「V2アサルトガンダム」の版間の差分

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'''V2アサルトガンダム'''は『[[機動戦士Vガンダム]]』の[[登場メカ]]であり、同作品の後半の主役メカの一形態。
  
 
== 概要 ==
 
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原作では[[V2バスターガンダム|バスター]]よりもこちらの方がよく使用されていた。また、アサルトパーツよりも先にメガビームライフルとメガビームシールドが配備され、ノーマル形態のままで運用されていた事もある。
 
原作では[[V2バスターガンダム|バスター]]よりもこちらの方がよく使用されていた。また、アサルトパーツよりも先にメガビームライフルとメガビームシールドが配備され、ノーマル形態のままで運用されていた事もある。
 
なお、漫画版ではバスターもアサルトバスターも登場せず、最終話の直前に[[ドッゴーラ|ドッゴーラ改]]を相手に苦戦するV2ガンダムに対して[[ハンゲルグ・エヴィン|ハンゲルグ]]がジャンヌ・ダルクからアサルトパーツを射出するという流れになっている。
 
直後にハンゲルグは戦死してしまうため、漫画版のアサルトパーツは'''ウッソが父から託された形見'''という極めて大きな扱いを受けている(尤も、最終話ですぐにボロボロになったが)。
 
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
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==== 本体武装 ====
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==== 武装 ====
 
;バルカン砲
 
;バルカン砲
 
:頭部に2門内蔵している。
 
:頭部に2門内蔵している。
;光の翼
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;機雷
:ミノフスキードライブへ供給されたエネルギーの内、推進力に変換できなかった分を外へ放出する事で発生する現象。ウッソはこれを上手く利用し巨大なビーム・サーベルとして敵を攻撃したり、[[ビームシールド]]の代わりとして使ったりしていた。
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:フロントアーマー内に内蔵されていた武装。使われた回数は非常に少ない。SRW未実装。
:しかし、SRWでは防御には使用できない。
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;[[ビームシールド|ビーム・シールド]]
:;光の翼([[MAP兵器]]
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:両腕の肘に発生器を内蔵。発生器は縦方向に180度まで展開する事が可能。
::攻撃範囲が非常に広いのが特徴。ただし、攻撃力はかなり低く、消費[[EN]]も尋常でない程高いのが欠点。
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;[[Iフィールド]]・ジェネレーター
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:アサルトパーツの装備。両肩の追加装甲に内蔵されている装備だが、原作では明確に機能しているシーンは皆無。ビームを防いでいるかのようなシーンは一度だけあったが、装甲が融解しているかのように描かれていたので、Iフィールドではなく対ビームコーティングで防いだ可能性がある。
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;V.S.B.R.(ヴェスバー)
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:アサルトパーツの装備。両腰ハードポイントに1基ずつ装備している。[[ガンダムF91|F91]]などの物と違い、開放バレル式でグリップがない。またF91のものと比べて小型化されている。グリップがないため、取り外しての使用は不可能と思われる(だとすると、「可変速ビームライフル」というよりも固定武装の「メガ粒子砲」に近い)。
 
;[[ビームサーベル|ビーム・サーベル]]
 
;[[ビームサーベル|ビーム・サーベル]]
 
:ビームシールド内に1本ずつ格納している。
 
:ビームシールド内に1本ずつ格納している。
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;メガ・ビーム・ライフル
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:アサルトパーツの装備。Vガンダムのメガビームライフルを参考に開発された手持ち式ビーム砲。バレルユニットとコントロールユニットの2つで構成されており、出力はVガンダムのそれに比べて約2倍である。出力を調整すれば連射も可能。劇中では、1発で複数の敵機をまとめて撃ち落としていた。『[[新スーパーロボット大戦|新]]』では[[MAP兵器]]。
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;メガ・ビーム・シールド
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:アサルトパーツの装備。高出力・広範囲のビームを張る事が可能な防御兵装。シールド発生装置が大型化しており、見た目は実体盾のようである。取り付けられた3基のバリアビットを展開してビームを展開する。また、装置とビットの間に発生したビームで敵機を切り裂いたり、V字マークからビームを発射するなど、攻撃にも使用できる。[[Vガンダム]]が使用した事もあったが、過負荷で故障を起こしている。
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:現在のところ、SRWでこれらの兵装が再現されたことはない。「ただの飾り」なのが悲しい。
 
