リン・マオ

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リン・マオ(Lynn Mao)

第4次スーパーロボット大戦 / スーパーロボット大戦F

「クールでニヒル」な女主人公。猫好きな一面あり。スパロボ初のツンデレキャラであり、料理に何かしらズレている設定も後のツンデレキャラに引き継がれる。ただし、ツンデレキャラとしては恋人には一番手厳しい。男嫌いという設定なのに、恋人は異性好きのイルムガルト・カザハラ。なお、第4次では口調は後のOGと異なり歳相応の女の子口調である。

イメージソングは「勇気の時代」。8人中2人の歌い手と声優が一致していないキャラの1人。もう1人はパットで、2人でその事を愚痴っていた。猫アレルギーのパットと上手くやれているのかは謎。

αシリーズ / OGシリーズ

父の後を継いで、マオ・インダストリー社の社長を務める。かつてはイングラム・プリスケンを隊長としたPTXチームの一員であり、イルムガルト・カザハラに比肩するパイロットだった。さすがに克服したらしく、男嫌いの様子はない。が、イルムがナンパしているところに出くわして絶縁するなど、イルムを尻に敷けるようになったらしい。 後にイルムがタスクに恋愛指南として語った際に「(この時はレオナを指して)ああいうタイプは付き合うまでが大変だが、本当に大変なのは付き合ってからだったりするんだがな」と自身の経験を語っている程。

登場作品と役柄

旧シリーズ

第4次スーパーロボット大戦S
主人公の一人。イルムを主人公にした場合、初期はティターンズに所属している。イルムを主人公にして恋愛ポイントが高いと最終話でとんでもないデレっぷりを見せ付ける。
イルム曰く「俺が落とせなかった唯一の女」。この時の髪色は紫色に近いものだった。
スーパーロボット大戦F
第4次と大体同じ設定だが、声が付いた。自分は味音痴だと吐露したり、クロシロにメロメロになったりしている。リファイン版では髪型が変化し、髪色がピンクに近いものになった(髪色はα、OGでも同様の色)。
スーパーロボット大戦F完結編

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
マオ・インダストリーの社長としての設定。大人の知的美人。バックアップの役目。今作では「シロ」と「クロ」にかかわってないからかメロメロにはなっていない。イルムと違い、F時代と容姿に差がある。実はイルムと再会した時に、自分から絶縁しておきながらデレるというムチャクチャな事をしている。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
αと同じ。
スーパーロボット大戦α外伝
今回はイージス計画の責任者の一人として。

OGシリーズ

スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
社長のシートに座っているのに苛立ったのか、リュウセイ編ではヒュッケバイン008Lの封印を解いてスポット参戦する。
スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
本社がインスペクターに占領されるので、そんな経緯から最後までヒュッケバインのパイロットとして参戦。メキボスの計略でヒュッケバインごと人質にされるが、イルムの唐突な発言でピンチを乗り切る。これは第3次の破嵐万丈のイベントに近いが細部が異なる。能力的には悪くは無いが、参戦が遅いのと、性格が非常に気力を上げにくい「普通」であるというのがネック。
スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
社長設定で初めて声がついた。気迫を覚えるので、開幕からヒュッケバインの「ブラックホールキャノン」「分身」と「見切り」が使えるのは大きい。また、「直感」を覚える数少ないパイロットの一人で、集中熱血も完備。全く隙がない。エースボーナスもそれに拍車をかける。
ちなみに、なぜかOG外伝には一切登場しない。社の建て直しで忙しいのかもしれない。
第2次スーパーロボット大戦OG
アーマラにヒュッケバインシリーズを破壊されるという災難に見舞われる。ゲストがやってきたが今回はパイロットとして自軍には参加しない。未だにOGシリーズに参戦できない他の6人の第4次・F主人公に比べたら出られるだけマシと捉えるかは人次第(特にウィンは中の人が同じキャラクターが今回登場している)。続編で社長技能を引っさげてパイロットに復帰することを期待しよう。ちなみに髪型がジ・インスペクターのデザインになっている。
スーパーロボット大戦OG ダークプリズン
終盤にNPCとして登場。エクスバインを開発している模様。
ゲストゴライクンルに会社を狙われ、身柄を拘束されるもアルバーダ達の活躍で事なきを得た。しかし、今度は会社が文字通り足元から狙われる可能性が…
スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター
容姿がF基準の物になるようリファインされた。断じて若作りではない。パイロットとしては活躍せず。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

