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『'''超時空要塞マクロス'''』とは、竜の子プロダクション・アニメフレンド制作のテレビアニメ作品。
 
『'''超時空要塞マクロス'''』とは、竜の子プロダクション・アニメフレンド制作のテレビアニメ作品。
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
超時空シリーズ並びに[[マクロスシリーズ]]の第1作。
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「超時空シリーズ」並びに「[[マクロスシリーズ]]」の第1作。
    
第一次星間大戦の開戦から終戦(2009年2月~2010年3月)までを描いた第1話~第27話、終戦から2年後(2011年8月~2012年1月)を描いた第28話以降の実質的な2部構成となっており、それぞれで微妙に作風が異なっている。
 
第一次星間大戦の開戦から終戦(2009年2月~2010年3月)までを描いた第1話~第27話、終戦から2年後(2011年8月~2012年1月)を描いた第28話以降の実質的な2部構成となっており、それぞれで微妙に作風が異なっている。
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放映終了の翌年(1984年)には劇場版『[[超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか]]』が上映された。劇場版はTV版の単純なリメイクにとどまらず、舞台設定から細部の展開に至るまで多くの点で異なる作品となっている。
 
放映終了の翌年(1984年)には劇場版『[[超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか]]』が上映された。劇場版はTV版の単純なリメイクにとどまらず、舞台設定から細部の展開に至るまで多くの点で異なる作品となっている。
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本作を制作した広告代理店ビックウエストおよび毎日放送は、タイトルの頭に「超時空」を冠したロボットアニメを他にも『[[超時空世紀オーガス]]』『超時空騎団サザンクロス』(SRW未参戦)を制作している。これらは『超時空シリーズ』と呼ぶ。
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本作を制作した広告代理店ビックウエストおよび毎日放送は、本作以降もタイトルの頭に「超時空」を冠したロボットアニメ『[[超時空世紀オーガス]]』『超時空騎団サザンクロス』(SRW未参戦)を制作している。これらは「超時空シリーズ」と呼ばれる。
    
== ストーリー ==
 
== ストーリー ==
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:輝の先輩で上官。[[バルキリー]][[スカル小隊]]の隊長を務める。酒と女と[[空]]を愛する豪胆な[[性格]]の[[エース|エースパイロット]]。
 
:輝の先輩で上官。[[バルキリー]][[スカル小隊]]の隊長を務める。酒と女と[[空]]を愛する豪胆な[[性格]]の[[エース|エースパイロット]]。
 
;[[マクシミリアン・ジーナス]]
 
;[[マクシミリアン・ジーナス]]
:輝の部下。バルキリースカル小隊のパイロット。愛称は「'''マックス'''」。バルキリーの操縦技術等に長けた文字どおりの'''[[天才]]'''
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:輝の部下。バルキリースカル小隊のパイロット。愛称は「'''マックス'''」。バルキリーの操縦技術等に長けた文字どおりの「'''[[天才]]'''」。
 
;[[柿崎速雄]]
 
;[[柿崎速雄]]
 
:輝の部下。バルキリースカル小隊のパイロット。大柄な大食漢で、憎めない性格のムードメーカー。
 
:輝の部下。バルキリースカル小隊のパイロット。大柄な大食漢で、憎めない性格のムードメーカー。
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:2010年2月11日に実行された地球統合軍(マクロス)の作戦。発案者は[[一条輝]]。
 
:2010年2月11日に実行された地球統合軍(マクロス)の作戦。発案者は[[一条輝]]。
 
:これによって、[[リン・ミンメイ]]の[[歌]]=「文化」に耐性の無いゼントラーディ軍は総崩れとなった。「リン・ミンメイ作戦」とも言う。
 
:これによって、[[リン・ミンメイ]]の[[歌]]=「文化」に耐性の無いゼントラーディ軍は総崩れとなった。「リン・ミンメイ作戦」とも言う。
:OVA『超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-(SRW未参戦)』ではこれを応用した戦略防衛システム「ミンメイディフェンス」が用いられている。
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:OVA『超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-』(SRW未参戦)ではこれを応用した戦略防衛システム「ミンメイディフェンス」が用いられている。
 
;統合戦争
 
;統合戦争
 
:本作の劇中以前に勃発したとされる戦争(2000年7月~2008年12月)。序盤の[[ナレーション]]で若干語られるのみだが、後に『[[マクロスゼロ]]』で描かれることとなる。
 
:本作の劇中以前に勃発したとされる戦争(2000年7月~2008年12月)。序盤の[[ナレーション]]で若干語られるのみだが、後に『[[マクロスゼロ]]』で描かれることとなる。
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:;「私の彼はパイロット」
 
:;「私の彼はパイロット」
 
::リン・ミンメイのデビュー曲。
 
::リン・ミンメイのデビュー曲。
::ちなみに、本曲は[[マクロスF|後年]]のマクロスシリーズの世界では「伝説の曲」という扱いになっている。ミレーヌ、ランカ、[[ボビー・マルゴ|ボビー]]によるカバーバージョンも存在する。
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::[[マクロスF|後年]]のマクロスシリーズの世界では「伝説の曲」という扱いになっている。ミレーヌ、ランカ、[[ボビー・マルゴ|ボビー]]によるカバーバージョンも存在する。
 