;[[ビームライフル|マルチプル・ランチャー装備型ビーム・ライフル]]
 
;[[ビームライフル|マルチプル・ランチャー装備型ビーム・ライフル]]
 
:本機の主兵装。グリップ部以外はVガンダムの物と形状が異なっている。
 
:本機の主兵装。グリップ部以外はVガンダムの物と形状が異なっている。
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:;マルチプル・ランチャー
 
:;マルチプル・ランチャー
 
::ビーム・ライフルに付属しているグレネード弾。
 
::ビーム・ライフルに付属しているグレネード弾。
;[[ビームシールド|ビーム・シールド]]
 
:両腕に装備している。
 
  
==== アサルトパーツ ====
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==== 戦法 ====
;V.S.B.R.(ヴェスバー)
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;光の翼
:両腰に1基ずつ装備している。[[ガンダムF91|F91]]などの物と違い、開放バレル式でグリップがない。またF91のものと比べて小型化されている。グリップがないため、取り外しての使用は不可能と思われる(だとすると、「可変速ビームライフル」というよりも固定武装の「メガ粒子砲」に近い)。
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:ミノフスキードライブへ供給されたエネルギーの内、推進力に変換できなかった分を外へ放出する事で発生する現象。ウッソはこれを上手く利用し巨大なビーム・サーベルとして敵を攻撃したり、[[ビームシールド]]の代わりとして使ったりしていた。
;メガ・ビーム・ライフル
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:しかし、SRWでは防御には使用できない。
:Vガンダムのメガビームライフルを参考に開発された武装。バレルユニットとコントロールユニットの2つで構成されており、出力はVガンダムのそれに比べて約2倍である。出力を調整すれば連射も可能。劇中では、1発で複数の敵機をまとめて撃ち落としていた。『[[新スーパーロボット大戦|新]]』では[[MAP兵器]]
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:;光の翼([[MAP兵器]]
;メガ・ビーム・シールド
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::攻撃範囲が非常に広いのが特徴。ただし、攻撃力はかなり低く、消費[[EN]]も尋常でない程高いのが欠点。
:高出力・広範囲のビームを張る事が可能な防御兵装。シールド発生装置が大型化しており、見た目は実体盾のようである。取り付けられた3基のバリアビットを展開してビームを展開する。また、装置とビットの間に発生したビームで敵機を切り裂いたり、V字マークからビームを発射するなど、攻撃にも使用できる。[[Vガンダム]]が使用した事もあったが、過負荷で故障を起こしている。
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;プラズマバリアー
:現在のところ、SRWでこれらの兵装が再現されたことはない。「ただの飾り」なのが悲しい。
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:漫画版最終回で使用。バリアビットでメガ粒子の閉鎖空間を作り敵を閉じ込め、メガビームライフルを撃ち込む。相手を「電子レンジにいれられたダイナマイト」にする技。SRW未実装。
;[[Iフィールド]]・ジェネレーター
 
:両肩の追加装甲に内蔵されている装備。
 
  
 
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=== [[特殊能力]] ===
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;[[V2アサルトバスターガンダム]]
 
;[[V2アサルトバスターガンダム]]
 
