稲葉駆

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稲葉駆
読み いなば かける
外国語表記 Kakeru Inaba
登場作品

バンプレストオリジナル

声優 川原元幸
デザイン 内山紳介
SRWでの分類 パイロット
主人公
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プロフィール
種族 地球人(日本人・僅かながら古代エルンスト人の血を引いている)
性別
年齢 17歳
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稲葉駆は『スーパーロボット大戦NEO』の主人公

概要

高校3年生で、陸上部のスプリンター。抜群の身体能力を持ち、人情に熱い自信家であるが、天然ボケの一面を持つなど頭の回転はあまり良くない模様。動物学者である両親は父母共に海外におり、弟の天音と二人暮らしをしている。頼れる兄としての振る舞いを常日頃から心がけているものの、天然ボケが災いして自分の理想とは幾らかズレが生じている。弟には少々甘めである。

物語の開始時点、陸上競技大会出場のため、天音と二人で北海道の釧路市を訪れていたが、そこでドラゴ帝国の侵略に遭遇。その際にふとした事から見つけた謎のロボット・シグザールの操者として戦ってゆくこととなる。

当初は天音がイオニアに取り込まれた事もあってやや困惑気味であったが、その持ち前の性格や弟を守るという使命感からシグザールを駆って敵勢力と戦っていた。だがシャーリィ・ルノイエの兄であるブラス・ルノイエから天音の生命の危機を伝えられ、以後は敵勢力と戦いながら、天音を救うためにアームドファントマを全て集めるべく奔走する。

しかし、物語の中盤でエルンスト機関が放ったアルシグノスに封印されていたラルヴァの怨念によって天音が取り込まれてしまい、彼を失ったショックから一時はふさぎ込んでしまう。だがシャルとザンパの励ましもあって再び立ち上がった。

以後はアマネとの戦いにおいて仲間の想いを受けてアームドファントマの真の力を発現させ、シグザールをシグザリアスへとパワーアップさせる。その後はウルタリア要塞での決戦でアルシグノスを撃破し、天音を無事奪還する事に成功する。そしてその後も仲間たちと共に地球を脅かす脅威を退け、最終的に復活したラルヴァを倒し、無事戦いを終結させる。

エンディングではシグザリアスとイオニアを元々あった釧路の地に埋めて、青空町で天音と突如押しかけてきたシャルと共に戸惑いながらも元々の生活に戻るのであった。

初めてシグザールに乗った際、武装の使用に呪文詠唱が必要と知って恥ずかしがっていたが、案外早く慣れたのかそれとも開き直ったのか、以降は普通に戦っている。加えて後継機であるシグザリアスでは「みなぎってきやがったぁ!」などと絶叫しながら戦っているため、少なくともその頃には結構ノリノリになった模様。

ちなみにシグザールを動かせるのは、実は僅かながらに古代エルンスト人の血を引いているためである事が作中で語られている。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦NEO
今作における主人公。エースボーナスが竜馬と同じなので攻撃力が高い。ただ、シグザールの最強技が押出属性のため、真価を発揮するのはシグザリアスになってから。スプリンターの割には『加速』を覚えるのが遅いため、序盤は移動力に少々難がある。なお『元気爆発ガンバルガー』の舞台である青空町で暮らしている。

パイロットステータス設定の傾向

精神コマンド

NEO
集中熱血不屈加速

特殊技能(特殊スキル)

NEO
底力闘争心

固有エースボーナス

攻撃(気力130以上で攻撃力+20%)
NEOで採用。

人間関係

稲葉天音
大切な家族。彼に対しては多少ブラコン気味。
シャーリィ・ルノイエ
序盤はアームドファントマの事やイドロの洗脳によって敵対することとなったが、途中で洗脳から解放され、メンバーに加入する。「ドーナツ女」と呼んでよく喧嘩しているが、仲は良い。
ザンパ
初めてアースティアへ飛ばされた際、最初に手荒い出迎えをしたのが彼であった。正式加入時にある事件で落ち込んだ駆を励ましてくれた。
リバリス・ムイラブ
アームドファントマをきっかけとして中盤以降何度もぶつかる事となる。彼の暑苦しさには多少迷惑がっている。
ブラス・ルノイエ
シャルの兄。シグザールイオニアアームドファントマの謎を教えてもらう。
アマネ
弟の身体に憑依したラルヴァ。彼との戦いで駆は大きく成長していくことに。
ラルヴァ
人類に絶望した彼に対し、「仲間と未来を信じる力」で立ち向かう。なお彼が憑依したことで天音は肉体崩壊の危機を免れており、ある意味で弟の命の恩人ともいえる。

版権作品との人間関係

霧隠虎太郎風祭鷹介流崎力哉馬場ラムネ
弟のクラスメイト。彼らからは少々頼りないお兄さんと思われている節がある。
大牙剣
第1話にて知り合い、親しい間柄になる。
安倍晴明
黒平安京での戦いにて、彼の所持していたアームドファントマを得る。
ドン・ハルマゲ
ホイホイ城の戦いにて、彼の念力に引き寄せられ、所持していたアームドファントマの力を妖神ゴブーリキの復活に利用されてしまう。

