神隼人

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神隼人
読み じん はやと
外国語表記 Hayato Jin[1]
登場作品

ゲッターロボシリーズ

声優 キートン山田(旧作版)
内田直哉(アーク)
増谷康紀(大決戦)
デザイン 永井豪石川賢(原案)
小松原一男(旧作版)
本橋秀之(アーク)
初登場SRW 第2次スーパーロボット大戦
SRWでの分類 パイロット
サブパイロット
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プロフィール
種族 地球人(日本人)
性別
年齢 17歳 → 18歳
血液型 A型
所属 早乙女研究所新早乙女研究所浅間学園
所属部隊 ゲッターチーム
趣味 ハーモニカ演奏、単独登山
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神隼人は「ゲッターロボシリーズ」の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

ゲッター2ゲッターライガー真・ゲッター2のメインパイロット。

ゲッターロボ[編集 | ソースを編集]

浅間学園の生徒。

ニヒルな一匹狼的性格で、自分の感情をストレートに出さず他人をあまり信用しない傾向が有る。また、自らについて多くを語らない性分の為、周囲から誤解を招き易い。一方で、それと相反するような「俺はボインちゃんが大好きでな」という台詞でも有名。

亡き母の面影を重ね、密かに慕っていた早乙女ミチル恐竜帝国の侵攻で窮地に立たされた事を知り、ゲッターチームの一員となる決意を固めた。

超人的な身体能力の持ち主で、特にサッカーに関しては流竜馬をも凌ぐキック力を誇り、まともに喰らった相手を血だるまにさせる程のパワーは達人から「超高校生級」と絶賛されている。その類稀なる運動神経を見込まれ、巴武蔵の柔道部をはじめとする体育会系クラブからは勧誘の声が絶えないが、本人は一切の興味を抱く事無くスルーし続けている為、帰宅部である。その一方で、単独登山という密かな趣味を持っている。

愛車であるチョッパータイプのバイクを駆使したライディングテクニックにも冴え、戦闘時に応用する。また、自前のライダースーツはジャガー号に搭乗する際のパイロットスーツとしても着用している。竜馬同様メカに強く、最終回では破損したゲッターウィングの修復作業を自力で行なった。

実は「神重工株式会社」の御曹司なのだが、社長を務める父・大造とは折り合いが悪く、疎遠になっている。反面、中学生の時に死去した母に対する想いは非常に強く、形見の十字架を肌身離さず持っている。姉である明日香との関係も良好で、母の命日には彼女に随伴して墓参りに訪れる。

趣味はハーモニカを吹く事で、隼人のテーマとして奏でられるBGMは後に歌詞を追加され、挿入歌「平和の戦士たち」に仕上げられている。最終回では戦死した武蔵の魂に、弔いの音色を捧げた。

ゲッターロボG[編集 | ソースを編集]

基本的なキャラ付けにこそ変更点は無いものの、単独先行やスタンドプレーを行なう役回りを車弁慶へと譲った為か前作のような問題行動を起こす回数が激減しており、放課後も竜馬と共にサッカー部で汗を流すなど[2]前作以上に「等身大の高校生」としての側面が強調されている。

前作以上に家族や知人が事件に巻き込まれるようになり、百鬼一族に改造された姉の婚約者や幼馴染を救えなかったという悲劇も味わうが、一方で長く続いていた父への蟠りが解け、真の和解を果たすまでに至っている。

百鬼帝国との最終決戦では、死地に赴く際にミチルへ想いを告白するが、メカ闇竜鬼との戦闘で生死不明となる。しかし、捕虜として連行された科学要塞島内部で破壊工作を行ない、竜馬達に勝機を与え自身も生還を果たした。

原作漫画版のような天才的な人物ではないのだが、団龍彦氏の小説『スーパーロボット大戦』では隼人もまたゲッター號を開発する事が示唆されており、既に早乙女博士にラフ案を提出したらしい(ただし、「TV版に直接繋がる訳ではない」と後書きに書かれているが)。

原作漫画版[編集 | ソースを編集]

旧校舎を根城にする学生運動のリーダーで命令を破った部下の耳や鼻を素手で引きちぎるなど狂気を孕んだ人物。だが、根っからの悪人ではなく全人類が平等に過ごせる理想の社会の構築のために現体制の破壊を目論む革命家である(言い換えれば、テロリストに近い感じなのだが)。全体のためならば個人は犠牲になっても仕方ないという極端な思考をしがちで、ゲッターチームに加入した後も人類種の存続のためならば非人道的な選択も辞さない姿を度々見せている。なお、生身でも空手経験者(全国大会に殴りこみをかけて全員打ち倒せるレベル)の竜馬と互角に殴り合える。また、IQ300の天才でもあり、ゲッターチームのブレインとして活躍するだけでなく、早乙女博士の助手も務め、後にゲッター號を開発する。

他の漫画版のメンバー同様、漫画版の途中からはある程度丸くなっているが、その中でも隼人だけは非情な選択と悪人面を見せる姿が多かった。もっとも、彼もただ非情なだけの人物ではなく、敵の生体実験の犠牲になった民間人の処遇で竜馬と対立した際も、結局彼らを助けられなかった時は竜馬に「結局は無駄だったな」と声を掛け、自分達の無力さを悔いていた。また、従弟を初めとする学生運動時代の仲間達が百鬼帝国に利用されてしまった際は彼らをそこまで追いつめてしまったと苦悩する姿を見せる。武蔵を始めとするゲッターチームの仲間の死を誰よりも引きずっており、時に死に場所を求めているかのような姿を見せる事もある。

早乙女研究所崩壊後は軍人[3]となっているが、かつて隼人が学生運動のリーダーだった事を考えるとツッコミどころ満載でもある。しかし、この時期の彼はある事件によって既にゲッターのパイロットとして復帰できない身体[4]となっていた。

続編の『ゲッターロボ アーク』では早乙女博士の後継者として早乙女研究所を取り仕切る「博士」であったり[5]、スピンオフ作品の『ゲッターロボ飛焔』(SRW未登場)『ゲッターロボ牌』では原作と繋がるキーマンとして出演している。これらの作品では指揮官として第一線から退きつつもいざという時にはかつての雄姿を彷彿とさせる活躍ぶりをみせる。

アニメ版とは違い、早乙女ミチルと恋愛関係にはならないが行動を共にする場面は割と多く、仲は悪くはない。ここまでの危険人物だというのにミチルも懐が深いものである。『號』の時代には婚約者の山咲という女性が部下にいたが、プロフェッサー・ランドウが送り込んだ自爆メカを処理する際、隼人のコード切断の指示に従い爆死している。

ミチルの弟の早乙女元気とも意外と良好な関係にあるようで共に日光浴に興じたり、酔っ払った元気の腕白ぶりに苦笑したりと普通に良い「お兄ちゃん」ぶりを見せている。

竜馬とは正反対の性格だが互いに認め合った戦友であり、ゲッター線の処遇で対立し、決別する事を決めた際も二人の友情そのものが揺らぐ事はなかった。竜馬と違い、彼はゲッター線を求めているがゲッター線の意思はゲッター線を嫌う竜馬の方に惹かれている様である。

アニメ版『アーク』においては彼の回想で話が進むことも多く、最終的にはカムイ・ショウの銃弾をワザと受けた後、竜馬の魂に促されたこともあり、ゲッター聖ドラゴンの封印を解き、ゲッターの申し子たちに「ハジをかくんじゃないぞ」という激励を残して旅立った。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

2号機パイロットの代表格として加速ひらめき集中を覚えることが多いのが特徴。幸運も大抵持っている。作品にもよるが、ゲッター2等に変形する機会は少なくともゲッター3系統よりは多いと思われるので、戦闘面でもそこそこ目立てる。

インターミッションでは割と出番は多く、クールかつニヒルな性格故に皮肉や現実的な目線に立った言動が多い為、竜馬や他の仲間と揉める事も。

旧シリーズ」では武蔵から「大雪山おろし」を訓えて貰っていたようで、後輩の弁慶に訓えるイベントが存在する。

旧シリーズ[編集 | ソースを編集]

