「底力」の版間の差分

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(→‎底力(特殊技能): OEで異能生存体に変化するのは「異能の力」の方。)
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本作ではユニット能力画面で参照できるデータでは技能LV上昇により効果を発揮するHPの上限と、HP10%以下時の効果のみが表記されているが、実際には従来通り10%刻みで効果が変動する。<br />またNEO同様ほとんどのメインパイロットが所持する上で、通常の底力以外にバリエーションがつけられており、「攻撃」、「防御」、「命中」、「回避」、「[[クリティカル|CT]]」、「[[異能生存体|異能]]」が登場する。この他、同系の技能として「ガッツ」と「[[獣人 (グレンラガン)|獣人]]」が存在する。
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本作ではユニット能力画面で参照できるデータでは技能LV上昇により効果を発揮するHPの上限と、HP10%以下時の効果のみが表記されているが、実際には従来通り10%刻みで効果が変動する。<br />またNEO同様ほとんどのメインパイロットが所持する上で、通常の底力以外にバリエーションがつけられており、「攻撃」、「防御」、「回避」、「[[クリティカル|CT]]率」、「[[異能生存体|異能]]」が登場する。この他、同系の技能として「ガッツ」と「[[獣人 (グレンラガン)|獣人]]」が存在する。
 
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表1
 
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:リアル系の代表的キャラクター。命中&回避&クリティカル率が上がるという点では、長射程を活かした反撃戦法を得意とする彼には有用なスキルである。
 
:リアル系の代表的キャラクター。命中&回避&クリティカル率が上がるという点では、長射程を活かした反撃戦法を得意とする彼には有用なスキルである。
 
;[[キリコ・キュービィー]]
 
;[[キリコ・キュービィー]]
:『第2次Z』では仮にもリアル系パイロットであるにも関わらず、なんとレベル1の時点で底力が最大レベルの9(というより、第2次Zは底力Lvはレベルアップで上昇しない)。敵パイロットを除けば恐らくスパロボ史上初(敵としても登場するが)。特殊技能「[[異能生存体|?????]]」が発動すると、条件上、こちらも最大限の効果が発動しているのでますます手に負えない。彼の設定を考えれば、ある意味間違ってはいないのだが。<br />『OE』では最も効果が強力な「底力:異能」を[[バーコフ分隊]]の仲間ともども所持しているが、後半の章にてキリコのみ同技能が「異能生存体」へと変化する。
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:『第2次Z』では仮にもリアル系パイロットであるにも関わらず、なんとレベル1の時点で底力が最大レベルの9(というより、第2次Zは底力Lvはレベルアップで上昇しない)。敵パイロットを除けば恐らくスパロボ史上初(敵としても登場するが)。特殊技能「[[異能生存体|?????]]」が発動すると、条件上、こちらも最大限の効果が発動しているのでますます手に負えない。彼の設定を考えれば、ある意味間違ってはいないのだが。<br />『OE』では最も効果が強力な「底力:異能」を、「異能の力」(キリコのみ後半の章で[[異能生存体|或るスキル]]に変化)と併せて[[バーコフ分隊]]の仲間ともども所持している。
 
;[[アムロ・レイ]]
 
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:ニュータイプ技能のおかげかシリーズ通して底力デフォルト取得には縁遠かった彼も、OEでついに取得。初登場時に至ってはこれが唯一の技能である。クリティカル率への補正が高い「底力:CT」であるため、ニュータイプ技能によるCTダメージ補正を生かすのに適している。
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:ニュータイプ技能のおかげかシリーズ通して底力デフォルト取得には縁遠かった彼も、OEでついに取得。初登場時に至ってはこれが唯一の技能である。クリティカル率への補正が高い「底力:CT率」であるため、ニュータイプ技能によるCTダメージ補正を生かすのに適している。
 
;[[マサキ・アンドー]]
 
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:一番有効に使えるであろう[[スーパーロボット大戦α|α]]では覚えないのが残念。
 
:一番有効に使えるであろう[[スーパーロボット大戦α|α]]では覚えないのが残念。

2013年10月21日 (月) 13:47時点における版

底力(Real Power)

