シャイン・ハウゼン

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シャイン・ハウゼン
外国語表記 Shine Hausen
登場作品

バンプレストオリジナルOGシリーズ

声優 貝原怜奈
デザイン 河野さち子
初登場SRW スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 地球人(ヨーロッパ系)
性別
誕生日 1月21日[1]
年齢 12歳
髪色 金髪
髪型 ショートヘアーのロール巻き
所属 リクセント公国
役職 国家元首
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シャイン・ハウゼンは「OGシリーズ」の登場人物。

概要

リクセント公国の王女。

代々、予知能力を持つ家系であり、本人も強力な予知能力者である事からDC戦争時には、その資質を兵器に転用すべくディバイン・クルセイダーズアードラー・コッホから身柄を狙われた。極東支部で一時保護された時には、ラトゥーニ・スゥボータを伴って上陸し、彼女がヘトヘトになるまで連れ回した事もある。高貴な生まれの為か、時には自己中心的な言動も見られたが、ライディース・F・ブランシュタインにその振る舞いをたしなめられた事や、ラトゥーニと友人になった事もあり、その後そういった一面は見られなくなった。なお、自己中心的な面はDW以降の設定ではかなり抑えられており、逆に王族としての責任感の強さが強調されるようになった(GBA版OG1ではDC残党から救出された後も部隊についていこうとしたものの、ライとラトゥーニに説得されてリクセントへ戻るが、DW以降は自分からリクセントへ戻っている)。GBA版OG1では国家首席で従者(家臣)が多くいる立場でありながら、身の回りに同じ年頃の者がいなかった事が孤独感を持っていた一つの要因とされる。

ノイエDCに自国が占拠されたとき「己と他人の血を流す」という覚悟の下、脳波コントロールシステムを搭載した専用機のフェアリオンを駆り、戦場に立つ。アラド・バランガと共にカイ・キタムラから戦闘に関する講義を受けた際は突撃ばかりしたがるアラドとは逆に、慎重な戦術を述べて、カイからは「いい筋をしている」と評価されている。そのセンスの高さはフェアリオンが扱いやすさを重視した機体設計である事を差し引いても優秀なようで、『OG外伝』や『第2次OG』ではラトゥーニのサポート無しでも一人前の操縦技術を見せている事から、天賦の才を持っていると言っても差し支えないだろう。もしかすると、OG1でゲイム・システムに囚われていた際に眠っていた機動兵器の才能が引き出されていたのかもしれない。

なお、両親はDC戦争で戦闘に巻き込まれて亡くなっており、亡父がEOTI機関に出資していた事から、予知能力がDC残党に知られてしまう事になった。ラトゥーニとは立場を越えた友人であり、『OGS』では眼鏡と水着を見繕ってプレゼントしている。また初対面で態度を叱ってくれたライを「ライディ様」と呼び、慕っている。

一国の元首という立場上、普段から上品な言動を心がけているが、感情的になると年相応の乱暴な言動を取って慌てて訂正する面もある(一度、あるシナリオでは激昂のあまり訂正し忘れていた事もある)。また、上品な言動の中でも口癖として「~しちゃったり」という言葉を使っている。しかし「根性」はともかく「ヤキ」等をどこで覚えたのだろうか?

