決意

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決意は、精神コマンドのひとつ。

概要

エクストラアクションに必要な自身のExCカウントを5上昇させる。上昇手段の限られるExCカウントを一気に引き上げる強力な精神コマンド。初出は『スーパーロボット大戦X』。

登場作品

VXT三部作

スーパーロボット大戦X
消費SPは40-50。初使用と同時に、トロフィー「新たな決意」を取得できる。同作のExアクションのラインナップは「ブーストダッシュ/2ExC」「ダイレクトアタック/2ExC」「トリックアタック/3ExC」「スマッシュヒット/3ExC」「マルチアクション/3ExC」であり、これらから5ExC分選んで使用できるに等しい。
単体でも非常に優秀な精神だが、特筆すべきはマップ兵器持ちとの相性の良さであり、前作『V』にて猛威を奮ったExCを消費して連撃→MAP兵器でExCを回収のループによる無限行動が格段に安定かつ始動が容易になったほか、戦艦の「Exオーダー」と組み合わせることでバランス崩壊レベルの支援効果を生み出す。
スーパーロボット大戦T
消費SPは45-50。今回は大幅に習得者が減り、戦艦乗りも一人だけになった。

単独作品

スーパーロボット大戦X-Ω
本作自体のゲームデザイン自体が全く異なるため、全く別の効果。
通常クエストでは「一定時間、攻撃力、回避率大アップ、被ダメージを大きく軽減」。VS系の効果は「自分の色のコアを2つ獲得。さらに3ターン、与えるダメージが30%アップし、行動力1000アップ」であり、こちらは概ね元の効果の面影を残している。
スーパーロボット大戦DD
通常のゲーム性に近い作品だが、ExC未採用なので効果が大幅変更。使用可能回数1回。1アクションの間、攻撃力・防御力・照準値・運動性が20%増加する。気力が170まで上がったときに並ぶほどの補正値になっている。
ユニットパーツ「夏色のアスカ」追加以降、「決意」対応パーツの昇格で使用可能な「決意+」が追加。昇格前の時点で使用可能回数2回と強力だが、昇格後は増加値が全て30%増加に強化される。
スーパーロボット大戦30
消費SPは50(結城沙羅のみ55)。『X』『T』で猛威を振るった戦艦単独での無限ループ行動は、戦艦がExアクションを利用不可能になったことで使用できなくなった。しかし母艦の他ユニットへの支援能力は衰えておらず、ドライストレーガーのSPを補助してやれば様々なユニットを連続行動させることができる。

主な使用者

修得者は全員、己の目的のために確固たる意志を持ち行動した者や、原作においてその後の物語や結末に重大な影響を与えた決定や決断を下した者となっている。

スーパー系

シモン
兄貴分を超えて、地の底から飛び出て天の元すらも超えて進む「決意」を持つ螺旋の男故に習得。
今作のグレンラガンはMAP兵器を持っていないので活かし辛い期間が続くが、超銀河グレンラガンに変化してからは戦艦扱いにもなるため、サポート役もこなせる。戦闘用のコマンドはヴィラルダヤッカも持っているが故に決意にSPを割くのは難しくない。
獅子王凱
勇気と共に地球を守るという熱い「決意」を持つ勇者ゆえに習得。
通常のガオガイガーならば、移動後使用可能なマップ兵器と決意を両立できる唯一の組み合わせであり、相性は言わずもがな抜群。敵ユニット殲滅能力に更に磨きがかかる。
スターガオガイガー時でもマルチアクションで位置取りが出来るため、マップ兵器の使い勝手が増す。しかし、いずれもSPの関係上、勇気との兼ね合いが難しいので、使い所は選びたい。
『30』では初期機体のガオファイガーにマップ兵器はないため使い勝手が落ちたが、ガオガイガー以降は所持しているため、乗り換え後は有効活用出来る。特に最終機体ファイナル・ガオガイガーの場合は他の精神コマンドを豊富なサブパイロット達で代用できるため、凱のSPを全て決意に充てることが可能。
流竜馬 (DEVOLUTION)
「自分自身の物語の主人公を演じ切る」こと、ならびに「奪おうとするなら自分が世界ごと全て奪う」ことという、の2つの「決意」により、ゲッターを呼応させ適者進化態という進化を導き出した男。
OVA版竜馬と唯一異なる精神。マップ兵器のない純粋なアタッカーであるため、主に攻撃補助やマルチアクションでの進軍に使うことになる。DEVOLUTION版弁慶が「勇気」を持つため、竜馬の精神は決意に集中できるのが強み。