第2次スーパーロボット大戦
初登場作品。ホワイトベース隊に参加する。ゲッター2ゲッターライガーに乗る。
第2次スーパーロボット大戦G
ホワイトベース隊に参加する。本作では回避率が非常に高く、分身が発動していない状態でもニュータイプ勢に匹敵する。
第3次スーパーロボット大戦
ホワイトベース隊及びロンド・ベルに所属。プロトゲッター2ゲッター2ゲッターライガーに乗る。武蔵が戦死した際の措置については、否定的な感情を見せた。序盤からのゲッターの幸運要員であるが、竜馬と弁慶が熱血を覚えない為、武蔵死後は彼が熱血要員となる。
スーパーロボット大戦EX
リューネの章に登場する。ゲッターライガーに乗る。加速やひらめきを多用する事になる。
第4次スーパーロボット大戦
ロンド・ベルに所属。ゲッター2ゲッターライガー真・ゲッター2に乗る。原作同様、ミチルといい関係になっている。また大雪山おろしをムサシから習っていたという設定の元、ベンケイに特訓を施す。「偶然」が重なりすぎていることに疑問をもっていた。
第4次スーパーロボット大戦S
今回から声が入った。
スーパーロボット大戦F
ゲッター2ゲッターライガーに乗る。全体的に敵の命中率が向上している上に分身の発動条件が厳しくなったため、従来よりも回避役としての信頼性は下がってしまった。
スーパーロボット大戦F完結編
ゲッターライガー真・ゲッター2に乗る。
スーパーロボット大戦コンプリートボックス
3部作全てに登場。基本的にはいつも通りの加速・ひらめき・幸運係。特に『第2次』では「幸運持ちの対ボス要員」がゲッターぐらいしかいないため重宝することになるだろう。『第3次』では竜馬が熱血要員になったため自分の役割に専念することになるが、同作後半では覚醒を習得。シャインスパークが連発可能になるためSP配分に悩む所。

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦α
インターミッションでは中々物事の核心を突く発言が多いため、竜馬とほぼ同格扱いで台詞数にも恵まれており、後半のNERVをテーマにしたディスカッションでは纏め役を務めるなどかなり目立つ。ただ、戦闘面ではゲッター2(ゲッターライガー)の武器性能が弱小MSレベルのため真・ゲッター入手までは活躍できず。精神コマンドも加速を覚えないのが痛いが、ひらめき幸運はこれまで通り可能。終盤では再動を覚える。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
再動に代わり加速を習得。PS版ではなかった底力も付いたので戦闘力は増した。シナリオ面では(エンジェル・ハイロゥを追うルート)第60話「最後のシ者」でバグによるものなのか、本来なら竜馬が登場するシーンに隼人のグラフィックが挿入され、その結果「隼人が隼人相手に会話を繰り広げる」という珍現象が発生する。
スーパーロボット大戦α外伝
イージス計画の会議に参加する早乙女博士とともに東京へいた為、初登場は第2話。未来編では恐竜帝国の復活によりイベントが多く、鉄也と甲児の争いと同時に、流竜馬との仲間割れイベントがある。今作より戦闘台詞にてリョウ、ベンケイとの掛け合いが追加された。一方で、援護専用台詞も収録されているはずだが、設定ミスなのか聴けない(援護防御の際も無言のまま)。
戦闘面ではライガー、ゲットマシンの武装の強化、底力の追加、精神コマンドも再動から加速に変更され、新要素の援護もLv2まで上がるなど、大幅に扱いやすくなった。ひらめきを覚えるため、分離後はボスの精神はがしも可能。ただし加速の習得は若干遅い。
第2次スーパーロボット大戦α
恐竜帝国により、強制出撃が多い。父・大造と姉の明日香も登場する。ひらめき加速幸運集中てかげん直撃と有用な精神コマンドが揃っているせいでSPがいくらあっても足りない。しかし、ゲッターチームはサブ兼パイロットのおかげで周回を重ねれば驚くほど強力になる。αシリーズでは本作からカウンターを持つようになったものの技能LV4で止まってしまうため、安定性が欲しいならテコ入れも推奨。
第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
イデオン絡みのイベントで竜馬の出番は多いものの、隼人や弁慶にも反映されているとは言い難く、いまひとつ影が薄い。今回、「リーダー風」云々というフレーズを妙に多用している印象がある。なお、EDではゲッター線を求める竜馬のために「ゲッター線を使わないロボットを作る」と発言しており、ゲッター號の開発を示唆している(隼人がゲッター號を作ったのは原作漫画版だが、小説『スーパーロボット大戦』でも同様の要素が描かれている)。

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Z
竜馬と違ってすぐにアウトサイダー組に馴染んでいる。「幸運」「直撃」「迅速」と有用な精神コマンドを一人で担当するためSPアップは必須。地上移動の制約が少ないのでEN節約のためにライガーの出番も多い。またキートン山田氏がジャマイカン・ダニンガンメサなどで新規収録を行っていた都合上か、ゲッターチームで唯一台詞の新規収録が行われていた。ちなみにアポロに穴掘りを求められたときは「ゲッターは土木作業用のマシンじゃない」と突っぱねている。……『α外伝』ではマウンテンサイクルの発掘に大活躍だったが。

COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦COMPACT
一言でいえば「いつもの」。精神コマンドにランダム要素が入る本作において、ひらめき加速集中幸運を確定で覚えるため、頼りになる。覚醒も高確率で習得。
スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor
ひらめき、集中、幸運は必ず覚えるが、なんと1/2の確率で加速を忘れてしまう。竜馬も覚えなければ(覚えるならば登場時に習得済み)、加速できないゲッターと化す。
スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇
MSなどを相手する時は集中をかけたゲッター2が最適。幸運係でもある。
スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
飛行する敵が増えるため、徐々にパイロットとしての出番は減る。
スーパーロボット大戦IMPACT
能力的にはリメイク前と同じ。ただし本作はかく乱の重要性が上がっているため序盤から使える彼はSP面を強化しておくと便利。従来のニヒルさに加え、今回は妙に飄々とした雰囲気が強まった印象を受ける。
スーパーロボット大戦COMPACT3
バグによりパイロットポイント9999手に入る場合があり、「」隼人と呼ばれるほどの最強キャラになる。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦A
ラミアルート序盤ではかなりラミアを疑ってかかるので、印象に残る。終盤ではラミアと和解後に、ラミアに対して原作でもおなじみの「ボインちゃん」を発言する。本作のゲッター2系列機は分身オープンゲットの併用で回避率が非常に高いため使いやすいが、後継機に改造を引き継がないのがネックとなっている。
スーパーロボット大戦A PORTABLE
基本的にはリメイク前と同じ。武蔵との掛け合い台詞が披露された。機体改造が後継機に引き継がれるようになったため、序盤から安心して強化・育成できるようになったのが利点。
スーパーロボット大戦W
竜馬達と共に陣代高校へ転入してくる。本作に登場する高校生組の中では常識人、まとめ役としてのポジションを担い、宗助やリョウのボケにツッコミを入れている。

Scramble Commanderシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Scramble Commander
戦闘中は竜馬しか喋らないが、その鬱憤を晴らすかのようにIMでの出番が多い。竜馬と揉める一幕も。
スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
ゲッターロボGが変形できるようになったため、ゲッターライガーで活躍できるようになった。ユニウスセブンの破砕作業ではライガーのドリルで細かく砕くという見せ場もある。

単独作品[編集 | ソースを編集]

