バトルコマンダー 八武衆、修羅の兵法

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  • 発売日:1991年12月29日
  • 機種:スーパーファミコン
  • 発売:バンプレスト
  • 開発:アークシステムワークス
  • 定価:9,800円、税込み10,290円
  • ジャンル:リアルタイムストラテジー

概要[編集]

バンプレストが発売したシミュレーションゲーム。発売日は『第2次スーパーロボット大戦』と同じ1991年12月29日であるが、こちらはスーパーファミコンで発売されている。『第2次スーパーロボット大戦』より作り込まれたシミュレーションゲームとしてコアな人気となっている。

スーパーファミコンのゲームとしては最初期に誕生したリアルタイムストラテジーで、説明書を読むだけでは理解不能な複雑なゲームシステムが特徴。ただし、ゲームシステムを理解しさえすればやり込める要素は詰まっている。

世界観やキャラクターはコンパチヒーローシリーズと近しいものを持つが、登場作品がスパロボ同様に全てロボットアニメ作品であることからか、バンプレストのコンパチヒーローシリーズポータルサイトの作品リストには含まれていない。

システムと難易度[編集]

  • インターミッション
    • パーティー設定では一組4体編成の部隊(ユニット)を組む。兵種により移動速度や攻撃力が変化する。
    • 「兵士」の育成や装備、兵種を選ぶ。
    • 大量破壊兵器開発は投入資金・開発時間を設定して、リアルタイムで進行。
      完成すればスパロボのマップ兵器に相当する威力を発揮する。
    • 内政により武器の弾薬・ENパック・燃料を生産する。
    • 給料を与える。都市を占領することで資金が増える。一定の資金上昇ごとに給料を上げないと、味方ユニットが逃亡する。
    • 基地や占領した都市の防衛力・ミサイル防御を上げる。
  • 八武衆(兵種)
    • ユニットの特徴・能力により適した兵種に就かせることが肝要。
    • (例えばνガンダムIV⇒ナイト、ゲーマルク⇒ガンナー、エルメス⇒フライヤー・ステルサー・ナース)
      • 「ナイト (騎武衆)」指揮官向けの兵種。攻撃力・索敵・移動速度などバランスに優れている。
      • 「ガンナー (砲武衆)」攻撃力は抜きん出ているが、移動速度が遅い。レベルアップでHPの成長率が高い。
      • 「フライヤー (空武衆)」全兵種の中で最も広い索敵範囲と最も速い移動速度を持つ。
        「そらセット」と「ねんりょうパック」を使用することで、その能力と高い移動速度をより活かすことが可能。
      • 「ステルサー (隠武衆)」塹壕や地雷・機雷を設置できる。後半戦では拠点防衛において重要な存在となる。
      • 「ウィザーディー (魔武衆)」魔法を使い、弾薬やHPを回復させる。戦闘力には乏しい。
      • 「ナース (護武衆)」 「きゅうきゅうセット」を使用した場合に部隊全体を全回復させることができる。
      • 「マリナー (海武衆) 」水中戦を得意とするが、水中面が少ないので選ぶ必要性はない。
      • 「ファイター (闘武衆)」登録さえすれば、訓練しなくとも無条件で就ける。その分、最も弱い。
  • 攻撃
    • 敵部隊は「索敵」で確認、或いは敵部隊からの攻撃を受けた場合に確認可能。確認済の敵部隊にのみ攻撃が可能となる。
    • 武器で攻撃するときは、武器の種類を選ぶ。
      • ビームサーベル⇒エネルギーパック
      • ミサイル⇒ミサイルセット
      • ビームライフル・実弾銃⇒だんがんセット
      • 地点兵器⇒ミサイルセットorほうだんセット(「地点兵器」とはスパロボでいうマップ兵器。未確認の敵部隊にも攻撃可能だが、敵を倒しても味方のレベルが上がらない。)
  • 進行作戦
    • 部隊は全8部隊出撃可能。
    • 基本的にどのマップも広いので、全部隊を大きく二組程度に分けて行動するとよい。
    • 都市の占領が戦略の基本となるので、概ね都市目指しての進軍を目標とするのが良い。
    • 敵部隊も都市を行うので、敵進行部隊迎撃の部隊と、都市侵攻部隊に分けるのが適切。
  • 拠点(GHQ)
    • 敵味方共に拠点(GHQ)が設置されている。占領されれば無条件で敗北、逆に敵軍のGHQを占領できればその場で勝利。
    • 敵部隊からGHQを守備するため、防衛部隊を配備する。
    • 指揮官がコマンドを選ぶことで、スパロボのマップ兵器に相当する「ミサイル(前述の大量破壊兵器)」での攻撃が可能。
    • 敵部隊の進行ルートは必ず決まっているので、予めルートを確かめておけば迎撃は容易。
  • 都市進行作戦
    • 各都市に近づいたら、武器を選択して「カーソル」で都市を選択、攻撃する。地点兵器を使うと人口が減り、収入源が減少する。
    • 都市のHPがゼロになると、カーソルで都市を選択して「占領」を選ぶことができるようになる。
    • 占領後、都市の防衛力を強化することで、資金が増える。
    • 敵GHQ攻略も同じ条件で占領可能。前述の通り、GHQを占領できればその時点でクリア。
  • クリア条件
    • マップ毎に設定されている。大概の場合はGHPの占領か、敵部隊を一定数撃破することでクリアとなる。

