リン・ミンメイ

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リン・ミンメイ
漢字表記 鈴 明美
登場作品

マクロスシリーズ

声優 飯島真理
デザイン 美樹本晴彦
初登場SRW スーパーロボット大戦α
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 地球人
性別
生年月日 1993年10月10日
年齢 15歳 → 16歳(TV版)
17歳(劇場版)
出身 日本神奈川県横浜
身長 158 cm
体重 47 kg
スリーサイズ B80-W58-H87
血液型 O型
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リン・ミンメイは『超時空要塞マクロス』及び『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』のヒロインの一人。

概要[編集 | ソースを編集]

神奈川県横浜中華街の料理店「明謝楼(ミンシャロウ)」を経営する夫妻の一人娘。

ミス・マクロスコンテストでの優勝後、芸能界入りして人気アイドルとなり、それを機に第一次星間大戦を通じて「超時空アイドル」としてマクロスシリーズの歴史に大きく残る程の存在となっていく。

人物 [編集 | ソースを編集]

父が中国人、母が日本人の日中系のハーフ。

明朗快活な性格で、先の見えない様な環境でも順応しようとする積極性の持ち主。一方、我侭で八方美人な面も持ち合わせており、配慮の足りない発言や自己中心的な行動[1]をとってしまう事も少なくなく、両親の心配から芸能界に入る事を反対された際に家出同然で出てしまった点からも、それが当てはまっている。その為、地球人類の存亡を懸けたゼントラーディとの戦いの最中においても、戦争について何処か他人事の様に考えている部分があった。

物語の中で出会った主人公一条輝の自身に対する好意についても、無自覚どころかミンメイの感情は「お友達」程度までに止まっており、TVアニメ版では第27話のゼントラーディとの決戦に輝本人から告白されるまで気付かなかった[2]この結果、物語が進むにつれて徐々に輝との間に擦れ違いが生じていく事になり、彼は上官となる早瀬未沙の方へと心変わりしてしまう起因となっており、劇中において三角関係を演じながらも、遅過ぎる形で輝への好意を自覚したミンメイの方は最終的に身を引く結末となっている。

やアイドルとしての情熱に関しては本物で、流浪の民も同然で宇宙を航行し続けたマクロスの人々にとってミンメイの歌は大きな心の支えとなり、やがては敵対勢力であるゼントラーディの兵士達の中にも、ミンメイの歌に魅了(カルチャーショック)された者が続出。最終的に一部のゼントラーディの勢力がマクロスと同盟を結んで第一次星間大戦の終結に大きく貢献している。

大戦終結後は一時的に低迷となりつつも、リン・ミンメイはアイドル界の大きなカリスマとなっていき、「超時空要塞マクロス」のストーリーが終わった後も「伝説のアイドル」として人々の心に残り、『マクロス7』以降の時代には『リン・ミンメイ物語』という彼女の半生を描いたとされる伝記ドラマを始めとするドラマや映画も何本か制作されている(伝記系にありがちな美化されている部分も目立つが…)。また、第一次星間大戦後のマクロスシリーズの歴史でも、ミンメイと同様に大きな戦争の終結に大きく関わった歌手やアイドル達が、度々出現している。

劇中の活躍 [編集 | ソースを編集]

TV版『超時空要塞マクロス[編集 | ソースを編集]

登場時の年齢は15歳。

幼少期より元・子役スターであった叔母であるリン・フェイチュン(鈴慧中)の影響によって芸能界に強いあこがれを抱いていたミンメイは、高校生になった15歳の時にレコード会社の歌手オーディション予選に応募・合格を果たしていた。

しかし西暦2009年2月、叔父であるリン・シャオチン(鈴少江)の経営している中華料理店「娘々(ニャンニャン)」のある南アタリア島へ、マクロスの進宙式を見に行った結果、当時はまだ民間のエアレーサーであった輝と出会い、そして異星人の勢力であるゼントラーディの地球への襲撃に巻き込まれてマクロスに乗艦する事になった。