:アサルトパーツとバスターパーツを同時に装着した形態。
 
:アサルトパーツとバスターパーツを同時に装着した形態。
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== 余談 ==
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*漫画版ではバスターもアサルトバスターも登場せず、最終話の直前に[[ドッゴーラ|ドッゴーラ改]]を相手に苦戦するV2ガンダムに対して[[ハンゲルグ・エヴィン|ハンゲルグ]]がジャンヌ・ダルクからアサルトパーツを射出するという流れになっている。直後にハンゲルグは戦死してしまうため、漫画版のアサルトパーツは'''ウッソが父から託された形見'''という極めて大きな扱いを受けている(尤も、最終話ですぐにボロボロになったが)。
  
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==

2019年8月11日 (日) 21:25時点における版

V2アサルトガンダム
外国語表記 V2 Assault Gundam
登場作品

ガンダムシリーズ

初登場SRW 新スーパーロボット大戦
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
分類 汎用モビルスーツ
型式番号 LM314V24
頭頂高 15.5 m
本体重量 12.3 t
全備重量 19.1 t
動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 7,510 kW
推進機関 ミノフスキードライブ×2基
スラスター推力

16,700 kg×2
4,770 kg×7

総推力
計測不能
アポジモーター 46
装甲材質 ガンダリウム合金スーパーセラミック複合材兼対ビームコーティング装甲
素体 V2ガンダム
開発 リガ・ミリティア
所属 リガ・ミリティア
パイロット ウッソ・エヴィン
テンプレートを表示

V2アサルトガンダムは『機動戦士Vガンダム』の登場メカであり、同作品の後半の主役メカの一形態。

概要

リガ・ミリティアが開発した試作型モビルスーツV2ガンダムにアサルトパーツを付けた形態。

Iフィールド発生装置や対ビームコーティングが施された追加装甲、新装備のメガビームシールドを取り付けており、防御力が高い。また、メガビームライフルやヴェスバーなど、火力も強化されている。

原作ではバスターよりもこちらの方がよく使用されていた。また、アサルトパーツよりも先にメガビームライフルとメガビームシールドが配備され、ノーマル形態のままで運用されていた事もある。

登場作品と操縦者

SRWでは移動後攻撃可能な武装に恵まれた形態となるため、かなり使いやすい。ヴェスバーやメガビームライフルもあるので、火力も問題ない。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
V2に比べ、運動性が低下するがHP装甲は上昇。武装が増え、Iフィールドも装備する。弾数性のメガビームライフルが使いやすい。ヴェスバーはP属性、有射程の使いやすい武器だが、威力の割に消費ENが大きく扱いには注意。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
PS版より若干攻撃力が上昇。ヴェスバーが仕様変更されP属性がオミットされた変わり、F91と同じく足を止めて撃つ武器となったが、威力が低い上、EN消費が大きいのであまり使う事はない。
スーパーロボット大戦α外伝
27話終了時に換装パーツを入手。前回と使い勝手は同様で、今回は弱体化する能力はない。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦D
第27話開始時に換装パーツを入手。以後、使用可能となる。今回はV2アサルトバスターが隠しユニットのため、入手しなかった人の多くはこの形態に換装しているものと思われる。

単独作品

新スーパーロボット大戦
マップ「ムーンガーディアン」でシャトルを1隻も倒されないでクリアすると、V2ガンダムはこの姿に変化する。移動力と運動性が下がる。
メガビームライフルは弾数4発の直線型マップ兵器だが、主戦場が宇宙であることや射程が短めであることから多くの敵を巻き込むのは難しい。
また通常武器で最強のヴェスバーも弱くはないのだが、バスターのロングレンジキャノンには劣る。
マップ兵器を光の翼1つに絞るなら、バスターの方が有用となる。
新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
フリーバトルに登場。