秘めたる力。特殊技能(特殊スキル)版と、精神コマンド版の二種が存在する。
特殊スキル版の場合は、上位スキルにガッツ(αシリーズのみ)が存在する。

底力(特殊技能

自機のHP残量率が減るほど、命中率・回避率・装甲クリティカル率に補正がかかる。技能レベルの有無や補正対象の能力値は作品によって異なり、α外伝までの作品では技能レベルが存在せず、ユニットの現在HPが50%・25%・8%以下の数値になる事でそれぞれ決められた補正が掛かっていた。現行作品では技能レベルが1~9(一部作品では10)まであり、この仕様はスーパーロボット大戦64から採用された。

技能レベルが存在しない作品では、HPが規定値以下になれば必ず補正が掛かる。例えば、HP5000のユニットが50%の2500まで減った場合、まず装甲に補正が掛かる。25%の1250以下になった場合、装甲値の上昇に加えて命中率・回避率・クリティカル率にも補正が掛かる。単純な数値ではレベル制の底力L7~底力L9に劣ってしまうものの、序盤から利用できる技能しては高い補正値がメリット。命中率・回避率の補正は高レベルの底力に匹敵しながら、現在のHPの25%以下という比較的発動しやすいラインに設定されている点も見逃せない。一度、発動に成功すれば例え2軍パイロットだろうと、雑魚を掃討できる。上昇した装甲のお陰で撃墜される心配もあまりない。

レベル制では、技能レベルが高いほど発動に必要なHPの最低ラインが上昇し、同じHP減少率でもより強い補正を受けられる。低レベルの底力では補正値の低さや、発動条件のHPラインが低過ぎて殆ど役に立たず頻繁に撃墜される。パイロット養成システムが導入されており、補正値が低めの作品では別の技能で上書きした方が安定するだろう。
最高技能LvでHP10%未満だと瞠目に値する補正がかかる作品もある。

撃墜と隣り合わせの技能であるため、底力を発動しても耐えられないような状況ならば、素直にHPを回復させた方がいい。だが装甲や運動性が高いユニットで高レベルの底力が発動すると、殆どの攻撃を受け付けずクリティカルを立て続けに命中させる状態となり、いわゆる無双プレイの強力な手助けとなる。他の防御力や回避率を上げる特殊技能や特殊能力と併用すると、更に効果は増す。ただし連続ターゲット補正がある作品では、重装甲のユニットでないとそのような活用法は難しい。性質上、毎ターンHPを自動回復させるHP回復系の特殊能力とは相性が悪い。

発動条件にHPの減少率が関係する以上、味方ユニットの低めのHPでは折角の効果も生かし難く、結局落ちる時は落とされてしまう。逆に高いHPを持つ敵ユニットで真価を発揮し、HP回復能力と合わせて、しぶとく強い敵になり易い。
敵に持たれると有利で自軍では活かしづらいこの仕様は中々改善されず、特殊技能の取得&上書きが出来る作品では「技能上書き候補」などと言われることもしばしばであったが、Zシリーズにて漸く補正値が見直された。装甲値の上昇率が倍近くに跳ね上がっており、最終的にはなんと2倍に近い数値に装甲が強化される。このお陰で下手なリアル系ユニットが底力を持っていても高い防御力を出しやすくなり、撃墜される心配も減った。ただし、補正値が強化されたという事は敵に対しても例外ではなく、多くの大ボスクラスは信じられない装甲値に上昇する為、半端な攻撃では全くダメージを与えられなくなった。
一方で、Z以前のシリーズで底力を所持していた多くのリアル系のボスクラスのパイロット、シロッコハマーンギンガナムといったパイロットはゲームバランスとの兼ね合いから底力を所持しなくなったので、比較的楽に倒せるようになった。

底力補正表

第2次(PS版)・第3次EXFF完結編COMPACTCOMPACT2

第4次

  • HP1/8以下
    • クリティカル率+50%

魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL

  • HP1/4以下
    • 常時クリティカルヒットになる

スーパーロボット大戦α

ユニットのHP残量(以下)
12.5% 25% 50%
命中率 30% 30% --
回避率 30% 30% --
クリティカル率 50% 50% --
装甲値 30% 20% 10%

スーパーロボット大戦α外伝

ユニットのHP残量(以下)
12.5% 25% 50%
命中率 30% 30% --
回避率 30% 30% --
クリティカル率 50% 50% --
装甲値 50% 25% 12.5%

