ロック・アンロック

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ロック・アンロック
登場作品

J9シリーズ

声優 塩沢兼人
山崎たくみ(SRW代役
デザイン 小松原一男
初登場SRW スーパーロボット大戦GC
SRWでの分類 パイロット
サブパイロット
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プロフィール
異名 抜き撃ちロック
種族 地球人
性別
出身 カナダ
所属 JJ9
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ロック・アンロックは『銀河疾風サスライガー』の主人公の一人。

概要[編集 | ソースを編集]

通称「抜き撃ちロック」。サスライガーの変形時のメインパイロットで、J9III号時には砲手を務める。ハイスクールを休学中の身でありながら銃器の腕前に関しては卓越している。同ポジションである前作真幌羽士郎同様のアフロヘアーが特徴だが、こちらは髪色がオレンジとなっている。

森林警備隊を勤めていた父親を半身不随にし、警備隊の仲間達を皆殺しにした7人の強盗団と彼等の逃亡を助けた殺し屋フルザ・ゲルナーに復讐を果たすべく、ハイスクールを休学し宇宙を旅していたところをI・C・ブルース達と出会い、JJ9を結成する。以降、ビッグゲームを手伝う傍ら太陽系各地に潜伏する強盗団への復讐も成し遂げていく。

旅の途中で、初恋の人ジュディと再会したりと彼の色恋沙汰を描くエピソードは多く、中盤以降バーディがよくモーションをかけるようにもなったのだが、バーディに対しては嫌ってはおらず仲間として仲は良いのだが、異性として意識している様子はあまり見られずアプローチに対してはそっけなく扱うことも多かった。

女好きの明るい性格だが、決して復讐の念を曲げず、それを果たす為ならば何処までも冷徹になれる非情さを持つ。尤も、劇中で父親以外に彼の復讐を止めようとするものは皆無だったが。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦GCXO
初登場作品。射撃メインのキャラのため主力武器となるビームライフルとの相性はいいが、合体攻撃J9スペシャルは格闘属性なのでキッド士郎程の威力は出しにくい。覚醒を覚えるのでMAP兵器版バトレインカノンを活用しやすいのは利点。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

GCXO
必中狙撃直撃熱血気合覚醒

特殊技能[編集 | ソースを編集]

GCXO
底力L8、援護L2

人間関係[編集 | ソースを編集]

ジョン・アンロック
父。森林警備隊の隊長だったが、強盗団に襲われ車椅子生活となってしまう。父の仇を取る事もロックの目的の一つ。
ジュディ
初恋の女性。ジュニアハイスクール時代にカジノバーへ入った際に知り合い、以後アプローチをかけるも彼女からは弟分としてしか見られていなかった事で失恋した。
ブルース・カール・バーンステイン
JJ9メンバー。通称「I・C・ブルース」。
ビート・マッケンジー
JJ9メンバー。通称「おとぼけビート」。
バーディ・ショウ
JJ9メンバー。通称「気まぐれバーディ」。後半イイ仲になるが、ロックは初恋の人が未だに忘れられなかったようだ。
フルザ・ゲルナー
ブラディに雇われた殺し屋だが、かつて強盗団に雇われた殺し屋でもあったため、ロックとの因縁は特別に深かった。
ギャスパン・ドーレ、テル・メイラ、ヤルロス兄弟、アレック・ノイス、ザハリ・タロウス、パク・チャンエイ
ロックの復讐相手である強盗団一味。

名(迷)台詞[編集 | ソースを編集]