リアル系

シャア・アズナブル
『X』『T』で習得。変わらぬ宇宙世紀の人々の考えに絶望し、地球を壊すことを「決意」した彼にうってつけのコマンド。そのためか、「クワトロ・バジーナ」名義で迷いを抱え続ける『30』では習得しなくなった。
ニュータイプかつ乗り換え可能なため、マップ兵器を持つΖΖガンダムナイチンゲール(隠し専用機)に乗せることで鬼神のごとき殲滅力を発揮する。
特に隠し専用機のナイチンゲールとの相性が最高であること、初期状態で無双に必須なヒット&アウェイを習得していることを考えると、意図的にデザインされた戦法なのかもしれない。
ベルリ・ゼナム
精神同様『X』が初参戦。習得は早いが、本領を発揮するのはG-セルフにパーフェクトパックが追加されてから。
シナリオ中でシャアとの気質の類似性を指摘されている彼であるため、同様の精神を習得することが演出の一環となっているとも考えられる。
乗り換え不可だが専用機に非常に合致した性能をしており、マップ兵器の中でも最上位の火力を誇るフォトン・トルピードとの相性がひたすら凶悪。
張五飛
亡き妻が信じる正義のために己が正義となることを「決意」し、犠牲の上に成り立つ平和という名の正義の正しさを追い求めた結果、今度は自ら人類の脅威=悪になることを「決意」したが故か習得。
他のキャラが4つ目以降に習得するのに対して、彼は3つ目と早めに習得する。
ただ、マップ兵器がなく武器攻撃力も高くないアルトロンでは有効に活かし辛いため、ウイングゼロに乗せ換えてしまうのも手。
ルルーシュ・ランペルージ
かつて祖国を潰すと心に決め、数奇な運命を辿った末に一度死した身だが、『X』第18話「目覚める決意」で再び戦う事を決めた彼が持つに相応しいコマンド。
「魂」やマップ兵器持ちである事以外にも、本作では貴重な最高レベルの指揮官持ち、そして彼専用コマンド戦術指揮を持つことから、他の「決意」持ちとは一味違った運用が可能。
例えば、「決意」を使用→マルチアクションを絡めれば、離れた場所にいる味方に戦術指揮をかけることが可能。
『30』でも習得するが、マップ兵器が方向指定広範囲型に変更されたため、こちらがメインになる事も。
ダバ・マイロード
かつて自らの全てを奪ったポセイダル軍への反乱を「決意」した者。
後半に乗り換えるエルガイムMk-IIは、「範囲が細いMAP兵器」と「長射程の最強武器」の2種類で、殲滅力や攻撃力は高いが燃費が劣悪なので、トリックアタックやマルチアクションに頼りたくなる状況が多くなりやすい。エースボーナスと決意により、ExCを切らしにくいのが心強い。
マクギリス・ファリド
何と1つ目の精神コマンドとして習得している。彼の初志を表したかのような配置。
機体の燃費は悪くないためトリックアタックに使う必要は薄く、スマッシュヒットとマルチアクションに優先して使っていける。
また、搭乗機のガンダム・バエルは飛行可能ではあるが適応はBなので、水上を駆け抜けるような場合はブーストダッシュを使うほうが良いケースも考えられる。

