AMガンナー

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AMガンナー
外国語表記 AM Gunner
登場作品

バンプレストオリジナルOGシリーズ

デザイン カトキハジメ
初登場SRW スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
SRWでの分類 機体
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スペック
分類 パーソナルトルーパーキャリアー
換装パーツ)
全長 42.6 m
重量 82.1 t
動力 プラズマ・ジェネレーター
開発者 カーク・ハミル
開発 マオ・インダストリー
所属 地球連邦軍
主なパイロット リオ・メイロン
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AMガンナーは「バンプレストオリジナル」の登場メカ

概要

ヒュッケバインMk-III専用の換装パーツとして開発されたAMパーツ(アーマード・モジュール)。Mk-IIIがAMガンナーに乗り込むようにして合体する。合体時の名称は「ヒュッケバインガンナー」。

元々は航続距離の短いR-1用のPTキャリア(パーソナルトルーパーキャリアー)として開発されていたが、Mk-IIIのロールアウトが早まったため、急遽Mk-III用のAMパーツへの改修が行われた。

AMガンナー自体にもコクピットが存在しており、支援戦闘艇として運用することが可能。パイロットを乗せることで戦場での迅速な展開と、相互支援を可能としている。

Mk-IIIのテスト機であるエクスバインとも合体が可能で、その際には「エクスバインガンナー」と呼称される。またコネクトパーツを交換することで、R-1やR-GUNヒュッケバインMk-IIとも合体が可能。

αシリーズではMk-IIIの戦線投入からしばらくして後、リン・マオによってAMボクサーと共にロンド・ベルに届けられる。OGシリーズではMk-IIIよりも先にロールアウトし、マオ・インダストリーからの脱出時にリオ・メイロンが搭乗し戦力として運用された。封印戦争後に2機のエクスバインが新造された際には、赤いタイプL用に赤いAMガンナーが用意されている。なお、タイプR用のガンナーがリオ機と同一かどうかは不明。

プレミアムバンダイから『HG AMガンナー』としてプラモデルが発売される際にAMガンナーには初期型と改修型が存在することが寺田PのX(旧Twitter)で明かされた[1]。『α』『OG2』に登場したものは初期型、『OGMD』『ジ・インスペクター』に登場したものは改修型となっている。この二つの違いはマルチトレース・ミサイル・コンテナの形状で、改修型は牽引用グリップを展開できるのが大きな差異となっている。このグリップは他の機体を運んだり、AMボクサー(モジュールのみ)の手でつかませてAMガンナーがAMボクサーを運搬するためのものである[2]

登場作品と操縦者

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
本作ではヒュッケバインMk-III換装パーツ扱い。

OGシリーズ

スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
初登場作品。中盤から登場。同シナリオでMk-IIIも登場しイベントで初合体が行われる。
本作品から換装パーツでなく、合体パーツとして単独のユニットに振り分けられた。AMガンナーのパイロットは、Mk-IIIとの合体時にはサブパイロットになる。Mk-IIIとは分離した状態で出撃する為、ヒュッケバインガンナーに合体させる場合、出撃枠が2機分必要になるのが問題。
合体時には信頼補正が付くので、それを意識した組み合わせが良い。αの主人公+恋人が好例。他には、ラッセルラーダなどのサポート系のキャラを本機に乗せ、彼らと信頼補正を持つキャラをヒュッケバインMk-IIIに乗せるという手もある。
スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
OG2に準拠。ツイン精神コマンドが戦闘システムに加わった為、修行を持つパイロットをMk-IIIに乗せ、本機にPPを与えたいキャラを乗せると、効率の良い育成が可能になった。また、ツインユニットシステムも追加された為、SRXとツインを組めば更に稼げる。
スーパーロボット大戦OG外伝
序盤からMk-IIIと共に登場する。
合体後にツインを組んで修行をかけるというPP稼ぎは健在だが、出撃枠を圧迫しない2人乗りユニットのグルンガスト参式という対抗馬が出現した。修理装置補給装置を搭載できるという点や、SRXの『天上天下一撃必殺砲』と射程の面で相性が良いという点で上手く差別化を図りたい。
第2次スーパーロボット大戦OG
序盤から登場する。しかし肝心のMK-IIIが使用不可で、設定上は可能なR-1R-GUNパワードとの合体もできないため、最後まで砲台としての運用しかできないという事態に。
長所と短所の尖り方がはっきりしすぎており、移動後に攻撃可能な武器やALL兵器が無く、Wゲージが小さすぎて換装でもフォロー不可という弱点の方がメインの評価にされやすい。リオを乗せ続けるなら、せめてヒット&アウェイの取得が必須。できれば突撃持ちパイロットを乗せるべきだろう。
ゲーム中では不可能だが、初回限定版付属の電撃スパロボSP内の漫画ではR-1と合体する場面がある。ただし狙撃に専念するための足としての運用となっており、Gインパクト・キャノンも使わなかった。
スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
本作ではエクスバイン用の換装パーツとして登場しており、単体では使用不可。カラーリングの異なるタイプL用とタイプR用が用意され、これにより2機ともエクスバインガンナーにすることが可能。
スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター
ヒュッケバイン問題の影響なのかMk-IIIが登場せず、代役のように登場したエクスバイン用のAMパーツとして運用される。
アニメ化に伴い両サイドのコンテナがミサイルポッドと設定された。また本作だけの仕様として、外部ジェネレーターとのコネクターや、ミサイルポッドの背部に他機牽引用のグリップが取り付けられており、エクスバインボクサーがグリップを掴んでフルインパクト・キャノンを放つ場面や、R-GUNパワードと合体し「R-GUNガンナー」として、ハイ・ツイン・ランチャーとGインパクト・キャノンを同時発射する場面などが描かれた。
スーパーロボット大戦OG Record of ATX
ムーンクレイドルでの戦闘では、上部に2機のレドームを装備した姿が描かれた。