登場作品と役柄

OGシリーズ

スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
ゲーム中盤にリュウセイ編ではハガネに、キョウスケ編ではATXチームにそれぞれ救出され保護される。その後、DCに拉致・洗脳され、ヴァルシオン改に搭乗して敵として戦う事に。機体のHPを一定以下にして、彼女を救出する必要があるが、その条件を5ターン以内に救出すると、熟練度と共に彼女の搭乗していたヴァルシオン改を入手できる。なお、本作ではプレイヤー部隊には参加せず、リクセント公国からライやラトゥーニ達の無事を祈る役回りである。
スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
本作よりプレイヤー部隊に参加。第20話「超音速の妖精」でラトゥーニと共にフェアリオンに乗って登場する。無改造の機体で敵の攻撃を避けまくる姿は壮快。性格が「普通」なので気力上げが面倒なのが欠点。ライから恋愛補正Lv3が貰えるのでリュウセイから補正を貰えるラトと共にSRXの隣を飛び回る事になると思われる。
スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
OG1、OG2共にGBA版と同様だが、合体攻撃・ロイヤルハートブレイカーは、非常に力の入った演出になっている。ツイン精神が「同調」なので、ライからの補正を合わせてラトを超える火力を発揮させる事も出来る。今回も性格が「普通」なので、意識的に気力上げをする必要がある。
スーパーロボット大戦OG外伝
登場が遅めなので結果的にラトの使い勝手にも多少左右している。なお、性格が「強気」になったので気力上げにも困らなくなった。本作から、フェアリオン・タイプGはタイプSより攻撃力が多少低くなっている。
第2次スーパーロボット大戦OG
PVにて専用機フェアリオンで颯爽に登場。今回はラトよりも登場が早くリクセントでフェアリオンのコクピットを掃除していたところをラ・ギアスに召喚され、リューネおよびヤンロン達と合流する。
スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
第18話途中から合流。エースボーナスが「自部隊の最終回避率+10%、獲得資金+20%」となっているが、同じボーナスがライラトゥーニ(恋愛や友情補正も込ませると更に上昇)となっており、サブで組ませてしまうと自軍最強の回避率を誇り(予知込みでエネミーフェイズ限定最終回避率50%)、精神コマンド集中特殊スキル見切り(OGシリーズにおける集中と見切りは最終回避率でない模様)を組み合わせれば『第2次OG』からエースボーナスが弱体化したギリアム以上の回避率を誇る。フェアリオンは分身やサイズ差もあり、回避しやすさに拍車を掛ける。
スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ
前述の「スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION」と内容は変わらない。
スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター
本作では何と専用BGMに歌付き。また、エンディングでは水着姿で登場するサービス付き。第1話でブライアンが「東京宣言」をした時にリクセント公国代表として出席しているが、本格的な登場は7話から。

パイロットステータス

能力値

元々戦闘をこなすタイプでないため総合能力は低いものの、逆に援護や支援などのサポート能力に優れる。また能力が低いとは言っても、回避能力は素のままでも高く、またツイン精神の同調のおかげで戦闘自体は問題なくこなせる。ちなみにOG1「十字軍が消える日」で出てきた時はレベルがたったの10。元々素人とあって技量が最低(レベル1で80)なので、イングラムあたりで「てかげん」「熱血」つきの必殺攻撃を叩き込んでやれば一発で救出成功である。

デフォルトBGMが「Fairy-Dang-Sing」に設定されているので、フェアリオンの合体攻撃を処刑用BGMに使いたい場合はラトのBGM「真鍮の真心」でお揃いにするといいだろう。

精神コマンド

OG2OGSOG外伝
ひらめき祝福熱血必中応援集中同調(ツイン)
同調のおかげで熱血なども有効に使えるようになるが、やはりサポート系コマンドの存在が大きい。
第2次OGOGMD
ひらめき応援集中祝福熱血同調(ツイン)
必中が外されたために命中率に不安を抱えることに。感応で補おう。
OGS(敵バージョン)
祝福応援信頼直感感応覚醒同調(ツイン)
『OGS』のOG1シナリオではこうなっている。消費がかなり重いが有用なコマンドが揃っている。味方時にも「覚醒」があればフェアリオンの使い勝手はかなり上がったと思うのだが……残念。

特殊技能(特殊スキル)

OG1
ラッキーL3、予知強運SP回復集中力
ラッキーのおかげで肝心な時にかわされた挙句反撃で撃墜、となりかねないのでスピード型は注意。仕掛ける時は「ひらめき」ではなく「不屈」で対策を。
OG2以降
予知強運集中力援護攻撃L3
予知のおかげで敵フェイズ時の回避率が高い。また、強運と後術エースボーナスを合わせて資金を稼いでくれる。
養成では同調を意識した戦闘向けの技能(再攻撃や連携攻撃など)を取るのもいい。