スーパーロボット大戦64

命中率・回避率・クリティカル率は表3。装甲値は上昇しない。

攻略本では命中率・回避率は表1のように表示されるが、バグにより表3の上昇となっている。

COMPACT3第2次α第3次αMX

命中率・回避率・装甲値は表1、クリティカル率は表2

スーパーロボット大戦A

命中率・回避率は表1、クリティカル率は表3

装甲

ユニットのHP残量(未満)
10% 20% 30% 40% 50%
30% 20% 15% 10% 5%

スーパーロボット大戦R

命中率・回避率は表1、クリティカル率は表3

装甲

底力Lv ユニットのHP残量(未満)
10% 20% 30% 40% 50%
1~3 20% 15% 10% 5% --
4~6 25% 20% 15% 10% 5%
7~9 30% 25% 20% 15% 10%

スーパーロボット大戦D

命中率・回避率・装甲値は表1、クリティカル率は表3

スーパーロボット大戦Z

命中率・回避率は表1、クリティカル率は表2、装甲値は表3

スーパーロボット大戦NEO

本作では防御・命中率・回避率に影響、クリティカルへの補正はない。なんと味方メインパイロットのほとんどが底力を持っている。その代わりに補正率は全て表4の通りと、他作品より効果は低くなっている。

スーパーロボット大戦Operation Extend

本作ではユニット能力画面で参照できるデータでは技能LV上昇により効果を発揮するHPの上限と、HP10%以下時の効果のみが表記されているが、実際には従来通り10%刻みで効果が変動する。
またNEO同様ほとんどのメインパイロットが所持する上で、通常の底力以外にバリエーションがつけられており、「攻撃」、「防御」、「回避」、「CT率」、「異能」が登場する。この他、同系の技能として「ガッツ」と「獣人」が存在する。


表1

底力Lv ユニットのHP残量(未満)
10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
1 5% -- -- -- -- -- -- -- -- --
2 10% 5% -- -- -- -- -- -- -- --
3 15% 10% 5% -- -- -- -- -- -- --
4 20% 15% 10% 5% -- -- -- -- -- --
5 25% 20% 15% 10% 5% -- -- -- -- --
6 30% 25% 20% 15% 10% 5% -- -- -- --
7 35% 30% 25% 20% 15% 10% 5% -- -- --
8 40% 35% 30% 25% 20% 15% 10% 5% -- --
9 45% 40% 35% 30% 25% 20% 15% 10% 5% --
10 50% 45% 40% 35% 30% 25% 20% 15% 10% 5%

表2

底力Lv ユニットのHP残量(未満)
10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
1 8% -- -- -- -- -- -- -- -- --
2 16% 8% -- -- -- -- -- -- -- --
3 24% 16% 8% -- -- -- -- -- -- --
4 32% 24% 16% 8% -- -- -- -- -- --
5 40% 32% 24% 16% 8% -- -- -- -- --
6 48% 40% 32% 24% 16% 8% -- -- -- --
7 56% 48% 40% 32% 24% 16% 8% -- -- --
8 64% 56% 48% 40% 32% 24% 16% 8% -- --
9 72% 64% 56% 48% 40% 32% 24% 16% 8% --
10 80% 72% 64% 56% 48% 40% 32% 24% 16% 8%

表3

底力Lv ユニットのHP残量(未満)
10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
1 10% -- -- -- -- -- -- -- -- --
2 20% 10% -- -- -- -- -- -- -- --
3 30% 20% 10% -- -- -- -- -- -- --
4 40% 30% 20% 10% -- -- -- -- -- --
5 50% 40% 30% 20% 10% -- -- -- -- --
6 60% 50% 40% 30% 20% 10% -- -- -- --
7 70% 60% 50% 40% 30% 20% 10% -- -- --
8 80% 70% 60% 50% 40% 30% 20% 10% -- --
9 90% 80% 70% 60% 50% 40% 30% 20% 10% --
10 100% 90% 80% 70% 60% 50% 40% 30% 20% 10%

表4

底力Lv ユニットのHP残量(未満)
10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
1 4% -- -- -- -- -- -- -- -- --
2 8% 4% -- -- -- -- -- -- -- --
3 12% 8% 4% -- -- -- -- -- -- --
4 16% 12% 8% 4% -- -- -- -- -- --
5 20% 16% 12% 8% 4% -- -- -- -- --
6 22% 20% 16% 12% 8% 4% -- -- -- --
7 24% 22% 20% 16% 12% 8% 4% -- -- --
8 26% 24% 22% 20% 16% 12% 8% 4% -- --
9 28% 26% 24% 22% 20% 16% 12% 8% 4% --