その他

ネモ
ベルリ同様に『X』が初参戦。彼もまた謎に包まれた過去に「決意」を抱える存在。
『X』一番のバランスブレイカーになり得る存在であり、その理由はExアクション以上にぶっ飛んだ効果を生み出す艦長専用のExオーダーにある。
彼にとっての決意はつまり消費SP40での「ユニット5体を回収して補給」だったり「周囲4マス全員の格闘・射撃・回避を10アップ・防御を15アップ(10回まで重ねがけ可能)」だったり、もしくは「行動済みの味方の行動回復」だったりする。
部隊全体を柔軟に動かすための起点として、非常に重要な役割を担う。
更に自身も強力な着弾点指定型マップ兵器持ちであるため、間違いなく『X』にて最も「決意」を有効活用できる存在と言える。
ハーロック
宇宙戦艦・アルカディア号を駆って理想郷・アルカディアを目指す「決意」を抱える宇宙海賊。
ネモ船長同様に戦艦乗りの決意習得者でその使い勝手は彼が証明済みだが、そのネモ船長が猛威を振るいまくっていた煽りか、習得はかなり遅めである。また、向こうと比べて消費SPが大きく、アルカディア号はマップ兵器を持たない。
馬神弾
『X-Ω』における決意習得代表者の一人。専用パイロットパーツにて取得。一時期失意の中で荒んでいたが、己の命が犠牲になると知った上でも止まらぬその「決意」で世界は救われた。
光龍騎神サジット・アポロドラゴンの必殺スキルコストがかなり重いため、彼を使うならばVSモードではコアを追加できる決意が運用上非常に有効。

バンプレストオリジナル

イオリ・アイオライト / アマリ・アクアマリン
『X』主人公。集中と共にどの誕生日でも必ず習得する。シナリオにおいては彼(彼女)の「決意」の力が重要な役割を持つ。
デフォルトで高い援護技能を持つため、特に連撃効果との相性が良い。
サイゾウ・トキトウ / サギリ・サクライ
『T』主人公(副主人公)。直感と共にどの誕生日でも必ず習得するが、両者のデフォルトの組み合わせ並びに特殊誕生日以外では消費SPが少し高い。
後継機が持つMAP兵器との相性が極めて高いが、その分習得が遅くなっている。
ダイマ・ゴードウィン
(自分勝手な思想ではあるが)「銀河統一計画」を敢行することを「決意」した人物。
ダイガイアンが広範囲のマップ兵器を所持していることもあり、精神コマンドやエクストラアクションを使用する思考ルーチンだったならば、これまでにない強敵と化していただろう。
オリーヴ・オペール
『X-Ω』のオリジナルキャラクター。新パイロットスーツ版のパイロットパーツにて取得。火星遺跡襲撃事件の経験から、「誰かを守りたい」という決意と覚悟をずっと抱いていた。
彼女の持ちうる数少ない戦闘用精神スキルであるため重宝するだろう。
エッジ・セインクラウス / アズ・セインクラウス
『30』主人公。直感と共にどの誕生日でも必ず習得する。それぞれ違う形の親密関係となるが、兄妹どちらがメイン主人公になってもミツバを守ることを「決意」した。
搭乗機体にはMAP兵器が無いため、『X』のイオリorアマリに近い運用になる。劣悪な燃費をフォローするためにトリックアタックに回すという選択肢もある。
エッジは『DD』においても採用され、同作の習得傾向では珍しく比較的早期に習得する。
ミツバ・グレイヴァレー
地球統一を「決意」したが故の習得。『30』における決意習得艦長枠。
『30』ではExオーダー「行動回復」のコストが1増えているが、強化パーツやスキル習得でのSP底上げがしやすく、更にルルーシュのエースボーナスを連続で使用可能にできることもあって『X』『T』以上の猛威を振るうが、『30』では戦艦はExアクションを使えないため注意。
特にDLC第1弾を当てると手に入る各種特典の中にはSPを全回復する要素が多いため、組み合わせれば更に強力。
『DD』でも支援ユニットパーツという形で習得している。装備ユニットに強力なステータス補正精神を解禁させるため非常に強力。