TFO

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TFO(ティーフォー)

甲児がNASAで作り上げた地球製UFO第1号(未確認ではないので、厳密にはUFOとは言えないが)。

当時人気のあった未確認飛行物体が流行の頃の物で、モデルは一番有名なUFOであるアダムスキー型円盤。「T」はラテン語地球を意味するTerraから取っている(あるいは、試作機を意味する英語のTestから取ったとも)。

ミニフォーと同等な運動力とマッハ4の飛行速度を持ち、大気圏内でも使用可能である。ただ、戦闘を目的にはしてないため元々武装は無く、後付けで装備された小型のミサイルとマシンガン程度しか用意されていないため、戦闘力は低い。

超合金Z製で動力光子力と、さらに兜博士の孫の兜甲児が設計し作り上げたという点では、マジンガーZの弟分といえる。

永井豪氏の漫画版グレートマジンガー』にも登場し、アメリカから帰ってきた甲児が戦闘獣に襲われた際、外車にカモフラージュした外装を破棄してその場を脱出した。ただし、TFOの名前は出しておらず、甲児が「アメリカで作った円盤」と語るのみである。

登場作品と操縦者

出典がスーパー系にも関わらず、高い運動性とサイズの小ささゆえ、回避が苦手なスーパー系キャラを乗せてもかなり避けてくれる。移動力も高く飛行タイプなので、マップ上での立ち回りもしやすい。さらに、修理装置補給装置を両方持っていることが多いため、修理補給ユニットとしては超一流。…が、反面攻撃力の低さと紙のごとき装甲が欠点。また、原作における開発者及び搭乗者がマジンガーZのイメージが強い兜甲児であるせいか、出演作品の参戦頻度のわりに参戦回数は非常に少ない。

Zシリーズ

スーパーロボット大戦Z
以前登場した『MX』にてリアルロボットの面目を丸潰れにしてしまった為か、サイズがSに引き上げられ、運動性の初期値も100に低下している。連続ターゲット補正の導入もあって『MX』ほどには避けなくなったが、修理装置補給装置は健在。
イベントをこなせば早めに入手する事も出来る。その場合、甲児勝平に「UFOは未確認飛行物体の事」と説明する。パイロットは集中不屈を覚えるルビーナがお勧め。なお、早期入手条件として「超合金ニューZの欠片」が必要なので、本作のTFOは超合金ニューZ製らしい(しかし、それでも紙装甲である。コクピット周りなど、要所だけに用いているのだろうか?)。
味方ユニットとしてはHPが最弱である為、とにかく避ける事を目指して、運動性を最優先で改造すべきである。HPの改造は殆ど意味が無く、それでも上げておきたいのならば強化パーツで補った方が良い。
スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク
機体性能や運用法は概ね前作と同じだが、非ダイナミックプロ作品である『宇宙大帝ゴッドシグマ』の春日理恵ミナコ・マルチーノが、窮地に陥ったゴッドシグマを救うべくTFOに搭乗するという原作者間の垣根を越えたイベントが設けられている。

単独作品

スーパーロボット大戦MX
初登場作品。ワルキューレと並ぶSSサイズの機体で、更に運動性の初期値が120もあり、サイズ補正によって恐るべき回避力を誇る。修理装置補給装置を両方持っており、回復能力にも優れる。
予知能力持ちのマリア集中精神コマンドを持っているひかるを乗せればより回避力を高められるが、例え乗っているのがボスでも回避役として運用できるほどのスペックを誇るので好きなキャラを乗せても構わない。精神コマンドを考えると、ひかるかさやかあたりが良いだろう。
武器と運動性をフル改造し、回避系の強化パーツを装備してしまえば、大抵の敵に対して連続回避と同時に大ダメージを与えられてしまい、更にフル改造すれば無双までも可能なので、リアル系ロボットも真っ青の活躍を見せてくれる[1]
シナリオではルーから「アッシマーにちょっと似てる」と言われたり、ジョルジュクローンから「カミカゼ」と嘲笑されるなど、滑稽な場面も多い。
スーパーロボット大戦X-Ω
ユニットとしては登場しないが、OVA版設定(が混ざっている)の甲児宇宙開発のために作っていた。
デュークによれば「これで宇宙人とも分かり合うんだ」とよく語っていたようであり、自軍の士気向上に一役買った。

装備・機能

武装・必殺武器

小型ミサイル
唯一の武装。『Z』ではトライチャージ専用武器として連射版もある。単体版・TRI版共に射程がそこそこあり、P属性を持つ。MXではダブルアタックが可能でフル改造時の攻撃力もそれなりに高い為、かなり使いやすい。

特殊能力

修理装置
小隊制の作品等ではHP回復と同じ効果も持つ。
補給装置
小隊制の作品等ではEN回復と同じ効果も持つ。

移動タイプ

サイズ

S
Z
SS
MX

余談

  • NASAで造ったからにはアメリカで航空機として登録されているはずである。自家用セスナみたいなものだろうか。

脚注

  1. 当時のアンソロジーではリアル系キャラが甲児に文句を言いに行くが軽くあしらわれるというネタがあったほど。