差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
1,797 バイト追加 、 2015年12月12日 (土) 01:57
88行目: 88行目:     
=== ティターンモデル ===
 
=== ティターンモデル ===
『蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT』(SRW未参戦)に登場した、ファフナーのプロトタイプ。
+
『蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT』(SRW未参戦)に登場した、竜宮島製ファフナーの第二世代モデル。開発者は[[日野洋治]]、[[ミツヒロ・バートランド]]。
SX001〜004の全4機が製造され、全機が「L計画」にて運用された。ティターンはギリシア神話に出てくる巨人から。ノートゥングモデルにほぼ倍するサイズで機体色は紅色。
+
TSX001〜004の全4機が製造され、全機が「L計画」にて運用された。ティターンはギリシア神話に出てくる巨人から。ノートゥングモデルにほぼ倍するサイズで機体色は紅色。
    
動力炉はエーギルモデルよりは小型化したが、技術的にまだ未成熟であったためジークフリード・システムは内蔵型となっている。
 
動力炉はエーギルモデルよりは小型化したが、技術的にまだ未成熟であったためジークフリード・システムは内蔵型となっている。
武装も内蔵された機関砲とミサイル、短剣型のルガーランスのみと後に開発される装備と比較すると至って心許ないが、ノートゥングモデルに匹敵するパワーを持っていた。活動時間もわずか450秒とノートゥングモデルなどよりも格段に短く、囮として長く戦う目的で投入されたにもかかわらず、使い捨てさながらの機体となっている。
+
武装も内蔵された機関砲とミサイル、試作型ガンドレイク(射撃機能を強化したルガーランス系の兵装)と、後に開発される装備と比較すると至って心許ないが、ノートゥングモデルに匹敵するパワーを持っていた。また、当時はフェストゥムが海中で活動出来ないと認識されていたため、いざという時に海中に逃げるために背部にサイレーンド(水中用推進装置)を装備している。コクピットは胸部にあり、頭部を喪失してもハッチを解放した状態で有視界戦闘が可能。ニーベルング・システムなど、インターフェース周りはノートゥング・モデルに比して洗練されておらず、シナジェティック・スーツも露出の全く無いデザインとなっている。
   −
当初は8人シフト制で運用されていたが、ジークフリード・システムの内蔵の影響と技術的に未熟な機体だったため、搭乗時パイロットにかかる同化現象の負担はノートゥングモデルの'''数十倍'''という恐ろしい早さで同化現象が進行。2機は作戦中に大破し、最終的には2人のパイロットが残った2機を使用する形で運用された。
+
活動時間(厳密にはパイロットの連続搭乗リミット)もわずか450秒と、ノートゥングモデルなどよりも格段に短く、囮として長く戦う目的で投入されたにもかかわらず、使い捨てさながらの機体となっている。ジークフリード・システムによるクロッシングのため、ツーマンセルでのツインドック運用が最低限の前提であるが、劇中ではスリーマンセルのトリプルドック運用も行われた。
 +
 
 +
ティターンモデルそのものは『RoL』本編よりもかなり以前に完成しており、フェストゥム因子移植第一世代の数が少なくなった一因として、ミツヒロ・バートランドがこの機体を使った無茶な訓練を繰り返したことが挙げられる。
 +
 
 +
当初は8人シフト制で運用されていたが、ジークフリード・システムの内蔵の影響と技術的に未熟な機体だったため、搭乗時パイロットにかかる同化現象の負担はノートゥングモデルの'''数十倍'''という恐るべきもので、凄まじい早さで同化現象が進行。2機は作戦中に大破し、最終的には2人のパイロットが残った2機を使用する形で運用された。
 
その残った2機も最終的にはフェンリルによって消滅し、本計画で回収されたのはフェンリルを発動した1機の無人のとなったコックピットブロックのみとなってしまった。これに残されていた音声記録を頼りに、アルヴィスはフェストゥム襲来に対する準備を進めていくことになる。
 
その残った2機も最終的にはフェンリルによって消滅し、本計画で回収されたのはフェンリルを発動した1機の無人のとなったコックピットブロックのみとなってしまった。これに残されていた音声記録を頼りに、アルヴィスはフェストゥム襲来に対する準備を進めていくことになる。
   −
余談だが、計画参加者は戦死者よりも本機に搭乗したためいなくなった人間のほうが多い。
+
余談だが、L計画参加者の内パイロット8名は、戦死者よりも本機に搭乗したためにいなくなった人間のほうが多い。当時はまだ同化現象の治療法が確立されておらず、昏睡状態に陥った仲間が末期症状となる結晶化を起こして「いなくなっていく」のを、誰もがただ見ているだけしか出来なかった。そのため、パイロット達はフェストゥムより寧ろ自分達の唯一の武器であるファフナーを恐れていたようである。
    
=== エーギルモデル ===
 
=== エーギルモデル ===
匿名利用者

案内メニュー