エースボーナス

命中率、回避率、クリティカル率+5%
『OG1』。微々たるもので、さしたる脅威にはならない。
獲得資金+20%
『OG2』、『OG外伝』、『第2次OG』。強運、共通エースボーナスと合わせると1.72倍、さらに『第2次OG』で資金+のアビリティを付けると1.9倍に達する。幸運(祝福)の使用がもったいないと感じる雑魚は彼女に積極的に撃墜させると良い。
自部隊の最終回避率+10%、獲得資金+20%
『OGMD』。丁度ラトゥーニのボーナスと対になっている。被弾すればほぼ即死のフェアリオンにとっては回避率の上昇はありがたい。本作ではギリアムのエースボーナスが変更されたため、これによってシャインがエネミーフェイズ中に限り本作中最強の回避率を持つキャラになる。

パイロットBGM

「Fairy Dang-Sing」
フェアリオン及びシャイン専用曲。『ジ・インスペクター』では貝原氏と平井氏のペアでデュエット曲が設定された。完全収録バージョンをお聞きになりたい方は『ジ・インスペクター』のオリジナルサウンドトラックを買おう。ちなみに二番がシャインをイメージした詞になっており、貝原氏が担当している。

人間関係

ラトゥーニ・スゥボータ
立場を越えた友であり、戦闘におけるパートナー。2歳年上のラトゥーニを時に引っ張り、時に励ましている。
ジャーダ・ベネルディ ガーネット・サンデイ
浅草見物において、ラトゥーニの付き添いとして王女をガード。このことがきっかけでジャーダとガーネットの結婚祝いに浅草に住居をプレゼントした。妊娠祝いには「VG合金製のベビーベッド」をプレゼントされた。
アラド・バランガ
ラトゥーニとの繋がりから仲良くなった。『スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター』ではこの辺りの描写が掘り下げられており、「ラトゥーニのお友達なら、私にとってもお友達ですわ」と発言していた。逆にアラドはリクセントをDCが占領した事が、シャインが戦場に出る一因になった事に責任を感じていた。一緒に戦闘トレーニングを受けた事もあり、突撃癖のあるアラドよりも、シャイン王女の方が戦術を理解していた。
なお、シャイン王女役の貝原氏は後にアラド役の鶏内一也氏と結婚している。
ゼオラ・シュバイツァー
アギラ・セトメの施した調整により、記憶を改竄されている。シャイン王女は友人であるラトゥーニ、アラドと共に、彼女を救う。
ライディース・F・ブランシュタイン
今まで、父親以外に自分を叱ってくれる人のいなかったシャイン王女を叱った人物。それがきっかけで、シャイン王女は彼に恋心を抱き、「ライディ様」と呼ぶようになる。彼女が「様」をつけて呼ぶのは彼だけである。ライ自身は困惑気味だが、国家元首として……また、1人の人間としての彼女を大切に思っており、彼女を救う為に熱くなる事も。後述の人前では気丈に振る舞うも本当は重いプレッシャーに押し潰されそうになっていた彼女を受け止め、アーチボルドの外道な振る舞いに怒りを爆発させた。
リュウセイ・ダテ
自分の恋愛には疎いが、他人の恋愛には敏感らしく、ライに対するシャイン王女の思慕の念を察し、ライを冷やかしている。
マイ・コバヤシ
彼女がレビ・トーラーだった事を知らない事もあり、気さくに話しかけ、すぐに友達になる。
カイ・キタムラ
戦闘技術・知識・経験の無いシャイン王女の教官を務めた。戦術を即座に理解したシャイン王女に対し、「いい筋をしている」と評した。
ダイテツ・ミナセ
シャイン王女が軍に協力し、戦場に立つ事を承諾した。この発言に対し、周囲が大いに困惑したのは言うまでも無い。
マサキ・アンドー
周囲が大困惑していたシャインの戦闘参加について、ただ一人あっさり受け入れた。彼に言わせれば、戦うお姫様は他にもいるからとの事。名前こそ明言されていないが、セニアの事を示唆しているのだろう。
アイビス・ダグラス
テスラ研で共闘した。幾らスイーツを食べても太らないアイビスを羨ましがっていたのに対して、アイビスは「恥ずかしいところを見られた」と赤面していた。シャインが戦場に出る事には「自分の大切なものを守るため」とやや肯定的だった。
ツグミ・タカクラ
シャイン王女の洋服のフリルの造形美に感嘆の声を上げ、意気投合した。シャインが戦場に出る事に対しては否定的だった。
フィリオ・プレスティ
リクセント公国……というか、シャイン王女の要請を受け、愛機・フェアリオンの開発を担当した人物の1人。
ジョナサン・カザハラ
フィリオと共に愛機・フェアリオンの開発を担当した。パターンRHBはフィリオと共にアイドルの振り付けを参考にして、自ら踊ってモーションデータを作成した。
コウタ・アズマ
浅草出身の高校生。本編ではまだ強い人間関係を持っていないが、シャイン王女からの専用の援護台詞がある。妹のショウコとの関係ゆえだろうか。
ショウコ・アズマ
コウタの妹で、シャイン王女を気遣っている。アラドらとの会話から「王女に会いたい」と思うようになっており、後にそれが結実した。年上であるショウコはシャイン王女への気品の強さに惹かれている。
フォルカ・アルバーク
シャイン王女の振る舞いに思わずおどおどするが、「王の娘」ということで「強い」と納得する。この後、フォルカに気遣う事となる。
アードラー・コッホ
DCの一員で、シャイン王女の予知能力に目を付け、洗脳を施した。
ハンス・ヴィーパー
地球連邦軍を裏切り、DCに下った男。シャイン王女を拉致した張本人。
アーチボルド・グリムズ
シャイン王女のフェアリオンによって度々苦汁を味わった事で、彼女に対して憎悪を向けるようになった。アラド、ゼオラの仇敵。
ジョイス・ルダール
ハウゼン家に仕える執事。モノクル(片眼鏡)が印象的な人物で、顔グラフィックは怖いが善良かつ優秀な人物。
マルコ
インスペクター事件でリクセント公国ノイエDCに占領された際にシャイン王女を連れて脱出した兵士で、部隊長。搭乗機のリオン・タイプFにシャイン王女を乗せ、無事にハガネに合流した。
フランシス
マルコの部下で、コールサインは「ルーメン4」。搭乗機が限界になった為、シャイン王女の命令で脱出した。
カトライア・F・ブランシュタイン
恋敵にして故人。ライが彼女に向ける思慕の念にシャイン王女は気付いてしまう。
メルア・メルナ・メイア
『OGMD』では何度もリクセント公国に行く程のファンであり。

