マダンガー

マダンガー（Madanger）

第36話「地獄の射手マダンガー」に登場した豪雷巨烈配下の巨烈獣。弓による超長距離攻撃を得意とする魔弾の射手で、前哨戦では激怒巨烈が指揮する巨烈獣ガントス（SRW未登場）を苦も無く仕留めている。妖魔の雷で精練した矢の威力はゴッドブロックを貫くほど強烈で、ライディーンを苦しめる。

心臓部を洸の友人・岬百合香（SRW未登場）の体内に持つ為、彼女が生きている限り例え全身を八つ裂きにされても死なず即座に再生し、受けたダメージは全て百合香にも伝わってしまうという特異性が有る。それ故に手出しの出来ないライディーンを徹底的に嬲り追い詰めるが、とどめとして放った矢が巨烈獣化して洸を庇った百合香に命中。百合香の死と共に呆気なく爆散した。

登場作品と操縦者

百合香の存在そのものが、マダンガーを他の巨烈獣と一線を画す最大の要因となっている為、彼女が登場しないSRWでは没個性化の感が否めない。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACT2第1部: HP回復（大）を持ち、射程の長いマダンガーアローを持つ厄介なザコ。射程2の武器がないのが弱点。
スーパーロボット大戦COMPACT2第3部: こちらの戦力がある程度整ってから戦うため、第1部ほどの強敵感はない。弱点も同一なので、ある程度接近して戦おう。
スーパーロボット大戦IMPACT: 律儀に弱点も移植されて第1部から登場。耐久力とHP回復は、やはり厄介。スピードクリアの足かせになるので、早めに撃破してしまおう。

装備・機能

武装・必殺武器

ドリルボウ
火炎
マダンガーアロー

特殊能力

HP回復（大）

移動タイプ

空・陸: 飛行可能。

サイズ

L

余談

「地獄の射手マダンガー」は『ライディーン』ファンで知られる出渕裕氏お気に入りのエピソードであり、後に氏が監督した『ラーゼフォン』では第19楽章「ブルーフレンド」の元ネタに据える事でオマージュを捧げている。