「ロクショウ」の版間の差分

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(関連機体、余談)
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==== 武装 ====
 
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;アンテナ
 
;アンテナ
:頭部パーツ。頭のツノをアンテナとし、索敵を行う。額の青いパーツは半透明の素材で作られており、その内部にセンサーがあるような描写もある。
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:頭部パーツ。頭のツノをアンテナとし、パーツ使用時は「索敵」行動となりチーム全体の命中率が上がる。額の青いパーツは半透明の素材で作られており、その内部にセンサーがあるような描写もある。
 
;チャンバラソード
 
;チャンバラソード
:右腕パーツ。右前腕部に装備されたブレードで、クワガタムシの大顎のように開閉することができる。アニメや漫画などではもっぱらこの武器が使用される<ref>漫画『メダロッターりんたろう!』では'''両腕チャンバラソードのKWG型'''が登場し、後にその再現に使える左右反転した機体がゲームにも登場した。</ref>。
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:右腕パーツ。右前腕部に装備されたブレードで、クワガタムシの大顎のように開閉することができる。パーツ使用時はソードエフェクトの「殴る」行動となる。アニメや漫画などではもっぱらこの武器が使用される<ref>漫画『メダロッターりんたろう!』では'''両腕チャンバラソードのKWG型'''が登場し、後にその再現に使える左右反転した機体がゲームにも登場した。</ref>。
 
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』では通常攻撃として採用。
 
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』では通常攻撃として採用。
 
;ピコペコハンマー
 
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:左腕パーツ。左前腕部による打撃。
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:左腕パーツ。左前腕部による打撃で、パーツ使用時はハンマーエフェクトの「がむしゃら」行動となる。見た目は右腕より地味だが、ゲーム作品では初期装備でありながら、がむしゃら系統でトップクラスの性能を持つ超高性能パーツ。ただ一式では装甲が並み程度のロクショウが防御も回避もできなくなるため、扱いには注意が必要。
 
;タタッカー
 
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:脚部パーツ。二脚タイプの脚部で、装甲はやや薄いが機動性に優れる。
 
:脚部パーツ。二脚タイプの脚部で、装甲はやや薄いが機動性に優れる。
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;KWG-05 ドークス
 
;KWG-05 ドークス
 
:アニメや漫画ではロクショウとは別のキャラとして登場するが、ゲーム『3』ではロクショウの新たなボディとして登場する。新たに変形機構「メダチェンジ」を取り入れている。
 
:アニメや漫画ではロクショウとは別のキャラとして登場するが、ゲーム『3』ではロクショウの新たなボディとして登場する。新たに変形機構「メダチェンジ」を取り入れている。
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;KWG-21 ゾーリン
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:『2』から『弐CORE』までと『9』に登場するモデルチェンジ版。一見ロクショウよりもスマートで型番的には上位機体だが、ゲーム内性能としては火力を減らし装甲を上げる調整をされた互換機体。『9』では重量級機体であることが強調された特性も付加された。
 
;KWG-0E セルヴォ
 
;KWG-0E セルヴォ
 
:『真型』においてヘッドシザースに相当するメダロット。デザインはほぼ別物。
 
:『真型』においてヘッドシザースに相当するメダロット。デザインはほぼ別物。
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*ゲーム『1』当時はメダフォースがなく、序盤は攻撃の回避もあまり期待できない。格闘攻撃のペナルティで防御ができず、頭部パーツで攻撃できないロクショウはそれをカバーするために、最初の街のコンビニで購入可能な頭部パーツ「トランプル<ref>ELF型メダロット「メガファント」の頭部パーツ。</ref>」に[[換装]]されることが多く、結果として'''頭だけゾウのロクショウ'''がカスタマイズの鉄板となった。
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*ゲーム『1』当時はメダフォースがなく、序盤は攻撃の回避もあまり期待できない。それに加え格闘攻撃のペナルティで防御ができない中、命中が高く、防御しないと大ダメージを受ける武器しか使わない'''相性最悪のボスをタイマンで倒す必要がある'''ことは語り草となっている。
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*そのゲーム『1』では頭部パーツの相性が一式ではそこまでよくなく、装甲の面もカバーでき、何より上記ボスの対策にもなるため、最初の街のコンビニで購入可能な頭部パーツ「トランプル<ref>ELF型メダロット「メガファント」の頭部パーツ。</ref>」に[[換装]]されることが多く、結果として'''頭だけゾウのロクショウ'''がカスタマイズの鉄板となった。なおピコペコハンマー主軸で行くなら脚部もゾウにする手もある。
 
