「第3次スーパーロボット大戦」の版間の差分

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*[[主人公]]が登場する予定だったが、容量不足でカットされた。『[[スーパーロボット大戦EX]]』で初めて登場して、『[[第4次スーパーロボット大戦]]』でプレイヤー自身の主人公が登場した。
 
*[[主人公]]が登場する予定だったが、容量不足でカットされた。『[[スーパーロボット大戦EX]]』で初めて登場して、『[[第4次スーパーロボット大戦]]』でプレイヤー自身の主人公が登場した。
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*'''本作でシリーズが終了する構想もあった'''。が、それだと[[マサキ・アンドー|マサキ]]の設定が謎のままに終わるため、マサキ達に焦点を当てた『EX』と完結編にあたる『第4次』の制作が決定した。
 
*[[サウンドセレクト]]が初搭載された。但し本作では裏技扱いだった。
 
*[[サウンドセレクト]]が初搭載された。但し本作では裏技扱いだった。
 
*1999年12月22日には[[プレイステーション]]移植版が発売(価格:2,000円)。これは『[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス]]』に収録された『第3次』の部分のみを分割して発売されたものであり、内容は『コンプリートボックス』とほぼ同一である。
 
*1999年12月22日には[[プレイステーション]]移植版が発売(価格:2,000円)。これは『[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス]]』に収録された『第3次』の部分のみを分割して発売されたものであり、内容は『コンプリートボックス』とほぼ同一である。
 
*PS版の戦闘バランスは全面的に見直しが行われている。しかし、それでも最近の作品に比べると精神ポイントの上限が低く、スーパーロボットはどう頑張っても[[必中]]なしでは当たらない、雑魚の攻撃力が高い、などで結局難易度は高い。
 
*PS版の戦闘バランスは全面的に見直しが行われている。しかし、それでも最近の作品に比べると精神ポイントの上限が低く、スーパーロボットはどう頑張っても[[必中]]なしでは当たらない、雑魚の攻撃力が高い、などで結局難易度は高い。
*反撃はマニュアルで選択可能となり、フルボイス化も実現している。
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**反撃はマニュアルで選択可能となり、フルボイス化も実現している。
 
*2011年1月26日には上記の単品版が[http://www.jp.playstation.com/psn/store/ PlayStation Store]のゲームアーカイブスで配信された(価格:1,000円)。
 
*2011年1月26日には上記の単品版が[http://www.jp.playstation.com/psn/store/ PlayStation Store]のゲームアーカイブスで配信された(価格:1,000円)。
 
*[[プレイステーション]]移植版では永井一郎氏がナレーターと第2次における第3次の予告を、鈴置洋孝氏がタイトルコールを担当している。
 
*[[プレイステーション]]移植版では永井一郎氏がナレーターと第2次における第3次の予告を、鈴置洋孝氏がタイトルコールを担当している。

2019年10月7日 (月) 11:31時点における版

第3次スーパーロボット大戦
シリーズ 旧シリーズ
移植版 スーパーロボット大戦コンプリートボックス
前作 第2次スーパーロボット大戦
次作 スーパーロボット大戦EX
開発元 ウィンキーソフト
発売元 バンプレスト
対応機種 スーパーファミコン
プレイステーション
プロデューサー じっぱひとからげ
シナリオ 阪田雅彦
メカニックデザイン 守谷淳一
音楽 田中伸一
発売日 1993年7月23日(SFC版)
1999年12月22日(PS版)
価格 9,800円(SFC版)
2,100円(PS版)
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第3次スーパーロボット大戦』は「スーパーロボット大戦シリーズ」のゲーム作品。「旧シリーズ」の1つ。

概要

旧シリーズ」の第2作。後にインスペクターと称される異星人ディバイン・クルセイダーズ残党がメインの敵となる。本作で初めて、タイトル画面でボタンを押さないでそのまま放っておくと出て来るデモ画面「オープニング戦闘デモ」が登場した。

