流竜馬

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流竜馬
読み ながれ りょうま
外国語表記 Ryoma Nagare
登場作品

ゲッターロボシリーズ

声優 神谷明
デザイン 永井豪石川賢(原案)
小松原一男(TV版共通)
初登場SRW 第2次スーパーロボット大戦
SRWでの分類 パイロット
サブパイロット
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プロフィール
愛称 リョウ
種族 地球人(日本人)
性別
年齢 17歳 → 18歳
血液型 O型
所属 早乙女研究所
新早乙女研究所ゲッターチーム
浅間学園
特技 サッカー・剣道(アニメ版)
空手(漫画版)
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流竜馬は「ゲッターロボシリーズ」の登場人物。『ゲッターロボ』『ゲッターロボG』『真ゲッターロボ (原作漫画版)』の主人公

概要

ゲッターチームのリーダーで、イーグル号及びゲッター1をはじめとする空中戦型ゲッターロボパイロット

ゲッターロボ

愛称は「リョウ」。浅間学園に通う高校生で、サッカー部のキャプテンを務める。九州の剣術道場の息子で、剣術の心得もある。

サッカー部の先輩だった早乙女達人が恐竜帝国との戦いで戦死した為、その敵討ちを誓い、ゲッター1のパイロットの座を達人から引き継ぐ。

真面目で責任感の強い性格の熱い優等生タイプ。ゲッターチームのリーダーを務めるが、当初は良きリーダーとして振舞おうと気負う余り、自身がトラブルの種になってしまうなど悪戦苦闘する事も多かった。

巴武蔵の爬虫類嫌い同様、高所恐怖症という意外な弱点を抱えており、パイロットの変更も検討される事態を招くが、バンジージャンプを応用した特訓によって克服した後は、イーグル号やゲッター1でのアクロバティックな空中戦もこなせる様になった。

運転の困難なサイドカーを駆り、日常生活での足や戦闘時にも使用している。また、メカの知識にも長けており、ゲッターロボの故障も或る程度なら自力で修理する事が出来る。

最終決戦では、切り札であった「ゲッターロケット弾作戦」に失敗し負傷。生命と引き換えに恐竜帝国を壊滅させた武蔵の死に絶叫した。

九州の実家には「杉の子学園」の教師を勤める父・竜作と、病に倒れた母(その後の病状は不明)が在住。また、ジュンという妹が居たが竜馬が中学1年の時、彼の眼前で交通事故に遭い亡くなっている。

劇場版『グレートマジンガー対ゲッターロボ』では剣鉄也に対し異様なまでのライバル心を燃やすが、共同戦線を経て和解した。

ゲッターロボG

基本的なパーソナリティは前作同様だが、企画段階でコミカルな要素も付加する事が挙げられており、金銭感覚に煩く女好きな一面も持つキャラへと若干の修正を施された。

劇場版『グレートマジンガー対ゲッターロボG 空中大激突』では、前作で確固たる絆を構築した鉄也と絶妙のコンビネーションを発揮。シリーズ最終作『決戦!大海獣』では脇に徹しながらも、ドラゴノザウルスへ止めを刺すという大役を果たした。

原作漫画版

TV版とは全く正反対の性格。自由奔放で、近寄りがたい物腰。言動も荒々しい。敵に対しては全く容赦せず、完膚なきまで倒す。闘いを追求する余りに空手界を追放された空手家・流一岩の息子で、第一話では空手大会に乱入し参加者や審査員たちをめった打ちにしていた。

一方で恐竜帝国の人体実験に使われた被験者を助けるよう発言したり(隼人は逆に殺すよう発言している)、恐竜帝国への復讐を誓う子供達の無謀振りを嗜めたり、巴武蔵の最期に慟哭したり、細菌兵器の犠牲者となった少年の死に怒りを覚えたり、大人になっても自身の道場の門下生を死なせたヤクザに報復したりという描写が見られるように、過激な性格であるだけで悪人という訳ではない。石川賢イズムを体現している主人公の一人。[1]

愛称がリョウである点はTV版と同様。恐竜帝国、百鬼帝国との戦いを経て、謎の侵略者との戦いの結末でゲッター線によって導かれた戦いの果てに、ゲッターに纏わる未来に直面し、ゲッターロボを降りる。その後は廃寺を道場にし(銘は烏竜館)の道場主として、門下生を迎え入れ、空手の教えを付けていた(が、ひどい貧乏であり弟子だけでなく、後の押しかけ女房と息子までその影響を受ける)。彼がこの後再びゲッターロボに乗るのは、15年後に一文字號という少年が彼のもとに訪れてからである。

スパロボには『新スーパーロボット大戦』のみに登場。

登場作品と役柄

通常はTV版の流竜馬。スーパー系の主人公の中では比較的優等生的なイメージで描かれる事が多い。ただ、どちらかといえば旧シリーズの頃はなんとなく偉そうな口調であり、設定上で年上の筈のキャラクターにも何故かタメ口を聞くなど、やや堅物のイメージ。

但し、TV版は思いのほか蓮っ葉な口調で会話する事が多いのにも関わらず、スパロボでは「キレイな言葉遣い」に矯正されている事もあり、堅物の優等生キャラとしてユーザーに浸透してしまった節がある。『α』以降から柔和な雰囲気になった感があり、原作TV版では乗る事の無かった真ゲッターロボの強大さや、自身の正義の在り方に苦悩する事もある。

原作漫画版やOVAに関する設定や話題が語られる事もあり、『第3次α』の武蔵や『Z』のアサキムの言葉から、全ての世界の竜馬は「ゲッター線に選ばれし者」であるという事が判明している。

またOVAの影響からか、愛称表記が「リョウ」ではなく漢字の「竜馬」になっている場合も存在する(これに関してはハヤト、ムサシ、ベンケイも同様)。

余談だが、『スーパーロボット大戦』はパイロットが登場しない作品であるが、ゲッター1の説得時の有名な台詞は、竜馬の体育会系気質を意識しての事かもしれない。なお、『R』以降は本作の派生作品(OVA版)の参戦が多くなっているため、過去に比べると参戦回数が減少している。