*「快盗レトルトがロクショウを使う」という『X-Ω』の組み合わせは従来ほとんど見られなかった組み合わせであり、ゲーム『2』『R』で「ろくしょう」が使用されたくらいである。『R』でKBT型の高級モデルとしてアークビートルが登場したが、KWG型の同等の機体であるティタンビートルの登場は15年も後になったことにより、『R』『3』やアニメでのレトルト及びヒカルはアークビートルがメインの使用機体となった。
 
*「快盗レトルトがロクショウを使う」という『X-Ω』の組み合わせは従来ほとんど見られなかった組み合わせであり、ゲーム『2』『R』で「ろくしょう」が使用されたくらいである。『R』でKBT型の高級モデルとしてアークビートルが登場したが、KWG型の同等の機体であるティタンビートルの登場は15年も後になったことにより、『R』『3』やアニメでのレトルト及びヒカルはアークビートルがメインの使用機体となった。
  

2019年2月18日 (月) 15:31時点における版

ロクショウ
登場作品 メダロット
声優 篠原功
デザイン ほるまりん
初登場SRW スーパーロボット大戦X-Ω
SRWでの分類 機体
パイロット
テンプレートを表示
スペック
正式名称 ヘッドシザース
分類 メダロット
型式番号 KWG-00
テンプレートを表示

ロクショウは『メダロット』の登場メカ

概要

クワガタムシ型のメダロット「KWG-00 ヘッドシザース」。「ロクショウ」は元はあくまでヘッドシザースのパーツを装備したクワガタメダルの個体名なのだが、本来の機種名であるヘッドシザース以上の知名度がある。アニメおよび漫画で設定は異なるが、「元の主である節原博士を亡くし一人さまよう野良メダロット」「クールな性格の剣士ですさまじい戦闘力を持つ」という基本設定は共有している。それとは無関係のヘッドシザースも後者の性格設定はおおむね受け継いでいる。

ゲームでは第1作の頃からカブトムシ型メダロットのメタビーと共にパッケージを飾る主役機の片割れであり、メダロットシリーズを代表する機体である。『1』『2』『7』『DUAL』『8』『ガールズミッション』の6作で単独主役機、『3』『DS』で前期主役機を務めている。

登場作品と操縦者

単独作品

スーパーロボット大戦X-Ω
初登場作品。2019年2月のイベント「友情と絆のメダロット」より実装。SR・SSRアタッカー。SSRは大器型。
立ち絵は初代、3Dモデルは3代目に準拠している。本作では快盗レトルトとコンビを組んでいる。

装備・機能

武装・必殺武器

武装

アンテナ
頭部パーツ。頭のツノをアンテナとし、パーツ使用時は「索敵」行動となりチーム全体の命中率が上がる。額の青いパーツは半透明の素材で作られており、その内部にセンサーがあるような描写もある。
チャンバラソード
右腕パーツ。右前腕部に装備されたブレードで、クワガタムシの大顎のように開閉することができる。パーツ使用時はソードエフェクトの「殴る」行動となる。アニメや漫画などではもっぱらこの武器が使用される[1]
X-Ω』では通常攻撃として採用。
ピコペコハンマー
左腕パーツ。左前腕部による打撃で、パーツ使用時はハンマーエフェクトの「がむしゃら」行動となる。見た目は右腕より地味だが、ゲーム作品では初期装備でありながら、がむしゃら系統でトップクラスの性能を持つ超高性能パーツ。ただ一式では装甲が並み程度のロクショウが防御も回避もできなくなるため、扱いには注意が必要。
タタッカー
脚部パーツ。二脚タイプの脚部で、装甲はやや薄いが機動性に優れる。

メダフォース 

たていっせん
『2』におけるメダフォース。敵1体の全パーツを同時に攻撃する。
『X-Ω』では必殺スキルとして採用。
よこいっせん
『2』におけるメダフォース。敵全体の同一パーツを同時に攻撃する。
からたけわり
『2』におけるメダフォース。たていっせんの上位版。

