ブラスターテッカマンブレード

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ブラスターテッカマンブレード(Blaster Tekkaman Blade)

爆発的な進化『ブラスター化』を遂げたテッカマンブレード。通常のテッカマンと比べ、全ての能力が飛躍的に向上している。しかしブラスター化はDボゥイの脳神経核に深いダメージを与え、徐々に彼の記憶を蝕んでいく。

外装が鋭さを増す方向に変化しており、攻撃的な印象を強めている。その強度は至近距離でテッカマンランスのボルテッカを受けて無傷でいられるほど。

ブラスター化はラダムテッカマンにもともと備わっている進化能力であり、Dボゥイは不完全さを補うために無理矢理これを実行した。MISSNG LINKにて中断状態だったフォーマットをやり直し、テッカマンとして完全になったため、ブラスター化能力は続編ではなくなっている。

詳細はテッカマンブレードを参照。

登場作品

テッカマンブレードと同じく、Dボゥイこと相羽タカヤ本人がテックセットした姿。テッカマンブレードがブラスター化を習得した後、気力130以上になると自動的にブラスターテッカマンブレードになる。ブラスター化に伴ってブレードの顔アイコンが変更され、各能力も+10される。流石にボルテッカを無力化するほどの装甲はないが、回避力が高いので問題ない。

スーパーロボット大戦J
初登場作品。リアル系の回避力とスーパー系の火力を併せ持ち、テックランサーのおかげで継戦能力も高く、ペガスに乗って2パイロット分の精神コマンドが使用可能。特定条件を満たしてテッカマンレイピアが加入すれば、合体攻撃のダブル・ボルテッカも使用可能になる。間違いなくエース級の一角。
スーパーロボット大戦W
スローランサーとボルテッカランサーが削除され、ペガス換装パーツ扱いになった(精神コマンドは使える)代わり、ペガスフォーメーション、ボルテッカクラッシュイントルード、テッカマンイーベルテッカマンアキとの合体攻撃などが追加され、ボルテッカ系の武器にサイズ差無視武器属性が加わった。Jよりもブラスター化の修得が遅くなっている。
ちなみにノーマルのブレードに比べてHP・ENの数値が高い。そのため、ブラスター化すると攻撃を受けていないのにHPが減っているという事態が発生する(回復能力があるのでさしたる問題ではないが)。

装備・機能

ブラスター化前同様、ペガスに乗ることが可能。基本的にブレード単独で使うよりも、ペガスに乗った方が2人分の精神コマンドが使えたり、移動力がアップしたり、サイズがSSからSになって与ダメージが増えるなどメリットが大きい。ペガスには乗ったまま出撃可能なので、出撃枠を圧迫されることもない。

Jでのペガスは合体分離可能な別ユニットだったので『分離→攻撃→合体』で手数を増やす戦法が取れたが、Wでは換装パーツ扱いになり不可能に。その代わり、ペガスに乗った状態で撃墜されても修理費を取られなくなっている。

武装・必殺武器

テッカマンブレードをベースとして、より性能が向上している。JとWでは使用武装に一部違いがあり、ブレードの使い勝手も幾らか変わってくる。

スローランサー(Jのみ・格闘
分割したテックランサーに、回収用のテックワイヤーをセットして投げつける。スパロボでは武器性能的にテックランサーと似通う所があり、Wでは削除された。
ボルテッカランサー(Jのみ・格闘)
テックランサーの先端からフェルミオンエネルギーを発射する。射程は3~8だが、消費ENが30と高い割に攻撃力が低くコストが釣り合わない。Wではテックランサーのトドメ演出となった。
クラッシュイントルード(格闘)
装甲を変形させて敵めがけて突撃し、衝撃波を発生させる。低燃費で使い勝手の良い遠距離攻撃。Wではマルチコンボ対応武器となった。
テックランサー(格闘・斬り払い対象)
射程がある無消費のP武器で、ブラスターテッカマンブレードの主力。J・W共にコンボ対応。Jでは単体版とコンボ版の2種があり、前者の方が威力が高い。Wではモーションがノーマルと様変わりしたほか、トドメ演出でボルテッカランサーを使う。
ペガスフォーメーション(Wのみ・ペガス必須・格闘)
ペガスとの連携攻撃を行う。Jのボルテッカランサーほどではないが、EN効率は良くない。
ボルテッカクラッシュイントルード(Wのみ・格闘)
巨大な球状のフェルミオンエネルギーを放り投げた後、自らその奔流の中に飛び込んで敵に突っ込む。本来は素のブレードがIIで使った技で、ブラスターは使わない(つまりスパロボオリジナル技)。燃費はブラスターボルテッカよりも悪く攻撃力も劣るが、単機でPS装甲&バリア貫通サイズ差補正無視の効果を全て備えている。射程は1で固定。
ブラスターボルテッカ(射撃
ブラスター化により、通常のテッカマンブレード時を遙かに凌駕する破壊力を持つに至ったボルテッカ。その威力は発射前の余波だけでターゲット周辺のラダム獣が消し飛んでしまうほど凄まじい。演出はテッカマンランス戦で初使用したもの。映像特典及び格闘ゲームにおける名称は「超ボルテッカ」である。ブラスターブレード単独での最強攻撃。通常兵器版と、前方直進型マップ兵器の2種類がある。通常版の射程は3~8で、至近距離には攻撃できない。なおブラスター化後は、単機でのボルテッカはペガスの有無に関係なく全てブラスターボルテッカになる。ペガス搭乗時は前方にダッシュ、単独時はその場で装甲を展開して放つ。なお、唯一素顔のカットインが入るが、その代りトドメ演出はナシ。

