第2使徒リリス

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第2使徒リリス
外国語表記 Second Angel Lilith
登場作品

エヴァンゲリオンシリーズ

初登場SRW スーパーロボット大戦α
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生態
種族 使徒
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第2使徒リリスは『エヴァンゲリオンシリーズ』に登場する生物。

概要

TVシリーズ、旧劇場版

第3新東京市の地下ジオフロント最下層セントラルドグマに幽閉されている巨人。魂は碇ユイクローン肉体に移植され、綾波レイとして活動している。ネルフ関係者でもその存在を知るものはごく僅か。故に存在自体は知っていても、葛城ミサトなど第2使徒リリスを「第1使徒アダム」であると思っている者もいた。

ミサトが第2使徒リリスの存在を知る第拾伍話のラストで初登場。描写は全く無いが、その後どこかの時点(第拾伍話ラスト~第拾九話の間)でネルフ職員全体に対し地下のリリスの存在が(アダムと偽って)周知されていたようだ。[1]第弐拾四話のカヲルの台詞にて、ジオフロントにあったのが「アダム」ではなく「リリス」だという事が判明する。

7つの目を持つ仮面を付けており、下半身が無く人間の足の様な物体が幾つか根っこの様にあるだけで、ロンギヌスの槍によって十字架に貼り付けにされ封印されていたが、第15使徒アラエル(SRW未登場)の殲滅にロンギヌスの槍が持ち出された事により、この枷から解き放たれた。この際、下半身が一気に再生され足が復活する。黒い月のリリスは、白い月にて使徒を生み出したアダムとは異なる「生命体の源」である。つまり、アダムが生んだ使徒を除く全ての地球上の生物の始祖であり、その進化の先に最終形態として行き着いたのが現人類(リリン)である。

旧劇場版では、アダムを既に取り込んでいたレイがこの肉体に戻ることにより「禁じられた融合」を果たし、サードインパクトを引き起こした。PSP版『新世紀エヴァンゲリオン2』の一部エピローグには、リリスが他の星へ新たな生命を宿す為に地球から旅立っていくものがある。

なお、リリスが第2使徒であると明言されたのは、2003年に発売されたプレイステーション2用ソフト『新世紀エヴァンゲリオン2』が初であり、それ以前の資料では基本的に「第2使徒は詳細不明」とされていた。[2]また、旧劇場版展開時に発売されたトレーディングカードでは「第1使徒は胎児状態のアダム、第2使徒は光の巨人」とされていた。

新劇場版

基本的に上記旧シリーズと似ているが、被せられた仮面が第3使徒サキエルなどに見られる使徒の顔のようなものに変わっている他、胸部に人類が調査した時の切開痕が残っている。

また、旧シリーズではミサトは物語の半ばに加持によってこれはアダムだという情報を与えられ、死に至るまでそれはアダムか、そうでない何かなのかを判断しかねたままだったが、新劇場版においては第1作『序』時点でミサト個人の権限のみにてシンジをセントラルドグマにまで同行させ、それが第2の使徒リリスであること等を説明、ネルフのメインスタッフの多くはその存在を知っていることも語られる。

登場作品

現時点ではMAPの背景としてのみ登場している。

αシリーズ

第1使徒アダムと同じく、宇宙怪獣と同様の存在になることでアポカリュプシス前兆現象を生き延びようとした地球のプロトカルチャーの一派が不完全な写本に基づいた人類補完計画を実行することで生まれた設定。

その後、原作通りリリスから人類が生まれているが、ガンエデンなど別アプローチによる古代人の血脈も混ざっている。なお念動力はガンエデン由来の血脈だけが要因ではなく、カヲルいわく「黒き月の民がリリンに遺した力」。

スーパーロボット大戦α
第60話「最後のシ者」のMAP背景に登場。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
今回は3Dで描かれている。新規EDルートではゲンドウが自らに取り込んだアダムの力を使って、使徒EVA量産機の複製をリリスから生み出した。決着後はNERV本部の爆破により地底深くに埋まった。
第3次スーパーロボット大戦α

Zシリーズ

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
新劇場版設定。

VXT三部作

スーパーロボット大戦V
新劇場版設定。シークレットシナリオ「シ者、来訪」のシナリオデモで背景として登場。
シナリオの展開上、第4、第5の使徒を倒した後そのまま自部隊に参加するため、TVシリーズのようにシンジは存在自体を知らず、カヲルに教えられて驚く場面もある。

単独作品

スーパーロボット大戦MX
MAP背景で登場。

脚注

  1. 第拾九話で加持シンジに「使徒がここの地下に眠るアダムと接触すれば~」と発言。シンジがアダム(リリス)の存在を知らなければ成立しえない会話である。また、第弐拾弐話ではゲンドウレイにリリスからロンギヌスの槍を抜いて使用することを命じ、ミサトが公然と反対していた。
  2. ただし、TRPG媒体などリリスを「第2使徒」と定義する媒体も少なからず存在していた。