旧シリーズ

第2次スーパーロボット大戦
ホワイトベース隊に参加する。第1話より使用可能。ゲッター1、ゲッタードラゴンに乗る。胡蝶鬼キャプテン・ラドラ関連などで出番がある。なお、本作のTV用CMでは『第4次S』に先駆けて神谷明氏が声をアテている。
第2次スーパーロボット大戦G
バグにより隼人と武蔵の精神コマンドも使用可能で、SP無限というとんでもないキャラになる。
第3次スーパーロボット大戦
ロンド・ベル隊に所属する。プロトゲッター1、ゲッター1、ゲッタードラゴンに乗る。複数乗りの機体の中ではゲッターのみ他のパイロットの精神が適用される為、彼が担うのは実質必中ひらめきのみである。
スーパーロボット大戦EX
リューネの章に登場する。ゲッタードラゴンに乗る。「ヴォルクルス」を正しく発音できず「ぼるするく」と言ってしまう。ゲッタードラゴンの性能と併せて十分な実力を持つが、前作と違って二回行動可能のレベルに到達しづらいのが難点。
第4次スーパーロボット大戦
最初からロンド・ベル隊に所属する。ゲッター1、ゲッタードラゴンに加え、今作で初登場の真・ゲッター1に乗る。終盤には覚醒を覚える為、真ゲッター1の攻撃力と併せて終盤の対ボス戦の切り札となる。惜しむべきは宇宙適応Bであること。宇宙Aなら文句なしで最強だったのだが。
第4次スーパーロボット大戦S
声が入り、神谷明氏のスパロボ初参加作品となった。
スーパーロボット大戦F
ゲッター1、ゲッタードラゴンに乗る。リアル・スーパー両方で第一話から登場。熱血、必中係。今回隼人が集中を持たないために精神ポイント面での負担が激増してしまった。
スーパーロボット大戦F完結編
『F』では1種類だった顔グラフィックが追加された。ゲッタードラゴン、真ゲッター1に乗る。数少ない宇宙Aのスーパー系パイロット。熱血と必中を自分で使うしかないのは変わらずだが、代わりに覚醒は隼人の担当になっている。真ゲッターに乗り換えてからが勝負。
スーパーロボット大戦コンプリートボックス
攻撃役としての能力は従来通りだが、三部作全てで信頼を覚える。他に回復役の多い『EX』はともかく、スポット参戦キャラを除けば『第2次』で他に信頼を覚えるのは後半のメリーのみ、『第3次』に至っては竜馬しか使えないレア精神となっている。習得レベルや消費SP量の関係で友情が使えない序盤では、他者への回復手段として貴重。また、『EX』以外では手加減も覚えるが、こちらもほぼ竜馬専用精神。ただしゲッターチームの技量は余り高くないので、ネームド敵相手には死に精神となってしまうことも多い。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
スーパー系なら第3話。リアル系なら第6話から他のスーパーロボットと共に登場。ゲッター1、ゲッタードラゴン、真ゲッター1に搭乗する。恐竜帝国が壊滅済みの為、基本的には旧シリーズ同様にマジンガー絡みの出番が多いが、ゴラオン隊ルートを通ったときの第55話「父の胸の中で泣け!」ではノリコにバスタートマホークとバスターホームランを伝授するイベントが起きる。
スーパーロボット大戦α外伝
第1話から登場し、ティターンズ新早乙女研究所攻撃に対し、隼人不在のため、ゲッター1の武蔵、ポセイドン号の弁慶と共にドラゴン号でティターンズに立ち向かう事になる。未来編では恐竜帝国、そして真ゲッターロボの復活、シリーズでも珍しい隼人との確執によりイベント及びDVEが多い。
なお隼人との確執の原因はディアナキエルが入れ替わった秘密をロランと偶然共有してその秘密を隠していたこと(後に解消される)による。また真ゲッター回収後にそのあまりに強大な力をおそれる姿も見せる。機体の強化や援護の習得が遅いものの、後半は覚醒で強力な一撃を見舞いつつ援護位置に陣取り、変形も駆使しての援護につぐ援護が強力。今作より戦闘台詞にて隼人、弁慶との掛け合いが追加された。
第2次スーパーロボット大戦α
恐竜帝国の登場により、スーパー系の序盤では強制出撃が多く、当初はブラックゲッターに乗って参戦することもあり、ルートによっては父・竜作に故郷の九州へ連れ戻されそうになるイベントが発生する。また、武蔵が死亡した時の三輪長官の冷たい態度に激怒して、殴りかかるイベントも発生する。覚醒を覚えたら熱血弁慶に任せよう。
第3次スーパーロボット大戦α
中盤まではクスハ編のストーリーでブリットと剣術修行をするだけで殆どストーリーに関わらないが、ゲッター線とイデの関連に興味を示すようになる。なので『伝説巨神イデオン』に関する分岐では必ず登場する。終盤世紀末の救世主(メシア)の言葉に反応する描写があるが、声が同じ北斗神拳伝承者を意識しているのだろう。特殊技能に関しては、ゲッターチェンジアタック及び真・シャインスパークをより有効に使うため、集束攻撃を修得するのも手。

Zシリーズ

スーパーロボット大戦Z
現状、完全なTV版ゲッター設定はこの作品が最後となっている。
ゲッタードラゴンに乗る。今回も百鬼関連で出番があり、また合体システムが同じアクエリオン勢との絡みが多い。分離ルートでは優等生タイプの為にアウトサイダー組では若干浮き気味だったが、しばらくすると彼らに感化されていく。そのため冗談を口にしたりと他シリーズに比べてずいぶんと柔らかくなった印象を与える。
相変わらず一撃必殺が強力で、対ボス戦に真価を発揮するタイプ。ファイナルダイナミックスペシャル→シャインスパークの鬼コンボのために再攻撃の取得も考慮に入る。なお、最終話のシナリオデモでは平行世界でのを匂わす発言がある。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACT
ゲッター1、ゲッタードラゴン、条件によっては真・ゲッター1に乗る。データによっては、覚醒を覚える。
スーパーロボット大戦COMPACT2第1部
メットなしの顔グラフィックになる。ゲッター1が打たれ弱く、地上の敵が多いので飛んでいるボスを撃墜する時以外はあまり出番がない。
スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
条件によっては真・ゲッター1に乗る。データによってはを覚える。気力150+魂+フル改造のストナーサンシャインならばラスボスを一撃で撃破することが可能。
スーパーロボット大戦IMPACT
第1部から登場。ゲッター1・ゲッターロボG・そして条件によっては真ゲッターロボにも乗る。ちなみに「Gの咆哮」の順番によっては、ゲッターG(AI)VSゲッター1(ゲッターチーム)のムービーが観られるが、十倍の性能差にも関わらず互角の戦いをしているところから実力の高さがわかる。また、『ナデシコ』の参戦により、「なぜなにナデシコ」へ飛び入り出演するイベントが追加されている。
スーパーロボット大戦COMPACT3
今回は、原作終了後として登場するため影が薄い。ゲッタードラゴンか真ゲッター1のどちらかに乗る。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦A
百鬼帝国関係で説得イベントなど出番が多い。ゲッターロボゲッターロボG真ゲッターロボに乗る。
スーパーロボット大戦A PORTABLE
リメイク前と同じ。武蔵との掛け合い台詞が披露された。
スーパーロボット大戦W
諸々の事情により、『フルメタル・パニック!』の陣代高校へ転入する。合コンの誘いに乗れなかったことに少し残念そうにするなど、今まであまり描かれなかった部分が描かれている。
覚醒を覚えるので、熱血弁慶に任せるとよい。

Scramble Commanderシリーズ

スーパーロボット大戦Scramble Commander
変形システムが実装されておらず、機体がゲッター1及びゲッタードラゴンに完全固定されている為、他の形態にチェンジ不可能というゲッターロボとして余り意味の無い仕様での参戦となった。戦闘中に喋るのは竜馬のみ。
スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
今回は、原作終了後として登場するため影が薄い。ゲッターGに乗るが、何故かBGMは『ゲッターロボ』のED「合体!ゲッターロボ」である。

単独作品

新スーパーロボット大戦
声は神谷明氏だが、原作漫画版設定で登場する。顔グラフィックは故・石川賢氏の書き下ろしである。真・ゲッターの力に危惧し山にこもっていたようだが、隼人の要請に答えて参戦する。地上編エンディング後は再び山篭りすると発言している。
新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
フリーバトルに登場。
スーパーロボット大戦64
当初はカラバ所属。
スーパーロボット大戦MX
今回はゲッタードラゴンに乗る。百鬼帝国関係や『劇場版マジンガーシリーズ』関係で出番が多く、特に中盤では劇場版通りに鉄也と対立している(原作の劇場版ほどいがみ合っていないが)。今回のシナリオでは隼人が余りにも目立ち過ぎている為、彼の陰に隠れてしまった感は否めない(印象の薄さを指摘する攻略本もあるほど)。また、近年では聞けない事が多い「マッハウィング」展開時の叫びも収録されている。
スーパーロボット大戦X-Ω
外見及び性格はOVA版を踏襲しているが、早乙女博士を「博士」と呼んだり、早乙女達人の存在を口にしたり(後述)と人間関係はTV版に近く設定されている。このような設定の混在具合を見るに、後述のドラマCD『ゲッターロボ対ゲッターロボG』での彼を彷彿とさせなくもない。
2017年6月にはOVA版の竜馬が参戦。TV版とOVA版で同時参戦となったが、ユニットとしては同一人物扱いで同時編成はできず、シナリオでも共演はしていない。

パイロットステータス

能力値

格闘が高くボスキラーとして活躍する。他の能力はそれほど高くない。本人、機体ともに地形適応が低いため、飛行ユニット及びボスユニット以外は隼人に任せた方がいい。過去シリーズでは希少な宇宙:Aのスーパー系パイロットとして重宝した。

精神コマンド

主に必中熱血覚醒を担当する。気合を修得することも多いが、竜馬自身は熱血覚醒で忙しいため武蔵や弁慶に気合を担当してもらうのが定石。

第2次
根性信頼気合底力熱血友情
第2次(PS版)
根性信頼てかげん必中熱血
第2次G
根性必中信頼熱血友情
第3次
根性ド根性集中必中ひらめき友情
第3次(PS版)
根性信頼てかげん必中熱血
EX
根性友情信頼必中気合熱血
第4次S
根性必中熱血ひらめき覚醒
根性ひらめき熱血ひらめき覚醒
FF完結編
根性努力熱血必中友情
リンクバトラー
必中友情努力根性熱血覚醒
64
根性努力熱血必中友情覚醒
α
根性必中気合熱血信頼覚醒
α外伝
根性必中努力熱血気合覚醒
第2次α第3次αMX
必中不屈努力熱血気合覚醒
IMPACT
努力根性熱血必中気合見切り
COMPACT3
必中努力熱血根性気合覚醒
AA PORTABLE
根性必中信頼熱血気合幸運
Z
根性必中不屈熱血友情
X-Ω
根性熱血覚醒
パイロットパーツ装備時
信頼必中熱血

