「読心」の版間の差分

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*相手の思考を読むだけあって、読心能力の持ち主は(ロボットアニメに限らず)劇中にて強敵として登場する場合が多い。
 
*相手の思考を読むだけあって、読心能力の持ち主は(ロボットアニメに限らず)劇中にて強敵として登場する場合が多い。
 
**一見無敵とも思える読心能力だが、大抵は「読心能力への対策を練った主人公側のキャラクターによって破られてしまう」展開になってしまう場合が多い。
 
**一見無敵とも思える読心能力だが、大抵は「読心能力への対策を練った主人公側のキャラクターによって破られてしまう」展開になってしまう場合が多い。
**しかし、'''「読心する相手にその通りの行動を取ったが、あまりに実力差が開き過ぎていたので何の問題もなく命中した」'''という結果になった作品も存在する。スパロボでファフナーやヒーローマン、飛影以外の面々がフェストゥムに攻撃を当てる事が出来るのもこちらの理屈に近い<ref>例えば、[[集中]]してフェストゥムが回避行動を取る前に攻撃を当てている等</ref>と思われる。
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**しかし、読心したとしても相手の行動へ対応出来なければ何の意味もないため、'''「読心した相手の攻撃を避けようとしたが、あまりに実力差が開き過ぎていたので何の問題もなく命中した」'''という結果になった作品も存在する。スパロボでファフナーやヒーローマン、飛影以外の面々がフェストゥムに攻撃を当てる事が出来るのもこちらの理屈に近い(例えば、[[集中]]してフェストゥムが回避行動を取る前に攻撃を当てている等)と思われる。
 
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2016年4月9日 (土) 04:28時点における版

読心(Mind reading)

超能力の一種で、文字通り相手の心を読むこと。会話などの情報収集を介さずダイレクトに相手の思考や行動を把握できるという極めて強力な力である。 登場する作品は枚挙に暇がないが、ここではスパロボ参戦作品の中でもっとも大きく能力が描写されている『蒼穹のファフナー』シリーズのものについて主に記述する。

「読心」とはフェストゥムの能力の一つであり、これがあるために人類側の戦法が一切通用せず、当初は一方的に追い込まれていた。 フェストゥムが人類の思考を読めるのは、人類の進化の過程にミールの一つである「超古代ミール」が関わっており、その痕跡が遺伝子として残っているためである。つまり、フェストゥムからすると地球人類は遠い同族であり、故にその思考を自分達と同様のプロセスで把握することが出来るのである。

フェストゥムの読心能力に対抗するための有視界・読心防御兵器として建造されたのが、ファフナーである。

スパロボシリーズにおいて

読心能力そのものを持っている敵は何度か登場しているが、特殊スキルとしてはフェストゥム専用となっている。 スキルレベルに応じて最終命中・回避率に補正がかかり、実質シナジェティック・コードの上位スキルとして機能している。現在登場したのは『K』と『UX』で、補正は次の通り。

SL 命中・回避補正
1 +30%
2 +40%
3 +50%
4 +80%
スーパーロボット大戦K
SL3で打ち止めとなっている。由紀恵およびイドゥンはこれに加えてシナジェティック・コードをL9で取得しているため、最終命中・回避率に+80%の補正がかかる。
スーパーロボット大戦UX
プロローグからいきなりSL4持ちのフェストゥム・スフィンクス型が登場SEED発動状態のシンですらまともに避けられない・当てられない」というギリギリの状況がこのスキルの恐ろしさをプレイヤーに知らしめてくれる。
ちなみに、このSL4持ちのフェストゥムはプロローグ以外では第13話「約束-ちかい-」で翔子の相手になるスフィンクス型しか現れず、どちらも倒せずともターン経過で撤退するため実質イベント用の敵。ただし、後々翔子を復帰させるフラグに関わってくるので頑張って落としたい。
また、隠れた特性としてヒーローマンNPC時の飛影は読心の補正を受けない。フェストゥムが読心出来るのは生物の遺伝子内にある超古代ミールの痕跡のおかげなので、機械である彼らにはそもそも通じないのである(ヒーローマンの場合、ジョーイが読心を警戒する発言があるため気付きにくい)。逆に、『UX』本編でJUDA検査結果からも分かるように「人間」である三国伝組には補正が掛かってしまうので注意。
ちなみに、味方ではマークフィアー甲洋)とがSL3で習得しているが、機械やバジュラでも関係無く読心する

関連用語・人物など

ラング
デトネイター・オーガン』の登場人物。相手の行動を読んで戦う。
地球で再生されたオーガンを追い込んだが、経験則の積み重ねによる予測の進化であったため、頭で考えた方向と逆に動く戦法を取られ敗北した。
ニュータイプ
宇宙世紀ガンダムシリーズのニュータイプはこれに近い能力を発揮することがある。
相手の考えていることや感情を何となくのレベルで察知する程度のものだが、かなりの深層意識まで読み取るためかえって軋轢を生むことが多々ある。
マオ
コードギアス 反逆のルルーシュ』の登場人物で、読心のギアスの持ち主。しかし、ギアスの力の肥大化によって制御が出来ておらず、読心を止める事が出来ない。
プラネッタ
オーバーマン キングゲイナー』に登場するオーバーマシン。相手の心を読み取るのみならず、それを他者に拡散させるオーバースキル「伝心」を有する。
戦闘においてもゲイナー&ゲインのタッグを圧倒する程のアドバンテージをもたらしたが、それに対してゲイナーが取った奇策は……

余談

  • 相手の思考を読むだけあって、読心能力の持ち主は(ロボットアニメに限らず)劇中にて強敵として登場する場合が多い。
    • 一見無敵とも思える読心能力だが、大抵は「読心能力への対策を練った主人公側のキャラクターによって破られてしまう」展開になってしまう場合が多い。
    • しかし、読心したとしても相手の行動へ対応出来なければ何の意味もないため、「読心した相手の攻撃を避けようとしたが、あまりに実力差が開き過ぎていたので何の問題もなく命中した」という結果になった作品も存在する。スパロボでファフナーやヒーローマン、飛影以外の面々がフェストゥムに攻撃を当てる事が出来るのもこちらの理屈に近い(例えば、集中してフェストゥムが回避行動を取る前に攻撃を当てている等)と思われる。