ミノフスキークラフト

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ミノフスキークラフト(Minovsky Craft)とは、宇宙世紀を舞台とするガンダムシリーズと『∀ガンダム』に登場する機構。

概要

ミノフスキー粒子を格子状に配列することにより擬似的な斥力場を作り出し、その上に乗って浮遊する機構。

これによって大型艦船や大型モビルアーマーの大気圏内での飛行が可能となった。小説『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』において大型ながらも初めてモビルスーツに搭載され(Ξガンダムペーネロペー)、後の『機動戦士Vガンダム』の頃には機体のデザインバランスを損なわないレベルまで小型化されている(厳密には「ミノフスキーフライト」「ビームローター」といった発展型技術)。また、宇宙世紀より遥かに後のリギルド・センチュリー(『ガンダム Gのレコンギスタ』)においても、メガファウナをはじめとする各種艦艇やカバカーリーにミノフスキーフライトが使われている。

なお、『閃光のハサウェイ』と『Vガンダム』の間の時代の物語である『機動戦士ガンダムF91』においても殆どのMSが浮遊しているが、これは主な舞台がスペースコロニーだからだと思われ(回転して遠心力=重力を発生させているので、回転の中心である空中は無重力になる)、ミノフスキークラフトとは無関係である。よってスパロボでも飛べたり飛べなかったりする。飛べる場合はMSが出力そのままに小型化した結果、力技で飛んでいるのだろう。

強化パーツ「ミノフスキークラフト」

スパロボにおいては宇宙世紀ガンダム系が参戦する版権スパロボではおなじみの強化パーツ。略称はクラフト、ミノクラ。基本的な効果は移動タイプ「」を追加し、ユニットと武器の空の地形適応をA(もしくはS)にするというもの。『第4次』などでは適応は元のままである。入手数に限りがあることもあり、この効果を巡って飛行できないユニットによる争奪戦が発生する。なお、空Sの機体に付けても空Aに下方修正されることはない。

かつては母艦陸上艦だろうと問答無用で飛行できるようになったが、流石に無茶だったのか『Z』では母艦には空適正アップの効果しか作用しなくなった。

旧シリーズや『COMPACT』では「(元の移動タイプと関係なく)移動タイプを「空陸」に変更する」という効果であったため、空や宇宙専用ユニットが地上に降ろせるようになるという効果もあり、「地を這うブルーガーが空中の敵目掛けて爆雷を投下する」といった怪現象を起こす事もできた。なお、空陸以外の地形タイプは失われれるので、例えばゲッターロボに付けるとゲッター2が地中に潜れなくなり、ゲッター3は深海に進入できなくなる。現在は上記の通りの効果になり、空専用ユニットに付けても何の効果もなく、また他の地形タイプを打ち消さないように設定されている。

余談だが、かつてはマジンガーZジェットスクランダー装着イベントがあるスパロボにおいては、それ以前には絶対に入手できないというお約束があった。勿論その理由は、言うまでも無いだろう(スパロボで初めてミノフスキークラフトが拾えたマップは『第4次』の「空飛ぶマジンガーZ」。すなわちスクランダー装着シナリオである)。このお約束は、『第2次Z破界篇』にて打ち崩された(ミノフスキークラフトではなくフライトモジュールではあるが)。

関連用語

艦船モビルアーマー
基本的に大気圏内での飛行を可能とする艦船やモビルアーマーなどの大型兵器は、それをミノフスキークラフトによって可能としている。
モビルスーツ
大型モビルスーツ運用時代の末期に、ついにモビルスーツ用に小型化されたミノフスキークラフトの開発に成功している。
ミノフスキードライブ
ミノフスキークラフトの効果に加え移動力がアップする優れもの。ただし『Vガンダム』か『クロスボーン・ガンダム』が参戦しない作品には存在しない。クラフトが空Aになるのに対しこちらは空Sになる事が多い。
フライトユニット / フライトモジュール
宇宙世紀ガンダムシリーズが登場しない版権スパロボにおいての代替パーツ。最近は宇宙世紀ガンダムが登場してもこちらである事がある。
テスラ・ドライブ
OGシリーズにおけるミノフスキークラフトの代替パーツ。テスラ・ドライブSもある。

メモ

資料リンク