八卦ロボ

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八卦ロボとは、『冥王計画ゼオライマー』に登場するロボット。

概要

「天風水火月地山雷」の八卦の「象(しょう)」をモチーフにしたロボット群。それぞれが有する必殺武器は、地震や空間ごと吹き飛ばす攻撃など、何かと大規模なのが特徴。

また遺伝子と脳波による生体認証システムを採用している為、パイロットとして登録されている個人以外の操縦は不可能である。

主開発者の違いがデザインに現れており、木原マサキ設計・開発機体はモノアイタイプ(バーストン・オムザック・ローズセラヴィー・ゼオライマー)で、それら以外がルラーン設計。なお木原マサキが脱走時にゼオライマー以外の全機体を破壊(特にプロトタイプの次元連結システムを装備していたローズセラヴィー・オムザックはリバースエンジニアリング出来ない様動力部を完全に破壊)した為ルラーンによる復元が行われている。

必殺技の使用時にそれぞれの機体の称号の文字が浮かび上がる演出が有名だが、実はこれはスパロボオリジナルの演出。

スパロボに登場した八卦ロボ

天のゼオライマー
対応する「象」は「」。次元連結システムを搭載し、無尽蔵のエネルギーにより全てを塵芥へと変えるなど八卦ロボ随一の性能を誇る。
風のランスター
対応する「象」は「」。大量のエアスラスターを活用し、飛行能力に優れる。
水のガロウィン
対応する「象」は「」。冷却系の武装を持つが、主任務はそれを利用したブライストとの連携時のサポートにある。
火のブライスト
対応する「象」は「」。火炎系の武装による高い火力を持つ。また、ガロウィンとの連携を前提に開発されており、合体攻撃が可能。
月のローズセラヴィー
対応する「象」は「」。強力だが高燃費なビーム兵器を持ち、エネルギー供給補佐の為に小型衛星を持つ。
地のディノディロス
対応する「象」は「」。地震を起こす機能を持つ。ルラーン系八卦ロボアーキタイプ機。
山のバーストン
対応する「象」は「」。大量のミサイルと隠し武装として核ミサイルを装備。木原マサキ系八卦ロボのアーキタイプ機。
雷のオムザック
対応する「象」は「」。ゼオライマーのメイオウ攻撃に匹敵する原子核破砕砲「プロトン・サンダー」を装備。

本編非登場機(設定のみ存在)

グレートゼオライマー
ゼオライマーの強化機体。全ての八卦ロボの性能を備える。
ハウドラゴン
ゼオライマー以外の八卦ロボの能力を兼ね備えた機体。

余談

  • 八卦とは中国の天地自然を参照した占いと、この世の物を解釈する易学的な属性論。ただし、『OVA版ゼオライマー』では多少本来の八卦の示す属性を捻った設定がなされている。
    • 具体的に言うと「月」と「水」を表す象が一般的に使われる本来の八卦における象の属性とは異なっており、本来はローズセラヴィーの象は「水」(「火」の対)、ガロウィンの象は「沢」(「山」の対)を表す。メカデザインの森木は設定資料集の中で、中国では「火」=太陽と解釈し、その対となる「水」の象を「月」とする認識が有る事に着目し、原作ではゼオライマーと対になるローズセラヴィーの設定を踏まえそれぞれを「天(太陽)」と「月」とし、空いた「水」の属性を元々水の性質を持つ「沢」に与えたことを述べている。