神部七龍神
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神部七龍神(しんぶしちりゅうじん)とは、『魔神英雄伝ワタル』に登場する神。
概要
創界山の女王と王子を守る七色の龍の神。平和の象徴である虹の化身でもある。
しかし、悪の帝王ドアクダーに創界山が支配され、虹の色が奪われると共に七龍神の殆ども封じられてしまった。
ワタルが第七界層において龍王の剣と龍神の盾を揃えて「伝説の救世主」となった事で、金龍以外の七龍神も完全復活を果たし、一体となった虹龍として暗黒龍との決戦に力を貸した。
所属人物
- 金龍
- 黄金色の龍。龍神丸に宿り、その意識となっている。
- 赤龍・青龍
- 第一界層の東にあるドッコイ山の双ツ龍岩になっていた。
- ファイアードラゴン(激龍)
- 第四界層の龍の洞窟に住む炎の龍。ドアクダーの魔力で全てを凍らせるスノウドラゴンに変えられていた。
- 緑龍
- 第五界層の都市、ドラゴンシティそのもの[1]。集められた大量の粗大ごみによって隠されていた。
- 紫龍
- ドアクダーによって、第六界層と第七界層の間に位置する魔幻空間を取りしきる魔婆ババに姿を変えられていた。ワタル達に聖龍妃と翔龍子の存在と、ドアクダー打倒に必要な龍王の剣と龍神の盾について語る。
- 白龍
- 第七界層の地下、水晶の洞窟で眠っていた。ドンゴロとの戦いで倒れた戦神丸、幻神丸を玉に変え、龍神の盾をワタルに託した。
- 虹龍
- 神部七龍神が龍王の剣の力によって融合した姿。
人間関係
ドアクダー軍
- ドアクダー
- 強大な魔力によって創界山を支配し、荒廃させた。七龍神の大半も魔力によって別の姿に変えられたり、何らかの形で封じられてしまった。
他作品との人間関係
スーパー系
- ロージェノム
- 『X』では、3000年前に共に闇の勢力やアンチスパイラルと戦った。
- アンチスパイラル
- 『X』において、スパイラルネメシスを起こす危険性のある生命体を滅ぼそうとする彼と戦った。
- オリュンポス
- 『X』において、ドアクダーと同盟にある闇の勢力。
リアル系
- アウラ
- 『X』において、神部七龍神からドラグニウムの完璧な制御方法を「永遠語り」という歌にすることで教わる。この恩義からアウラは自らを龍神たちに近い姿に変え、また龍神達と救世主を助ける「古の契約」を結んでいる。
- アトランティス人
- 『X』では、かつて彼等と協力して、闇の勢力やアンチスパイラルと戦った。現在は、その子孫であるネモ船長が救世主ワタルに助力する形で協力している。
バンプレストオリジナル
登場作品
VXT三部作
- スーパーロボット大戦X
- 初登場作品。金龍、赤龍、青龍が登場。また、龍王丸の必殺技「龍王の剣」の演出で神部七龍神が勢揃いする。
- 本作では神部七龍神全てが「聖獣」と呼ばれる高次元生物という設定で対の存在である暗黒龍、及びラスボスである魔獣エンデと同格であるほか、Xの舞台となっているアル=ワース創生の神話にも深く関わる存在。また、ドラグニウム関連で『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』とのクロスオーバーがある。
余談
- 中国では元々虹は水の神である龍神の化身と言われており、漢字に虫へんが付くのも「龍」の元となった「蛇」に因む。
脚注
- ↑ 町の地形を上空から見ることで巨大な龍の形になっていることが分かり、聖地ホーリーウッドのある方向を示していた。