランド大佐。だがまあ、土壇場に来てストライクとそのパイロットが『MIA』と言うのは……何と言うか、幸いであったな」</br>サザーランド「GATシリーズは今後、我らの旗頭になるべきものです。しかし、それがコーディネイターの子供に操られていたのでは、話にならない」</br>将官C「確かにな……」</br>将官D「所詮は奴等には敵わぬものと、目の前で実例を見せるようなものだ」</br>サザーランド「[[カラミティガンダム|全ての技術は]][[フォビドゥンガンダム|受け継がれ]][[レイダーガンダム|更に発展しています]]。今度こそ我々のために」</br>将官B「アズラエルにはなんと?」</br>サザーランド「問題は全てこちらで修正すると伝えてあります。不運な出来事だったのですよ、全ては。[[サイクロプス|恐らくはこれから起きる事も……]]」</br>サザーランド「[[ブルーコスモス|全ては青き正常なる世界のために]]」
;将官A「[[アークエンジェル]]か……よもや辿り着くとはな」</br>将官B「ハルバートンの執念が、護ってでもいるんでしょうかね?」</br>サザーランド「ふん、護ってきたのは、コーディネイターの子供ですよ」</br>将官C「そうはっきりと言うな、サザーランド大佐。だがまあ、土壇場に来てストライクとそのパイロットが『MIA』と言うのは……何と言うか、幸いであったな」</br>サザーランド「GATシリーズは今後、我らの旗頭になるべきものです。しかし、それがコーディネイターの子供に操られていたのでは、話にならない」</br>将官C「確かにな……」</br>将官D「所詮は奴等には敵わぬものと、目の前で実例を見せるようなものだ」</br>サザーランド「[[カラミティガンダム|全ての技術は]][[フォビドゥンガンダム|受け継がれ]][[レイダーガンダム|更に発展しています]]。今度こそ我々のために」</br>将官B「アズラエルにはなんと?」</br>サザーランド「問題は全てこちらで修正すると伝えてあります。不運な出来事だったのですよ、全ては。[[サイクロプス|恐らくはこれから起きる事も……]]」</br>サザーランド「[[ブルーコスモス|全ては青き正常なる世界のために]]」
:『[[機動戦士ガンダムSEED]]』第32話より。[[キラ・ヤマト|小さくない]][[トール・ケーニヒ|犠牲を払って]]地球連合軍最高司令部[[アラスカ基地]]にアークエンジェルが到達した際、基地内の照明が落とされた会議室内での地球連合軍幕僚達の会話。
:『[[機動戦士ガンダムSEED]]』第32話より。[[キラ・ヤマト|小さくない]][[トール・ケーニヒ|犠牲を払って]]地球連合軍最高司令部[[アラスカ基地]]にアークエンジェルが到達した際、基地内の照明が落とされた会議室内での地球連合軍幕僚達の会話。
:アークエンジェルをほぼ孤立無援に置いていたためか、アラスカ本部まで到着するとは全く思っていなかったらしく、安堵よりも困惑の感情が勝っている事が窺える。また、マリュー達が戦局を覆す切り札になり得ると考え、必死に本部まで届けようとしていた[[ストライクガンダム|GAT-X105ストライク]]に関しても全く重要視していない節も見受けられる<ref>既に[[ストライクダガー]]は量産体制に入っており、最大の問題であったOS(オペレーティングシステム)も実践に耐え得るものが完成していたため、第1期GAT-Xシリーズは地球連合軍上層部では役割を終えている存在だった上に、更に高度な技術かつ性能を先鋭化させた[[カラミティガンダム|カラミティ]]、[[フォビドゥンガンダム|フォビドゥン]]、[[レイダーガンダム|レイダー]]の第2期GAT-Xシリーズがモニターに表示されていた事から既に新型設計と製造も始まっていた。更にパイロットすらも[[ブーステッドマン]]や[[エクステンデッド]]などの生体CPUの運用も予定されていたため、最初期のモビルスーツとコーディネイターによるストライク運用実績しかない上に機体まで失われている以上、アークエンジェルは連合軍では重要な存在ではなかった。むしろコーディネイターを受け入れていた事がブルーコスモスに染まっていた本部幕僚達には疎ましかった模様である</ref>。
:アークエンジェルをほぼ孤立無援に置いていたためか、アラスカ本部まで到着するとは全く思っていなかったらしく、安堵よりも困惑の感情が勝っている事が窺える。また、マリュー達が戦局を覆す切り札になり得ると考え、必死に本部まで届けようとしていた[[ストライクガンダム|GAT-X105ストライク]]に関しても全く重要視していない節も見受けられる<ref>既に[[ストライクダガー]]は量産体制に入っており、最大の問題であったOS(オペレーティングシステム)も実践に耐え得るものが完成していたため、第1期GAT-Xシリーズは地球連合軍上層部では役割を終えている存在だった上に、より高度な技術かつ性能を先鋭化させた[[カラミティガンダム|カラミティ]]、[[フォビドゥンガンダム|フォビドゥン]]、[[レイダーガンダム|レイダー]]の第2期GAT-Xシリーズがモニターに表示されていた事から既に新型設計と製造も始まっていた。更にパイロットすらも[[ブーステッドマン]]や[[エクステンデッド]]などの生体CPUの運用も予定されていたため、最初期のモビルスーツとコーディネイターによるストライク運用実績しかない上に機体まで失われている以上、アークエンジェルは連合軍では重要な存在ではなかった。むしろコーディネイターを受け入れていた事がブルーコスモスに染まっていた本部幕僚達には疎ましかった模様である</ref>。
:そして、何よりも会話の端々からコーディネイターがストライクを操縦していた事に対する露骨な嫌悪感が感じられ、最後にウィリアム・サザーランド大佐(SRW未登場)の発言から最高司令部に属する軍高官達が完全にブルーコスモスの思想に染まっている事が判明し、かつての[[血のバレンタイン]]事件は起こるべくして起きた事件だったと痛感させられる。
:そして、何よりも会話の端々からコーディネイターがストライクを操縦していた事に対する露骨な嫌悪感が感じられ、最後にウィリアム・サザーランド大佐(SRW未登場)の発言から最高司令部に属する軍高官達が完全にブルーコスモスの思想に染まっている事が判明し、かつての[[血のバレンタイン]]事件は起こるべくして起きた事件だったと痛感させられる。
;「くそっ! 第十三独立部隊を展開しろ」
;「くそっ! 第十三独立部隊を展開しろ」