特殊技能(特殊スキル)

特殊技能はあまり修得しない傾向にある。ゲッター1やドラゴンはトマホークを持っているため、切り払えそうなものだが切り払いができる作品は多くない。

第4次S)、FF完結編αCOMPACT
底力
64
底力L8
α外伝
底力援護L1
第2次α第3次α
底力L9、気力+ (命中)見切り
MX
底力L9、切り払いL5、負けん気
AA PORTABLE
底力L8
W
斬り払い底力L8、マルチコンボL2
Z
底力L9、戦意高揚ブロッキング

小隊長能力(隊長効果)

小隊全機の地形適応「」をAにする
第2次α』、『第3次α』で採用。
小隊全機の地形適応「」をSにする
Z』で採用。

固有エースボーナス

パイロット地形適応「空」がS
A PORTABLE』で採用。

パイロットBGM

「ゲッターロボ!」
TV版OPテーマ。『G』でも継続して使用されている。

人間関係

流竜作
実父。
流ジュン
妹。故人。竜馬が中1の頃に目の前で交通事故死しており、その面影を恐竜帝国の女竜戦士ユンケに利用された事もあった。
神隼人
チームメイト。
巴武蔵
チームメイト。
車弁慶
チームメイト。
早乙女ミチル
TV版ではマネージャー的存在だが彼女を異性として意識している様子は見られず、それどころか機嫌の悪い時には邪険に扱う事すらあった。
原作漫画版でも基本的な関係は変わらないが、ミチルの手料理をベタ誉めして点数を稼ごうとする武蔵にイラついたり、映画鑑賞のお供に誘われた時は館内の闇に紛れて彼女の手を握ろうと画策したりと、TV版に比べると多少なりとも意識していた節が有る。
早乙女博士
ゲッターロボの開発者。
早乙女達人
自身が所属する浅間学園サッカー部のコーチを務めていた。
神明日香
隼人の実姉。『G』第29話では瀕死の彼女に大量の輸血を行なった事で、ドラゴン号を飛ばすのが精一杯の状態まで体力を消耗する。
ジャック・キング
アニメではお互いに競い合い認めた仲間。スパロボだと付き合いが長い事もある。
鉄甲鬼
アニメの関係から仲間にする事が多く、『Z』では彼が異世界の自分の悩みに相談してくれる。
胡蝶鬼
スパロボでは説得することが多い。
流一岩
原作漫画版の父親。寸止めなどの伝統派空手などを主流とする空手界からは、実際に直接打撃を加える実戦派空手をモットーにしていたため、危険すぎると蔑まれ追放同然にされていた。
故人であり竜馬の回想にしか登場しないが、竜馬によれば空手の稽古には峻厳な父親で泣こうが喚こうが許してもらえず、拳が腫れ上がれば塩水で浸して巻き藁突きをやらされ、極め付けは子供の時に野良犬とも戦わされたともいう(これには竜馬も生きてるのが不思議と語っている)。
流拓馬
原作漫画版における竜馬の息子であり、ゲッターロボアーク(未参戦)の主人公。

他作品との人間関係

ダイナミック系

兜甲児
劇場版では『決戦!大海獣』で競演しており、スパロボシリーズにおいては旧シリーズ以降、物語開始前からの戦友であることが多く、根強い信頼関係がある。甲児がOVA版の設定で共演した『W』でも同様。互いの呼称は「甲児君」、「リョウ」である事が殆どだが、性格がOVA版に近い『X-Ω』では呼び捨てである。
剣鉄也
初めて競演した劇場作品『グレートマジンガー対ゲッターロボ』では互いに対抗心を燃やしていがみ合っていたが、同作品の後半にて和解し、以後の劇場版作品では戦友となる。劇場版での競演は甲児よりも多く、『MX』のように本編に準じて対立イベントが起きる事もあるが、強い信頼関係がある。スパロボでは「鉄也君」が多いが、作品によって「鉄也さん」と、呼び方に統一感が余り無い(実際に劇場版で競演した際の呼び方は「鉄也君」)。
デューク・フリード
決戦!大海獣』で彼と共演した際の呼称は「大介君」だったが、スパロボでは概ね「大介さん」で接している。ちなみに旧シリーズでは彼とマリアが異星人である事を知るのは『EX』から。
グレース・マリア・フリード
『MX』ではダブルスペイザーで出撃し、ぶっつけ本番でグレンダイザーとの「コンビネーションクロス」を行おうとする彼女へ、ドッキングのタイミングを指示し成功に導く。
バレンドス親衛隊長
『MX』では彼が操るグランゲンによって武蔵を殺されているので、因縁の相手であり、戦闘前会話も複数用意されている。
Dr.ヘル
小説『スーパーロボット大戦』にて共演済み。『W』の終盤に彼と対峙した際、彼にザ・データベースと接触した事で知った「前の宇宙のゲッター」の存在を仄めかされ、彼らザ・データベースに降るように呼びかけられるが、竜馬達はその勧誘を突っぱねた。
流竜馬 (OVA)
平行世界の自分自身。『Z』ではその存在がすぐ近くにまで迫って来ている事を感じ取っており、更にジ・エーデル・ベルナルによってその存在を示唆される。

スーパー系

ひびき洸
甲児とともに彼の先輩格として仲が良く、中の人も同じ。共にサッカー部員という共通点もある。
破嵐万丈
競演作は多く、大抵は先輩格のポジションになる。
碇シンジ
アムロや甲児と共に彼のよき先輩になることが多く、シンジにとっては大人のアムロ、熱血の甲児に対して真面目で柔和な優等生の先輩格と言った感はあるが、『第3次α』では君付けでは無く呼び捨てで彼を呼んでおり、対等な戦友として認めている節がある。
タカヤノリコ
α』で彼女に請われてバスターホームランとバスタートマホークの指導を行った(DVE)。『第3次α』でも宇宙怪獣との決戦での最終局面に彼女を助けている。
ピート・リチャードソン
第2次α』でラドラを逃がした際に、彼に咎められる事に。
ボルフォッグ
『第2次α』にて武蔵が戦死した後、彼によって武蔵の遺品のヘルメットを届けられる。
三輪防人
『第2次α』で武蔵が戦死した際に彼の冷たい態度に激怒した。
ユウキ・コスモ
『第3次α』で共演した際は無限力を持つロボット乗り同士絡む場面が多く、当初こそ啀み合っていたが、やがて共に苦難に立ち向かい、信頼し合う無二の戦友同士となる。
フォルモッサ・シェリル
『第3次α』にて、生き残るためにイデの力を引き出すべくルゥを利用しようとする彼女のやり方をよしとしなかった。
獅子王凱
『第3次α』の宇宙怪獣との決戦での最終局面にて彼と洸と共にノリコを助ける。
ロール・クラン
中の人繋がり。『IMPACT』では初顔合わせの際、戦闘時の豹変振りから彼が「二重人格者なのでは?」との疑問を口にする。
ジミー・オリオン
COMPACT3』では彼の正体が判明した際、真っ先に仲間として認めた。ちなみに中の人が同じ。
ノアル・ベルース
W』では彼とロンゲーズに合コンに誘われるが…。
シンクライン皇太子
『W』では声優繋がりでか、竜馬の声を「気に入らない」とも「暑苦しい」とも「親しみを持てる」とも言う。一体、どれが本音なのか?
ダイ・バザール大帝王
『W』にて真ゲッターロボと対峙した際、その存在に驚愕する。彼もザ・データベースとの接触や古文書などから、前の宇宙のゲッターの存在を知っていたようである。
アポロ
Z』では合体ロボの先輩として、彼らエレメントと良く絡む。
天海春香高槻やよい
X-Ω』イベント「ロボットとアイドル」で共演。TVインタビューしてきた春香に対して普通に返事しただけで、彼女を驚かせてしまう。

ガンダムシリーズ

アムロ・レイ
スパロボシリーズにおいては『第2次』以来の長い付き合い。旧シリーズでは対等な関係であったが、以後の作品ではよき大人として彼を信頼している。
シャア・アズナブル
第2次α』では、最後まで彼を「クワトロ大尉」と呼び続けた。
レイン・ミカムラ
F』では旧知の間柄で、彼女からキョウジのアルティメットガンダム強奪事件を知らされる。
キョウジ・カッシュ
『F』ではレインと同じく旧知の間柄で、彼がアルティメットガンダムを奪った一件に驚愕する。
ロラン・セアック
共に人の手に余るあまりにも強大な力を秘めた機体に乗る者同士。『α外伝』では彼と共にディアナの正体の秘密を共有してしまう。『Z』では同士討ちのイベントで互いに敵同士の為、会話はあるものの『α外伝』程ではない。
ディアナ・ソレルキエル・ハイム
『α外伝』では偶然彼女達の入れ替わりを知ってしまい、その秘密をロランと共有する事になり、ロランとともに彼女の目的に尽力する事になる。
ラクス・クライン
第3次α』にて、実は彼女のファンである事をさりげなくカミングアウト。
後の『Z』で、ゲッターチームがAA組と行動を共にするランドルートへと振り分けられたのは、この辺りに起因する…というのは穿ちすぎか?