新スーパーロボット大戦
漫画版『ゲッターロボ號』を下敷きにした設定で、SRXチームやボルテスチームの教官として活躍。仲間になるのは終盤で、真・ゲッター2に乗る。漫画版を知らなかったプレイヤーはキャラの変貌に衝撃を受けたものと思われる。当然のように真ゲッターに乗っているので、原作とは違い負傷していない模様。
新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
フリーバトルに登場。
スーパーロボット大戦64
当初はカラバ所属。かつての友人イサムが百人衆暴竜鬼として登場。
スーパーロボット大戦MX
百鬼帝国との最終決戦でドモンロムと共に思わぬ活躍をしたり、インターミッション時には何時にも増して洞察力の鋭さを発揮し、物事の核心を見抜くなど、今回のゲッターチームは隼人を中心に活躍すると言っても過言ではないほどの存在感を示す。反面、後述に有るケーンに関するトラブルで、理不尽な憎まれ役をも押し付けられているが…。
スーパーロボット大戦X-Ω
ゲーム初期から登場。他のキャラ同様、外見や性格はOVA版に近く設定されているが、彼はどの媒体でもあまりブレていないので判りにくいか。
後から参戦したOVA版の隼人とは同一人物扱いで、同時編成はできない。メインストーリーでは第25章から立ち絵がOVA版に切り替わる(シナリオ中での言及はない)。
スーパーロボット大戦DD
2021年10月のイベント「ゲッターの申し子」にて実現した『ゲッターロボ アーク』の期間限定参戦に伴い、アークチームの台詞で『アーク』の隼人の存在が言及されている。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

能力値[編集 | ソースを編集]

ゲッター2やライガーのパイロットらしく、命中回避がリアル系に匹敵する程高い。地形適応宇宙を得意としており、回避率の高さから主に通常戦闘を担う。ただし、の地形適応は機体と共に低いため、竜馬に任せた方が無難。

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

加速集中ひらめき幸運かく乱を覚えることが多く、熱血・気合を覚える竜馬や弁慶・武蔵とはダブる事が少ない。主に加速ひらめき幸運を担当する。

第2次
根性加速ひらめき底力熱血友情
第2次(PS版)
根性幸運集中加速ひらめき覚醒
第2次G
加速ひらめき集中てかげん幸運友情
第3次
根性ド根性集中幸運熱血友情
第3次(PS版)
根性幸運集中加速ひらめき覚醒
EX
根性加速必中ひらめき友情
第4次S
加速ひらめき集中てかげん幸運友情
FF完結編
ひらめき加速幸運隠れ身覚醒
α
ひらめき集中幸運てかげん再動
α外伝
ひらめき集中幸運てかげん加速
第2次α第3次αMX
ひらめき加速幸運集中てかげん直撃
IMPACT
加速ひらめきかく乱集中奇襲
COMPACT3
ひらめき加速幸運集中見切り再動
Z
集中幸運ひらめき迅速直撃
A
ひらめき加速集中かく乱てかげん奇襲
A PORTABLE
ひらめき加速集中かく乱てかげん
加速ひらめきてかげん幸運集中友情
リンクバトラー
加速ひらめき幸運隠れ身挑発
64
ひらめき加速幸運隠れ身挑発
X-Ω
加速閃き直撃

特殊技能(特殊スキル)[編集 | ソースを編集]

特殊技能はあまり修得しない。スーパー系だが底力を修得する作品は多くない。『A』以降からカウンターを修得するのが定着した。

α外伝
底力援護L2
第2次α第3次α
底力L9、カウンターL4、切り払いL4
IMPACT
先手必勝援護攻撃L3、援護防御L3
Z
底力L9、カウンターL4、見切り
A
カウンターL7
A PORTABLE
カウンター
W
カウンター底力L6、援護攻撃L2、マルチコンボL2
MX
底力L9、カウンターL7、援護攻撃L2

小隊長能力(隊長効果)[編集 | ソースを編集]

小隊全機の地形適応「」をAにする
第2次α』『第3次α』で採用。
小隊全機の地形適応「」をSにする
Z』で採用。

エースボーナス[編集 | ソースを編集]

パイロット地形適応「陸」がS
A PORTABLE』で採用。

パイロットBGM[編集 | ソースを編集]

「ゲッターロボ!」
TV版OPテーマ。『G』でも継続して使用されている。

人間関係[編集 | ソースを編集]

神大造
父。母を亡くしたことで反発している。
神明日香
姉。台詞のみだがPSゲーム『ゲッターロボ大決戦!』でも存在が仄めかされている。
流竜馬
チームメイト。TV版では物語中盤で彼と所謂「青春の殴り合い」を展開するが、この喧嘩で互いの絆が一層深まり、以後は彼をリーダーとして立てるようになった。原作漫画版では相反する性格ながら、互いに信頼し合った戦友である。
巴武蔵
チームメイト。劇場版『グレートマジンガー対ゲッターロボG』冒頭の対グランゲン戦では、危うい所を彼に救われる。
車弁慶
チームメイト。TV版『G』序盤では、彼の過度なマイペース振りに苛立ちを募らせる場面も多々見受けられた。
早乙女ミチル
仲間。『ゲッターロボG』終盤で恋仲になる。
坂崎
『G』第6話に登場した隼人の先輩である山岳写真家。彼の人柄を隼人も認めており、姉・明日香との婚約を祝福していた。
胡蝶鬼
基本、警戒心が強い隼人ですら彼女の美貌の虜に成り掛けるが、約束をすっぽかすルーズさに違和感めいたものを感じ取っていた。
暴竜鬼
百鬼衆の1人。その正体は元幼馴染のイサム。

漫画版[編集 | ソースを編集]

竜二
従兄弟。隼人がゲッターチームに加わった後に彼が率いていた革新派のリーダーとなって学生運動を続けており、力を得る為に止む無く百鬼帝国の助力を得るが、その為に仲間たち共々巨大百鬼獣「魔王鬼」の一部にされてしまう。再び隼人を仲間に迎えようとするが、最期はヒドラーやグラーによって暴走させられ、泣く泣く隼人に引導を渡される事になり、仲間達と共にその儚い青春を葬り去られる。

ゲッターロボ アーク[編集 | ソースを編集]

流拓馬山岸獏
アークチームとして導く若者たち。中でも拓馬は親友の息子であった。
カムイ・ショウ
幼少期の彼を引き取り、ゲッターのパイロットとして育てている。

ゲッターロボ牌[編集 | ソースを編集]

白夜行ツツノ
彼女にARCインダストーリーの戦闘教官兼技術顧問として雇われる。

他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

ダイナミック系[編集 | ソースを編集]

剣鉄也
劇場版にて共演済み。ダイナミックキャラの皮肉屋同士。彼と共にときには非情なまでの現実主義的な意見を述べることも多い。
兜甲児デューク・フリードボスヌケムチャ弓さやか
劇場版にて共演済み。デューク以外の五人とはWにて同級生に。
バレンドス親衛隊長
MX』ではグランゲンを使って武蔵を殺した怨敵。隼人の台詞から原作同様、グランゲンに襲われ危うい所を武蔵の犠牲により救われた事が窺える。

スーパー系[編集 | ソースを編集]

剛健一峰一平剛大次郎岡めぐみ剛日吉
『新』では彼らの教官を務めた。
岡防衛長官
α』序盤では彼の元に、早乙女博士から託された「新ゲッターロボ開発計画」の申請書を届ける任務を請け負う。既にゲッターGが存在しているにも関わらず提示された新たな開発計画を知って、訝しむ。
ミア・アリスランバ・ノムパイ・サンダー
『COMPACT2第1部』及び『IMPACT』では彼女達の戦闘服を見てまるでレースクィーンだと発言した。
三輪防人
第2次α』で武蔵が戦死した際に冷たい態度をとった彼に対して竜馬と同様に激怒し、彼に対して面と向かって「クズ」呼ばわりした。
藤原忍
第3次α』では彼に、と並ぶ「キザ野郎」として認識されている様子。
ロム・ストール
『MX』では彼やドモンと共に百鬼要塞を破壊して回った。
秋津マサト木原マサキ
『MX』でマグネイト・テンに配属された彼を敵視し、逸早く二重人格者である可能性を示唆する。周囲が「仲間」と認めつつある状況下でも疑いを捨てず、「マサト」の中に潜む「マサキ」を冷たく睨み据えていた。
紫東遙
『MX』では彼女と共に、マイヨに着せられたギルトール元帥暗殺容疑の真相に逸早く気付き、その推論を皆に述べる。
シリウス・ド・アリシア
『Z』にて合体ロボの先輩として彼に接し、彼からも敬意を表される。後に堕天翅に寝返った彼が全てを知った際には、アポロや鉄也達と共に彼に戻ってくるよう促した。