こうして、マクロス艦内に収容された市街地に住む事になったミンメイは、先行きの見えない状況に落ち込んでいた叔父夫婦を励ます事で「娘々」を再開させ、自身は看板娘として進んで働く。また、自身のやるベき事が見つからず埋没していく日々を送っていた輝を叱咤し、彼が先輩のロイ・フォッカーからの誘いを受けてバルキリーパイロットとして統合軍に入隊する切っ掛けを作ってもいる。そんな中、艦内放送開局イベントとして開催されたミス・マクロスコンテストに応募したミンメイは、出来レースも同然で優勝するはずであった女優ジャミス・メリンを追い抜く形で優勝。これを機に、本格的に芸能界入りしたミンメイは、艦内市民を癒すアイドルを欲していた統合軍側からの強力な後押しもあって、レコードからコンサート、ラジオDJ、映画女優等、幅広い活躍をする事になった。

一方、多忙な芸能活動によって、デビュー前までは親密に近い間柄であった輝との距離は離れていく一方となり、また日本の実家への一時帰省を機に、従兄(シャオチンとフェイチュンの息子)であるリン・カイフンがマクロスに乗り込んでからは、幼少期より憧れていた彼からのアプローチを受けた事もあって、輝からの告白を断り、カイフンと婚約関係となる道を選ぶ。そして、ゴルグ・ボドルザー率いるゼントラーディとの最終決戦では、輝の提案したミンメイの歌を全面的に押し出す「リン・ミンメイ作戦」が採用され、マクロスと一部ゼントラーディの同盟軍勝利に大きく貢献した。

しかし、それから2年後となる戦後、地球各地を回りコンサート活動に尽力していたのだが、地球が壊滅的被害を受け誰もが復興に力を注がねばならなかった状況もあってか、以前程の熱狂的な支持は得られなくなり、次第に人気は凋落の一途を辿り始める。更にその影響で反戦主義から統合軍全体への差別意識へと肥大化させてしまったカイフンの強引で無思慮な振る舞い等によるストレスも重なった結果、かつて告白を受けた輝の元へ逃避する行動を取るようになり、それもうまくいかずに終わると遂に歌う事自体に意味が見いだせなくなってしまい、カイフンも自分を置いて旅に出てしまう。

最終話「やさしさサヨナラ」では、自分にはもう輝しかいないと考え、戸惑う彼に縋り付こうとするも、既に輝の心もまた未沙の存在で占めていた為に、元の関係に戻る事は出来ずにいた。戦争を求めるカムジン・クラヴシェラ一団の反乱による戦火の中、未沙と共に戦場へ向かおうとする輝を呼び止めようとするも、輝の軍人として戦う覚悟を覆す事は出来ず、また未沙からも自分が歌を歌うのは、「自分の歌を愛してくれる人達の為ではないか」と指摘され、再び起動して相打ちになりながらもカムジンの戦艦を撃破したマクロスの姿を、ミンメイは応援する市民達と共に見届けた。

全てが終わった後、迷いを吹っ切ったミンメイは、もう一度歌手として一からやり直す事を決意。いつか未沙が艦長を務める船に乗せてもらう事を約束し、雪の降るマクロスシティから旅立って行った。

劇場版『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか[編集 | ソースを編集]

優勝したミス・マクロスコンテストがマクロスの進宙式前に開かれたという設定から、物語の当初より人気アイドルとなっている。また、カイフンとの関係も従兄から実兄に変更され、ミンメイのマネージャーという設定になっている。ミンメイ自身の性格面も、TV版における欠点部分の描写が一切無く、円満な性格のアイドル歌手として描かれている。

マクロスとゼントラーディによる激戦の中、避難に遅れてしまった事でトランスフォーメーションの影響に巻き込まれ、危機的状況に陥っていた所を輝の搭乗するVF-1 バルキリーに救出されるも、共に閉鎖ブロックに隔離されてしまい、三日間一緒に過ごしたことを切っ掛けに彼に好意を持ち、芸能界でもスキャンダルとして取り上げられる。

その後も、ミンメイは休日を利用して輝に積極的に近付いていっているのだが、彼によって訓練機で土星宙域へ連れ出された結果、カムジン率いるゼントラーディ軍によって輝や未沙、カイフン、フォッカー共々捕獲されてしまい、輝や未沙とはメルトランディの襲撃やノプティ・バガニスフォールドの影響によって離れ離れとなり、自身やカイフンは長期間捕虜の身となる。