マクロスシリーズ

熱気バサラ
第3次α』外宇宙ルートで「FIRE BOMBER」のライブに足を運ぶ。当初はガムリン同様、戦場で歌う彼を邪魔に思っていたらしいが、その揺ぎ無い信念が何時しか伝わったとの事。
ブリタイ・クリダニクエキセドル・フォルモ
SC2』のEDでは彼らと共に宇宙での復興作業を行っている。

リアル系

ガラリア・ニャムヒー
EX』にて共闘し、後の『第4次』でも再会を喜んでいる。
ミラウー・キャオ
F』では、地球のメカに興味を示す彼へ軍の機密に抵触するMSなどの代わりに、ゲッターを見せる事を快諾する。
相良宗介
W』では同級生になる。
テンカワ・アキト
『W』では彼のラーメンを食い逃げした。
アカツキ・ナガレクルツ・ウェーバー
『W』では彼らロンゲーズに合コンに誘われるが…。
白鳥九十九
『W』ではミナトの良妻ぶりに、彼を羨ましがっていた。
アマノ・ヒカル
『W』では漫画の手伝いをさせられてしまう。
ハルカ・ミナト
『W』の第2部では彼女の教え子になる。

バンプレストオリジナル

シュウ・シラカワ
旧シリーズの『第2次』で初対面した際は隼人よりもキザな男と評し、『第3次』ではシュウ君と呼ぶ等、彼の加入に比較的好意的な態度を示していたが、その為に彼の裏切り行為に動揺していた。αシリーズでは彼の行動を否定する。
ユーゼス・ゴッツォ
ゲッターロボとゲッター線を「全宇宙を支配する事すら可能な力」と評する。
ブルックリン・ラックフィールド
αシリーズでは甲児とともに彼の同年代の戦友。『第3次α』の序盤に彼に剣術の指導をした。
インファレンスクリティックアプリカント
ゲッターロボを「宇宙に災厄をもたらす存在」とし、滅ぼそうとする。ザ・データベースという組織の性質から察すると、おそらく彼らも平行世界の竜馬の存在を知っているものと思われる。
アサキム・ドーウィン
竜馬を「ゲッター線に選ばれし者」と呼ぶ。前作『第3次α』の武蔵の台詞から推察すると、アサキムもまた平行世界の竜馬の存在と、その役目を知っているのだろう。
ジ・エーデル・ベルナル
竜馬に対して平行世界の彼の存在を示唆した。

その他

ティラノレンジャー
『X-Ω』にて共闘。
バンドーラ
『X-Ω』にて、バンドーラの声を聞いて「ハイテンションなバアさん」と評した。

名(迷)台詞

TV版ゲッターロボ

「チェェェェンジ、ゲッター1! スイッチオン!」
ゲッター1に合体する時の台詞。中盤以降は合体完了後に「とうッ!」というヒーロー然としたシャウトが追加される。ゲッタードラゴンでは「ゲッター1」が「ドラゴン!」になる。『F』の中断メッセージでもこの台詞を発するが、「スイッチオン!」でタイミングよくボタンを押すとベンケイの声で「ポチッとな~」というボイスが出る(声優ネタ)。
「オープン・ゲット!」
お馴染みゲットマシンに分散する際のコールだが、本編で実際に呼称するのは第25話からとかなり遅い。
「何故…何故、お前は恐竜に生まれたんだ…!?」
キャプテン・ラドラの壮絶な最期を目の当たりにして涙する。
「恐竜帝国め…ミユキさんの仇をとってやるぞ!!」
ミユキを殺したと嘯くゴーラ王女への激怒。この時点ではゴーラがミユキと同一人物である事など、知る由も無かった…。
(駄目だ、ゲッターロボは眼を奪われた…!)
対メカザウルス・ダグ(SRW未登場)戦で妨害電波によりモニターが死んでしまい、愕然と呟いたモノローグ。
「ゲッターチームのリーダーは俺だ!リーダーの命令には従うんだ!!」
スタンドプレーに走った結果、早乙女研究所を窮地に追いやった隼人へ怒りを爆発させる。所謂「リーダー風」発言。『α外伝』ではDVE
「いまだかつて、これほど激しい怒りを感じた事は無い…!」
ゲッター不在の間に早乙女研究所を襲撃し、更地同然にまで破壊し尽くしたメカザウルス・ゴア(SRW未登場)へ怒りを爆発させ、その全身をメッタ斬りにする。
「俺達は、恐竜帝国の奴隷にはならん!例え炎に焼き尽くされてもだ!」
ゴールからの投降勧告を一蹴し、満身創痍のゲッターで無敵戦艦ダイに挑む竜馬だったが…。
「ムサシィィィィィィ!!」
「ムサシ、なぜ死んだ…なぜ…」
武蔵が死亡した時の台詞。『第2次α』ではDVE(但し、スーパー系主人公で武蔵生存条件を満たした場合は発生しない)。
「フフフ…剣鉄也め、今頃は悔しがってる事だろうよ。ハヤト、ムサシ!ゲッターロボの活躍振りを見せてやろうぜ」
劇場版作品『グレートマジンガー対ゲッターロボ』の序盤、剣鉄也に先んじて出撃した際の台詞。本作前半に於ける竜馬は、この台詞が象徴するように鉄也への対抗心を剥き出しにしていた(隼人&武蔵は平常通りだが)。『グレート対ゲッター』が再現された『MX』でも竜馬と鉄也の対立はあるが、ここまで悪し様な台詞は言わない。
「冗談じゃないですよ!こんな事で引き上げたら、剣鉄也に笑われますよ!」
謎の宇宙船に翻弄され旗色が悪いゲッター1へ、撤退を促す早乙女博士からの指示に上述の反論を吐き棄てるが、形勢逆転に至らず結局は撤退する。博士の撤退指令に不満を爆発させる竜馬だが、功名争いへ躍起になって本来の実力を出し切れない彼に対する博士の反応は、極めて冷淡なものであった。
「鉄也君、ありがとう!」
ギルギルガン撃破後、反目していた鉄也と満身創痍の機体同士で固い握手を交わし、今後も共闘体制を執っていく事を誓い合う。