ガンダムシリーズ[編集 | ソースを編集]

ロザミア・バダム
『第2次』では妹と称してカミーユに近づいた彼女を真っ先に怪しむ事になる。
ドモン・カッシュ
『MX』では彼やロムと共に百鬼要塞を破壊して回った。

リアル系[編集 | ソースを編集]

ケーン・ワカバ
MX』では不退転の覚悟で最終決戦を挑んでくる百鬼帝国をナメてかかる彼に、痛烈な皮肉を浴びせ口論となる。終盤では母親を人質に取られ、やむなくギガノスへ投降した彼を「裏切り者」と皮肉った事で、激怒したタップと乱闘寸前になるトラブルまで起こしている。百鬼帝国の一件は兎も角、母親への思慕の念が強いTV版隼人なら、ケーンの心情を充分に汲み取れるはずだが……好意的に解釈すれば、仲間に事情を説明せずにギガノスに投降したケーンの行動に怒ったものと思われる。
タップ・オセアノ
『MX』でケーンがギガノスに降伏した事を隼人が批難した事に激怒して殴りかかる。
相良宗介
『W』では同級生になった。ゾンダーとの決戦の直後、彼に対する評価が急上昇したが…。詳しくは下記参照。
千鳥かなめ
『W』にて同級生に。
テンカワ・アキト
『W』ではラーメンを食い逃げした。
アマノ・ヒカル
『W』では漫画を手伝わされた。
ハルカ・ミナト
『W』の第2部では彼女の教え子になる。
ウリバタケ・セイヤ
IMPACT』のオモイカネへのデバック作業では、各機のデータを抽出後、プログラムとして忠実に再現させた彼の手腕を評価するも、同時にそれが犯罪行為である事も指摘した。
アカツキ・ナガレ
『IMPACT』終盤の遺跡騒動では、その対応から「悪役」を演じる彼の真意を見抜く。

バンプレストオリジナル[編集 | ソースを編集]

リュウセイ・ダテライディース・F・ブランシュタインアヤ・コバヤシ
『新』では彼らの教官を務めた。『スーパーヒーロー作戦』以後は同ポジションはイングラム・プリスケンが担当している。
ラミア・ラヴレス
当初は彼女の事を事あるごとに疑っていたが、やがて認めるようになる。

名台詞[編集 | ソースを編集]

TV版ゲッターロボ[編集 | ソースを編集]

「全国優勝だって?フ…有象無象そろえて、何が全国優勝だ」
第1話での第一声。武蔵の柔道部への勧誘を一蹴し、彼らを激怒させる。
「フッ…俺はボインちゃんが大好きでな」
スパロボで一躍有名になった感のある第1話での発言だが、無関心だったゲッターチームへの参加を決断した、真の動機をはぐらかす為のジョークともとれる。
「ハハハ…おいムサシ、お前ちょっと目がおかしいンじゃねえのか?こんなお転婆娘を『女神』なんてよ。ハハハ…」
第2話で荒療治の「爬虫類克服特訓」から救い出してくれたミチルに、「女神のようだ」云々と号泣する武蔵の感謝を聞いて失笑する。当然、これを聞いたミチルは憤慨するが、傍らで聞いていた竜馬も「違いねえや」と何気に同意していた。
「ノイローゼなんてものはよ…もう少し上等な頭の持ち主が掛かるモンじゃないんですかな?」
合体失敗の原因を、達人の亡霊を見た事でノイローゼになったからと主張する武蔵に対して。
「…努力など、才能の無い奴のする事さ」
「お前の言う努力の成果がどんなものか、俺が試してやろうか?」
第6話。トレーニングをサボっていた事を咎める竜馬への挑発その1。
「負けに来るバカは居ないだろ!?」
第8話で竜馬への報復を目論む滝兄弟からの果たし状を受け、竜馬の身代わりに対決の場へと現われ言葉少なに息巻く滝を黙らせる。
「1対1のサッカーは試合じゃない、喧嘩だろ!?」
「どうした?お前の望んだ勝負だぞ!」
滝のシュートを「超高校生級」のキックで彼のドテっ腹に喰らわせた後、胸・顔面・背中と殺人キックの雨を浴びせて彼を血の海に沈める。「ミチルを拉致する」という卑劣な策を弄した事が、隼人の逆鱗に触れた模様。
(母さん、俺も母さんの傍に逝ける時が来たようだぜ…!)
街を守るべく戦闘不能のゲッター1で溶岩流を塞き止め、死を覚悟した際の台詞。
「あの人は洗練されていて隙が無い。バード野郎なんて蔑む奴こそ、哀れなピエロに成り下がるぜ」
右京哲への嫉妬に狂う武蔵に対して。滅多に他人を認めない隼人も右京の人物像には高評価を下すが、その正体は…。
「美しい…生きてる喜びをしみじみ感じさせてくれる、美しい夕陽だぜ…」
放射能障害を克服し、死の淵から生還を果たした際の独白。
「ハハハ…今日は、いやにリーダー風を吹かすじゃないかよ。え?リョウさんよ…」
「そのリーダー殿が、一体何機やっつけたんだい?俺が20機ほど叩き落す間によ、ヘッ!」
「そう突っ掛かるなって。俺に敵わなかったからってよ…」
スタンドプレーを咎める竜馬への挑発その2。スタンドプレーの結果バリア発生装置を破壊されて研究所をピンチに陥れたとはいえ、直前のリーダー風全開な竜馬の発言にも問題があるので、こう返したくなるのも無理からぬ事。
α外伝』でも内容をアレンジして一部DVEで登場。余談だが、「リーダー風~」のくだりは一時期スタッフの間で大流行したとのこと[6]
「俺達のキャプテンだ…必ず勝つ!」
キャプテン・ギルバとの一騎打ちに挑む竜馬を見守りながら、彼の勝利を信じた。
「地球を愛する一人だって?ヘッ!俺ばかりじゃない、死んだお袋さえも愛せなかったあんたが、よくもそんな事が言えるな!?」
再会した父・大造からの協力要請を、嫌悪感剥き出しで拒絶する。
「フ…金儲けの事しか考えない奴だ。息子の事なんか、何とも思っちゃいねぇのさ」
「どうせ、後で得する事を考えてるんだよ…」
ミチルに吐露した父への反発心。この後、激怒したミチルから平手打ちを見舞われる。
「ただよ、ツイてなかっただけさ…」
「ゲッターロケット弾作戦」に失敗し、ゲットマシンを失った事で自責の念に駆られる武蔵へかけた慰めの言葉。
「ムサシィィィ!!」
最終回で武蔵が死亡した時の絶叫。

TV版ゲッターロボG[編集 | ソースを編集]

