吉永サリー

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吉永サリー
読み よしなが サリー
外国語表記 Yoshinaga Sally[1]
登場作品 勇者特急マイトガイン
声優 矢島晶子
デザイン 石田敦子
初登場SRW スーパーロボット大戦V
SRWでの分類 サポートユニット
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プロフィール
種族 地球人(日本人)
性別
生年月日 昭和110年8月9日
星座 獅子座
年齢 14歳
身長 154 cm
体重 48 kg
血液型 A型
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吉永サリーは『勇者特急マイトガイン』のヒロイン

概要[編集 | ソースを編集]

入院中の父親に代わって、様々なアルバイトで家計を支えている女子中学生。純真で心優しい性格で、言いたい事を素直に言い切る正直さや悪に対しては気丈に振舞う勇敢な面もある。

父の手術の晩に出会った旋風寺舞人に一目惚れし、アルバイト中でも舞人のことばかりを考えている。また偶然敵の秘密を知った際などは、舞人に伝えるため、バイトをほっぽり出してしまうことも多い。そしてやたら事件に巻き込まれる関係で、アルバイト先に物理的なダメージを与える事も少なくない。

舞人との対比なのか、学校帰りのバイトなのか普段からセーラー服を着ており、休みの日ですらセーラー服で出歩いている場面も。代わりにバイトの衣装が非常に多い。

最終決戦時に常人の100倍のイノセントウェーブを持つことが発覚する。実は魔のオーラに偶然対抗できたのは彼女の力があってこそのものであった。浜田満彦たちが開発したイノセントウェーブ増幅装置を装着して舞人の所へ向かい[2]ブラックノワールを怯ませて勝利に貢献した。

ちなみに作中では魔のオーラを無効化するとされているイノセントウェーブだが、彼女のイノセントウェーブは明らかにその範疇を遥かに凌駕しており、初めて発現した時には増幅装置なしにも関わらず、機関部を破壊され致命傷を負ったグレートマイトガインと機器の爆発に巻き込まれて気絶した舞人も回復、さらにグレートマイトガインをテレポートさせた[3]。更にそれ以降でも超常的な力を発揮している。このあたりはブラックノワールが言うようにイノセントウェーブ自体が「ゲームを面白くするためのアイテム」であるが故のご都合主義という事なのだろうか。

戦いが終わった後、舞人と結婚式を挙げ、ハネムーンに向かうところでこの物語は幕を閉じる[4]

登場作品[編集 | ソースを編集]

VXT三部作[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦V
初登場作品。NPCだが、中断メッセージグレートマイトガインのダブル動輪剣使用時に演出で出番がある為、音声の収録が行われている。
舞人たちがイスカンダルへ旅立つことになった際、浜田ルンナと共にヤマトに乗艦し、生活班で働くようになる。エグゼブとの決戦時からイノセントウェーブ増幅装置を使って舞人をサポートするようになる。
スーパーロボット大戦X
NPC。青戸の町でアルバイトをしていたところを、町ごとアル・ワースに召喚された。
スーパーロボット大戦T
NPC。遺跡発掘のアルバイトで木星に行ったりしている。また、後述にもあるように、GGG勇者ロボ達からワックスがけが好評である事から、彼らが「サリーちゃん親衛隊」なるものを結成するなど、ちょっとしたアイドル的存在になっている。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦X-Ω
2019年7月のイベント「灯せ!! 絆の進化理論」期間限定参戦。SSRサポートユニット。
2021年1月のイベント「勇者との友情」では復刻参戦。

ステータス[編集 | ソースを編集]

サポートアビリティ[編集 | ソースを編集]

勝利の女神
SSR。攻撃力、装甲大アップ。

人間関係[編集 | ソースを編集]

旋風寺舞人
第1話で運命的な出会いを果たし、一目惚れする。
吉永テツヤ
弟。自身が舞人が憧れているように弟はマイトガインに憧れている。
実父。第1話でウォルフガングが起こした事件のせいで手術が受けられなくなるところだったがマイトガインの活躍で無事に手術を受けられた。
実母。既に故人であり、最終回で父が手にした遺影のみの登場。
雷張ジョー
偶然知り合った彼の優しさを知り、舞人との戦いをやめさせようとする。

他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

ガンダムシリーズ[編集 | ソースを編集]

沙慈・クロスロードルイス・ハレヴィ
V』では、共にウリバタケの工場に勤めていたため面識がある。
リリーナ・ドーリアン
X』では共にドアクダー軍団の人質となる。ちなみに声が同じ

リアル系[編集 | ソースを編集]

ウリバタケ・セイヤ
『V』では、彼の工場で家事代行のバイトをしていた。
アマノ・ヒカル
『V』では、締切間近という事から仲間から連絡を受けて、彼女の仕事場で臨時アシスタントのバイトをしていた。
テンカワ・アキトクルツ・ウェーバー
『V』では、無自覚で発動した自身のイノセントウェーブで瀕死になった彼らを蘇生している。
エンブリヲ
『V』通常ルートでは彼に拉致されてしまう。なお、詰め寄られた際には露骨に嫌そうな顔をしていた。
シーラ・ラパーナ
『X』では共にドアクダー軍団の人質となる。

スーパー系[編集 | ソースを編集]

ニア・テッペリン
『X』では(アル・ワースに町ごと転移した)青戸に流れ着いた彼女にアルバイトを紹介し、親しくなる。共にドアクダーの人質になる。
戦部ワタル
『X』ではテツヤの友人であった彼と顔見知りであった。
虎王
『X』ではドアクダー軍の人質となっていた際に、宿題をサボる彼を叱った。
GGGの勇者ロボ
T』ではサリーのワックスがけは彼らから好評を受けており、彼らは皆サリーのファンとまで言われている。
また、超竜神木星の海に落ちた際、サリーの声がザ・パワーの力を発動させ、超竜神を救い、撃龍神との新たなシンメトリカル・ドッキングを可能とするきっかけを作った。