システム面では『第2次』まで演出上の存在に過ぎなかったパイロットに能力が設定され、ユニットの改造も可能になるなど、一気に「スパロボ」を完成させた作品である。

戦闘システムと難易度

戦闘に関する各種の仕様が今日のスパロボと大きく異なり、主に以下のような点が挙げられる。

  • 気合の消費SPが80など、精神コマンドは昨今のスパロボの感覚では使えない。
  • ユニットの改造はできるが武器改造の概念が無い。精神コマンドに頼る以外ではパイロット能力を上げる(純粋にレベルを上げる)事でしかダメージ強化が図れない。
  • 反撃時の行動が自由に選べない。反撃時の行動方針を「相手の攻撃が命中しても撃破されないなら反撃」「相手のレベルが自分より低いなら反撃」「常に反撃しない」の3種類から事前に選んでおく方式で、しかもユニット単位ではなく「チーム全体の共通した反撃方針」となる。反撃するときはENや弾薬の節約は考えず敵を倒せるだけのダメージを与える武器を選択してしまう。反撃しない場合は基本は防御し、防御しても撃墜されるときのみ回避する。戦局の予測が必要という意味での面白みは高いが、慣れないうちはEP時の対応に苦慮する。
  • PP時の攻撃の際、武器を選び、対象を決定した後、キャンセルができない(命中率が悪いので武器を変えるといった戦術が不可)。
  • 敵機を撃墜した時には本人の気力のみが上昇し、敵味方の気力の増減は起こらない。
  • 複数のパイロットがいるユニットでも、精神コマンドは基本的に1人分しか使えない。ゲッターチームのみが例外(変形することで使用できる為)。
  • 信頼激励等が存在しない。復活も存在しないので精神ポイントを回復させる手段がない。

このため、難しいスパロボとしてよく挙げられるが、

  • マップ兵器に関しては無属性。そのため、ビーム兵器無力化の敵にも使える(リメイク版では属性あり)。説明書に明記されているわけではないので、気付かずクリアしたプレイヤーも多いかもしれないが。
  • 気力の上限が200なので、気力上げにより相当な攻撃力・防御力アップを図れる。
  • 補給時に5しか気力が下がらないので気力制限に引っ掛かりにくく、マップ兵器やスーパー系の必殺技連発が容易に行える。
  • ダメージを受けることが前提のゲームバランスなので、回復のままならない序盤は苦しい。しかし中盤以降はマップ兵器持ちが増え、修理役が2回行動可能になるなど、ダメージを受けてもすぐ立て直せるようになる。
  • ダメージがインフレしていないので、少なくとも雑魚の攻撃をモビルスーツ等が受けても即撃墜されるケースは稀である(クリティカルが発生しない限り、ではあるが)。スーパーロボットに至っては、改造と気力、地形効果次第で中盤~終盤に登場する高火力ボスのクリティカルに耐えることも可能になる。

など、不便に慣れれば意外とスムーズに遊べるゲームでもある。

そう考えると『F』からのシステムに調整されたリメイク版とどっこいどっこいである。実際リメイク版も精神コマンドの消費が引き下げられてはいるものの、結局上限が低いのでやっぱり最近の作品の感覚では使えない。挙句ダメージがインフレしているので、ザコMSの攻撃でも当たれば致命的なほどダメージを受ける。

攻略の基本

攻略の注意点

序盤戦(宇宙)

  • HP・装甲が低い味方ユニットが多い。そのためマジンガーZガンダムをアタッカーとして組み込みたい。GMは使わないほうがいい。まぁ修理費はものすごく安いが。

序盤戦(地上)

中盤戦(宇宙)

  • この先は比較的難易度が緩和される。強力なユニットが手に入るので苦戦する局面は少ない。
  • サイバスターが加入する。「サイフラッシュ」を中心としたマップ兵器戦略が中心となる。

中盤戦(地上)

  • ここからファンネルを装備した敵ユニットが登場。高射程から攻撃を加えられる前に敵を引き付けて一気に叩く戦法がベスト。ちなみにこのあたりからシロッコやメキボスなどの一部パイロットが2回行動してくる。
  • ルート選択では「南半球」を選び、シナリオ「バミュータ・トライアングル」でライディーンのゴッドボイスを入手する。ただし、ターン数が1ターン+1と2ターン加算される。隠しシナリオを狙うなら6ターンクリアを狙う(スーパーロボットで対抗)。

終盤戦(宇宙)

  • 2回行動ファンネル持ち、かつビーム兵器無力化ユニットが大量に出現。
  • GP-03オーキスノイエ・ジール(ルート限定)の加入もあって、ますますマップ兵器が戦略の中心となる。
  • 地形を利用し、回避防御がUPする暗礁空域で待ち伏せする戦法がベスト。
  • 雑魚は極力スーパーロボットで撃墜して気力上げに努め、それでも倒しきれなかった時はマップ兵器で一掃すると良い。ボスにはスーパーロボットで対抗するか、反撃を受けない手段(マップ兵器・射程外から狙う)で攻撃すると良い。
  • 修理や補給をしっかり行い、敵のステータスを見て攻撃時に必中をかけるべきか否か、などを考えて精神ポイントの無駄遣いをしないように心がける。
  • 修理装置や戦艦搭載で回復が間に合わなかった場合を考え、精神コマンドを使えるパイロットを何名か用意したい。
  • 終盤を楽にクリアしたいのなら序盤にシャアを説得して「疑惑」の次に「DCを追撃」を選んだ上で、「ラビアンローズ」の次に「月面へ」と選択しよう。このルートにはさしたる難関マップが無く他の2ルートと比べても圧倒的に易しい。