「イェイ、イェイ!!」
口癖。このためか、ビートとの初対面時に彼から「射撃チームのイェイイェイ」と言われている。
「笑って? ここで笑ったらクールな二枚目が台無しだぜ」
第1話初登場時の初台詞。J9ランドの射撃アトラクションで高得点を叩き出し、ギャラリーの女性陣から黄色い歓声を浴びるもクールに決める。
「こいつは良いや、お達者で~」
悪党「ちくしょー!」
「漫画だねえ、まるで」
同話にて。ブラディの手の者にエレベーター内で襲撃されて相手のパンチを回避した結果、メリケンサックが壁に突き刺さりぶら下がってしまったのを見て笑いながら発言。エレベーターは足場しかない構造だったため、悪党はそのまま置き去りになった。
ビート「ちょっとぉ、ここは俺に任せてくれない?」
「いいじゃないか、こういうのは自信あるんだよ」
第2話より、J9III号からサスライガーの初変形を試そうとして。自信の根拠は前作前々作でもメインパイロットだった故か
ちなみにこの初変形は見事に失敗。アステロイドに墜落した上、変な形態から元に戻らなくなってしまう。が、J9III号と全然違う姿になったせいでブラディ・ゴッドの手下の目を誤魔化すことには成功している。
「よーし、悪党どもをメチャまくって大掃除だ! たのむぜ相棒、イェーイ!」
第10話より。街を占領しようとするグレアム・シンジケートの悪だくみに対して。
SRWでも戦闘台詞として採用されている。ちなみにここでいう「相棒」とはレジスタンスの仲間に渡された銃に向けてのものだったが、SRWでは他のJJ9メンバー、あるいはサスライガーに向けてのものと思われる。
「くたばれ、悪党!」
同話、戦場に現れたグレアム・ビッグを前にして乗機を鷲掴みにした後、この台詞と共に殴り飛ばした。
なお、後の回でもこのような悪には決して容赦をしない発言が度々見られている。
「息子よ、親父を越えてゆけ」
第13話ラスト、病院にて父親からのメッセージカードを読んだ後のビートに向けての、ロックなりの励まし。声色も低くしている。
「おれが欲しいのは金なんかじゃねぇ、腐りきったてめぇの命だ!」
第17話、アイエズ星の田舎町ジレッポへと立ち寄った際に、町を襲っていた強盗団のリーダーが仇の一人エル・メイラだと知り、彼を追い詰める。命乞いをするエル・メイラに向けて引導を渡すのだった。
「商人にしては、そのスタイル決まりすぎてんじゃない」
第21話。セーダイン星を訪れるも反乱分子が増えつつある状況で外出禁止令が取られていた上に燃料の価格も高騰していたためにDDの苦肉の策として燃料を盗みに行く羽目になり、何故かほっかむりまでしたDDに向けて言った台詞。実際、やっている事は完全にコソ泥であり八奈見氏の声もあってか、一行の姿はまるでどこぞの悪の三人組のようであった。
「精留所はまだかな。早いとこメイホアを救出してベルダと…あ~いいね」
同話、赤い天使団と間違われ追われた際にベルダに介抱してもらった事がきっかけで彼女に好意を抱く。その後も赤い天使団に協力する際にベルダと乾杯する場面を妄想するなど珍しく惚気ており、この直後に不意打ちを食らってしまった。そして案の定というべきか失恋するオチも待っていたのだった。
「ハート・ブレイク・シティか…」
第22話ラスト、冒頭で購入したラジカセから流れるジュディの歌とメッセージを聞きながら一人呟く。
「会うんだったらコズモレンジャーJ9の方だな。小さい頃からJ9ものは夢中だったもんな。特にキッド! あいつがメチャいい男なんだよなあ」
第25話より、カーメンに言及したブルースに続いて。所轄声優ネタ。キッドに会いたいという彼の夢はSRW参戦でめでたく叶うことになった。ビートやバーディの項も参照。
「サンタクロースさ」
第28話より。天才科学者ビンチ博士に対し、人質を盾に非道な要求を迫る悪役に銃を突きつけながら変装を解いて。クリスマス回という事でそれに因んだエピソードになっており、ハードボイルドSF漫画『コブラ』の主人公を彷彿とさせる台詞でもある。
「俺は奴らを許すわけにはいかないんだ。サムは一ヶ月後に初めての子供が生まれると喜んでた。ネッドは退院したお袋を引き取って暮らすんだと張り切っていた。その幸せを奪ったのは奴らだ。親父の命は助かったものの、二本の足で大地に立つことは出来なくなった…許せることじゃねぇ。だが奴らを裁く法はこの惑星海にはねぇ。なら俺がやってやる。例え殺人鬼と悪魔と言われてもな!」
第38話「疾風オレンジ惑星海」。父や仲間の人生を狂わせた強盗団への復讐を決意した台詞。
「行けよ。そして仲間達のために祈ってろ」
同話。強盗団の一人パク・チャンが心から己の罪を悔い、命乞いするのを見て見逃すことを決意した台詞。パクは強盗団唯一の生き残りとなった。
「気の向かない後片付けだが、ドジな殺し屋が自分の始末に困ってる」
「ブラディ・シンジケートに死ぬまで追われるか、でなければ…身体に抱え込んだ爆弾でどの道長くはねぇだろう」
「奴はフィナーレを俺に託したのさ」
最終話「ハピィ・ウエディング」。ブラディ・シンジケートに追われる身になった上に、病で余命幾ばくもないフルザ・ゲルナー。ジミーとスージーからゲルナーの伝言を聞いたロックは、彼の真意を悟り決着をつけに行く。

搭乗機体[編集 | ソースを編集]

サスライガー
J9III号

余談[編集 | ソースを編集]

  • J9シリーズに関わりの深い漫画家・浪花愛からは「士郎の顔にキッドの性格」と、そのキャラ付けを評されていた。
  • キッドのギター、士郎のキーボードのようにロックもCMアイキャッチではハーモニカを演奏しているが、射撃の腕も披露しているのが前2人と異なる。