バンプレストオリジナル[編集 | ソースを編集]

叢雲総司
『V』の主人公時のルートでは、彼の頼みで落ち込んでいるチトセに送るを探しに行く。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「世界一の大金持ち。雲の上の人だったなんて」
第4話より。ホテルのベッドメイクのバイトをしている時、落とした雑誌で舞人が旋風寺コンツェルンの総帥と知った時の台詞。この時はそうだったのだが…。
(舞人さんの事が分からないまま、死にたくない…)
「お花さん、教えて…舞人さんの気持ちを…」
第9話より。時限爆弾を搭載したネオ山手線の車内に閉じ込められ死を覚悟した際、バイト先の店長から貰った花に願いを託し、舞人の自分に対する気持ちを知るべく命懸けの花占いを行なうが、残った2枚の花びらが示す「嫌い」の答えにサリーは絶望する…。
「舞人さん…うふっ、好き…♥」
第9話ラスト、舞人の狙撃によって偶々花びらが1枚吹き飛ばされ、「好き」を示す最後の1枚を千切りながら、奇蹟を起こしてくれた彼の帰還を見送る。…とは言え、コレは「占い」的に「有効」なのだろうか?
「やめて! マイトガインはみんなの為に命を懸けて戦ってるのにこんなの酷いわ!」
第15話より。マイトガインとカラテロボ(SRW未登場)の戦いを勝手にギャンブルにしたCGバトルのオーナーや、マイトガインの劣勢をヤジる観客に反駁する。
「いやぁ! もう誰も死なないで!」
第46話より。ガードダイバーバトルボンバーが破壊され怒りのままに特攻する舞人を見て。この言葉と共にイノセントウェーブが発現し、舞人を逆転勝利へと導いた。なおこの時サリーはヌーベルトキオシティのマイトステーションにいたが、描写からするとネオ鹿児島あたりまでイノセントウェーブが届いている事になる。

迷台詞[編集 | ソースを編集]

嵐を呼ぶ園児、吉永サリー!」
第44話より。旋風寺邸のクリスマスパ-ティーに呼ばれたサリーは、裕次郎が用意したコスプレ衣装を着用し、声優ネタをぶちかましてノリノリで登場。舞人を唖然とさせた。
「超高層の鉄骨の上で、ビュービュー強い風に吹かれて、見下ろしたら、人も車もゴミみたいにちっちゃくって! ちょっとドキドキしちゃうわよ」
『歌のアルバム』収録のミニドラマ「サリーのトクトクバイト情報」より。とび職のバイトをやった時の、過激な感想。どこかのラピュタ王のようである。
「変わった所では、死体洗いだわね」
同上。上記の後の恐ろしい発言。この後、死体洗いの生々しい実態を話し、聞いている人間が卒倒して、救急車で運ばれるという結末を迎える…。
「これでよろしいんですね。『お姫様はあえぎの国のうずき姫』…1泊2日のレンタルで…350円です」
『歌のアルバム』収録のミニドラマ「君の名は…」より。レンタル店でのバイト中にいつも通り舞人と出会うが、よりにもよって彼は成人向けの作品を借りようとしており、淡々とした口調で商品を読み上げる。流石にこれは軽蔑したのだろう。

スパロボシリーズの名(迷)台詞[編集 | ソースを編集]

サリー「月曜日はケーキ屋さんのレジ、火曜日はビルの窓ふき、水曜日はスーパーで売り子さん、木曜日は工事現場、金曜日はティッシュ配り、土曜日は交通整理…」
舞人「ちょっと待って、サリーちゃん!ずっと働き詰めじゃないか!」
サリー「でも、日曜日はお休みです。だから、朝から晩まで『スーパーロボット大戦』をプレイするんです」
中断メッセージ「舞人とサリーのお仕事」より。14歳の少女にしてはどう見ても働きすぎ、しかも普通はやらない仕事まで混ざっている。…もっとも上記の歌のアルバムの件を見るとどんなバイトでもこなせそうな気がするが。
そして日曜日は朝から晩までスパロボを遊んで、何時休むのだろうか…(世界観が大きく異なるので爆死はありえないが)。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 名前の由来は、女優の吉永小百合氏から[5]。下の名前に関しては当初、マイトガインに至るまでの数々の企画のうちに「魔法少女の勇者」というものがあり、その名残である[6]。由来は『魔法使いサリー』からと思われる。
  • 誕生日はキャラクターデザインを担当した石田敦子氏から取られている。
  • 『勇者シリーズメモリアルブック 超勇者伝承』では、「シリーズきってのシンデレラガール」と称されている[7]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. キャラクター紹介、勇者特急マイトガイン、2022年3月13日閲覧。
  2. ちなみにこの時空中を飛行する大列車フォートレスの上で棒立ちで祈る、という別の意味でも凄い事をしている
  3. 常人である舞人やウォルフガングは増幅装置を使っても魔のオーラを無効化する以上の力は起きていない。
  4. 日本の法律だと14歳では結婚が出来ないので、これもある意味ご都合主義とも言える。
  5. 徳間書店『勇者特急マイトガイン おれが噂の旋風児!』26頁。
  6. 『勇者特急マイトガイン サウンドトラック 2』解説書8-9頁。
  7. 『勇者シリーズメモリアルブック 超勇者伝承』130頁。