TV版ゲッターロボG

「ベンケイ、僕達の戦いは喧嘩なんかじゃないんだ。平和を守る為の、止むを得ない防衛手段なんだ」
第1話でゲッターチームへの加入要請に興味を示さない弁慶へ、自身らのスタンスを明確に述べる。TV版に於ける新早乙女研究所の基本理念を端的に表した台詞でも有る。
「ベンケイ、鷹に高い牛肉喰わせるなんて勿体無いぜ!」
「おばさ~ん、このオムレツ玉ネギばっかしじゃないのォ!?」
第13話での夕食時、ペットの鷹へ牛肉を振舞う弁慶の溺愛振りに辟易しながらも早乙女夫人のオムレツに舌鼓を打つが、中に肉が入っていなかった事にクレームを付ける。夫人曰く、弁慶が食材の肉を全て鷹に与えてしまったとの事で、隼人ともども唖然とする。前作であまり見られなかった竜馬のくだけた側面が新鮮な一幕。
「あっ!? 随分と差別すっじゃねーかよぉ!」
第14話より。大枯文次(SRW未登場)が作ったプールに入る為の料金50円をミチルのみ贔屓してタダにしたことに食って掛った。…50円でそんなピリピリしなくても。スパロボでは殆ど見られない前述の「金銭面にうるさい」一面がよく出ている。
「ゲーム?…フフフ…いや違うね、君の負けだ!」
「その理由が分からない君に、俺達は失望したって事さ…」
「君は勝負だけに拘って、傷付いた少年を助けようともしなかった。君は美しい…だが、君は心の冷たい人だ!」
第15話で遭難した少年の捜索をゲーム感覚で行い、己の「勝ち」を主張する胡蝶鬼の冷酷さを目の当たりにして、彼女へと突き付けた決定的な敗因。竜馬の指摘にプライドを踏み躙られ錯乱した胡蝶鬼は、メカ胡蝶鬼を呼び寄せて決戦を挑む事に。
「君はもう…胡蝶鬼じゃない!美しい胡蝶さんだ…」
戦闘終了後、角を撃ち抜き自害を図った胡蝶鬼へと駆け寄り、人間の心を取り戻した事を告げるが、ヒドラーの遠隔操作によって死期を早められ胡蝶は事切れる。
「強がりは止せ!お前には二度までも助けられている。今度は…今度は俺がお前を助ける番だ!」
「やめろ鉄甲鬼!お前だけは殺したくないッ!!」
第16話より。満身創痍にも関らず、ゲッターGとの決着をつけようと挑んでくる鉄甲鬼を必死に制止する竜馬だったが、ドラゴンの左腕を切断する程の気迫を見せ付けるメカ鉄甲鬼へ、思わずカウンターを入れてしまい…。
「鉄甲鬼よ、今度生まれ変わってくる時には人間として生まれてくるんだぜ…。そして、今度はサッカーで正々堂々と闘おうじゃないか」
ヒドラーの攻撃から自分達を庇い、傷つきながらも死力を尽くして闘った、鉄甲鬼を悼む。
「しっかり捕まえろ!おいベンケイ、お前それでもキャッチャーか!?」
第20話でメカ大輪鬼の大車輪を受け止めきれず、悪戦苦闘中の弁慶に苛立ち檄を飛ばす。弁慶の凡ミスに関しては殊更手厳しい竜馬であった。
「紅茶でも飲みながら、静かにブラームスでも聴いていたいンだとさ」
第23話より。新早乙女研の周辺でビラ配りを行なうサーカス団に不快さを覚え、自室へと引き上げていった隼人を訝しむ弁慶へ、ジョークを交えつつも隼人が彼らに胡散臭いものを感じていた事を察する。長い付き合いに因るものなのか、『G』編の竜馬は隼人ばりにキザな台詞を口にする事が割と多い。
「子供を殺る訳にはいかない、早いところ追っ払おう!」
「おい、百鬼の若いの!強いのは分かった。これぐらいで早く帰れ!」
第35話に於けるシーフォース防衛戦で、単身仕掛けてくる百鬼戦闘機を操縦しているのが少年兵である事を知り、その無謀さを諌めて撤退させようとするが、「子ども扱い」した事で却って牛餓鬼を剥きにさせてしまい、その結果…。
「そういう態度が、息子を死に追い遣ったんだ!…戦う事しか男の生き方が無いという、そういう考え方が息子を無謀な戦いに駆り立てたんだ!」
「息子を殺したのは本当はお前だ!!…お前は息子に、戦う事しか教えなかったんだ!」
飽くまでもメカ牛剣鬼との交戦を要求し、「戦いこそが男の本意」と過剰なまでのマッチョイズムを主張する牛剣鬼に、彼との戦闘を躊躇していた竜馬も遂にブチ切れ、牛剣鬼の歪な父性像を徹底的に糾弾する。
「勝負は決まった。これ以上戦っても同じ事だ…百鬼帝国へ帰れ!」
「馬鹿な百鬼老兵士め…!シャインスパァァァァクッ!!」
メカ牛剣鬼の大剣を叩き折った事で決着がついたと看做し不器用な父親へ温情を掛けるも、更なる戦いを迫りシャインスパークの使用すら要求してくる牛剣鬼へ、止む無く竜馬はゲッターシャインを発動させる。技名シャウトの直前に竜馬が独り言を呟くケースは、このメカ牛剣鬼戦のみだった。
「よしてくれ2人とも!そんな話をするのは!」
「あのハヤトが死んだりなんかするものか!ハヤトは…ハヤトはきっと生きている!」
最終回より。行方不明に成った隼人の生存を絶望視する弁慶&ミチルのネガティブ発言を、声を荒げて制止するが…。
「見てくれよ、この夕焼けを…」
最終回ラストに於けるTVシリーズ最後の台詞。奇しくも「瓦礫と化した研究所前で夕陽を見詰める」という前作最終回同様のシチュエーションながら、勝利を収めた事に加え隼人も生還と大団円を迎えた事で、見事なまでに前作と対を成すクロージングと化した。
「ゲッターロボは甦ったよ。鉄也君、力を合わせて今度こそ奴をブチのめすんだ!」
「ようし、死んだムサシの分も相手になってやるぜ!」
劇場版『グレートマジンガー対ゲッターロボG』でピクドロンに追い詰められたグレートを救出した後、瀕死の鉄也へゲッターロボの復活を力強く誇示し、武蔵の弔い合戦とばかりに光波獣への逆襲を開始する。
「鉄也君、あの星はきっとムサシだぜ。奴はガラに似合わず、気の優しいロマンチックな所が有ったからな…」
『グレート対ゲッターG』ラストより。鉄也と共に星空を見上げながら、亡き友を偲ぶ。