主なパイロット

主にスーパー系主役級が持つが、ヒイロ・ユイテッカマンブレード相良宗介などのリアル系主役級でニュータイプ等の先天系技能を持たないパイロットも持つようになり、底力発動時の回避率はエース級ニュータイプに劣らない。また、任天堂携帯機の主人公はほぼ毎回のように所持している。

逆に天空侍斗牙クライン・サンドマン(この両者は第2次Zで習得)、ロジャー・スミス(Zシリーズのみ)のように底力を持たないスーパー系も稀にいる。ガードシールド防御(要ブロッキング)で驚異的な硬さを誇るロジャーはともかく、斗牙やサンドマンは結構響く。ちなみに、ロジャーも底力さえあれば事足りる為、ガードとブロッキングの2つの技能枠が勿体無いなら、習得するのも一手である。

出展作品を持たない汎用系技能の代表とも言える技能であり、先天技能の補正とも効果は当然重複する。よって、高Lv底力を養成、発動させた後の上位ニュータイプSEED持ちは、必中なしでは攻撃は掠りもしなくなる。敵側の場合も同様であり、両者を同時発動できる第2次αのシャアや、Zオーバーデビルは、戦闘時にはひらめきが必須になる。

敵ボスが持っているケースも非常に多い。HPが10万を超えるようなボスの場合、補正の上昇速度が早い為、倒すのに非常に苦労する(たとえば、HP10万で底力レベルが9の場合、単純計算で残りHP1万を切ると既にレベル9の底力が発動している計算になる)。
加えてバリアガードを併せ持っていたりすると更に厄介で、下手に高レベルの底力を持った敵を瀕死にしてしまうと、生半可な攻撃はおろかそれなりに強い攻撃ですら弾かれたり雀の涙になってしまうこともままあるため、瀕死状態にさせないようある程度削ったら強力な攻撃で一気に倒したり、精神コマンド等で攻撃力を高めた攻撃で手短に倒してしまいたい。

兜甲児
版権作品における代表的キャラクター。
葵豹馬
獅子王凱
搭乗機であるガオガイガー及びその派生機はバリアを持つ為、底力が発動する事はあまり無いと思われる。
ヒイロ・ユイ
リアル系の代表的キャラクター。命中&回避&クリティカル率が上がるという点では、長射程を活かした反撃戦法を得意とする彼には有用なスキルである。
キリコ・キュービィー
『第2次Z』では仮にもリアル系パイロットであるにも関わらず、なんとレベル1の時点で底力が最大レベルの9(というより、第2次Zは底力Lvはレベルアップで上昇しない)。敵パイロットを除けば恐らくスパロボ史上初(敵としても登場するが)。特殊技能「?????」が発動すると、条件上、こちらも最大限の効果が発動しているのでますます手に負えない。彼の設定を考えれば、ある意味間違ってはいないのだが。
『OE』では最も効果が強力な「底力:異能」を、「異能の力」(キリコのみ後半の章で或るスキルに変化)と併せてバーコフ分隊の仲間ともども所持している。
アムロ・レイ
ニュータイプ技能のおかげかシリーズ通して底力デフォルト取得には縁遠かった彼も、OEでついに取得。初登場時に至ってはこれが唯一の技能である。クリティカル率への補正が高い「底力:CT率」であるため、ニュータイプ技能によるCTダメージ補正を生かすのに適している。
マサキ・アンドー
一番有効に使えるであろうαでは覚えないのが残念。
リュウセイ・ダテ
底力を高レベルまで習得するものの、念動力による回避能力の高さゆえ、あまりお世話になる事は無い。逆に言えば、発動してしまえば念動力と相まってさらに回避するようになる。αでは底力の代わりに、上位スキルのガッツ+念動力を習得している反則パイロット。発動してしまえばもう誰にも止められない。
ランド・トラビス
Zの主人公。作品中で最も早いスピードでレベル9に到達し、鉄壁の守りを誇る。ただし、ガンレオンに修理装置があり、HPが自動回復してしまうため積極的に活用するのは難しい。
ジョシュア・ラドクリフ

底力(精神コマンド

ファミコン版第2次スーパーロボット大戦では精神コマンドの1つ。

消費ポイント60でHPが完全回復するという、現在の「ド根性」と同じ効果であった。

余談

ヒーロー戦記では「HPが低くなるとクリティカルが出やすい」という特殊技能版底力と似たようなシステムが存在する。ただし、ヒーロー戦記はHPが0になったキャラをその戦闘中に回復させる手段はないため、あまり有効なシステムではない。