名台詞

「勝利を目指して、突っ走るぜ!!」
主人公選択画面と、レベルアップ時の台詞。元がスプリンターなだけあって、戦闘時の台詞もそれに因んだものが多い。
「信じる心が、俺の背中を押してくれるんだ!」
シグザリアス搭乗後のレベルアップ時の台詞。NEOのキャラクターでレベルアップボイスが二つあるのは、彼とヒッテルだけ。
「…多分な!」
口癖。自分でもあまり自信のない事を言った場合、最後にこう付け加える。
「ちゃんと見てたか、天音!兄さん、ちゃんとお前と約束した通り優勝したぜ!」
第1話「怒りの獣神、裁きの巨神」より、釧路の全国高等学校総合体育大会・男子100mの部で優勝した後、八神冴子のインタビューを受けて。その後、当の天音は「あのインタビューはないと思う…」と難色を示していた。
「其は業炎!其は防人!未来を願う力となりて守護の腕を今振るわん!」
「目覚めろ!シグザール!!」
第1話、イオニア内のプレートに書かれている呪文を唱え、シグザールを起動させる駆。ドラゴ帝国との戦闘後、その行為を恥ずかしがっていた。
「釧路の街をメチャクチャにした上に兄弟水入らずの時間を邪魔しやがって!」
「この落とし前はキッチリつけてもらうからな!」
第1話、ドラゴナイトに初攻撃した時。
「ライガー!お前だけにやらせねえぜ!」
「俺の怒りだってとっくに限界点を越えちまってんだ!」
第1話、ファイヤーライガー変化イベントより。
「俺達には時間がねえんだ!元の自分に戻るんなら早く戻れ!」「そん時にはお前の好きなドーナツをご馳走してやる!一気に6個もむさぼり食いやがったあの時なんて目じゃねえくらい大量にな!」
シャルがイドロの精神支配から脱した最後の決め手となったと思われる台詞。そんなんでいいんだろうか、とも思うがNEOの明るめな作風を表した台詞でもある。しかし年頃の女子に向かって貪り食うって、お前・・・。
「うぉぉぉ! みなぎってきやがったぁ!」
シグザリアスの必殺技である「シグ・ラスヴァン」使用時の台詞。演じている川原氏の熱演も含めよく叫ぶので、プレイヤーにとっては非常に印象深く、駆の代名詞にもなりつつある。
「それって俺とデートしたいって事か?」
シャルに放ったかなり積極的な発言。一度目のドン・ハルマゲとの戦いが終わった後に、これからの事を話し合っている最中シャルの「ドーナツを食べさせろ」という要求に対してこう返した。直後にシャルはデレ顔になる。ほのぼのとしたシーンだが、このすぐ後に駆は大きく打ちひしがれる出来事に遭ってしまうのだった…
「落ち込んでなんかねえよ…。ただゴールが遠すぎてどう走ったらいいかわからねえだけだ…」
第21話「涙をこらえて友を撃て!!」より。
「前に進む覚悟か…」
「天音を取り戻さなきゃならない上に世界まで守らなきゃならねえんだ…」
「確かにこんな所で立ち止まってる場合じゃねえよな!」
「ありがとうよ、シャル、ザンパ。お前達のおかげで、胸につかえてた物が取れた気がするぜ!」
「いい仲間を持てて俺は幸せだぜ!」
上の台詞の後にシャルとザンパに叱咤されて立ち直った時の場面。
「左手に宿すは破邪の蒼炎!右手が刻むは覆滅の雷鳴!」
「迸れ、猛き命よ!忌まわしき螺旋を断ち切り、世界に光を示せ!」
「シグザリアァァァァス!!」
第25話「目覚めの咆哮」より。駆の強い決意とイオニアチームの想いを受け、シグザールはシグザリアスへと進化する。この台詞は、駆が唱えたその呪文である。
「みんなの想いがアームドファントマに…シグザリアスに集まってくる…」
「受け取れ、ラルヴァ!これが俺達の…!」
仲間と未来を信じる力だああああ!!
最終話、ラルヴァ撃破後イベントにて。イオニアのメンバーすべての想いがアームドファントマ、そしてシグザリアスに集まり、人類への絶望に満たされていたラルヴァの心に注ぎ込まれ、そして…。

迷台詞

「天音、一つ気になる事があるんだが…」
「なんで俺だけ技を使う時にいちいち呪文が必要なんだ?」
シグザールに乗って初陣を終えた直後の台詞。まず気になるのがそこというあたり、天然と言われても仕方ない。天音からも「え? そこ?」とツッコまれている。
「天音と一緒に同調する!? お前の妙な性格が天音に混じったりしねえだろうな?」
第37話冒頭より。天音の戦列復帰後、シャルイオニアのサポートに回るという話が出て、一緒にイオニアと同調すると聞いた際の発言。病み上がりの弟を心配するあまり、さりげなくシャルに対しひどいことを言っている。

搭乗機体・関連機体

シグザール
契約により、乗機となった。
シグザリアス
三つのアームドファントマの力を引き出すことで、シグザールが変化した機体。