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ブリタニア人でありながら、[[黒の騎士団]]のリーダーである[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]に協力する男。元々はテレビ局の特派員で、数多くの番組も制作した。しかし、ゼロの何者にも省みない行動力と思想に心酔し、小踊りなどの奇行も見せたことがあった。黒の騎士団では組織の人員把握、[[資金]]、人脈構築に絶大な影響力を及ぼした。
 
ブリタニア人でありながら、[[黒の騎士団]]のリーダーである[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]に協力する男。元々はテレビ局の特派員で、数多くの番組も制作した。しかし、ゼロの何者にも省みない行動力と思想に心酔し、小踊りなどの奇行も見せたことがあった。黒の騎士団では組織の人員把握、[[資金]]、人脈構築に絶大な影響力を及ぼした。
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時にはゼロにも内密で暗躍する事もあるが、あくまでもゼロの利になる為の行動であり、少なくとも彼が不利になる様な事は、なるべく控えている。一方で、[[天子]]を日本人の誰かを結婚させる事をゼロに提案させる、『R2』第19話「裏切り」にてゼロこと[[ルルーシュ・ランペルージ]]が黒の騎士団に追放されるや否や、彼を見捨てるなど非情な一面を見せる。
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時にはゼロにも内密で暗躍する事もあるが、あくまでもゼロの利になる為の行動であり、少なくとも彼が不利になる様な事は、なるべく控えている。一方で、[[天子]]を日本人の誰かを結婚させる事をゼロに提案させる、[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]が黒の騎士団に追放されるや否や、彼を見捨てるなど非情な一面を見せる。
    
その後は[[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル]]に付くも、ルルーシュの[[ギアス]]に掛けられたシュナイゼルに撃たれた挙句、'''「ギアスを掛ける価値も無い」と切り捨てられて死ぬ'''という、自業自得な末路を迎えた。
 
その後は[[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル]]に付くも、ルルーシュの[[ギアス]]に掛けられたシュナイゼルに撃たれた挙句、'''「ギアスを掛ける価値も無い」と切り捨てられて死ぬ'''という、自業自得な末路を迎えた。
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なお、ディートハルトは『コードギアス』の各種[[漫画|漫画版]]には登場しない。
      
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
 
:概ね原作通りの役回り。中盤において原作同様、[[天子]]を日本人の誰かと結婚させる事をゼロに提案した所を、[[ZEXIS]]の女性陣から袋叩きにされ、[[キリコ・キュービィー|キリコ]]に'''「お前は人でなしか」'''と言われてしまう。
 
:概ね原作通りの役回り。中盤において原作同様、[[天子]]を日本人の誰かと結婚させる事をゼロに提案した所を、[[ZEXIS]]の女性陣から袋叩きにされ、[[キリコ・キュービィー|キリコ]]に'''「お前は人でなしか」'''と言われてしまう。
:最終的にはどちらのルートでもある意味原作以上に惨めな最期を遂げており<ref>[[ゼロレクイエム]]ルートでは[[ダモクレス要塞]]制圧の時点では死亡せず[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]にまだ利用価値があると見なされて生かされるが、前述したように鞘替えしたうえに、原作通り一度は殺そうとした為か、後に切り捨てられてしまい、爆発するダモクレス要塞と共に消えた。一方、[[黒の騎士団]]ルートではシュナイゼル側に付き、フジサン決戦にて独断で[[ナナリー・ランペルージ|ナナリー]]を人質を取った結果、ゼロの逆鱗に触れて「[[ギアス]]をかける価値もない」と切り捨てられた挙句、ただ一人ダモクレスに取り残され、最期は[[宇宙]]から放たれた[[リーブラ]]主砲の一撃によってダモクレス要塞共々消滅させられる。</ref>、特に黒の騎士団ルートにおいてはルルーシュ側のキャラもシュナイゼル側のキャラもほぼ全員が原作より救いのある結末を迎えているだけに、ディートハルトの悲惨な最期がより際立っている。ちなみに、顔グラフィックが増えており多彩な表情を見せるようになった。
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:[[ゼロレクイエム]]ルートに進むと[[ダモクレス要塞]]制圧の時点では[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]にまだ利用価値があると見なされて生かされるが、後に切り捨てられてしまい、爆発するダモクレス要塞と共に消えた。一方、[[黒の騎士団]]ルートではシュナイゼル側に付き、フジサン決戦にて独断で[[ナナリー・ランペルージ|ナナリー]]を人質を取った結果、ゼロの逆鱗に触れて「[[ギアス]]をかける価値もない」と切り捨てられた挙句、ただ一人ダモクレスに取り残され、最期は[[宇宙]]から放たれた[[リーブラ]]主砲の一撃によってダモクレス要塞共々消滅させられる。ちなみに、顔グラフィックが増えており多彩な表情を見せるようになった。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 
;『[[スーパーロボット大戦X-Ω]]』
 