その後、自身の歌に利用価値を見出したボドルザーによって、マクロスがメルトランディの襲撃を受ける中でプロトカルチャーの遺産であるメロディを歌わされ、その影響でメルトランディを撤退させる事に成功。ゼントラーディ側がマクロスに和平交渉を持ち出す切っ掛けを作る。しかし、荒廃した地球での共同生活を経て輝が未沙と結ばれた結果、失恋の末に行方をくらませてしまった事で、マクロスとゼントラーディの間で不和が生じてしまい、更にはメルトランディ本体の出現によって地球圏は未曽有の混乱に陥ってしまう。

一人マクロスの区画内に閉じこもる中、駆け付けた輝に未沙が発見した歌を歌うよう頼まれ、当初はそれを拒否するも、自身の身勝手な態度から平手打ちした輝から、死んでいった者達の想いや自分にはまだ歌が残っている事実を教えられた結果、立ち直ったミンメイはブリッジ前に設立されたステージに立ち、プロトカルチャーの遺産となる歌「愛・おぼえていますか」を歌唱。その歌に心動かされたゼントラーディ・メルトランディの協力を得る形で、マクロスを中核とする統合軍はボドルザーに勝利する事になった。

その後 [編集 | ソースを編集]

戦後の西暦2012年9月、約束を果たす形で早瀬未沙が艦長を務める宇宙移民船メガロード-01に乗り込み、共に宇宙へと旅立つが、西暦2016年7月に「ブラックホールから流れる歌を追って新しい宇宙に旅に出る」というメッセージを残して船団ごと行方不明になった。ただし、その事実は新統合政府によって隠蔽されている為、公式記録上では「現在もメガロード-01と共に銀河を航行中」となっている。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

SRWでは基本的に劇場版の設定。

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦α
初登場作品。不動の人気アイドルであり、出番も多い。
プレイヤーの選択次第で、ミンメイと結ばれる事も可能。なお、現在のところミンメイと結ばれる展開が存在するのは本作のみなので、ミンメイ派のプレイヤーは必見である。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
「愛・おぼえていますか」がボーカル版になった。また、本作のCMのナレーション飯島真理氏が勤めている。
スーパーロボット大戦α外伝
ティターンズの人質となり、ティターンズの正当性を証明させるための広告塔にさせられるが、逆にロンド・ベル隊の正当性を証明した。
第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
今度はプロトデビルンに捕まる。『マクロス7』のシナリオのラストでは「愛・覚えていますか」を歌ってαナンバーズを支援する。その際に初代マクロスのキャラ(『マクロス7』のマックスミリアエキセドルも元々初代マクロスのキャラ)が色々喋ってくれる(DVE)。その後、バサラに託された『GONG』を最終話で共に歌う。

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
名前のみの登場。シェリルカグラに「自分と好きな男さえいれば、その他はどうでもいい」と言って相手の男にひっぱたかれた人として紹介する。

Scramble Commanderシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦D
直接登場はしないが、本作の世界では偉人の一人として知られており、ミリアルドが「歴史の授業で習った」と発言している。
スーパーロボット大戦BX
直接登場はしないが、ユリカが「過去に宇宙人さん達と仲良くするために動いた先達」としてミンメイの名を挙げている。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Card Chronicle
一部TV版の設定で登場。
原作通り行動した後にカイルスと同行したが、「イツワリノセンジョウ」においてバトル・フロンティアの人質となってしまう。
スーパーロボット大戦X-Ω
2018年10月のイベント「時空を超える歌声」で期間限定参戦。本作ではVF-1A バルキリーに輝と二人乗り。同時に実装されたボイス付きパイロットパーツにて初の音声収録がなされた。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

X-Ω
集中
/ミンメイ」名義。
パイロットパーツ装備時
神速突撃愛歌
愛歌はミンメイのイメージと思われる。現状は専用スキルとなっている。

人間関係[編集 | ソースを編集]

リン・カイフン
ミンメイの肉親で彼女のマネージャー。TV版では従兄、劇場版では兄という設定。
TV版では婚約関係となりつつも最終的には破局。そのまま物別れとなり、また彼はミンメイと異なってメガロードに乗船する事は無かったとされている。
一条輝
ミンメイにとっては「お友達」程度の認識しかなく、彼の自身に対する好意は無自覚で、良くも悪くも振り回してしまう。
早瀬未沙
本作のもう一人のヒロインで、輝を巡って三角関係となる。劇場版では、それが主題となる。

マクロスシリーズ[編集 | ソースを編集]