OG2
総合能力は高いのだが、射撃値より格闘値のほうが高い。デフォルトの搭乗機はヒュッケバインだが、アタッカーとして使うなら乗り換え推奨。

精神コマンド

第4次※デフォルト、誕生日により変化
熱血気合幸運集中探索激怒
デフォルトではレア精神の「激怒」を習得するのが特徴。特に後半のAチームには他に激怒持ちがいないことも多いので早解きに重宝する。
F完結編
リアル系主人公時:ひらめき加速熱血幸運 努力
スーパー系主人公時:熱血必中幸運ひらめき気合
リアル系副主人公時:熱血ひらめき信頼 激励再動 
スーパー系副主人公時:必中熱血ひらめき気合信頼
OGs
直感 集中 気迫 熱血 激励 再動
「気迫」のおかげでいきなり全開で攻めて行ける……のだが、「激励」と「再動」が強いので、基本は精神要員だろう。どうせならAMガンナーに乗せてヒュッケバインガンナーのサブにしてしまうのも手。

特殊技能(特殊スキル)

第4次S
リアル系主人公・副主人公時:ニュータイプ切り払い(Lv.8まで)
スーパー系主人公・副主人公時:底力切り払い(Lv.4まで)
F完結編
リアル系主人公・副主人公時:ニュータイプシールド防御切り払い
スーパー系主人公・副主人公時:底力切り払い
OG1
インファイトL6、ガンファイトL6、アタッカー強運援護攻撃L2、集中力
OG2
援護攻撃L2ヒット&アウェイ集中力見切り
集中力が地味にありがたい。典型的な射撃型リアル系の構成だが、この頃になると合体攻撃持ちのエクセレンやゼオラと言った対抗馬に太刀打ちするのは難しいか。GBA版では技能の上書きが出来ないため、「再動」を生かすならSP回復とSPアップで埋まってしまう。

エースボーナス

命中率+10%」 「回避率+10%」 「クリティカル率+10%」
OGs。見切りと同時発動すれば合計で20%の補正がかかる。集中と合わせれば実に50%となるが、参戦時期はボスラッシュが続くため生かしにくい(OG2のボスは能力が高く、集中程度では焼け石に水の事が多い)。

人間関係

イルムガルト・カザハラ
恋人。OGでは「元」恋人と言う場合が多いが、微妙に関係修復の兆しも。なんだかんだでお互いを深く信頼しており、「つかず離れず」の関係を保っているといえる。
ユアン・メイロン
同社の副社長的立場で、リオの父。
カーク・ハミル
同社の開発部長。
ロバート・H・オオミヤ
同社の開発者。
リョウト・ヒカワ
ハガネの整備士、パイロット。出向という形でヒュッケバインMk-IIIの開発に携わる。
リオ・メイロン
ハガネのオペレーター、パイロット。社長のリオをパイロットとしても尊敬している。
レオナ・ガーシュタイン
ヒリュウ改のオクトパス小隊のメンバー。一時的にヒュッケバインを彼女に預けている。彼女とはあまり関わりがないはずだが何故か絶大的に信頼されており、レオナが優れたパイロットである事もさることながら、ツンデレ同士気が合うのだろう。ちなみに両者共に基本的にリアル系でもある。
ミツコ・イスルギ
OG世界におけるライバル会社・イスルギ重工の社長。不倶戴天の関係。
イングラム・プリスケン
PTXチーム時代の元上官。OGシリーズではそれ以上でもそれ以下でもないのだが、αにおいてはそれ以上の感情を抱いていたのではないかと思われる台詞があった。
シロ / クロ
猫好きなのでこの2匹に対してはキャラが豹変する。残念ながらα以降の作品で会話している場面はない。隠している可能性もあり。
パトリシア・ハックマン
第4次・F女主人公の1人。サントラCD『スーパーロボット大戦 鋼のコクピット』「ボーナストラック」にて競演。中の人によるテーマソングを持たない者同士である。しかし、リンが猫好きであるのに対し、パットは猫アレルギーである。