;『[[スーパーロボット大戦X-Ω]]』
 
:イベント「ロボットとアイドル」では、テレビ局のスタッフとして「[[アッシュフォード学園]]を襲撃した[[テロリスト]]を退治する黒の騎士団の様子を生中継させる」という見せ場が存在している。
 
:イベント「ロボットとアイドル」では、テレビ局のスタッフとして「[[アッシュフォード学園]]を襲撃した[[テロリスト]]を退治する黒の騎士団の様子を生中継させる」という見せ場が存在している。
:黒の騎士団の情報補佐官であるディートハルトの面目躍如といったところか。
      
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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;「こうでなければ…!」
 
;「こうでなければ…!」
 
:日本解放戦線の救援を名目に黒の騎士団を展開させていたが、ブリタニア軍に取り付かれつつあった解放戦線の大型タンカーが突如吹き飛び、攻撃目標をコーネリアの主力へ向けたのを見届けた際の台詞。
 
:日本解放戦線の救援を名目に黒の騎士団を展開させていたが、ブリタニア軍に取り付かれつつあった解放戦線の大型タンカーが突如吹き飛び、攻撃目標をコーネリアの主力へ向けたのを見届けた際の台詞。
:元々彼が黒の騎士団に接近したのは、枢木スザク強奪事件(オレンジ事件)を見てゼロに興味を持ったからだったが、そのゼロが自分の予想どおりの人物だったのが、嬉しかったのだろう。
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:元々彼が黒の騎士団に接近したのは、オレンジ事件を見てゼロに興味を持ったからだったが、そのゼロが自分の予想どおりの人物だったのが、嬉しかったのだろう。
 
;「解放戦線を囮に、手薄になった本隊に攻め入る…。フン、定石だがそれでは今ひとつ弱い…」<br/>「そうだ、どうせなら敵の戦力を削ぎ落とす! 役立たずの解放戦線を、生きたトラップとして…!」<br/>「やはりゼロはすばらしき素材、カオスの権化だ! もっと、もっと見せてくれ私に。あなたの主観に満ちた世界を!! フフハハハハハハッ!!」
 
;「解放戦線を囮に、手薄になった本隊に攻め入る…。フン、定石だがそれでは今ひとつ弱い…」<br/>「そうだ、どうせなら敵の戦力を削ぎ落とす! 役立たずの解放戦線を、生きたトラップとして…!」<br/>「やはりゼロはすばらしき素材、カオスの権化だ! もっと、もっと見せてくれ私に。あなたの主観に満ちた世界を!! フフハハハハハハッ!!」
 
:上記の場面に続いて、[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]を称賛した際の台詞。
 
:上記の場面に続いて、[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]を称賛した際の台詞。
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== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==
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=== Zシリーズ ===
 
;「破嵐万丈。余計な事をしてくれたものですね」<br />「その通りです。あそこで欲しかった絵は虐殺の風景です。あなたのおせっかいによって被害が最小限に抑えられた事は我々にとってデメリットしかないのです」<br />「あの地に集まったのは所詮は日和った大衆…。ゼロの創る新しい日本には不要です。ならば、せめて我々の活動をアシストするために死んでほしいものです」
 
;「破嵐万丈。余計な事をしてくれたものですね」<br />「その通りです。あそこで欲しかった絵は虐殺の風景です。あなたのおせっかいによって被害が最小限に抑えられた事は我々にとってデメリットしかないのです」<br />「あの地に集まったのは所詮は日和った大衆…。ゼロの創る新しい日本には不要です。ならば、せめて我々の活動をアシストするために死んでほしいものです」
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』[[エリア11]]ルート第36話「血染めのユフィ」において、[[イレヴン]]市民の避難を誘導した行動をした[[破嵐万丈|万丈]]に対して。
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』[[エリア11]]ルート第36話「血染めのユフィ」において、[[イレヴン]]市民の避難を誘導した行動をした[[破嵐万丈|万丈]]に対して。
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:救出した[[天子]]を日本人の誰かと結婚させるという策を口にしたところ女性陣から大バッシングを喰らい、挙句に[[キリコ・キュービィー|キリコ]]から'''「お前は人でなしか」'''とバッサリ斬られてこの台詞である。「ぐうの音も出ない」とは、まさにことのことであろう。
 
:救出した[[天子]]を日本人の誰かと結婚させるという策を口にしたところ女性陣から大バッシングを喰らい、挙句に[[キリコ・キュービィー|キリコ]]から'''「お前は人でなしか」'''とバッサリ斬られてこの台詞である。「ぐうの音も出ない」とは、まさにことのことであろう。
 
:なお、傍で見ていた[[ラクシャータ・チャウラー|ラクシャータ]]も、直後にこの強烈な駄目出しを「傑作」と評している。
 
:なお、傍で見ていた[[ラクシャータ・チャウラー|ラクシャータ]]も、直後にこの強烈な駄目出しを「傑作」と評している。
===『第2次Z再世篇』ゼロレクイエムルート===
   