「ムサシ、出来る事ならお前の代わりに俺があの世に逝きたかったぜ…」
第1話に於ける武蔵の追悼式で、彼の遺影に漏らした呟き。前作でのシグ戦の時もそうだがTV版隼人も漫画版同様、「死に時」を求めていたかのような心情を吐露する描写が見受けられる。
「何て奴だ…自分を犠牲にしてまで己の意思を貫くとは…」
第16話、最後まで己のプライドを貫き通した鉄甲鬼の壮烈な散り際を目の当たりにして、さしもの隼人も脱帽する。
「キャッチボールの要領だよ!捕球の時に少し下がってクッションを和らげるんだろ?しっかりしろ!」
第20話でメカ大輪鬼の大輪攻撃を受け切れず悪戦苦闘中の弁慶に送ったアドバイス。
「お袋さんに似たお婆さんをこんな目に遭わせてまで、お前は金と力が欲しいのか!?」
第26話の戦闘終了後、破壊活動で死に至らしめた老婆の亡骸を暴竜鬼へと示し、刹那的な欲望を追い求めた彼の「罪」を糾弾する。
「イサム、君はもう、鬼じゃないさ」
「角なんかどこにある。お前は人間なんだ。そして、俺の昔からの友達じゃないか。角なんか、あるわけないよ」
今際で鬼になったことを後悔するイサムに対し。イサムはハヤトの十字架に自分を写すが角は零れ落ちた涙で隠れて見えず、そのまま事切れた。そしてハヤトは遺体の角を折り、友の名を叫びながら駆けだすのだった。
鬼の目にも涙、をストレートに行く感動のシーンである。無論、鬼とは隼人の方だが。
「親父は仕事以外には何も無い人間さ…ガキの頃は纏わり付くと、殴られたもんだ」
第29話でミチル相手に語る父・大造の人物像。前作同様、辛辣極まりない評価を口にする隼人だったが…。
「姉さんとは一番気が合った。俺がグレなかったのは、姉さんのおかげさ」
姉に対しては態度が軟化する。また、そういうセリフをミチルへは気兼ねなく発せられるほど打ち解けていることが現れたシーンでもある。
……あるのだが、漫画版や後のOVAと比べれば遥かにマシとはいえ、隼人は世間一般の感覚でいえば十分に不良である。
「バラバラだよな、ウチの連中は…」
姉・明日香と共に母の墓前へ訪れた際、神家の実情を自嘲気味に漏らす。
「百鬼帝国という化け物相手に戦いばかりやってると、家庭という平和な味が無性に恋しくなる…なあ、リョウ?」
第31話で何時に無く特訓に身が入らない竜馬の不調を確認するべく、家族問題をネタにしてカマを掛けてみる。
「ベンケイさんよ、真打ちってのは一番最後に登場するもんだぜ。そう慌てなさんなって」
第34話でゲッターチーム相手に1対1の決闘を挑んでくる一角鬼(SRW未登場)へ、一番槍として名乗りを上げた弁慶を煽てつつ竜馬に出番を譲るよう功名に仕向けるが、この決闘自体タイマン勝負を装う「角面鬼三兄弟」の罠だった。
「鎖が切れたんだ、直しておいてくれ」
第38話でミチルの代わりにレディコマンドを操縦する際に、自ら鎖を引きちぎって彼女に十字架を渡す。死を覚悟した形見分けである。
「いや…それはミチルさんに持っていて欲しいんだ…」
最終回ラスト、生還した隼人へ修理済みの十字架を返却しようとするミチルを制し、そのまま彼女に譲り渡す。

漫画版[編集 | ソースを編集]