名台詞

旧シリーズ

「ひょっとして私は、とんでもないことをしてしまったのか?」
第4次でイルムを説得して仲間にした時に。
「私が…恋の告白なんてすると、変だよな。似合わない…だろ。でも…」
第4次イルム最終話にて。デレ突入。
クロ「にぎやかニャのはいいことじゃニャい」
リン「? 今の声は一体…」
マサキ「ああ、紹介してなかったな。こいつらだよ、シロとクロ。俺の使い魔さ」
クロ「はじめまして」
シロ「よろしくニャ」
リン「きゃあああ!!」
シロ「あ、驚かせちゃった」
クロ「まあ、普通の人ニャら、あたし達がしゃべったら驚くわよねぇ」
リン「か、かわいいっ!!」
シロ「はあ?」
リン「あ…あの…この子たち、マサキさんのペットですか?」
シロ「ペットぉ~!? 使い魔だって言ってるじゃニャいか!」
リン「さわっても…いい?」
クロ「あの…驚かニャいの?」
リン「あ、そう言われてみると…しゃべる猫とはめずらしいかな」
シロ「…こういう反応は初めてだニャ」
Fにて。猫相手となると性格が変わってしまうようだ。イルムにはとても見せられない姿であろう。
「恋人はいないが、付きまとってくる奴ならいる……」
Fにて。マサキ・アンドーに恋人を「いる」と答えた時のセリフ。時代を先取りしたツンデレ。

OGシリーズ

リン「悪いが、そちらと手を組むことは我が社の方針に反する」
ミツコ「あらあら……会社にとって、利益を得ること以上に大事なことがありまして? まさか、兵器を開発しておきながら、社会に貢献するなどと仰るつもり?」
リン「矛盾は承知の上……だが、我々が生き抜くには力が必要なのだ」
ミツコ「うふふ。正義の味方なんて、今時流行りませんわよ。それに、儲かりもしません」
リン「流行り廃りや、利益のためだけに仕事をしているわけではないのでな」
ミツコ「ビジネスも戦いですわ。そんなことで生き残れますの?」
リン「生き残ってみせるさ。伊達に修羅場は踏んでいない」
OGS(2)「会者定離の理」で、イスルギ重工の傘下に入らないかというミツコの誘いを断った際のやり取り。
(行くもヒュッケバイン、阻むもヒュッケバインか。 ……つくづく因果な機体だな)
(だが、あれを操っている連中に教えてやる……)
(凶鳥の力……その何たるかを! 我らのヒュッケバインは、決して消えやしない事を!)
OG2におけるマオ社脱出時の言葉。インスペクターが量産型ヒュッケバインで襲ってきて、自分もヒュッケバインで迎撃していることに対し、皮肉を感じて。なお、「我らのヒュッケバインは~」の件はOGSで追加された台詞。OGS発売の時期はご存知の通り、ヒュッケバイン関連の問題が発生したと考えられているので……。

その他

「耐えるんだよ、パット」
サントラCD『スーパーロボット大戦 鋼のコクピット』「スペシャルトーク」にて、(自分が歌う)テーマソングがないことを嘆くパットに。

搭乗機体

第4次スーパーロボット大戦 / スーパーロボット大戦F

ゲシュペンスト
初期搭乗機。
ゲシュペンストMk-II
F/完結編での中継ぎ搭乗機。
ヒュッケバイン
リアル系での最終搭乗機。主人公時専用。
グルンガスト
スーパー系での最終搭乗機。主人公時専用。

その他に第4次、Fリアル系ではモビルスーツにも搭乗可能。

OGシリーズ

ヒュッケバイン008L

余談

  • リン役の緒方恵美氏はFではシンジの兼ね役のつもりで受けたにも関わらず、長い付き合いのある役になったのが嬉しいとジ・インスペクターの収録の際に語っていたらしい。
  • 第4次の8人の主人公のうち、寺田Pが一番気に入っている主人公がイルム・リンのペアとのこと。α・OGシリーズに参戦できている主人公が未だにこの2人だけであることと関係しているのかもしれない。