漫画版

「なんの恨みだか知らねえが来やがれ! 流竜馬一筋縄ではやられねえとこを見せてやる!!」
早乙女博士によってゲッターパイロットの適正テストの為に仕向けられた殺し屋三人を相手取って。
「へっ、長雨でイヌまで気がたってやがる」
隼人をゲッターチームにスカウトに行く途中、野良犬に襲われるも、野良犬の首をちぎり飛ばしてこう呟いた。
ちなみに、この頃の原作漫画版の登場人物達は(ミチル以外)どいつもこいつも恐ろしくバイオレンスだった。
「アバヨ。ダチ公。」
メカザウルスの爆発を至近距離で受けてしまい強化ガラスの破片で重傷を負った後、強制合体解除を行う際に。この時点では「俺は死ぬとはかぎらん」と言っており、仲間達を逃がすために行っている。
「さあ来い、怪獣共。俺には何が何でも思い出さなけりゃならねぇことがあるんだ。さあっ、来い。これをキッカケに思いだすんだ。来いっ。」
「うう……。さあっ、来い。貴様等が何者で、俺が何をやらなければならないかを思い出してやるぞ。」
早乙女研究所に恐竜帝国が総攻撃を開始した後、記憶喪失になりながらもショック療法を行うために自ら戦場の真っ只中に飛び出した際に。
「ああ!!ああ…ムサシ ムサシー ウワワアア ムサシーッ」
そして武蔵が恐竜の殆どの戦力を巻き込んで自爆した光景を目の当たりにして…。
「さあ舞台は出来上がった!!ゴール!!今度は 貴様が恐怖を味わう番だ!! ただじゃ殺さんぞ!! 貴様にたっぷりゲッターの恐ろしさを見せてやる!!」
その後武蔵の弔い合戦の際に。後述の物と異なり、こちらは正真正銘「ゲッターの恐ろしさ」だけである。
「ゆるさん! 鬼め!!」
帝王ゴールとの決着に介入し、彼を惨殺した百鬼獣に逆上した際の咆哮。竜馬にとってもゴールにとっても、非常に悔いの残る結末となった。
「がんばるとも! あの子たちの未来のためにも!」
アンドロメダ病原菌によって死亡した少年の姿に悲しみと怒りを露にし、直後に百鬼との戦いに出撃する際に。
漫画版やOVA版の竜馬はバイオレンスな面が取り上げられがちだが、この台詞からもわかるようにその本質は篤い義侠心と確かな正義感を併せ持った好青年である。しかし、竜馬はこの戦いの後、あまりにも残酷な事実を知る事になる…。
「きさまらは百鬼一族と同じだ!! いや……それ以下の虫ケラだ!!」
現代人に代わって再び地球を支配すべく現代人の肉体を手に入れることを目論み、手始めに「簡単にすむ手術」で竜馬達の肉体を手に入れようとするアトランティス人達に対し怒りを露にして。直前、彼らの眠りを妨げてしまったのが人類である事を知り、同時に先ほど自分達を助けてくれた彼らに心から謝罪と感謝の言葉を述べたのだが、直後に拘束された隼人と弁慶の姿を目の当たりにし、そして彼らが身勝手な理屈で現代人に成り代わり地球を支配しようとしている事を知り、怒りを隠せなかった。
「今、日本国民が味わっている恐怖感を貴様にも味あわせてやる……ゲッターの恐ろしさをな~~~!!」
日本を占領した百鬼帝国との最終決戦での台詞。スパロボではTV版の竜馬が「貴様にも~」と言っているが、生真面目なTV版の竜馬だとなんだか不釣合いな感じもする。また、この時の漫画版の竜馬は凄く悪そうな笑みを浮かべている。なお、この台詞を見ればわかるが、本来味あわせるのは「ゲッターの恐ろしさ」だけでなく、「日本国民が味わっている恐怖感」なので、スパロボの「貴様にも~」は間違ってはいないが若干ニュアンスが異なる感がある。
竜馬「おれたちはそう簡単にくたばるほどヤワじゃねえぜ」
隼人「危機一髪だったがな」
弁慶「悪運が強いってやつだ……」
原作漫画の復刻版で追加されたシーンにおいて。ゲッターがグラー博士の百鬼羅王鬼と相討ちになったと思い勝利を確信したブライ大帝だったが、太陽を背に、ゲッタードラゴンがその勇姿を現し、ブライ大帝は顔面蒼白に。この時のゲッターチームは(特に弁慶が)かなり悪そうな顔をしている。
「…もう俺達にはこいつしか残ってねえんだ」
「パワーのちがいは腕でカバーするぜ!」
恐竜帝国の残党に奪われたゲッターGに対抗すべく、浅間山の博物館に展示されていたゲッター1を見上げて。博物館の職員からは「無茶です」と窘められるものの、もはや奪われたゲッターGに対抗できるロボットは旧ゲッターを置いて他に無かった。竜馬達はそれを承知でゲッターGに挑む。
竜馬「悪いな…俺達は目を瞑っても合体できるんだ」
隼人「ゲッターに慣れていないベンケイよりも合体が遅いのが命取りよ。腕の違いだな!」
弁慶「わはは、おれより遅いとはお笑いだぜ」
恐竜帝国の残党に奪われたゲッターGに対して旧ゲッターとの間の性能差を「合体のスピードの差」で埋めて。何より凄いのはゲッターチームが目を瞑っても合体できる」という事実だろう。
だよ」
「愛をもって接すれば犬は応えてくれるのさ」
元気に「犬の調教がうまい」と評されて。かつて野良犬の首をちぎり飛ばした人間の台詞とは思えない爽やかな発言である。
しかし、この時調教されていた犬は不自然なまでに竜馬にヘコヘコしていたりする…。おまけにゲッターの出撃と言う事で自分に寄りついて離れないその犬に対して竜馬は払い腰でぶっ飛ばしている。
余談ながら、SRWの一部作品では竜馬が精神コマンド「愛」を所持している。
「こいつが有機体ならぶっ殺す メカなら!! ぶっ壊す!!」
どっちにしろ叩き潰すから変わらないと言う意味。シンプルな真理である。なお、この台詞は『第2次Z』でチェンゲ版竜馬機械獣相手に言っている。
「ふざけるな。おれはこんなものに生かされてるとは思わねえ。おれはおれの力で生きてる。おれの力で未来を作る!!」
「誰かが言ってたぜ。運命に従うのも運命なら、運命に逆らうのも運命だってね!!」
ゲッターを降りる事を決意した際、ゲッターの研究を続けようとする隼人に対して。竜馬の「運命」に対する、独特の考えや強い信念がとても強く表れている台詞である。
「おまえとおれは根本の所で違うのさ。だから面白い…」
上記の会話の後の発言。隼人と決別する事を決めながらも、2人の友情は全く揺るがない。原作漫画版の竜馬と隼人の関係を表した発言と言える。
「ゲッターはここまで来るのか!? おれたちはここまで来るというのか!? おれたちはどこまでバケモノになってゆくんだ!?」
時空を越えたその先で、ゲッターエンペラーを目の当たりにして。既にゲッター聖ドラゴンによって支配された世界を目の当たりにしていた事もあり、ゲッターがもたらすそのあまりにも恐ろしい未来の光景に、竜馬は改めてゲッターへの危機感を強める。
「なんてことだ いったい…なにがなんだってんだ ウォオ―― ゲッター ゲッターロボ ゲッターロボ!! きさまはいったい! なにを考えてる ゲッターロボ きさまはいったいおれたちになにをやらせる気なんだ!!」
真ゲッターロボ (原作漫画版)』のラスト。全てが終わり、完全に壊滅した新早乙女研究所にて真ゲッターロボにぶつけた叫び。ゲッターは何も答えず、ただ静かに、新早乙女研究所の地下深くでは、ゲッタードラゴンが胎動していた…。
「宇宙の原理に身をまかせよう」
原作漫画版『ゲッターロボ號』の最終話にて。真ゲッターロボに取り込まれながら呟いた台詞。
「すばらしいことだよ」
原作漫画版『ゲッターロボ號』の最終話での台詞。これが隼人と交わした、そして流竜馬としての最後の言葉だった。彼は、この後…。
ちなみに、この時の竜馬と隼人のやり取りは往年のSF映画『2010』に由来している。同映画の劇中にて、モノリス(ゲッター線の元ネタとされる、異星人のコンピューターである黒い石版)の使者として現れた前作の映画『2001年宇宙の旅』の主人公であるデイビッド・ボーマンが『2010』の主人公であるヘイウッド・フロイド博士の「一体これから何が起きるんだ」という問いに対して、「すばらしいことだ」とこの時の竜馬とほぼ同じ返答をしている。ついでに作品の初出時期は、こちらの映画の方が先である。
「友よ、また会おう」
命の種子となって火星へと飛び去っていく真ゲッターロボ地球に向けて送った最後の言葉。竜馬一人の台詞ではないが、きっと竜馬の心からの言葉だろう。

その他

「じじい! 突然こんな所へ連れてきやがって! 一体何の用だ!」
様々なゲッターロボが共演する派生ゲーム作品『ゲッターロボ大決戦!』において、竜馬が早乙女博士に対し口走った、最初の台詞。

スパロボシリーズの名台詞

戦闘台詞

「貴様にも味あわせてやる、ゲッターの恐ろしさをなっ!」
「ストナァァァァァァ・サァァァァンシャァァァァイン!!」
ストナーサンシャイン使用時。前半部分は「味わわせて」が正解。
武器名シャウトの方は、実はこの技の本家にあたるチェンゲ竜馬とは微妙に違う(こちらは「シャイン」も伸ばすが、向こうは一息に言い切る)。

旧シリーズ

「くっ! やはりプロトゲッターではパワー不足か!」
『第3次』第1話「暗雲」で敵と戦闘した後に言う台詞。実際、プロトゲッターの攻撃力はゲッターの半分にしか過ぎず、竜馬の台詞にも説得力がある。
「行くぞ、ハヤト、ムサシ! …あ…」
「そうか…ムサシはもういないんだったな…」
『第3次』第48話「プルとプルツーと」より、武蔵が死亡した後に出撃した際に言う。
「ゲストとインスペクターは、どうして同じ異星人同士で、争ったりするんだ?」
『第4次(S)』「ゲストとインスペクター」より。メキボスと合流しゲストに関する情報を聞かされた時の一言。
この反応自体は至極当然のものだが、竜馬自身を含めた地球人もそれまで散々地球人同士で戦争を繰り返していたのを失念していたのか、直後にメキボスに「本気で、それ、言ってるのか?」とブーメランを返されている。
これだけだとただのボケにも見えるが、地球人だろうとそうでなかろうと、生物が集まれば争いが起きるものだという業を再認識させられるセリフ。
「どうしてって、正義の為さ」
『F』第19話「ネルフ襲撃」より。シンジに何故戦っているのかを問われた時の台詞。甲児の返答とは対照的に実に正統派のヒーローらしい正義感溢れる返答である。
なお、TV版では武蔵からも同様の疑問をぶつけられ、似たようなニュアンスで返答している。

