世界観/X

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スーパーロボット大戦X』の世界観

概要[編集 | ソースを編集]

本作はアル・ワースを主舞台に、様々な異世界の出身者が召喚される展開となっている。

アル・ワース[編集 | ソースを編集]

本作のメインとなる舞台。詳細はアル・ワースの項目を参照。

平和の世界[編集 | ソースを編集]

ここ数十年大規模な戦乱がない世界。ただし「平和」というのは後述する二世界と比較した相対的な物であり、ロボットを利用した犯罪行為Dr.ヘル一派による侵攻が行われている。

数千年前にオリュンポスの神々が来訪しており、現在はブラックノワールの手により「革命の世界」へと変遷させられる過渡期にある。

魔従教団の異界人召喚により旋風寺重工青戸工場が周辺の市街ごと、Dr.ヘル打倒により記憶を取り戻したあしゅら男爵の血の儀式に巻き込まれる形でマジンガーチームやブロッケン伯爵が、それぞれアル・ワースへと転移している。

戦争の世界[編集 | ソースを編集]

宇宙世紀からリギルド・センチュリーへとつながる世界。おおむね原作の宇宙世紀と同じ戦争が勃発している。ただし一年戦争グリプス戦役の間には10年以上の隔たりがあり、そこから2年間の間に第一次・第二次ネオ・ジオン紛争が開戦という流れになっており、各戦争の間隔は『V』の宇宙世紀世界に近いものとなっている。

第二次ネオ・ジオン紛争は、地球連邦軍VSクロスボーン・バンガードを味方につけたネオ・ジオンという構図の戦争が繰り広げられており、アクシズ落下をめぐる攻防の最中にアムロ・レイをはじめとする一部のパイロットがアル・ワースに転移した。

また、第二次ネオ・ジオン紛争の十数年後には木星戦争が勃発したことが未来より転移したトビア・アロナクスにより明らかとなっている。

革命の世界[編集 | ソースを編集]

立て続けに起きた戦乱を経て、世界が大変革を迎えつつある世界。

コロニーが送り込んだ5機のガンダムによる混乱に乗ずる形で黒の騎士団が決起し、OZによるクーデターの末に神聖ブリタニア帝国が世界の覇権を掌握。この結果地球圏統一連合は有名無実化した(この一連の流れの裏でメガノイド達が人間社会の転覆を目論み暗躍していたと言われている)。

その翌年、ブリタニアに対抗するべく黒の騎士団とガンダムパイロット達が協力体制を結んで決起する中、異世界バイストン・ウェルより追放されたオーラマシンの軍勢が地上へと出現。更にホワイトファングが地球圏へ宣戦布告し、黒の騎士団総帥であったゼロことルルーシュ・ランペルージがブリタニア皇帝に即位。

最終的にはドレイク軍・ブリタニア・OZの三軍同盟、ホワイトファング、その双方と相容れない黒の騎士団・ガンダム・破嵐万丈・反ドレイク軍・シュナイゼル・エル・ブリタニアの同盟勢力による地球と宇宙を巻き込んだ三つ巴の戦いへと発展し、各勢力が疲弊する中ルルーシュが勝者として君臨。ガンダムパイロット達と万丈が打倒ルルーシュの計画を進める中、何者かが扮したゼロによりルルーシュは討たれた。

皇帝ルルーシュの死後、世界再編により地球圏統一国家が誕生。新たな火種となったマリーメイア軍への対処にプリベンターやその協力者が追われる中、魔従教団の異界人召喚が発生した。

西暦世界(19世紀)[編集 | ソースを編集]

はるか昔、宇宙から古代アトランティス人が飛来した世界。この世界の地球人は、アトランティス人が自らに似せて生み出した種族。

およそ三千年前、アトランティス人は内戦の最中「バベルの塔」を暴走させて滅亡。地球を汚染しないために、アトランティス大陸は誕生して間もないアル・ワースへと転移させられた。

十数年前、アトランティス人の末裔がアル・ワースで興したタルテソス王国が滅亡。その際にタルテソス王国の関係者達が、この世界へと跳ばされる。

西暦世界(21世紀)[編集 | ソースを編集]

西暦2014年と2088年、二つの時代が交差する世界。

西暦2014年は渡瀬青葉の暮らす時代であり、我々の住む現代世界とほぼ変わりない。一方西暦2088年では自由条約連合大ゾギリア共和国という二大勢力が戦争状態にある。

エンブリヲの介入によって過去にタイムスリップしても並行世界が生まれないようになっており、弓原雛が同じ時間を繰り返し続けていた。

アウラの世界[編集 | ソースを編集]

アウラの民が住む世界。

現代世界[編集 | ソースを編集]

主人の出身世界。巨大ロボットやオーバーテクノロジーが存在せず、我々が住む現実世界に近い。も西暦20XX年となっている。

魔獣エンデに破壊の意思を見込まれた主人公は1年ほど前にアル・ワースへと召喚され、偽りの記憶を与えられ教団の術士となった。

その他の世界[編集 | ソースを編集]

マジンガーZEROマジンカイザーマジンエンペラーGが元々存在した、それぞれの世界群[1]

ZEROは闇の帝王によって平行世界から呼び寄せられ、二機の魔神皇帝は因果の果てに落とされた甲児鉄也ゼウス神の導きで『可能性の世界』から呼び寄せた存在。

バイストン・ウェル[編集 | ソースを編集]

本作では名称のみの登場。ショット・ウェポンは、上述に記されている世界群を「生の世界」、バイストン・ウェルを「死の世界」、アル・ワースをその間に存在する「狭間の世界」に例えている。

勢力[編集 | ソースを編集]

エクスクロス
『X』におけるプレイヤー部隊。アル・ワースの現地民と異界人が寄り集まって結成された。各世界への帰還およびアル・ワースの平穏を目的とする。
ドアクダー軍
アル・ワースの西部に位置する創界山を支配する、ドアクダー率いる悪の軍団。
オリュンポス
古の盟約に基き、ドアクダー軍に協力する。
ブラックダイヤモンド連合
「平和の世界」における犯罪組織がパープルをリーダーに統合された組織。ドアクダー軍の傘下に入る。
キャピタル・アーミィ
トワサンガ
ジット団
マリーメイア軍
元の世界への帰還を条件に、神聖ミスルギ皇国の傘下となる。
ネオ・アトランティス
アトランティス人の遺産を利用して世界征服を企む。
大ゾギリア共和国
元の世界への帰還を条件に、神聖ミスルギ皇国の傘下となる。
神聖ミスルギ皇国
アル・ワースの東部に位置するマナの国を統治する国家。多くの異界人を戦力として接収する。
レコンギスタ軍
ミスルギ壊滅後、ミスルギに雇われていた異界人の勢力が再結集した軍団。
アンチスパイラル
アル・ワースの暦における3000年前、全宇宙規模の戦争を引き起こした存在。
魔従教団
智の神エンデの名の下に、アル・ワースの法と秩序を守る集団。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. カイザーとエンペラーGはロボット大図鑑の説明文がそれぞれ『α』および『V』のものが流用されているため、カイザーは『αシリーズ』の世界(もっと言えば、スクランダーが内蔵式なので『α外伝』の未来世界)から、エンペラーGは『V』の世界から来たのではないかと解釈するユーザーもいる。