名台詞

「あの……少しだけ、今……泣いてもよろしいですか……?」
OG2』第14話(『OGS』では第21話)「亡国の姫君」より。アーチボルドとの戦いで激情して返り討ちにされて負傷したライを見舞い、あまりにも強い使命感に耐え切れずにシャインが泣き叫ぶシーン。この後、シャインは国を守る為の信念を胸に、戦場に立つ事を決める。
「己と他人の血を流すということでございましょう? その覚悟は出来ています……!」
「この赤いフェアリオンはその証! 私の国と民を脅かす者に容赦は致しませんわ!」
『OG2』第20話(『OGS』では第27話)アビアノルート「超音速の妖精」より。戦場に立つ事に対する覚悟を示した一言。
「私はゲイム・システムの恐ろしさを知っております! それを使うのはお止めなさいませ!」
『OG2』第23話(『OGS』では第30話)アビアノルート「仕組まれた子供達」に於けるオウカとの戦闘前台詞。前述にある通り、自身もゲイム・システムを経験していたためか、アギラに精神操作された形でゲイム・システムを使用して戦闘していたオウカを止めようとしていた。
「ラトゥーニや、アラド達への仕打ち…許すわけにはいきません!」
アギラとの特殊戦闘台詞
「あなた……ここから立ち去りなさいませ。私にはあなたの運命が見えます」
「ここに居続ければ、命の灯が消えますわよ?」
OG外伝』第34話「生まれ落ちた過ち」より。アルコに対して言った台詞。
「あ、あんな凄い拳に耐えるなんて…ありがとうですわ、フェアリオン…」
『OG外伝』でのラハ・エクスティムの覇皇破滅拳を受けた際の台詞。フェアリオンが複数の岩盤に打ち抜かれる姿はシュールな絵である。なお、実際の戦闘でフェアリオンがこの拳を受けた場合、余程無茶な強化を施していないと破砕されるので、フリーバトルで見よう。
「ラトゥーニ、今後の話ですが……リクセントで戦災復興のチャリティー・イベントを開催しようと考えておりまして……」
「もし、よろしければ……あなたに手伝っていただきたいと考えております」
「例えば、フェアリオン2機で歌って踊るデモンストレーションとか、ですわ」
『第2次OG』ハードルートのエンディングにて。ロイヤルハートブレイカーの演出を実際にやる気だとでも…!?
「不思議と息がありますわね、サリー!」
サリー・エーミルへの援護攻撃の台詞。担当声優の貝原怜奈氏繋がりによる声優ネタであり、サリーにもある。なおどちらもツイン精神が同調である