「お前ら遊びで、われわれのグループに参加したのか? 革命をゲームだと思ってたのか?」
「ゆるせだと? ふん、われわれのおきてをやぶり、そのうえ……われわれのひみつを聞いて、ゆるせるとおもうか。やあっ!」
「目だ。耳だ。鼻!」
原作漫画版の隼人のTV版との違いを象徴するあまりにも有名な台詞。この台詞の直前に逃げようとしていた二人の部下の顔面を指を突き刺しながら掴み上げ、二行目では右手で掴んでいた部下の顔の皮を剥いでいる。その後左手の拘束が解けて落ちていた角材で反撃しようとした部下の攻撃を、右手で受け止めた上で掴んだ角材を握力で圧し折り、直ぐ様三行目の台詞と同時に目を潰し、耳を吹っ飛ばし、鼻を引き千切る。長い間このシーンは映像化されなかったが、『新ゲッターロボ』の第2話にて遂に映像化されており、『偽書ゲッターロボ ダークネス』(SRW未参戦)のハヤトもほぼ同じ台詞と共に何度か敵対者を言葉通りの手段で血祭りに挙げている(彼はその際、原作漫画や『新ゲッターロボ』とは異なり武器を使用している)。スパロボアンソロジーコミックにおいてもこの台詞やシーンのネタが時折見られ(中には実際に耳を飛ばしているネタまで存在する)、『第2次Z』では『世界最後の日』版の隼人がこれを披露してくれる。
「続けろ。」
「この隼人の校しゃをよごす者はひとりもいてはいかん。われわれのおきてのきびしさを見せるんだ。」
そしてその様子を見ていた部下達に、今しがた重傷を負わせた元部下の始末を命じてから雨が降りしきる外の様子を見ながら。
「これからは弱い人間に生きる資格はねえんだ!! 人類が生き抜くためには弱い部分を突き止め刈り取るんだ!!」
PART6「大雪山に地獄を見た」より。九割生かすために一割の人間を殺すのためらうのが基本だが、彼の場合は九割死んでも必要な一割が生きればいいと言ってる。しかも、場合によっては九割の中に自分も入れることを躊躇わない。
「リョウ、なにを感しょう的になってるんだ。奴らはおれたちのその心のすきにつけこんでるんだ。」
「いいか、リョウ、目の前にいるのはもう人間じゃねえ虫けらなんだ」
引き続きPART6より。恐竜帝国大雪山基地は人間ぎゃくさつ研究所にて、実験台にされ既に手遅れな人々を前にして。ゲッターの足元の施設ごと彼らを踏み潰してでもメカ・ザウルスを倒そうとする。セリフとは裏腹に壮絶な表情をしている。最終的には研究を奪うために施設を無傷で手に入れようとする早乙女博士の意見に乗って一計を案じるが、施設は自爆し被害者たちは(もはや介錯すべき凄惨極まる状態だったとは言え)皆殺しにされてしまった。
「どのみち、この戦いに勝ちめはねえんだ…。もし、やられるならひとおもいにやられたほうが気が楽だぜ……。」
記憶喪失に陥った竜馬が自ら荒療治として恐竜帝国の総攻撃の真っ只中に飛び込み、ミサイルが当たりそうになった所を狙撃しその衝撃で何かを思い出しかけたのを見ながら。この発言を聞いたミチルは、直後に自らも戦場に飛び出している。
「ムサシ なにする気だ やめろ ひとりで行ってなんになる 死ぬだけだ もどれ」
その後武蔵が一人で出撃する光景を目の当たりにして。
「博士 じゃあ!あなたがムサシを一人で行かせたのですか ひでぇぜ 死ぬんならどうして俺も誘ってくれねえんだ。俺もゲッターと一緒に死にたかった」
直後に現れた早乙女博士から時間稼ぎのために自ら出撃したと聞かされて。この台詞の直後に、博士から「甘ったれるな君にはもっと残酷な未来が待っているかもしれない」と告げられる。「ゲッターと共に死にたい」と言う事が後に隼人が望みとなっていく。
「魔王鬼の頭部にある顔は……あの顔はおれのいとこなんだ!!」
「魔王鬼の体 腕 足は……おれのむかしの友だちのなれの果てだ!!」
「やつらをここまでおいこんだ責任は……おれにあるのかもしれん……おれかも……しれん」
「やつはおれがたおす」
漫画版『ゲッターロボG』より。従兄弟の竜二や革新派の仲間達が改造された巨大百鬼獣・魔王鬼との戦いにて、竜馬から「無鉄砲すぎるぞ!!」「慎重に攻めろ!!」と言われるほどの無茶な攻撃を行ったことを指摘されて。二行目からは左目から涙を流し竜二達が迎えた末路への悲しみを吐露している。
「いくらバカドモとはいえ……いとこと昔の友達だ……なんとか助けようなどと思っちまってな」
「もう奴らは身も心も人間じゃなくなっちまった!! 機械の塊だ!! 鉄クズだ!! 狂った鉄クズにすぎん!! おれの手でぶっこわしてやる!!」
百鬼帝国によって人間の意思を消されて暴走させられる従兄弟やかつての友人達を止める為に、悲壮な決意を叫ぶ。後半の「狂った鉄クズ~」からの台詞は、涙を流しながら叫んでいる。さらにかつての部下を友達というなど、隼人の性格が初登場時と比較してかなり丸くなった事が伺えたりもする。
なお、表現がまずかったのか、単行本によってはこの場面の台詞が上記の台詞に差し替えられている。
「バカヤロー…きさまのことはすべてわかってるんだ……狂ってまでカッコつけやがって………ウウッ……」
そして魔王鬼の合体最中に巻き込まれる形で先に合体し、竜二の居る頭部を確保して彼ごと頭部をジェットドリルで真っ二つにした直後に。
「0.01秒の世界を見せてやるぜ!」
石川賢の書き下ろし『ゲッターロボ VS ゲッターロボG』からの台詞。相手のゲッターGの合体と自分達の合体の時間差に気付いた後に、わざとオープンゲットを誘発して。ゲーム中では「音速を超えた戦いを見せてやる!」とアレンジされて使われることが多いが、『MX』などこのままの台詞が採用されていることもある。
「コンマ2秒遅いぜ~!!」
そして先に合体を行った際に。
「体育会系にしては分かりやすい説明だったよ」
弁慶にゲッターGをゲッター線増幅炉にする理由を説明した竜馬に対して。
「すごい…。あまりにもすごすぎる世界……見てみたい!! ゲッターがどこから来てどこにゆくのか!!」
真ゲッターロボ (原作漫画版)にて。時空を越えたその先で、ゲッターエンペラーを目の当たりにして。ゲッターの行き着く先に恐怖すら感じた竜馬とは対照的に、隼人はゲッターの行き着く先に大きな探究心を示した。
ただし、この後真ゲッターを15年間封印しているため、隼人もゲッターの危険性については認識していたものと思われる。
「私は神……神隼人! これから先貴様に地獄を見せる男だ!!」
漫画版『ゲッターロボ號』の序盤にて、號をゲッターチームにスカウトした際の台詞。隼人のこのスカウトによって、號の運命は大きく変転、彼はゲッターチームの一員として数奇にして壮絶な運命を辿る事になる。本作の隼人を象徴する名台詞の一つとして名高いが、どちらかというとOVA(真対ネオ)の隼人の台詞として認識するファンも多いと思われる。
余談だが、石川賢氏による漫画作品『極道兵器』でも、物語の序盤に仇敵・倉脇とデス・ドロップ・マフィアとの戦いで重傷を負った岩鬼将造の前に現れた日本政府内閣特務捜査官・赤尾虎彦が、将造に対して「これから~」以降の部分の台詞とほぼ同じ台詞を突きつけている。その後、将造は赤尾達によってサイボーグに改造され、史上最強の極道「極道兵器」として生まれ変わる事になる。
『ゲッターロボ號』と『極道兵器』、この二作品においてこの台詞は、主人公の運命を大きく変転させるターニングポイントを象徴する台詞と言える。
「生きてるじゃないか」
「数回の出動で3人とも生きてる。それだけでも今までのやつらより優秀だとは思わんのかね」
訓練で同僚が死亡または病院送りにされて、更に一緒に乗っている號、翔を熟練したパイロットに交代するように進言してきた山岸二尉(SRW未登場)に対して。この言葉に対して、山岸は握った拳を震えさせるしか無かった…。
「プロフェッサーランドウ殿おひさしぶりです」
「あなたのことだ もうそろそろ動きだすと思っていましたよ」
「ランドウあなたは自分の手ですべてを制そうと思ってるらしいが世界は広いですよ」
「あなたのような科学者が世界を征服しようとしても それにしたがう者などいやしませんよ」
「それでもやろうとするならその行動はひとつまちがえればあなたはピエロになる!! こっけいで救いようないただの…狂信的科学者(マッド・サイエンティスト)だ!!」
ランドウ「!!」
「それでも世界に対して戦線を布告するならば わたしたちはすべてをなげうってでも きさまらの野望をうちくだく!!」
ランドウ「やれるか神!! 神隼人!!」
プロフェッサーランドウが世界征服に乗り出した際にモニターをジャックして逆に挑発した際の会話。原作中盤の事を考えると隼人はこの時点でランドウの末路を予言しているが、同時に原作の結末の事を考えると隼人が全てを失い続ける事をも予言している
「この程度のコトで死ぬのなら今死なせてやったほうが親切だ」
その後病院に偽装した蘇生体製造工場壊滅作戦でメタルビーストが襲撃、號が生身で戦闘を開始した情報を知った直後にゲッターの出動を中止した後詰め寄られた際に。
なお続編にあたる『ゲッターロボ アーク』やOVA『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』でもよく似たセリフを言っており、隼人の非情さを表すセリフとして使われている[7]
「ふふ、お前という後継者ができたから俺がゆくんだ」
「號、俺が死んだ時はお前がやるんだ」
アラスカ戦線後廃墟と化した早乙女研究所に接近する自爆メカ無効化のために飛び降りる寸前に。しかし隼人の存在はこれから先も必要になると判断した號は直後に隙を突いて隼人より先に飛び降りており、結果として「隼人はこの先も必要な人間なので死なせてはならない」という終盤の展開を示唆する事になった。
「バカな!またオレを生き残らせるつもりか~~!!」
漫画版『ゲッターロボ號』からの台詞。今回も「まだこれから先必要な人間」と判断した竜馬達の配慮によって、隼人は真ゲッターに乗る事無く、絶叫しながら見送る事となった。「また」というのは武蔵の件を指すのだろう。『ゲッターロボ號』にて婚約者の死にすら感情を表に出さなかった隼人が初めて感情を露にした瞬間であり、彼が武蔵や弁慶の死を引きずっていた事を表す台詞でもある。
「竜馬、いったいこれから何が起こるんだ」
漫画版『ゲッターロボ號』の最終話にて、竜馬と交わした最後の言葉。竜馬はただ、「すばらしいことだよ」と答える…。
「ゲッターとは?」
橘翔「ゲッターエネルギーとは」
ジャテーゴ「そうか これが ゲッター… エネルギー…」
ラセツ「ああ…」
タイール「命…」
直後に隼人の台詞から始まる言い回し。
「また残されちまった」
マグマ、デビラ・ムウを吸収し火星に真ゲッターロボが飛んだ直後に。全てが終わり、竜馬すら失った隼人は、再び残酷な未来を生きる事になるのであった…。
「未来に人類が火星に行って何を発見するのだろうと思ってな」
「きっと…すごいものを発見するよ」
漫画版『ゲッターロボ號』のラストシーンにて。前者の台詞を呟いた後、部下に「何を発見するんでしょうね」と問われ、背後に真ゲッターロボの幻影を見て、寂しげな笑顔で後者の台詞を呟く。その頃火星では、命の種子となって漂着した真ゲッターロボによって、新たな生命が胎動を始めていた…。

スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

α(DC)[編集 | ソースを編集]

(リョウも戦闘中に真・ゲッターの声らしきものを聞いていたようだった…そして、ムサシもゲッターによってその命を救われた…)
(ゲッターには…意思があるとでも言うのか…?)
(…一体、ゲッターは俺達に何をやらせようとしてるんだ…?)
ゴラオン隊ルート第45話での戦闘終了後、万丈も交えた早乙女博士とのオフレコ会談で、人知を超越した真ゲッターの底知れぬ能力に畏怖する。
「今思えば、使徒はEVAとの接触…そしてNervへの侵入を図っていた。そのために外見や能力を変え、より確実に目的を達成しようとした…」
「まるで…使徒は姿を変えつつ進化をしているようだ」
「そう思わないか?奴らは目的を達成するために、その姿と能力を徐々に改善していっている」
「そして、最初は意志の疎通など不可能だった連中が…結果的にはシンジや大作、カトル達と会話をするレベルにまで至っているんだ」
「それに…Nervは使徒の登場、そしてそのデータを最初から知っていたように思える…」
「全ては…仕組まれた事なのかも知れん」
「いずれ、彼らは俺達にとって強大な敵になるかも知れないぞ…」
第61話「運命の矢」で、全ての使徒を殲滅したNERVの今後の動向について竜馬やシーブック達相手に述べた推論。このディスカッションにはかなり長めの尺を割いているが、概ね隼人の不吉な見解を軸にして展開する辺り、後にNERV本部を舞台に勃発する「惨劇」を予兆しているとも受け取れる。