;「私も…! 私も連れて行って下さい!」<br />「私は陛下の創りだす新しい世界を世に伝えるという義務があります!」
 
;「私も…! 私も連れて行って下さい!」<br />「私は陛下の創りだす新しい世界を世に伝えるという義務があります!」
 
:第57話「ゼロ・レクイエム」より。崩落する[[ダモクレス要塞]]から脱出しようとする[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]に自分も連れていくと嘆願するが、切り捨てられてしまう。
 
:第57話「ゼロ・レクイエム」より。崩落する[[ダモクレス要塞]]から脱出しようとする[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]に自分も連れていくと嘆願するが、切り捨てられてしまう。
 
:それでも自分に[[ギアス]]をかけるように頼んだが、ルルーシュの答えは変わる事は無かった。
 
:それでも自分に[[ギアス]]をかけるように頼んだが、ルルーシュの答えは変わる事は無かった。
 
;「陛下ぁぁぁっ!!」
 
;「陛下ぁぁぁっ!!」
:最期の台詞。心酔の対象であるルルーシュに捨てられた挙句、爆発するダモクレス要塞と共に消える、という惨めで無様な最期としか言いようがなかった。
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:ゼロレクイエムルート最期の台詞。心酔の対象であるルルーシュに捨てられた挙句、爆発するダモクレス要塞と共に消える、という惨めで無様な最期としか言いようがなかった。
 
:なお、[[王留美|留美]]もダモクレス要塞に取り残されてしまったが、ディートハルトとは対照的に彼女は自分の望みが叶ったこともあってか、毅然とした態度を崩さなかった。
 
:なお、[[王留美|留美]]もダモクレス要塞に取り残されてしまったが、ディートハルトとは対照的に彼女は自分の望みが叶ったこともあってか、毅然とした態度を崩さなかった。
===『第2次Z再世篇』黒の騎士団ルート===
   
;「不遜な口を利くのはここまでだ、ゼロ! お前の妹の生命は今、私の手の中にある!」
 
;「不遜な口を利くのはここまでだ、ゼロ! お前の妹の生命は今、私の手の中にある!」
:第52話「決死のエンドゲーム」より。ダモクレス要塞の内部に突入した[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]に揺さぶりを掛けようと、独断で[[ナナリー・ランペルージ|ナナリー]]を人質にかけた。
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:黒の騎士団ルート第52話「決死のエンドゲーム」より。ダモクレス要塞の内部に突入した[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]に揺さぶりを掛けようと、独断で[[ナナリー・ランペルージ|ナナリー]]を人質にかけた。
 
;「ギ、ギアスだ! ギアスを使ったな、ゼロ!」<br />「お前はギアスを自らにかける事によって妹への執着を断ち切った…! だから、撃てた! だから…!」
 
;「ギ、ギアスだ! ギアスを使ったな、ゼロ!」<br />「お前はギアスを自らにかける事によって妹への執着を断ち切った…! だから、撃てた! だから…!」
 
:ナナリーに構わず発砲したゼロに激しく狼狽。先ほどまでの余裕はどこへ、一気に醜態をさらすハメになり、直後にゼロに威嚇射撃をされ、惨めに悲鳴を上げる。
 
:ナナリーに構わず発砲したゼロに激しく狼狽。先ほどまでの余裕はどこへ、一気に醜態をさらすハメになり、直後にゼロに威嚇射撃をされ、惨めに悲鳴を上げる。
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:ダモクレス要塞での戦いが終わり、降伏した[[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル]]や[[コーネリア・リ・ブリタニア|コーネリア]]達が次々とダモクレス要塞から脱出した中、只一人取り残されたディートハルトは表情を大きく歪めながら取り乱してしまう。[[ZEXIS]]は引導を渡すべくダモクレス要塞を破壊しようとしたその時…
 
:ダモクレス要塞での戦いが終わり、降伏した[[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル]]や[[コーネリア・リ・ブリタニア|コーネリア]]達が次々とダモクレス要塞から脱出した中、只一人取り残されたディートハルトは表情を大きく歪めながら取り乱してしまう。[[ZEXIS]]は引導を渡すべくダモクレス要塞を破壊しようとしたその時…
 
;「あああああああっ!!」
 
;「あああああああっ!!」
:断末魔。[[リーブラ]]主砲から放った光によって、「力による支配の象徴」であるダモクレス要塞共々塵も残らず消し去られてしまう。
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:断末魔。[[リーブラ]]主砲から放った光によって、「力による支配の象徴」であるダモクレス要塞共々塵も残らず消し去られてしまう。このルートにおいてはルルーシュ側のキャラもシュナイゼル側のキャラもほぼ全員が原作より救いのある結末を迎えているだけに、ディートハルトの悲惨な最期がより際立っている。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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