ガジェット・M・千葉
ミンメイの熱狂的なファン。
『第3次α』でのゲペルニッチとの最終決戦後、再会を果たした輝と未沙を複雑な思いで見守る中、空気を読めない彼からサインを求められる。
ランカ・リー
「超時空シンデレラ」と呼ばれ、ミンメイの歌った数々の名曲をカヴァーしていく。
グレイス・オコナー
ランカを自らの野望のための駒とし、あろうことかマクロス世界の伝説となっているミンメイの名曲「愛・おぼえていますか」をランカやバジュラを利用した銀河中の大量虐殺のために用いた。

他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

マクロスシリーズ[編集 | ソースを編集]

熱気バサラ
マクロスシリーズを代表するシンガー同士で、『マクロスF』の時代において、バサラはミンメイと並ぶ伝説の存在となっている。
第3次α』では彼からも敬意を表され、後に共に「GONG」を製作した。
イワーノ・ゲペルニッチ
『第3次α』では彼らプロトデビルンに捕らえられ、スピリチア供給のために歌わされていた。
サラ・ノーム
『SC2』の最終話にて、ユキムラの放った破滅の波導の第一射からAフォースを守ろうとする綾人と洸を助ける為に、彼女とラクスと共に歌を歌う。

ガンダムシリーズ[編集 | ソースを編集]

ジャミトフ・ハイマン
α外伝』では彼によってティターンズの正当性を示すための広告塔として利用されそうになるが、逆にミンメイはその立場を利用してロンド・ベルの正当性を証明した。
ラクス・クライン
第3次α』ではプラントの歌姫である彼女にも尊敬されており、ミンメイの姿に自らの進むべき道を見出している。
SC2』でも最終話にて、彼女とサラと共に歌を歌う場面があり、EDでもジョイントしている。

スーパー系[編集 | ソースを編集]

ボス
α』の時にミンメイからサイン入りのディスクを貰ったことがあり、『第3次α』の後半に入手可能である。
渚カヲル
直接は絡まないが、『α』では「愛・おぼえていますか」のプレートは彼からシンジに渡り、そしてミンメイの手に渡った。
また、『第3次α』では彼も「GONG」の制作に協力している。
パイパー・ルウ
『第3次α』ではバサラの熱唱にテンションが上がり興奮状態の彼を、子守唄で寝かしつける一幕も。
ひびき洸
SC2』の最終話にて、ムートロンエネルギーを完全開放しようとする彼に力を貸す。
レオナルド・メディチ・ブンドル
『第3次α』最終話通常ルート「終焉の銀河」にて「GONG」の指揮を彼に任せる。この時の会話から、ミンメイはブンドルが指揮を出来る事を知っていた事が伺えるので前々から打ち合わせていたと思われる。

名台詞[編集 | ソースを編集]

TV版[編集 | ソースを編集]