第2次α[編集 | ソースを編集]

「フッ…焼き鳥にしてやるぜ」
怪鳥将軍バーダラーに対する特殊戦闘台詞。声優ネタの要素もあったが、以後のSRWではコルニクスなどの鳥型の敵に対する戦闘台詞にもなっている。
「ゴール! 貴様が巣から出た時が最期だ!!」
第24話「帝王ゴール決死の猛反撃」or「恐竜帝国の逆襲-後編-」より。鉄也共々αナンバーズによって救出され、逆襲に転じる際の啖呵。原作漫画版からの引用に、ニヤリとさせられる。
「お前の拳はこんなクズを殴るためにあるんじゃねえ!ムサシだって、そんなことをさせるために俺達の生命を救ったんじゃねえんだ!」
同上。ムサシの戦死直後、武蔵の戦死に冷たい態度をとった三輪長官に激怒して彼に殴りかかろうとする竜馬を制止した際の台詞。
「あんたもいい加減にするんだな。ここにいる民間人を怒らせると、極東基地に戻れなくなるぜ?」
同上。憤怒の竜馬を制しつつ、静かなる怒気を込めて放った三輪への牽制。三輪の態度には同席していた一矢も激昂しており、一触即発の空気の中、彼らの怒りを代弁して突きつけた台詞とも言える。
「甘ったれるんじゃねえぜ、リョウ。俺達にはもっと残酷な未来がある…」
上記の場面の後、武蔵の死に慟哭する竜馬に対して。原作漫画版を彷彿させる台詞である。
「フ…生きてきた中で最高に長い1分になりそうだぜ…」(第47話)
「フ…これまで生きてきた中で最高に長い1分になりそうだぜ…」(第51話)
第47話「大東京消滅-後編-」or第51話ハマーン拒絶ルート「機界転生-後編-」より。弾丸Xを死守するべく最悪のコンディションの中、ゾンダーとの60秒の攻防に臨む。
「お前なら、どんな困難にぶち当たってもやっていけるさ」
アイビス編エンディングより。ヒイロ同様に、アイビスの成長を認め祝福する。基本的にオリジナルキャラの成長劇に関与しない隼人にとっても、レアな台詞だと言える。

第3次α[編集 | ソースを編集]

「どうやら、リョウと一緒に真・ゲッターも吹っ切れたようだぜ」
「リーダーはお前だ。俺達は地獄の底までお前について行く」
第39話惑星キャラルルート「果てに待つもの」より。ゲッター線に対する迷いを払拭した竜馬から、改めて運命に抗うための協力を求められ即、快諾する。
「フ…勝利の女神のバックコーラスだ。負けるわけにはいかないぜ!」
第49話「銀河に響く歌声」より。ゲペルニッチとの最終決戦で苦戦を強いられる中、突如戦場に流れてきたリン・ミンメイの歌声を聴き、闘志を掻き立てられる。
「フ…ガラにもなくロマンチックな台詞を吐いてくれるぜ」
エンディングで、「俺達の青春はゲッターと共にあった」と語る竜馬への反応。

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

「あんたには、すっかり騙されちまったな!」
エーデル相手に発生する戦闘前会話。
「こんなシステムを作った奴は、余程人間ってのを信用してなかったようだな」
『ZSPD』シークレットエピローグ最終話「黒い歴史を越えて」に於けるXAN-斬-との戦闘前会話より。弁慶に追従して「執行者」の悲観論をシニカルに斬り捨てる。

COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]

「それにしても…あんたらの格好…まるでレースクィーンだな」
『COMPACT2第1部』及び『IMPACT』にて、初めてダンガイオーチームと対面した際、メンバーであるミア・アリス、ランバ・ノム、パイ・サンダーの戦闘服を見て言った台詞。
「天国ね…そこでも戦いが繰り広げられてるっていうんだ」
「人間は、とことん救えない生き物だな」
『IMPACT』でバイストン・ウェルを「天国」と形容したさやかの言葉を受け、かの地でも戦乱に明け暮れている状況へ皮肉を漏らす。
「そんときゃここで暮らせばいいさ。俺は気に入ったぜ」
『IMPACT』第1部地上激動篇シーン4魂の故郷編自由選択ステージ終了後のインターミッションより。バイストン・ウェルからの帰還方法が見つからなかったら…という悲観論に対する反応。『IMPACT』での隼人は何かとマイペースな発言が目立つ。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

APORTABLE
「だからお前は単純だっていうんだ。…敵の敵が味方とは限らん」
「敵をあざむくには、まず味方からだ」
「それに…百鬼と別口で地球を狙っている軍の者かもしれん」
スーパー系第1話ラミア編「アンダーカバー」より。共に百鬼帝国を撃退したラミアを味方という武蔵に対して。竜馬からは言い過ぎと言われたが、実際大正解であり、ラミアからも「状況に流されない洞察力を持っている」と警戒された。この後も、事あるごとにラミアに疑いを向けるようになる。
「見てくれはそれなりに美人だってのは認めてやるさ。…だがな、キレイっていうのは見てくれだけじゃないんだぜ」
スーパー系第3話ラミア編「闘将ダイモス」より。恋という物を知らないラミアが「私も男性からキレイと言ってもらえるのだろうか」と発言したのに対して。この時点ではラミアを怪しんでいることもあって、随分と冷たい態度である…のだが、地上ルート第12話でもラミアは別方面で「あんたは」「それ以前の」「問題」と言われているあたり、自軍におけるラミア評は似たようなところに収束しているのかもしれない。
「バカ野郎! このまま先に逝っちまうなんて…俺は許さねえぞ!」
「おい、レインさんよ、あんた医者だろう!? なにか助ける方法はないのか!」
「燃える友情」or「集う「G」」。ヒドラーの騙し討ちがベアー号のコックピットに直撃し、武蔵が医務室に運ばれ普段の彼らしからぬ声の荒げ方をする。武蔵を診ていたレイン・ミカムラにまで詰め寄る…のは生存フラグが立ったことで追加される台詞であり、逆に彼女から武蔵の生存を保証されて隼人達は仰天。
「頑丈かよ…ハハハハハ!」
そして、その生存という事実を漸く呑み込めたことで、竜馬と共に無事を笑い合う。
「チームメイトの意見は聞かないのかよ」
弁慶「ハヤト、おめえはどうなんだ?」
「リーダーと同じさ」
第19話「勝利者たちの挽歌」or「魂の扉」より。ドモンと東方不敗の1対1の決闘を、横入りせず黙って見届けてほしいとブライトに進言する竜馬に対して。リーダーの決断を信頼する隼人、チームメイトを信じあえて同意を求めない竜馬、3つの心は確かに1つに繋がっているようだ。
「ギガノス軍に限らず、基地には地中からの攻撃を想定していないところが多いだろうからな」
第24話「夢色の追跡者」or「バーニング・ハート」より。マスドライバー攻略作戦において、地中から奇襲し一気にマスドライバーを破壊する作戦を立てた際の台詞だが、そんなことができるのはスーパーロボットくらいである。隼人達にとっては当然のような発言だが、どちらが主人公でも「普通は考えない」と突っ込みが入る。
「フッ、俺はボインちゃんが好きなんでな。……それでいいじゃねえか」
第28話ラミア編「ネオ・ジオン動乱」。上記の原作台詞のアレンジで、事あるごとラミアに対し疑いをかけていた隼人であるが、和解した際に照れ隠しのように発言する台詞。本人も悪くない気分だったようだ。
W
「フ…宗介、俺の中でお前の株が急上昇だ」
第17話「さらば勇者達!東京大決戦!!」シナリオエンドデモより。宗介がかなめにイヤリングをプレゼントし、しかもそれが彼の手作りであった事を高く評価したが…。
「…無理もないな…。あれだけ持ち上げて落とせば誰でも怒るだろう」
「俺の中でも宗介の評価は底値を割った…」
上記の直後、そのイヤリングが護身用の爆弾である事を宗介が告げ、かなめを激怒させた後の評価。