αシリーズ

αα for Dreamcast

「黙れ!! 今から貴様らに思い知らせてやる…俺達の怒りと、本当のゲッターロボの力をな!!」
スーパー系ルート第19話「激突! ゲッターロボVSゲッターロボG」より。武蔵を死に追い遣った(と、この時点では思い込んでいる)ゴーゴン大公へ抑えきれぬ激情を叩き付ける。
憤怒の竜馬へ呼応するかの如く、スペック以上のパワーを弾き出すゲッタードラゴンの猛威にゴーゴンは戦慄した。
「ベンケイ! ムサシはこんな時でも弱音を吐かなかったぞ!!」
同じくスーパー系ルート第19話より。初出動という事も影響してメカザウルス軍団の包囲網に臆する弁慶へ檄を飛ばし、新生ゲッターチームの初陣を飾るべく戦場に殴り込む。
「シンジ君、ヤシマ作戦の時はありがとう。君が使徒を撃ち抜いてくれなかったら、俺達はやられていた」
第26話「紅いエヴァンゲリオン」より。正式にロンド・ベル隊へと配属されたシンジへ、「ヤシマ作戦」時に於ける彼の活躍振りを称える。シンジは「単にトリガーを引いただけ」と謙遜するが、他人から褒められる(認められる)事の心地良さを竜馬の言葉から感じていた模様。
「…ゲッターが……ゲッターが言っている…ストナーサンシャインでお前の中に巣くう悪魔を消し去れ、と…」
「そして、お前に新たな命を与えろと…言っている」
「ゲッターの力を信じるんだ!」
ゴラオン隊ルート第45話「神か、悪魔か…」で、EVA3号機目掛けてストナーサンシャインを放つよう竜馬の脳裏に直接語り掛けてくる真ゲッターからの「意志」を受け、イチかバチかの勝負に打って出る。最後の台詞はDVE仕様。
「シンジ君…何かあったら俺達を呼んでくれ。すぐに駆けつける」
「それぐらいの権利は俺達にだってあるだろう…?」
第62話「愛・おぼえていますか」より。シンジフラグを立てていない場合、カヲルの死もあって弱気なままネルフに戻るシンジに失望して怒る甲児を制してシンジに言った言葉。なんだかんだでシンジに目をかけている甲児同様、彼もシンジを信頼している事が分かる台詞。
「シンジ君…言っただろう。助けがいる場合は俺達を頼れ、と…」
第64話「Air」でシンジフラグを立てない場合、甲児や洸とともに颯爽と助けに来たときの台詞。上の台詞を正に有言実行した。

α外伝

「世界と仲間の両方を守ってこそロンド・ベル隊と言えませんか、エマさん…?」
第18話(ビシニティルート)「機械の獣たち」で隼人と揉めた後のエマとの会話で発した台詞。

第2次α

「ほ、補充…! そ、それだけなんですか…?」
「死んでいったムサシにありがとうの一言ぐらい…っ!」
第24話「帝王ゴール決死の猛反撃」or「恐竜帝国の逆襲-後編-」より。上述で戦死した武蔵に対して、冷たい態度を取っていた三輪に激怒していた。
「俺はゲッターが示す未来があるのなら、それを見たい気もする…」
「心の中の不安や恐れを越えてな」
第42話「恐怖!日本制圧作戦!!-後編-」より。真ゲッターロボに対する漠然とした不安を上記の台詞で払拭する。幾らか漫画版の隼人を思わせるような動機で真ゲッターを受け入れた訳だが、この時点で折り合いを付けた筈の覚悟が後の『第3次α』では再度、揺らぎ続ける事に…。
「俺達は心を持った生き物だ! 例えその心が弱くとも、お前達にそれを奪われてたまるものか!」
第47話「大東京消滅-後編-」or第56話ハマーン休戦ルート「機械仕掛けの世界-後編-」or第51話ハマーン拒絶ルート「機界転生-後編-」に於けるEI-01との戦闘前会話。人間のゾンダー化を「力を与える為」と嘯くパスダーの詭弁を、真っ向から斬り捨てる。
「オルバン大元帥、自分の事しか考えられないお前に宇宙に生きる資格はない!」
第50話ハマーン休戦ルート「小バームの大攻防戦」or 第53話ハマーン拒絶ルート「許されざる罪」より。存在そのものを否定する極めて辛辣な台詞で、オルバン大元帥の呪詛の言葉を一蹴した。
「イルイ! 君はムサシの為に泣いてくれた…! あの時の事を思い出してくれ!」
「目を覚ましてくれ、イルイ! 人類は自分達の力で未来を創ろうとしているんだ!」
「ゲッター線の力じゃない! 未来へ進もうとする意志が、人間を進化させているんだ!」
最終話でのイルイ説得イベントより(武蔵死亡の場合)。人類の可能性を説くのと同時に、本来の優しい心を取り戻すよう彼女へ語り掛ける。
「見ているかムサシ…俺達はお前に貰った生命で、人類の未来を切り開いてみせる…だから、ムサシ…この一撃に力を貸してくれ!」
同上。ガンエデンとの戦闘前会話(武蔵死亡の場合)。亡き友の想いを加たゲッターロボが、4人分の力を発揮して人造神を討つ。

第3次α

「そのために赤ん坊を危険な目にあわせるなんて…!」
「生き残るためとはいえ赤ん坊を戦場に連れ出すなんて…! そんなやり方を俺は認めない…認めるものか!!」
「赤ん坊の涙でイデを引き出すようなやり方を俺は認めない…! 俺は…イデの力やゲッター線がなくても…絶対に地球を…みんなを守ってみせる!!」
第39話惑星キャラルルート「果てに待つもの」より。ルウの純粋な防衛本能でイデの力を引き出そうとしたシェリルのやり方を否定したときの台詞。
「見ていろ、コスモ! 俺はゲッター線になど負けない! 俺はゲッターと共に運命に立ち向かう!行くぞ、ゲッター!!」
同上。ゲッター線に対する迷いを払拭し、真ゲッターロボで臨戦態勢に入った際の咆哮。暗にコスモに対しても、イデの意志に屈する事無く抗い続けろと促している。
「ハヤト、ベンケイ…。俺はもう迷わない…俺はゲッター線に…宇宙の定めた運命に抗ってみせる…! そのための力を貸してくれ!」
同上。αシリーズでは『α』の頃から真ゲッターロボの強大過ぎるゲッター線のエネルギーを恐れてその扱いに苦悩していたが、中盤に武蔵の姿をしたゲッター線の思念体と出会うことにより、ゲッター線を受け入れる覚悟をする。
「シンジ! 君が諦めちゃいけない! 逃げちゃいけないんだ! 思いだせ、俺達と戦った日々を! お前はもう少年じゃない! 地球を守る戦士なんだ!!」
第52話「世界の中心でアイを叫んだけもの」より。EVAに取り込まれたシンジと対峙した時の戦闘前会話。『α』とは違い君付けではなく呼びつけであるが、台詞から察するに彼をかつての後輩から対等の戦友として認めているとも考えられる。同様の事がアムロにも言える。
「お前にゲッターの力を引き出す事は出来ない! それが出来るのは、生きるために戦う俺達3人だけだ!」
第54話「神に守られし星」に於けるエツィーラとの戦闘前会話より。ゲッターに秘められし「無限力」を、自らが引き出すと嘯く魔女の戯言を毅然と跳ね除ける。
「イデは関係ない! お前もαナンバーズなら、一緒に力を合わせるんだ!」
「俺達は自分の力で生きるんだ!」
第57話対バッフ・クランルート「憎しみの環の中で」より。大彗星から離脱する為の一斉射撃を放つ際、イデのパワーが上がりきっていない事に戸惑うコスモへ檄を飛ばし、コスモも迷いを払拭して力強く応じる。
「君達だけを行かせはしない…! みんなの力を合わせ、みんなで地球へ帰るんだ」
第59話「果てしなき流れの果てに」より。『トップをねらえ!』とのクロスオーバー台詞。DVE仕様である。
「行くぞ、ケイサル・エフェス! 無限の力はゲッター線じゃない!」
「ゲッターと共に戦う俺達の正義の心だーっ!!」
「ケイサル・エフェス! ゲッターの力、今こそ思い知れ!」
最終話「終焉の銀河」or「今遥か遠い彼方…」の逆襲時に於けるケイサル・エフェスとの戦闘前会話、及び真・シャインスパークで止めを刺した際に発生する特殊戦闘台詞無限力に固執する霊帝を、人の想いが打ち砕いた瞬間である。
(宇宙の果てでお前と再び会えた時、俺達はどんな話をするんだろうな…)
エンディングで、武蔵の魂へ新早乙女研究所所員として、ゲッター線を追求し続ける道を選択した事を告げるモノローグ。
「だが、それは誰かの決めた運命じゃない。俺達がそう望むからだ」
同上。外宇宙へと新たな旅に出るコスモとの別れ際に、再会を望む彼に贈った言葉。この言葉に、コスモも笑顔と共に頷く。