開発に関して

本作は『第2次スーパーロボット大戦』の続編だが、開発に関しては先にウィンキーソフトが関わった『ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス』を下敷きとしている。敵モビルアーマーのグラフィックはヒーロー戦記からの流用となっている。

話題

  • 主人公が登場する予定だったが、容量不足でカットされた。『スーパーロボット大戦EX』で初めて登場して、『第4次スーパーロボット大戦』でプレイヤー自身の主人公が登場した。
  • 本作でシリーズが終了する構想もあった。が、それだとマサキの設定が謎のままに終わるため、マサキ達に焦点を当てた『EX』と完結編にあたる『第4次』の制作が決定した。
  • サウンドセレクトが初搭載された。但し本作では裏技扱いだった。
  • 1999年12月22日にはプレイステーション移植版が発売(価格:2,000円)。これは『スーパーロボット大戦コンプリートボックス』に収録された『第3次』の部分のみを分割して発売されたものであり、内容は『コンプリートボックス』とほぼ同一である。
  • PS版の戦闘バランスは全面的に見直しが行われている。しかし、それでも最近の作品に比べると精神ポイントの上限が低く、スーパーロボットはどう頑張っても必中なしでは当たらない、雑魚の攻撃力が高い、などで結局難易度は高い。
    • 反撃はマニュアルで選択可能となり、フルボイス化も実現している。
  • 2011年1月26日には上記の単品版がPlayStation Storeのゲームアーカイブスで配信された(価格:1,000円)。
  • プレイステーション移植版では永井一郎氏がナレーターと第2次における第3次の予告を、鈴置洋孝氏がタイトルコールを担当している。

登場作品

新規参戦は★の5作品。

他、「劇場版マジンガーシリーズ」の機体が登場する。

御三家以外の版権作品が参戦したスパロボは今作が初。

世界観

世界観/旧シリーズを参照。

バンプレストオリジナル

登場メカ(オリジナル)

魔装機系

サイバスター
グランゾン
ネオ・グランゾン
ヴァルシオーネ

インスペクター

グレイターキン
ガルガウ
ドルーキン
シルベルヴィント
ディカステス

その他

ヴァルシオン
ヴァルシオン改

登場人物(オリジナル)

魔装機系

マサキ・アンドー
シュウ・シラカワ
リューネ・ゾルダーク

インスペクター

メキボス
ヴィガジ
シカログ
アギーハ
ウェンドロ

用語

インスペクター
異星人。ストーリー前半では謎の敵と表示され、ジャブローを陥落させ地球連邦軍を壊滅寸前に追い込む。序盤におこる艦隊消失事件の実行犯。
ディバイン・クルセイダーズ
第2次スーパーロボット大戦でのDC戦争でビアン・ゾルダークが死に、その後ザビ家が総帥となり、再組織化されたもの。地球圏を異星人から守るという大義名分から、ティターンズのメンバーも所属している。が、キシリア・ザビが異星人に通じてしまい崩壊。
地球連邦
DC戦争後に国連にかわる統一機関として成立した国際機関。ホワイトベース隊はここに編入された。
ロンド=ベル
プレイヤーが操作する、地球連邦の外部部隊。本来は逆襲のシャアでブライトが率いていた艦隊の名前。
インスペクター事件
この物語の出来事。

ゲーム中データ

攻略用

分類 記事
全話一覧 全話一覧/第3次
隠し要素 隠し要素/第3次
裏技 裏技/第3次
精神コマンド 精神コマンド/第3次
強化パーツ 強化パーツ/第3次
特殊能力 特殊能力/第3次
特殊技能 特殊技能/第3次
メカ&キャラクターリスト メカ&キャラクターリスト/第3次
機体データ /機体データ (PS版)

オプション

  • BGMセレクト

商品情報

ゲーム本体

スーパーファミコン

プレイステーション

スーパーロボット大戦コンプリートボックス

攻略本