装備・機能

換装武器は、修理装置補給装置のみ装備可能。合体中は使用できない。

武装・必殺武器

ホーミングミサイル
誘導ミサイルを発射する。弾数が多いのが特徴。
『OG外伝』まではガンナーの下部から発射される演出だったが、『第2次OG』ではガンナーの両サイドに装備されているコンテナから発射する演出になった。
リープ・ミサイル
ミサイルを一斉に発射する。方向指定型のマップ兵器で、弾数は少ない。
『OG外伝』まではAMガンナーの上部から発射される演出だったが、『第2次OG』ではホーミングミサイルと同じく演出になった。
後年に設定が整理され、AMガンナー初期型にのみ搭載されているという設定に。[3]
マルチトレース・ミサイル
『OGMD』『ジ・インスペクター』ではAMガンナーが改修型になりこちらのミサイルになる。『第2次OG』のリープ・ミサイルと演出と性能は同じ。
Gインパクト・キャノン
AMガンナーの両サイドに2門ずつ計4門装備されているキャノン砲。ヒュッケバインMk-IIの武装と同じもので、グラビコン・システムで発生させた重力場を発射する。別名重力衝撃砲。
ガンナー単体では1門ずつしか発射できず、同時発射するには他の機体と合体する必要がある。合体した機体の出力によって砲門の数は決まり、トロニウム・エンジンを搭載したMK-IIIでは、4門同時発射の「フルインパクト・キャノン」が発射可能になる。また小型プラズマ・ジェネレーター2基を搭載したエクスバインとの合体時では最大出力は落ちるものの、4門の重力場をグラビコン・システムで収束発射する「Gインパクト・ザッパー」となる。

特殊能力

合体
ヒュッケバインMk-IIIと合体してヒュッケバインガンナーとなる。
G・テリトリー
Mk-IIIと同様の重力場のバリア。全属性のダメージを一定値以下まで無効化する。ただし基本的に避ける前提のAMガンナーでは有用性は低い。

移動タイプ

宇宙
飛行可能だが、陸への移動適性は持たない。

サイズ

M

カスタムボーナス

EN+15%

関連機体

ヒュッケバインMk-III
本機と合体することでヒュッケバインガンナーとなる。
ヒュッケバインMk-II
ドッキング可能。
エクスバイン
此方も本機と合体することでエクスバインガンナーとなり真価を発揮する。『ジ・インスペクター』ではボクサー形態のまま合体するという離れ業も披露。
ガーバインMk-III
『ジ・インスペクター』で合体。動力がプラズマ・ジェネレーターであるものの、AMガンナー+ガーバインMk-III+エクスバインボクサーを連結して最終決戦でフルインパクト・キャノンの発射に成功している。
R-GUN / R-GUNパワード
ドッキング可能。『ジ・インスペクター』ではR-GUNパワードと合体し、ハイ・ツイン・ランチャーとGインパクト・キャノンの同時発射を行っている。OGクルセイドにおいて「R-GUNパワード&AMガンナー」としてカード化されている[4]
R-1
ドッキング可能。元々はR-1用のPTキャリアとして開発された。

余談 

イメージソースは松本零士原作の1978年のテレビアニメ『SF西遊記スタージンガー』の主人公機スタークローとのこと[5]

脚注