輝「命と髪の毛と、どっちが大切なの?」
ミンメイ「え? …もちろん、髪の毛!」
第2話「カウント・ダウン」より。直後に生身で空中落下しそうになっただけに、この軽口はいっそう光るものがある。
「ホントに何でもないの。ただのお友達よ」
第5話「トランス・フォーメーション」より。「輝と共にマクロスの閉鎖ブロックに閉じ込められていた間、彼とは何かあったのかい?」という「娘々」の客から矢継ぎ早に質問されたミンメイの回答。
ミンメイの年相応の少女としての羞恥心から出た台詞なのだが、彼女の言葉を耳にしてしまった輝は「単なるお友達…か」と落胆した。
「輝の事? あの人は単なるお友達よ!」
第24話「グッバイ・ガール」より、多数の報道インタビュアーからカイフンとの交際を聞かれる中、「中尉とはどうなったのか」と聞かれて。これをテレビで見ていた輝は流石にショックを受けた。
「あなたの望んでいた事が、実現できるかもしれないのよ。協力しましょう」
第26話「メッセンジャー」より。ゼントラーディ軍との和平交渉とはいえ、地球統合軍に招集された事にいきり立つ従兄のカイフンを制止して。
自身が戦争終結の役に立つならば地球統合軍にも協力を惜しまないあたり、ミンメイの思考の柔軟性がうかがえる。
「…お友達だとしか思ってなかったから…お友達だとしか…あたし……」
第27話「愛は流れる」より。輝から告白された後、出撃前の彼の部屋を訪れ、これまでの接し方について懸命に謝罪しようとするが、この時点ではカイフンの事もあって自身の中でも迷いが生じていた様子。
(さようなら、輝…)
同上。ゼントラーディ艦隊に向けて「ミンメイ・アタック」を始め、カイフンとキスをする中で想う。
「ええ…今日だけは、貴方の為に!」
同話の回想。輝からの「ミンメイ・アタック」の提案を了承後、彼の為だけに歌う意思を告げ別れの口づけを交わす。
「私、もう一度歌い直してみたいの。私自身の為に、私のを」
第29話「ロンリー・ソング」より。
「ごめんなさい、皆さん。私…今日は歌いたくないんです!」
第34話「プライベート・タイム」。久々に輝とのデートを楽しむ中、カイフンから急な仕事が入った事で中断。コンサートが始まる中、歌う事を遂に自ら放棄する。当然、カイフンから咎められた上に見切りを付けられてしまう。
「マクロスが…マクロスが飛ぶ!」
最終話「愛は流れる」より。敵の攻撃を受けたマクロスだが、短時間だけとはいえ飛行が可能となっていた。そしてこの言葉と共にマクロスはへと飛びマクロスキャノンを発射する。
「私、何処か知らない街へ行くわ。そこでもう一度歌ってみる。もう歌を辞めるなんて言わない」
「早瀬さん、それがいつになるかはわからないけど、私が本当の自分を歌えるようになったらその時は…」
「あたしも載せていただけますか? 貴方の船に…」
同話ラスト。輝と未沙へ向けていつの日かメガロード船団と共に旅立つ事を約束する。

劇場版[編集 | ソースを編集]

「好きよ…。『あの人』との間に何があったかは、知らないわ。でもね、それでもね…。あたしはあなたが好き」
劇場版より。しばらく会えなかった輝と再会できた時のミンメイの台詞。『あの人』とは未沙の事。TV版とは違い、劇場版のミンメイは積極的に輝への想いを告白している。
なお、輝と親しげな未沙の存在を感じ取った事実からもわかるように、劇場版のミンメイはTV版の彼女と比較して、精神的に成熟した女性として描写されている。

迷台詞[編集 | ソースを編集]

「うわ! ハンサム!」
第8話「ロンゲスト・バースデー」より。の部下であるマックスに言った台詞で、その前に柿崎が握手を求めたらストレートに嫌がった。
「そうよ。カイフンは軍人さんが嫌いなの。はいっ!」
TV版第16話「カンフー・ダンディ」より。地球統合軍の軍人と市民との乱闘でケガをしたカイフンに対してハンカチを差し出した未沙を「軍人だから」という理由で拒んだカイフンに同調。未沙の代わりに自分の持ってるハンカチをカイフンに差し出した。
ミンメイは軍人嫌いの従兄カイフンを思いやっているのだが、その一方で彼から冷たくあしらわれた輝や未沙ら軍人達への配慮の至らなさも目立つ結果になってしまった。

スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]

「銀河を救ってくれたあなた達がいつか帰ってくる日を、私達は信じています」
「私はあなた達と、もう会えないかも知れませんが…」
「再会を約束したこので、あなた達を迎えます」
第3次α』最終話ハードルート「今遥か遠い彼方…」より。
1万2千年の時を越えて、完成した「GONG」と共にメッセージを贈り、ケイサル・エフェスの猛威の前に心が萎えかけたαナンバーズを鼓舞した。

余談 [編集 | ソースを編集]

  • 飯島真理氏をはじめ数々のアイドル歌手に対して楽曲提供をしてきた作詞家・松本隆氏(『マクロスF』の挿入歌「星間飛行」の作詞を手掛ける)は、リン・ミンメイの事を超時空要塞マクロス』放送当時の1980年代のアイドル歌手を脚色したキャラクターである、と評している(『松本隆対談集 風待茶房 2005-2015』より)。

脚注 [編集 | ソースを編集]

  1. 視聴者からは問題視されるリン・ミンメイ(TV版)の性格・言動面に関しては、製作側曰く「(良くも悪くも)等身大の10代の少女を意識して描写した」との事である。
  2. 結果的にの想いを無下にしていた事については、輝から直接告白を受けた後にて謝っている。