話題[編集]

  • 本作はバグが目立ち、少々荒削りな感が否めない作品としても有名。代表的なところでは、特定のステージ攻略後に以前のステージに戻されることがある、など。

登場作品[編集]

本作に登場するキャラクター(擬人化されたメカ)は以下の版権作品から登場しているが、大半のロボットについてはバンプレストが独自にリテザインした半オリジナルユニットとなっている。原作通りの名称・デザインで登場するロボットであっても取扱説明書に掲載されているイラストはデザインが異なっている。

(※)は同日発売の第2次スーパーロボット大戦に参戦していない作品。

機動族[編集]

バランスが良く、初心者向け。

日出族[編集]

バランスが良く、中級者向け。名称は「サンライズ」に由来。

魔神族[編集]

接近戦向けであり、上級者向け。

世界観[編集]

「ゼロ時空」と呼ばれる異世界……その中心には巨大な「中央大陸」が存在していた。この大陸には「機動族」「日出族」「魔神族」と呼ばれる三大部族が住んでいたが、彼らの間には目に見えない時空的な亀裂が存在し、互いに出会うことはなかった。しかしある日、その壁は突如として消滅、互いに顔を合わせることとなった各部族は領土を巡り争いあうこととなった。だがその戦いの裏には、中央大陸を我が者にせんと影で暗躍する第4の勢力の存在があった。

バンプレストオリジナル[編集]

味方ユニットとしてエミィが登場。

本作オリジナルの敵勢力・リバース族については後述。

勢力図[編集]

  • 機動族と日出族が争っている。どちらかの陣営を選択した場合、もう一方の陣営を相手にした戦争状態から始まる。
  • 魔神族は内乱が起こり、二分化している。内乱鎮圧後は、日出族との戦いに勝利した機動族と戦うことになる。
  • 機動族と魔神族はストーリー展開を共有しており、魔神族は機動族の裏側のストーリーとなっている。一方日出族は他の陣営とは全く違う展開になる。
  • 後半はリバース族という第4勢力と戦うことなり、各勢力は結集してこれに立ち向かう。

登場人物[編集]

機動族[編集]

ガンダムF91HD
機動族の最高指揮官。バンプレストオリジナルのガンダムF91
νガンダムIV
機動族の一人。バンプレストオリジナルのνガンダム
ΖΖコンセントレータ
機動族の一人。バンプレストオリジナルのΖΖガンダム
フルアーマーガンダムMk-III
機動族の一人。バンプレストオリジナルデザインのフルアーマーガンダムMk-III
ハイドサザビー
機動族の一人。バンプレストオリジナルのサザビー
バルハラキュベレイ
機動族の一人。バンプレストオリジナルのキュベレイ
スカルジオング
機動族の幹部。メイスケンプファーを利用して族長のチーフガンダムを暗殺させ、3種族の支配者になろうと目論む。のちにプレイヤー部隊に「コロニーレーザー」によるリバース軍の移動砲台を破壊するシステムを渡す。その時、自分ではどうしても勝てなかったリバース軍相手に、3種族協力することで立ち向かっているプレイヤ部隊について、協力の良さを認めていた。バンプレストオリジナルのジオング
メイスケンプファー
機動族の幹部。ゲーム中盤でクーデターを起こしチーフガンダムを暗殺するが、スカルジオングに用済みとされて始末される。バンプレストオリジナルのケンプファー
チーフガンダム
機動族の族長。ゲーム中盤でメイスケンプファーに暗殺される。データ上にはグラフィックが存在するが、ゲームには名前しか登場しない。