移動タイプ

二脚型であるため草原や森林のような地形で最大限の性能を発揮し、屋内戦や市街戦にも適している。一方水中戦能力はもたない。

サイズ

S
メダロットの全高はおよそ1m前後で、人間よりも小さい。

パイロットステータス

X-Ω
加速閃き闘志
「ロクショウ/レトルト」名義。
パイロットパーツ装備時
直感激闘知恵

人間関係 

節原源五郎
アニメ版と漫画版における元々のマスター。本業は昆虫学者であるが、メダロットの初期の発展においても重要な役割を果たしていた。
メタビー
仲間のような関係であり、ライバルのような関係。
天領イッキ
ゲームのクワガタバージョンでは、メタビーではなく、ロクショウをパートナーとする。
快盗レトルト
『X-Ω』ではコンビを組んでいる。

関連機体

KBT-00/KBT-01 メタルビートル
もう一つの主人公機であり、ライバル機種。
KWG-00 ヘッドシザース
『1』に登場する初代モデルのヘッドシザース。以後のヘッドシザースはこの機体のマイナーチェンジである。ゲーム『2』『R』では区別のためにひらがなで表記される。
KWG-01 ヘッドシザース
『2』から『弐CORE』までと『9』に登場する2代目モデルのヘッドシザース。膝や武器の付け根などが青いのが特徴。
アニメなどに登場するロクショウはこの機体。
KWG-00 ヘッドシザース
『DS』以降に登場する3代目モデルのヘッドシザース。カラーリングが初代のものに戻り、胸などにディテールが追加された。
KWG-03 マッハマッシヴ
外伝漫画『メダロッターりんたろう!』のライバルキャラ・海馬竜のパートナーであるKWG型メダロット。メタビーとカンタロスほどデザインの違いはなく、ややエッジが効いている程度。
KWG-05 ドークス
アニメや漫画ではロクショウとは別のキャラとして登場するが、ゲーム『3』ではロクショウの新たなボディとして登場する。新たに変形機構「メダチェンジ」を取り入れている。
KWG-21 ゾーリン
『2』から『弐CORE』までと『9』に登場するモデルチェンジ版。一見ロクショウよりもスマートで型番的には上位機体だが、ゲーム内性能としては火力を減らし装甲を上げる調整をされた互換機体。『9』では重量級機体であることが強調された特性も付加された。
KWG-0E セルヴォ
『真型』においてヘッドシザースに相当するメダロット。デザインはほぼ別物。
『9』で再登場するにあたり「新進気鋭デザイナーを採用した限定リファインモデル」と設定された。
バトル=コングロマリットMkIII(仮称)
ロボロボ団が計画したメタビーとロクショウの合体機体。肥大化したボディに四本ずつの手足とロクショウのツノが生えたメタビーの頭がついている。メタビーのパーツの強奪にこそ成功したものの、ロクショウは捕獲できなかったため机上論に終わる。

余談

  • ゲーム『1』当時はメダフォースがなく、序盤は攻撃の回避もあまり期待できない。それに加え格闘攻撃のペナルティで防御ができない中、命中が高く、防御しないと大ダメージを受ける武器しか使わない相性最悪のボスをタイマンで倒す必要があることは語り草となっている。
  • そのゲーム『1』では頭部パーツの相性が一式ではそこまでよくなく、装甲の面もカバーでき、何より上記ボスの対策にもなるため、最初の街のコンビニで購入可能な頭部パーツ「トランプル[2]」に換装されることが多く、結果として頭だけゾウのロクショウがカスタマイズの鉄板となった。なおピコペコハンマー主軸で行くなら脚部もゾウにする手もある。
  • 「快盗レトルトがロクショウを使う」という『X-Ω』の組み合わせは従来ほとんど見られなかった組み合わせであり、ゲーム『2』『R』で「ろくしょう」が使用されたくらいである。『R』でKBT型の高級モデルとしてアークビートルが登場したが、KWG型の同等の機体であるティタンビートルの登場は15年も後になったことにより、『R』『3』やアニメでのレトルト及びヒカルはアークビートルがメインの使用機体となった。

脚注

  1. 漫画『メダロッターりんたろう!』では両腕チャンバラソードのKWG型が登場し、後にその再現に使える左右反転した機体がゲームにも登場した。
  2. ELF型メダロット「メガファント」の頭部パーツ。