Zシリーズ

「でも、俺は信じたい…。鬼にだって心を持った奴はいる…。あの牛剣鬼にも家族を愛する心はあった。心ある者同士ならわかりあう道もあるはずだと…」
『Z』第28話「魂のコスプレイヤー」にて、牛剣鬼を不本意ながら討ち果たしてしまった事で「お互いを受け入れられないのなら戦うしかない」という流れになった自軍部隊に対し、それでも自身の理想を貫こうとする。この姿勢にはコーラリアンとの対話を望むホランドもうなずいていた。
「最近、感じるんだ…。俺以外の俺を…」
「…この世界には俺は俺しかいない。だが、別の世界…別の宇宙には別の俺がいるんだろう…」
「その存在を感じるんだ…。それが近くまで来ている事を…」
(だが、もう一人の俺が目の前に現れたら、俺は…)
『Z』最終話より。突如として平行世界の自分自身の存在を感じ取って。果たして、Z世界の竜馬が感じ取った平行世界の竜馬とは一体誰なのか…?
そして現れる平行世界の竜馬統合される二つの多元世界…『第3次Z天獄篇』で明らかになった平行世界のゲッターが集まる領域から、この竜馬はあの艦隊に組み込まれたのかもしれない。後々の辻褄合わせにも聞こえるが、この会話はゲッター艦隊の竜馬が近づいてきているというニュアンスともとれる。
「そうはさせるか! 俺達は、それを止める為に戦う!世界は未来に向けて進むんだ! 過去からの亡霊は、ここで消えろ!!」
ZSPD』シークレットエピソード第2話「執行者」に於けるターンXとの戦闘前会話より。自身が「新たな黒歴史を創造する」と嘯くギンガナムの妄執をバッサリ斬り捨てる。
「だが、俺達は違う!人間の可能性を信じている! だから、こうして戦える! 俺達の声が聞こえるなら、戦いを止めろ! 人間は世界を変えていけるんだ!!」
『ZSPD』シークレットエピローグ最終話「黒い歴史を越えて」に於けるXAN-斬-との戦闘前会話より。「執行者」の悲観論に皮肉を漏らす弁慶&隼人らに追従し、執行人たるブラックオーバーマンへ改めて人類の可能性を訴える。

携帯機シリーズ

APORTABLE

「どうした!? み、三輪長官! まだウロウロしていたんですか!?」
第9話地上ルート「その名も、ザンボット3」or「ザンボット・コンビネーション」より。三輪が正体のバレたリサを射殺しようとした場面に出くわして。「さっさと帰って欲しかった」という本音が透けて見える。
竜馬「はは、はははは…こいつ、心配かけやがって…!」
隼人「頑丈かよ…ハハハハハ!」
ミチル「ホントに…心配…かけるんだから…」
第15話「燃える友情」or「集う「G」」より。武蔵の生存フラグが成立した場合、レインから武蔵が「普通なら絶対に死んでいるが、ガンダムファイター並に頑丈なので助かった」と告げられて。

W

「…うらやましいな、白鳥さんが…」
第2部第32話「終わるハイスクールライフ」より。ミナトのあまりの良妻ぶりに思わず出た本音。
「黙れシンクライン! 俺はそんな人を見下したような笑い方はしないぞ!!」
第2部第40話「勇者の真実」より。シンクラインに声のことで親しみを覚えたと言われて。声優ネタであるが、さぞ迷惑であったろう。
「たとえ、そうだとしても今日この日を世界最後の日にさせはしない! そして、その世界の終わりをお前に見せてやりはしないぞ!!」
第2部第51話(プラントルート)「進んだ道の先」より。クルーゼに対して言った台詞。わざわざ『世界最後の日』と言う辺りにニヤリとしてしまう。

単独作品

「君が世界を愛する限り、世界は君を拒絶しない…」
MX』第29話「冥王、暁に出撃す」で鉄甲龍との決着をつけ、己のアイデンティティを確立して戻ってきたマサトを、上述の台詞で改めて「仲間」として迎える。
「俺は…俺達は…ムサシに続いてハヤトまで失ってしまった…!」
『MX』第42話「神よ、百鬼のために泣け」における百鬼帝国との最終決戦で、隼人が戦死したものと思い込み嗚咽する。
「お前が科学によって生まれたのなら、俺達は科学の結晶のゲッターロボで…お前を叩き潰してやる!破片ひとつ残さずにな!!」
『MX』最終話「約束の地」でのAI1との戦闘前会話。2つ目の台詞が何気に過激で、漫画版を彷彿とさせる。
「くそっ! 馬鹿だ…大馬鹿だ! あの娘は…! レムリアさんも、エレさんも…。仲間の犠牲の上に成り立つ勝利なんて俺達は望んじゃいないのに…!」
SC2の中盤でエレグラン・ガランを守るために自身が乗っているゴラオンゲア・ガリングに特攻してしまい…。
「達人さんみたいな人間をもう出したくないからですよ」
X-Ω』第1章 16話 エピソード1で、早乙女博士に戦う理由を問われた時の返答。本作の竜馬はOVA版に近い性格だが、人間関係はTV版に近い事が窺える一幕である。ストーリー改編に伴い、残念ながら現在はこのやり取りを見ることが出来ない。
「こいつでどうだ!ゲッターキィック!!」
X-Ω』でゲッターキックを使用した時の台詞。スパロボで「ゲッターキック」が実装されたのは今作が初である。

スパロボシリーズの迷台詞

「ぼるするく?」
「ヴォスルクス?」
『EX』リューネの章第8話「ヴォルクルスの影」より。リューネから「ヴォルクルスって言葉に聞き覚えない?」と言われた際に返した珍台詞。
「駄目だ!もっと気合を入れるんだ!いいか、スーパーロボットの技は叫び声が重要なんだぞ!!」
「はい、じゃない!ラジャー!もしくは了解だ!!」
「違うっ!こうだ!!トマホゥゥゥク・ブゥゥゥメラン!!」
『α(DC)』(ゴラオン隊ルート)第55話「父の胸の中で泣け!」に於けるバスタートマホークブーメラン猛特訓の一コマ。生真面目な竜馬らしからぬ異様なノリの良さと、『電視大百科』CMの神谷教官ネタやDVEまで用いる悪ノリ演出が楽しいが、押さえるべきポイントを端的に説明している為か隼人曰く「教え方は上手い」らしく、教え子のノリコも短時間でマスターする辺り、コーチとしての竜馬は非常に優秀だった事が窺える。
(…何でガンバスターに専用のバットなんかあるんだ…?)
同上。ガンバスターの裏設定を知らないプレイヤー誰もがツッコミそうな疑問を、竜馬も思い浮かべる。
「三重県…別に重要な都市や基地があるわけじゃないだろう?」
『IMPACT』第1部第6話「舞い上がる翼、舞い降りる翼」より。三重県の人たちにとても失礼な発言をしている気がしなくもない。
「やめろ、甲児君! 中の人などいない!」
『W』第2部第32話2週目「決意のパートタイムジョブ」より。甲児ボン太くんの着ぐるみの中の人の正体に言及しようとした時に発した台詞。この時のシナリオは完全にギャグ回。
「フ…俺もボインちゃんが大好きだからな」
『Z』ランド編第28話「魂のコスプレイヤー」にて。無論ジョークだが、柔らかくなった『Z』の竜馬を象徴するセリフだろう。本来は隼人のセリフだが、声のせいで某冴羽さんを連想しなくもない。
「スッキリしてきやがった…俺の頭ん中がなぁ!」
X-Ω』の戦闘中に精神スキル覚醒」を使用した際の台詞。OVA版竜馬を思わせる凶悪かつアブナイな台詞だが、作品自体の出典はTV版である。
ちなみにこれはゲッター1限定の台詞であり、ドラゴンの場合は「これは…ゲッターの…」になる。

搭乗機体

ゲッターロボ
ゲッター1
ゲッターロボ』での乗機。ゲッターロボの空戦形態。
ゲッターロボG
ゲッタードラゴン
ゲッターロボG』での乗機。ゲッターロボGの空戦形態。
真ゲッターロボ
真ゲッター1
真ゲッターロボ (原作漫画版)』での乗機。真ゲッターロボの空戦形態。

SRWでの搭乗機体

プロトゲッターロボ
プロトゲッター1

余談

  • 初期案では巴武蔵と同じく戦死する事になっており、来栖丈(くるす・じょう)なる新リーダーのラフデザインも起こされていたが不採用に終わっている。
  • 2008年にリリースされたパチスロ版ゲッターロボでは漫画版基準のデザインとなっており、檜山修之氏が声を演じている。
  • 故・石川賢氏の同名作品をTV版キャストで収録したCDドラマ『ゲッターロボ対ゲッターロボG』に登場する竜馬は、空手に関する発言などから漫画版をベースにしているものの、TV版を彷彿とさせるニュアンスや大枯文次が登場する事などもあってTV版と漫画版の世界観が融合した「更に別次元の竜馬」である事が示唆されている。『X-Ω』の竜馬もそれに近い存在なのかもしれない。

脚注

  1. ちなみにアニメと別物となったのは、石川氏がアニメ準拠の爽やかなタイプは動かしづらくて苦手と評した他、永井豪氏から「思い切ってアニメと変えよう。俺もデビルマンはアニメと変えたから」とアドバイスを受けた事が『激マン! Z&グレート編』で描かれている。

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