装備・機能

武装・必殺武器

武装

バルカン砲
頭部に2門内蔵している。
機雷
フロントアーマー内に内蔵されていた武装。使われた回数は非常に少ない。SRW未実装。
ビーム・シールド
両腕の肘に発生器を内蔵。発生器は縦方向に180度まで展開する事が可能。
Iフィールド・ジェネレーター
アサルトパーツの装備。両肩の追加装甲に内蔵されている装備だが、原作では明確に機能しているシーンは皆無。ビームを防いでいるかのようなシーンは一度だけあったが、装甲が融解しているかのように描かれていたので、Iフィールドではなく対ビームコーティングで防いだ可能性がある。
V.S.B.R.(ヴェスバー)
アサルトパーツの装備。両腰ハードポイントに1基ずつ装備している。F91などの物と違い、開放バレル式でグリップがない。またF91のものと比べて小型化されている。グリップがないため、取り外しての使用は不可能と思われる(だとすると、「可変速ビームライフル」というよりも固定武装の「メガ粒子砲」に近い)。
ビーム・サーベル
ビームシールド内に1本ずつ格納している。
メガ・ビーム・ライフル
アサルトパーツの装備。Vガンダムのメガビームライフルを参考に開発された手持ち式ビーム砲。バレルユニットとコントロールユニットの2つで構成されており、出力はVガンダムのそれに比べて約2倍である。出力を調整すれば連射も可能。劇中では、1発で複数の敵機をまとめて撃ち落としていた。『』ではMAP兵器
メガ・ビーム・シールド
アサルトパーツの装備。高出力・広範囲のビームを張る事が可能な防御兵装。シールド発生装置が大型化しており、見た目は実体盾のようである。取り付けられた3基のバリアビットを展開してビームを展開する。また、装置とビットの間に発生したビームで敵機を切り裂いたり、V字マークからビームを発射するなど、攻撃にも使用できる。Vガンダムが使用した事もあったが、過負荷で故障を起こしている。
現在のところ、SRWでこれらの兵装が再現されたことはない。「ただの飾り」なのが悲しい。
マルチプル・ランチャー装備型ビーム・ライフル
本機の主兵装。グリップ部以外はVガンダムの物と形状が異なっている。
ビーム・ピストル
ビーム・ライフルのグリップを外すとビームピストルになる。Vガンダムの物と同型。
マルチプル・ランチャー
ビーム・ライフルに付属しているグレネード弾。

戦法

光の翼
ミノフスキードライブへ供給されたエネルギーの内、推進力に変換できなかった分を外へ放出する事で発生する現象。ウッソはこれを上手く利用し巨大なビーム・サーベルとして敵を攻撃したり、ビームシールドの代わりとして使ったりしていた。
しかし、SRWでは防御には使用できない。
光の翼(MAP兵器
攻撃範囲が非常に広いのが特徴。ただし、攻撃力はかなり低く、消費ENも尋常でない程高いのが欠点。
プラズマバリアー
漫画版最終回で使用。バリアビットでメガ粒子の閉鎖空間を作り敵を閉じ込め、メガビームライフルを撃ち込む。相手を「電子レンジにいれられたダイナマイト」にする技。SRW未実装。

特殊能力

剣装備、盾装備、銃装備
切り払いシールド防御撃ち落としを発動する。
Iフィールド
分身
本機は分身機能などないが、原作ではV字残像を残して姿を消している。また、ボンボン漫画版ではスーパーロボットのように表現されている。
換装
通常形態バスターアサルトバスターへと換装する。
分離
αシリーズにて実装。

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

M

機体BGM

「DON'T STOP CARRY ON」
後期エンディングーテーマ。

関連機体

V2バスターガンダム
バスターパーツを装着した形態。
V2アサルトバスターガンダム
アサルトパーツとバスターパーツを同時に装着した形態。

余談

  • 漫画版ではバスターもアサルトバスターも登場せず、最終話の直前にドッゴーラ改を相手に苦戦するV2ガンダムに対してハンゲルグがジャンヌ・ダルクからアサルトパーツを射出するという流れになっている。直後にハンゲルグは戦死してしまうため、漫画版のアサルトパーツはウッソが父から託された形見という極めて大きな扱いを受けている(尤も、最終話ですぐにボロボロになったが)。

商品情報

  • パーツの差し替えにより通常、アサルト、バスター、アサルトバスターの4形態に。

資料リンク