PV
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PVとは、「プロモーション・ビデオ」の略語。
概要
ゲームやアニメ、音楽業界のアーティストイメージなど、広告媒体として発売前に店頭やWeb上にて流される販促用映像の事を指す。
スパロボのPVは一足早く戦闘アニメが見られるとあって毎回発売までの話題の種の一つとなっており、動画サイトが発達していなかった2000年代前半までは、電気店などの店頭で公開された場合に観覧客の為に人だかりが出来てしまう事もあった。
海外では通じない和製英語なので、トレーラー(予告編の意)という言葉が用いられる事もある。
作品別トピックス
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- スパロボシリーズにおいて店頭用PVが制作された初の作品。発売延期前の第1弾PVにおいては戦闘シーンのガンダム系ユニットに「瞳」が存在しており、開発での紆余曲折が伺える。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 『勇者王ガオガイガー』のナレーションを務めていた小林清志氏が原作さながらの名調子で参戦作品紹介やシステムの解説をおこなっている。街頭ビジョン等で大々的にPVが流されるなど、PV公開がイベント的に演出されたのも本作から。
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 第3弾PVは当初全国5ヶ所での先行公開イベントを予定していたが同時期に起こった「東日本大震災」の影響によりイベントでの公開は中止、従来の全国の小売店による順次公開方式となった。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 第1弾PVにて、参戦作品の作品名に初めて原作作品のロゴが使用された。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦IMPACT
- PV専用のテーマソングとして「Machine Soul」を採用。後に歌詞と歌手が変更され、GBA版『OG2』のPVでも使用された。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦UX
- 従来のロングPVとは別に1分程度のショートPVを、シリーズでは初めて実機ハードへダウンロード配信している。発売に先駆けて、3DSの立体視による戦闘シーンを見ることが出来た。
- 本作の初参戦作品は「元エロゲー」「SDガンダム」「初音ミク」と色々衝撃的だったため、PV中に加藤機関兵士が発した「俺も想像力が足りなかったか……」がPV視聴者の内心とあまりに一致していたことで多くの視聴者の腹筋を破壊した。
単独作品
- スーパーロボット大戦MX
- 第2弾PVにおいて終盤の追加技までがほとんど公開されている。寺田P曰く「延期のお詫び」として敢えて入れたという。
- スーパーロボット大戦GC
- ディーゴ・近藤役の徳丸完氏がナレーションを担当。店頭だけでなくスパロボ公式サイトにおいてもPVが公開された初の作品である。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 篠原遊馬役の古川登志夫氏がナレーションを担当。また順次配信という作品の仕様上、各章の予告編としてショートPVを定期的に公開していた。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 以下の作品の期間限定参戦時に専用PVが公開されている。
- スーパーロボット大戦DD
- ワールド追加やイベント「クロッシング・パイロット」の開催予告の際にPVが新規で制作されている。
- スーパーロボット大戦30
- 通常のPVとは別にDLC参戦専用PVも製作された。
魔装機神シリーズ
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
- 新たな試みとして従来のPVとは別に、「バトルセレクションムービー」という1つの戦闘シーンを切り出したショートムービーを順次公開する方式をとっている。
OGシリーズ
関連人物
- 嶋崎直登
- 故人。αシリーズでは一貫してPV制作を務めていた。
脚注
- ↑ PV内で使用されているキャラクター・ロボットのキャッチコピーテキストは原作者・なかま亜咲氏によるもの。