迷台詞

「フェァァァァァァリィ・シャイィィィィン!」
「シャイィィィィン・スパァァァァァァトォ」

「フィニィィィィシュ!」
リュウセイ病に発病したラトゥーニから伝染……もとい、ラトゥーニの真似をしたシャインの叫び。ソニックドライバー使用時に稀にしか聞けないセリフである。しかも、叫びは本家に非常に似ている。この時のシャインは結構ノリノリである。
「岩の人形なんて、ブッ壊して……いえ、砕いてやりますわ!」
デモンゴーレムに対する特殊戦闘台詞。一瞬言葉のほうがくだけてしまっている。

搭乗機体

フェアリオン
自分専用に設計されたアーマードモジュールで、プロジェクトTDの派生機である。デザインのモチーフについては『リクセント公国』や『フェアリオン』の項を参照されたし。いざ紹介した時のツグミは恋人のフィリオの趣味を優先してしまった設計にシャイン王女を怒らせるのではないかとかなり緊張した様子だった(ちなみにツグミ自身もフェアリオンの設計そのものは気に入っている)が、王女はお気に入りであった。

余談

  • 誕生日が設定されている珍しいキャラクターである[1]
  • 本来は独立国としての公国の元首である事から、「女公殿下」と呼びならわすのが正確だが、「プリンセス」を直訳して王女と呼ばれているものと思われる[2] 。単に「プリンセス・シャイン」と呼ぶのであれば正しい。
  • 公国と一口に言っても複数の種類がある。王の臣下として公爵位を与えられた公の領地としての「公国」(ダッチィ:duchy、デュークダム:dukedom)の場合、統治者は男ならデューク(duke)、女ならダッチェス(duchess)である。一方、より独立性の強い「公国」(プリンシパリティ:principality)もあり、統治者は男ならばプリンス(prince)、女ならばプリンセス(princess)である[3]。例えば現在のモナコ公であるアルベール2世殿下は「プリンス・オブ・モナコ」である。
  • シャインがプリンセスと呼ばれる以上、リクセント公国は後者であり、国名は“Principality of Riksent”となる。しかし、北米版『OG/OG2』のリクセント公国は“The dukedom of Riksent”と訳されており、それでいてシャインはやはりプリンセスと呼ばれている。北米版の場合も誤りで、前述の通りデュークダム:dukedomの女性統治者は「ダッチェス」と呼ばなければならない。翻訳の際もやはりイメージしやすい「プリンセス」という呼び名を優先したのかも知れない。

脚注

  1. 1.0 1.1 シャイン役の貝原氏と同じ:[1]
  2. 女公という呼び名は馴染みが薄い、パッと見の字面や発音した際の通りが悪いといった理由も考えられる。
  3. 日本では「王族の子息・子女」に対して用いるのが一般的。