第4次スーパーロボット大戦S

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第4次スーパーロボット大戦S
シリーズ 旧シリーズ
原作 第4次スーパーロボット大戦
開発元 ウィンキーソフト
発売元 バンプレスト
対応機種 プレイステーション
プロデューサー 寺田貴信
シナリオ 阪田雅彦
音楽 三垣敦史
発売日 1996年1月26日
価格 6,800円
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第4次スーパーロボット大戦S』は「スーパーロボット大戦シリーズ」のゲーム作品。「旧シリーズ」の1つ。

概要

第4次スーパーロボット大戦』のPS移植版であり、同機で発売された最初のSRW作品でもある。「S」は「SCRAMBLE」の頭文字。

一部のパイロットにキャラクターボイスが導入されたほか、シナリオの追加やバランス調整などが行われている。

また、ストーリーの時系列は『第2次G』→『第3次』→『EX』→『第4次S』(本作)に変更されている[1]

話題

  • 寺田氏によると、本作の製作準備のために『第4次』の開発に関わっていたらしい[2]
  • オリジナルキャラクターのマサキシュウ声優に起用された緑川光氏子安武人氏は、当時放送中であった『新機動戦記ガンダムW』でも同じ主役ライバルを演じていたため話題になった。
  • 本格的なオープニングムービーが初めて実装されたが、登場するのは作品タイトルに反してリアルロボット系のみである。また、本作中には登場していないザクIIドラムロ(トッド機)がムービー内で登場している。
  • 収録BGMが増加しており、使用箇所が一部変更されている。
  • ディスクの読み込みが随所で発生するため、SFC版と比べテンポの悪さは否めない。また、SFC版よりBGMのクオリティが低い面もある。
  • トラック2にCM曲が収録されているため、CDプレイヤーなどで聴くことができる。ただし、ゲームデータが収録されているトラック1を再生すると機器が故障する恐れもあるので注意が必要。
  • PS2ではマップ上の動作が極端に遅くなるため、快適なプレイは不可能になっている。
  • 2011年7月6日にはPlayStation Storeのゲームアーカイブスで配信された(価格:1,000円)。

主な変更点

システム等

  • マップ開始時の演出がカットされている。
  • 一部のマップの内容が変更されている。
  • BGM切り替わりの簡略化
    • 自ターンでは戦闘終了後にマップBGMへ戻らず、次の切り替わりまで直前の戦闘で使われたBGMが流れ続ける。
    • 敵ターンの間はマップBGM固定になり、戦闘でBGMが切り替わらない。

加入・離脱等

能力関連

  • 加入機体(NPCは除く)の武器改造は全て無改造状態に変更。
    • マップ途中で操作ユニットに変化した場合は、変化と同時に武器改造のみが無改造状態に戻る。
  • 機体や武器の性能、機体とパイロットの地形適応などの調整。
    • 特にダンクーガは上記の永久離脱がなくなったことも含め、大きく改善されたユニットの代表格。
    • ただし、弱体化[3]や実質無意味な調整もある[4]

その他

  • ターン数による分岐の条件ターン数が変更。
  • マップ上のアイテム配置場所が変更。
  • 特殊誕生日の設定が一部変更。
  • 中断メッセージが一新。

登場作品

登場作品については『第4次』と同様。

上記の他に「劇場版マジンガーシリーズ」『ガンダム・センチネル』から機体が、『New Story of Aura Battler DUNBINE』から機体とキャラクターが登場する[5]

世界観

旧シリーズの世界観

バンプレストオリジナル

第4次スーパーロボット大戦』と同様。

なお、魔装機系については「魔装機神の登場メカ」及び「魔装機神の登場人物」を参照。

ゲーム中データ

分類 記事
全話一覧 全話一覧/第4次S
隠し要素 隠し要素/第4次S
精神コマンド 精神コマンド/第4次
強化パーツ 強化パーツ/第4次
特殊能力 特殊能力/第4次
特殊技能 特殊技能/第4次
メカ&キャラクターリスト メカ&キャラクターリスト/第4次
中断メッセージ 中断メッセージ/第4次S

商品情報

プレイステーション

攻略本

コミックス

脚注 

  1. 説明書より。
  2. 勁文社『スーパーロボット大戦 エンサイクロペディア DC戦争編』252頁。
  3. オーラ斬り二種がEN消費武器に変更となったオーラバトラーなど
  4. 乗り換え不可能な機体・パイロットのどちらか一方のみの地形適応改善など
  5. なお、後年発売された『電視大百科』には『ガンダム・センチネル』に関連するデータは収録されていない。

リンク