::『α』で採用。
 
::『α』で採用。
 
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== 登場作と扱われ方 ==
 
== 登場作と扱われ方 ==
スパロボにおいては劇場版に準拠した設定での参戦が目立つ。『[[スーパーロボット大戦α]]』(SRW初参戦)、『[[スーパーロボット大戦α外伝]]』では参戦作品として両作品の名前があるが、「[[ゼントラーディ|ゼントラン]]vs[[メルトランディ|メルトラン]]」の構図を採用している点などから劇場版の色合いが強く、『[[第3次スーパーロボット大戦α]]』、『[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]]』では劇場版のみがクレジットタイトルとして記されている。
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スパロボにおいては劇場版に準拠した設定での参戦が目立つ。『[[スーパーロボット大戦α]]』(SRW初参戦)、『[[スーパーロボット大戦α外伝]]』では参戦作品として両作品の名前があるが、「[[ゼントラーディ|ゼントラン]]vs[[メルトランディ|メルトラン]]」の構図を採用している点などから劇場版の色合いが強く、『[[第3次スーパーロボット大戦α]]』、『[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]]』では劇場版のみが参戦している。
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とはいえ、当然ながら大半の設定は共通しており、参戦時にどちらからの参戦かを単純に断定するのは難しい点に注意が必要である。例えば、『[[第3次α]]』では上述したように劇場版が参戦作品として挙げられているが、TV版の続編である『[[マクロス7]]』も同時に参戦しており、その意味でTV版の設定も混じった形になっている。
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とはいえ、当然ながら大半の設定は共通しており、参戦時にどちらからの参戦かを単純に断定するのは難しい点に注意が必要である。例えば、『第3次α』では上述したように劇場版が参戦作品として挙げられているが、TV版の続編である『[[マクロス7]]』も同時に参戦しており、その意味でTV版の設定も混じった形になっている。
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マクロスシリーズの処女作であり、[[ガンダムシリーズ]]等とは異なり全てのマクロス作品の世界観と歴史の根幹を担うポジションにあるため、下記以外のスパロボ作品でも設定背景や小ネタとして本作の要素が散見される。一方で、内容を忠実に反映してしまうと'''地球人類の99%が一度ゼントラーディに滅ぼされた事がある'''歴史を含んでしまうため、被害が軽度にされたり、それ自体にほぼ触れない事がお約束化している。
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マクロスシリーズの処女作であり、[[ガンダムシリーズ]]等とは異なり全てのマクロス作品の世界観と歴史の根幹を担うポジションにあるため、下記以外のスパロボ作品でも設定背景や小ネタとして本作の要素が散見される。一方で、内容を忠実に反映すると'''地球人類の99%が一度ゼントラーディに滅ぼされた事がある'''歴史を含んでしまうため、被害が軽度にされるか、それ自体にほぼ触れないようにされている。
    
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦α]]
 
;[[スーパーロボット大戦α]]
:初参戦。[[ゼントラーディ]]vs[[メルトランディ]]、それにSRWオリジナルの[[ゼ・バルマリィ帝国]]の三勢力の星間戦争の構図は本作の根幹を為す設定であり、存在感は非常に大きい。
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:初参戦作品。[[ゼントラーディ]]vs[[メルトランディ]]、それにSRWオリジナルの[[ゼ・バルマリィ帝国]]の三勢力の星間戦争の構図は本作の根幹を為す設定であり、存在感は非常に大きい。
 
:輝、未沙、ミンメイの[[三角関係]]についてはルートによりTV版と劇場版の双方の展開を見ることが出来る他、ミンメイと結ばれる結末も選択次第では可能である。
 
:輝、未沙、ミンメイの[[三角関係]]についてはルートによりTV版と劇場版の双方の展開を見ることが出来る他、ミンメイと結ばれる結末も選択次第では可能である。
 
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
 
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
 
:作品としての存在感はやや希薄で、どちらかと言えば『[[マクロスプラス]]』の方が目立つ。
 
:作品としての存在感はやや希薄で、どちらかと言えば『[[マクロスプラス]]』の方が目立つ。
:なお、[[オープニング戦闘デモ]]では殆んどの作品は主役キャラクターの機体が登場するのだが、『初代マクロス』からは輝機ではなくフォッカー機が登場する。
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:なお、[[オープニング戦闘デモ]]では殆んどの作品は主役キャラクターの機体が登場するが、『初代マクロス』からは輝機ではなくフォッカー機が登場する。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*本放送当時は制作スケジュールが逼迫していた事も有り作画が不安定であり、出来の良い回と悪い回との差が大きく目立っていた。この影響で次作である『[[超時空世紀オーガス]]』ではアニメーション制作スタジオがタツノコプロから東京ムービー(現・トムスエンタテインメント)へと交代している。
 
*本放送当時は制作スケジュールが逼迫していた事も有り作画が不安定であり、出来の良い回と悪い回との差が大きく目立っていた。この影響で次作である『[[超時空世紀オーガス]]』ではアニメーション制作スタジオがタツノコプロから東京ムービー(現・トムスエンタテインメント)へと交代している。
**海外展開にも影響を及ぼしており、超時空シリーズから唯一タツノコプロが関わっていない『オーガス』は海外翻案作品群である『ロボテックシリーズ』に入れられていない。
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**海外展開にも影響を及ぼしており、超時空シリーズから唯一タツノコプロが関わっていない『オーガス』は海外翻案作品群である「ロボテックシリーズ」に入れられていない。
    
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
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[[Category:登場作品]]
 
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