合体攻撃

全て最低射程が1の中~遠距離射程なので、射程1~2に単体攻撃版ブラスターボルテッカが撃てない弱点をフォローできる。ダブル・ボルテッカ以外は、ペガスやブルーアースの有無を揃える必要がある。なお、Wではブラスター化前でも使用可能。

ダブル・ボルテッカ(射撃)
妹の相羽ミユキがテックセットした、テッカマンレイピアと共にボルテッカを放つ。ペガスの有無に関係なく発射可能。ベスナーとゾマーも同名の合体攻撃を持つが、威力は相羽兄妹の方が明らかに上。J・W共に合体攻撃中でも最強クラスの威力。バリア貫通とPS装甲無効を持ち、Wでは更にサイズ差補正無視まで備える。
ダブル・ランサーコンビネーション(Wのみ・格闘)
恋人の如月アキがテックセットしたテッカマンアキと共に、テックランサーを駆使した連携攻撃を放つ。他の2種の合体攻撃より威力で劣るが、燃費がよく中射程のP武器なのが強み。バリア貫通効果を持つ。トドメ演出では2人はイチャイチャしているため、ラブラブランサーとも称される。
ダブル・リアクターボルテッカ(Wのみ・射撃)
ユミ・フランソワがテックセットしたテッカマンイーベルのリアクターボルテッカと、ブラスターボルテッカを同時に放つ。威力はレイピアとのダブル・ボルテッカと同等で、Wの全合体攻撃中でも最強クラスの威力を持つ。使用可能になるのはこちらの方が速い。バリア貫通とPS装甲無効、サイズ差補正無視を全て備える。戦闘アニメ時は必ずBGMが『GIVE OUT YOUR LIGHT』になる。

特殊能力

HP回復S
EN回復S
合体(Jのみ)、換装分離
Jではペガスへの乗り降り、Wでは一方通行の分離を行う。
剣装備
テックランサーを装備しているので、斬り払いが可能。ちなみにブラスター化すると盾が消える。

機体BGM

「永遠の孤独」
デフォルト戦闘BGM。だがW終盤に再加入した時はDボゥイの「俺は1人じゃない!」の台詞にあわせて「REASON」に戻したプレイヤーも多いのではないだろうか。
「閃光M-18」
テックセット時のイベントBGM。Wでは戦闘BGMにも設定可能。
「GIVE OUT YOUR LIGHT」
ダブル・リアクターボルテッカ発射時に流れる。

対決・名場面

超戦士ブラスター
Dボゥイの身体は度重なるテックセットによって組織崩壊を起こしていた。フリーマンは「君が戦うことを止めるならば組織崩壊は止まるだろう」とDボゥイに語りかけるが、ラダムを倒す事を自らに課せられた運命と悟るDボゥイはそれを拒否。それを受けたフリーマンはたった一つの手段を告げる。爆発的進化――ブラスター化を。それによって組織崩壊を食い止めようと言うのだ。しかしそれは、成功確率50%という、あまりにも分の悪い賭けだった。
VSテッカマンランス
バーナードの決死の時間稼ぎにより、ブラスター化を成功させたDボゥイ。基地を襲撃していたランスの頭を掴み、アラスカ基地上空へ戦場を移す。焦ったランスは零距離ボルテッカを放つもブレードは無傷。その状況にうろたえたランスはブレードのクラッシュイントルードの反撃を何とか凌ぎ、ラダム獣の群れの中に逃げ込むが、ブレードのブラスターボルテッカの前にはあまりにも無意味であった…。余談だが、この時のシャウトでマイクがハウリングを起こしている事が確認できる。「2本壊れたマイク」のうち、1本がここらしい。
VSブラスターテッカマンエビル
オービタルリング外周での一騎討ち。エビルのブラスター化に呼応するかのようにブレードもブラスター化を遂げる。二人の戦いはリング外周に留まらず、地球上を飛び回りながらの戦いとなった。テックランサー同士のぶつかり合い、ボルテッカランサーをバリアで打ち消すエビルなど、戦況は一進一退の熾烈な攻防が続いた。最後はボルテッカの撃ち合いに競り負け、ブラスター化が解けたブレードに止めを刺そうとしたエビルだったが、ここに来てブラスター化の限界が来てしまい、ブレードのランサーが腹部に直撃。2人はオービタルリング内部へ落下していった。