単独作品[編集 | ソースを編集]

「ムサシ、俺からの手向けだ…!奴が地獄に落ちる様を見せてやる…!!」
MX』スーパー系ルート第2話「不滅のマシンゲッターロボ」序盤のグランゲンとの戦闘前台詞。武蔵を殺した怨敵に、竜馬以上の凄まじい怒りをぶつける。
「それ以上言うと、空から攻められちまうぜ?」
『MX』第3話「神人目覚める」のエンドデモにて、甲児が「妖鳥シ…」と言いかけたのをさえぎって。
「俺達の部隊は特殊エネルギーの見本市みたいなものだからな」
『MX』第10~12話「燃ゆる透水、凍る鬼火」より。百鬼帝国の狙いが超エネルギー奪取にある以上、それらを動力源とする特機が集結した「ネェル・アーガマ隊(この台詞の時点では、この名称)」が彼らの標的となる事を予想した。
「中国人は足があるものなら、椅子と机以外は何でも食べると言うからな」
『MX』第16~17話重慶ルート「Bright you now」より。サイ・サイシーの手料理に舌鼓を打ちながら発した台詞。ネタ元は中華材料の幅広さを表現するジョークで「空を飛ぶものは飛行機以外~」「海を泳ぐものは潜水艦以外~」というバリエーションもある。
「フ…不老不死信仰か…宇宙どころか機械生命体でも、権力者の行き着く先は一緒だな…」
『MX』第29話「冥王、暁に出撃す」にて、合流したロムから、ギャンドラーが狙うハイリビードについての詳細を聞かされ、洩らした皮肉。
「俺は大事な人に生きて帰る事を誓ったんだ…!」
「この命、貴様ごとき悪党にくれてやる訳にはいかねえぜ!」
『MX』第42話「神よ、百鬼のために泣け」での合体百鬼ロボットとの戦闘前会話。形勢逆転の元凶となった隼人へ怒りを剥き出しにするブライに対し、上述の台詞で最後の勝負を挑む。
「…あの時は中に裏切者なんざいなかったがな」
『MX』第46~48話「Starlight serenade」でのギガノス機動要塞攻略の際、プラート博士が立てた作戦が以前のスクリューネイル作戦と同じと言ったビーチャの台詞に対する反応。無論、裏切者は母親を人質に取られてギガノス軍へ投降したケーンを指しており、この皮肉にタップは激怒して隼人に殴りかかるがベン軍曹に止められる。原作『ドラグナー』でケーンの裏切りに悪態を突いた連合兵士にタップが殴りかかり、ベン軍曹に止められるシーンが元ネタになっているが、上述の通り隼人の母親への思慕を考えると違和感がある。ただ、直後にタップの攻撃から体を張って隼人を守り、仲間で争っている場合でないと説いたベン軍曹の行動に驚くなど、完全に悪意があった訳ではない。

スパロボシリーズの迷台詞[編集 | ソースを編集]

「だったら、お前も得意の野球を生かしてノリコに技を教えてやったらどうだ?」
αDC)』(ゴラオン隊ルート)第55話「父の胸の中で泣け!」にて竜馬&ノリコの「バスタートマホークブーメラン」特訓を見物していた際、何気なく弁慶に振った台詞。隼人としては単なる世間話感覚で振った話題だが、この発言を受けて弁慶が真剣にトレーニング法を熟考し始め、更には当のノリコも喰い付いてきた事で「バスターホームラン」が誕生に至ってしまうので、『α(DC)』に於けるバスターホームラン生みの親は元を正せば隼人という事になる…のか?
「『それでこの前みたいな事になったって訳だ。』おねいさん、よく分かったぜ」
IMPACT』第3部銀河決戦篇シーン2自由選択ステージ終了後のインターミッションより。『なぜなにナデシコ』に飛び入り出演した際のひとコマ。台本上の台詞を読み終えた後もルリの事を「おねいさん」と呼ぶ辺り、意外とノッて楽しんでいる様子が窺える。
「……言ったろ? 『全員』が金欠だって」
W』の第2部にて。カッコつけて言う台詞ではない。
「フ、リョウ、ルート選択を間違ったな」
Z』にてリョウが馴染めないメンバー達に困った時に言った台詞で、本来はプレイヤーが言う台詞な気もしないでもない。
「そいつはいけねえな」
ZSPD』にて、ダイエットをしたら胸の肉が真っ先に減ると危惧するメールにおちゃらけて返す。やはりかの有名なセリフに準えたものであろう。

搭乗機体[編集 | ソースを編集]

ゲッターロボ
ゲッター2
ゲッターロボ』での乗機。ゲッターロボの陸戦形態。
ゲッターロボG
ゲッターライガー
ゲッターロボG』での乗機。ゲッターロボGの陸戦形態。
真ゲッターロボ
真ゲッター2
真ゲッターロボ (原作漫画版)』での乗機。真ゲッターロボの陸戦形態。
ゲッター號
漫画版ゲッターロボ號』で一度だけ搭乗。

SRWでの搭乗機体[編集 | ソースを編集]

プロトゲッターロボ
プロトゲッター2
第3次』で搭乗。
ブラックゲッター
第2次α』『第3次α』で搭乗。

関連機体[編集 | ソースを編集]

ゲッターロボアーク
ゲッターロボ アーク』にて、早乙女博士から開発を引き継ぎ完成させた機体。

余談[編集 | ソースを編集]

  • ゲッターロボ』の原案では「犬神隼人(いぬがみ はやと)」という名前であった。
    • INFINITISM』のフォトストーリーでは、本来の姓は「犬神」で「神」は母親が再婚した際の姓で通り名として使っていた。
  • 女性に人気のある二枚目キャラクターを作ろう、ということで、当時絶大な人気のあった『あしたのジョー』の力石徹と矢吹丈の特徴を併せ持った二枚目を狙った、という誕生の逸話がある。
  • ゲッターロボG』最終回の初期構想では「科学要塞島に侵入した隼人が捕らえられ、への改造手術を施される」という衝撃の展開が検討されており、徳間書店『テレビランド』1976年3月号に於ける特集記事も前述の初期案に基づいた構成を組んでいるが、結局は没案となり現在の結末へと落ち着いた経緯が有る。
  • 2008年にリリースされたパチスロ版ゲッターロボでは漫画版基準のデザインとなっており、飛田展男氏が声を演じている。
  • 後年のTV版『ゲッターロボ號』にも漫画版同様のポジションで登場させる案が検討されていたが、オリジナルキャストに拘った結果キートン山田氏のスケジュール問題もあり、プロデューサー間の私的な願望レベルの段階で断念せざるをえなかったという。
  • 小説版『ゲッターロボ』では時代背景が21世紀に変更されたため自衛隊所属になっており、恐竜帝国との最初の戦闘を行った部隊の唯一の生存者という設定が有った。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. キャラクター/キャスト、【公式】アニメ『ゲッターロボ アーク』、2022年2月14日閲覧。
  2. ただし正式に入部しているのか、単に竜馬の練習に付き合っているだけなのか詳細は不明。
  3. 『ゲッターロボ號』時の階級は一佐。『ゲッターロボ アーク』時の階級は大佐。
  4. 操縦自体は可能だが、長時間の戦闘で体中の傷跡が浮かび上がっている。
  5. 原作漫画とアニメでは髪の毛の色が異なり、前者は黒い髪色に対し後者は白髪になっている。
  6. デジキューブ『スーパーロボット大戦α外伝攻略本 魂!!』P456。
  7. ただし前者に対しては、文字通り見殺しにしている。