復活

提供: スーパーロボット大戦Wiki
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復活は、精神コマンドのひとつ。

概要

撃墜された味方ユニット1機をマップ上に復帰させる。

撃墜時の形態で出撃時の状態(HP・EN・弾薬・SPは全回復、かつ行動前で気力は出撃時の設定)で復帰し、復帰前の修理費が不要になる。なお復帰位置は、基本的には「復活を使用したユニットの隣」となる。


習得キャラが限られ、習得レベルも特殊誕生日以外は非常に高く、覚えても消費SPと使用条件が重いなど、非常に癖の強いレア精神。意図的に「特定の味方が撃墜される(もしくは撃墜する)」ようにしないと活用が難しい反面、フル活用すると大抵バランスブレイカーとなる。

活用する際は気力がリセットされる関係上、戦闘キャラを復帰させるなら気合奇跡を覚えるキャラクターが望ましい。ただし「撃墜時の形態で復帰する」関係上、ガンダム試作3号機などは分離後の状態でしか復帰させることはできない。また、復帰位置が決められているため、(非常に無理矢理だが)位置調整としても活用できる。旧シリーズでは「母艦の撃墜」が敗北条件でないため、搭載機ごと復活役の隣に持ってくることも可能。

特に効果のひとつである精神ポイント全回復を活用すれば、作品によっては期待献身自爆との併用で、無限に精神ポイントを増やし続けられる。


上記のように非常にレアな精神コマンドであり、近年の作品では殆ど採用されていない。小隊制・ツインユニット制の採用下では複雑になりやすいことや、上記のSP無限回復技等があまりに凶悪であったこともあると思われる。

そもそもSRWでは、クイックコンティニュー=事実上のリセットプレイが簡便に可能な仕様や、撃墜されてもステージ終了後には資金以外のペナルティ無く復活する仕様が、古い作品から伝統化している。上記のような裏技的運用を不能に調整したただの「復活」では終盤習得の価値が乏しい、という面も否めないだろう。

登場作品

スーパーロボット大戦(HDリメイク版)
GB版における「あい」が名称を変更して登場。
ヒーロー専用の精神コマンドで、消費SPは5。GB版と同様に撃墜=ユニット消滅なので、重要度は高い。
スーパーロボット大戦α
消費SP120。最後まで使える版権キャラの中で覚えるのはシーラ。ただ、麗は習得LVが83と高く通常のプレイではまず覚えさせることができない。特殊誕生日の設定次第で主人公も習得可能になる。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
シーラと麗の習得LVが引き下げられた。これにより麗が現実レベルで習得できるように。反面、復活を覚える特殊誕生日が削除されたため主人公は使用不可となった。
スーパーロボット大戦A(GBA版)
主人公がスーパー系の機体を選んだ場合に限り、複数キャラの復活、献身自爆を用いた無限SP回復技が可能。
スーパーロボット大戦IMPACT
消費SPは80。今作は現実的なレベルで習得するキャラが多く、ブルーガークィン・マンサを利用して自爆持ちキャラとの相乗りが容易に出来るので、終盤は無限SP回復が割と手軽に可能となる。
無限のフロンティアシリーズ
HP0でダウンした味方一人を復帰させる。HPは最大値の50%回復。消費SPは錫華姫60、KOS-MOS50。さすがにSPは回復しない。

関連作品

リアルロボット戦線
消費SP120。

主な使用者

シーラ・ラパーナ
オーラシップ・グラン・ガランのメインパイロットだが、艦長ではない。対抗馬であるエレ・ハンムの母艦ゴラオンにはマップ兵器がある為、母艦選択はマップ兵器と復活の二択でもある。最後は愛の差だが。
クリスチーナ・マッケンジー
小説版やスパロボ補正バーニィを殺さずに済んだ事の再現だろうか。習得する作品ではMSパイロットとしての能力査定が低く、戦闘では成長させにくい。修理装置補給装置によるレベリング作業が必要。だが第4次など初期作品ではこの方法も使えないので、自分よりレベルの高い敵をマップ兵器でまとめて倒し大量に経験値を稼ぐのが有効。
余談だがゲーム『Gジェネレーション』シリーズの関連作品でも蘇生系の技能を持っていたことがある。
明日香麗
が作中で復活したためか習得する。『α』では貴重な復活使いで補給装置を持つブルーガーにも乗れるが、今作の補給使用時の獲得経験値の仕様上、よっぽど工夫をしないと習得は難しい。