日出族[編集]

エルガイムFMkII
日出族の最高指揮官。バンプレストオリジナルのエルガイムMk-II
ドラグナーF1
日出族の一人。バンプレストオリジナルのドラグナー1型
ドラグナー3レドマー
日出族の一人。バンプレストオリジナルのドラグナー3型
サーファルゲン
日出族の一人。バンプレストオリジナルのファルゲン
チーフエルガイム
日出族の族長。バンプレストオリジナルのエルガイム。エミィがプレイヤー部隊に接触する以前にエミィの話に耳を傾けていた唯一の人物だったが、リバースによって密かに暗殺され、偽物と入れ替わっていた。

魔神族[編集]

マジンガーZ
魔神族の最高指揮官。
ヤヌス侯爵
魔神族の幹部であるが、リバース軍に寝返る。魔神族でプレイしている場合は3種族合流後にヤヌス侯爵と決着をつけるシナリオが存在する。その他の種族でプレイしている場合は3種族合流以後登場せず、消息不明となる。
チーフマジンガー
魔神族の族長。ゲーム中盤でヤヌス侯爵に暗殺される。日出族でプレイしている場合のみ登場する。この場合三族長では唯一本人の登場となる。

リバース族[編集]

三大部族を互いに争わせ、その隙を突いて世界を征服しようとする種族。

ダグブール
リバース族の支配者。各部族を隔てる壁を破壊。そして同士撃ちをさせて、支配者として君臨しようとした。最終決戦時にロアの肉体と融合して絶対能力を発揮する。
ロア
ダグブールの四天王の一人。エミィの兄。最初にプレイヤー部隊と対決する四天王。エミィとの一騎打ちに敗れ一度は死亡するが、後にダグブールに取り込まれる。しかし、自我は生きており、自分もろともダグブールを討つことをエミィに頼む。バンプレストオリジナルキャラクターの「戦士ロア」であるが、『ザ・グレイトバトルII』以前の作品であるためそれ以降のMがんぢーデザインのロアとは姿が全く異なる。
スカルナイト
ダグブール四天王の一人。「原子力要塞」を守備する。長射程のスカルファンネルを使う。
他のコンパチシリーズではダークブレインの部下として登場している、バンプレストオリジナルキャラクター。
一部画面では「スカルファイター」と表記されることがあり、名前が安定しない。
デブデダビデ
ダグブール四天王の一人。自軍GHQへの直接侵攻を企てる。非常に高い耐久力を誇るため、倒すには爆弾やミサイルなどの高破壊力の兵器を駆使する必要がある。
他のコンパチシリーズではダークブレインの部下として登場している、バンプレストオリジナルキャラクター。
クリスタルドラグーン
ダグブール四天王の一人。機動族の首都を襲撃する。
他のコンパチシリーズではダークブレインの部下として登場している、バンプレストオリジナルキャラクター。
一部画面では「クリスタルドラゴン」と表記されることがあり、前述のスカルナイト共々名前が安定しない。

その他[編集]

エミィ
各部族に戦争を止めるよう説得、最終的には聞き入れられる。リバース軍の幹部のロアの妹であり、彼と敵対することとなるが…。
他のコンパチシリーズにも登場している、バンプレストオリジナルキャラクター。

用語[編集]

α・アジール
かつて機動族が使用した禁断の兵器。日出族領内にあるカルケディスの森に頭部が露出している状態で埋まっている。機動族シナリオの第3話で頭部付近を「探索」することにより、使用するかどうかの選択肢が出る。使用すると森が焼き払われ行動しやすくなるが、日出族との仲が険悪となる。
プラネットボンバー
日出族の首都に設置されている、日出族の切り札となる兵器。機動族シナリオの第4話終了時、機動族への降伏をよしとしないエルガイムFMkIIが使用し、出撃中の機動族の部隊全員を吹き飛ばす。
スペイザー
魔神族領内にあるミケネー砦の地下に眠る超兵器。
コロニーレーザー
宇宙に存在する衛星レーザー砲。スカルジオングの切り札であったが、スカルジオングの死後、プレイヤー部隊によってリバース族の砲台の破壊に使用される。

商品情報[編集]

ゲーム本体[編集]

資料リンク[編集]

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