ヒュッケバイン

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ヒュッケバイン
外国語表記 日本版
Hückebein
海外版
Huckebein
登場作品

バンプレストオリジナルOGシリーズ

デザイン カトキハジメ
初登場SRW 第4次スーパーロボット大戦
SRWでの分類 機体
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スペック
分類 パーソナルトルーパー
ヒュッケバインシリーズ
生産形態 試作機
型式番号
  • PTX-08R(旧シリーズ、V)
  • PTX-08L(X-Ω)
  • RTX-008L / R(αシリーズ、OGシリーズ)
全高 19.8 m
重量
  • 132.4 t(旧シリーズ、V、X-Ω)
  • 60.4 t(αシリーズ、OGシリーズ)
動力 ブラックホールエンジン
フレーム Hフレーム
基本OS TC-OS
開発
主なパイロット
旧シリーズ
第4次・スパロボFの主人公
α、OG
リン・マオ
V
ヴェルターブ・テックスト
X-Ω
シズキ・シズカワ
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ヒュッケバインは、『第4次スーパーロボット大戦』『スーパーロボット大戦F完結編』のリアル系後半主役メカ

概要[編集 | ソースを編集]

動力炉に異星人の技術であるブラックホールエンジンを搭載しているパーソナルトルーパー。通常型のエンジンを搭載している機体についてはヒュッケバイン009を参照のこと。

「ヒュッケバイン」の名を冠するその他の機動兵器については、ヒュッケバインシリーズの項を参照のこと。

旧シリーズ[編集 | ソースを編集]

旧シリーズでは『第4次』と『F完結編』に登場する。インスペクター事件の後、連邦軍が新たなる異星人の侵略に対抗できる新機体として開発されていたが、ティターンズの横槍により計画は凍結。それを破嵐財閥が投資をすることで計画を再開させ、テスラ・ライヒ研究所で極秘裏に完成させていた、という設定。ゲシュペンストの後継機という扱いでグルンガストとは対になる関係。ヒュッケバインが存在するリアル主人公系のルートではグルンガストは作られなかったことになる。αシリーズやOGシリーズでは複数機体が同時開発されていたことになっているが、旧シリーズではただ一機のみが開発されていたようである。

なお、旧シリーズでは実験中に暴走したという設定がなく、αシリーズやOGシリーズでの「バニシング・トルーパー」という不名誉なあだ名はついていない。

αシリーズ・OGシリーズ[編集 | ソースを編集]

マオ・インダストリーが、ゲシュペンストシリーズ等で得られたデータを元に数々のEOTを惜しみなく使って開発した。PTX-005ビルトシュバインの運用データを元にゲシュペンストMk-IIの量産化データを組み込み、コストダウンと汎用性を求めて3機が同時に開発されていた。

並行して開発された3機のうち2機がSRX計画のテストのため、当時発見されていたEOTのエネルギー炉「ブラックホールエンジン」のテスト機として先行ロールアウトし、RTX-008L/Rとなった。テストパイロットは、Lが当時PTXチームに所属していたリン・マオ、Rが「天才ライディース・F・ブランシュタインであった。

しかし、008Rのテストドライブでブラックホールエンジンが暴走・大破。基地が丸ごとひとつ消滅する大惨事を引き起こし、更にライは生き残ったものの片腕を失う。残された008Lはリンの手によって封印された。以来、ヒュッケバインの名を冠する機体は「バニシング・トルーパー」という不名誉なあだ名で呼ばれるようになった。

その後008Lは、αシリーズではヒュッケバインEXに改修されて、OGシリーズではそのままの姿で共にエンジンの欠陥を克服したうえで戦線に投入されている。

OGシリーズではマオ・インダストリーが、年月を経て既に解明されつつあったブラックホールエンジンなどを大改修したものをヴィレッタ・バディムが借り受け、戦線に投入されたとの記録も残されている。インスペクター事件では、再びリン本人が搭乗した。

ブラックホールエンジンと直結し、腹部に連結して小型のブラックホール弾を発射する大口径の「ブラックホールキャノン」がヒュッケバインの最大の兵装である。その破壊力は脅威的。

なお、OGシリーズではMk-II以降と同様の紺色にカラーリングが変更されている。

V / X-Ω[編集 | ソースを編集]

ニコラ・ヴィルヘルム研究所所属のパーソナルトルーパー。2機製造されており、タイプRはヴェルターブ・テックスト、タイプLはシズキ・シズカワがテストパイロットを務める事になった。

なお、重量は旧作の132.4 tに戻っている。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

作品によってデフォルトパイロットが目まぐるしく変化する。OGシリーズでは汎用機体として、多くのパイロットが乗り換え可能。

旧シリーズ[編集 | ソースを編集]

第4次スーパーロボット大戦S
初登場作品。リアル系主人公の後継機であり、テスラ・ライヒ研究所常勤の父親より主人公へ誕生日プレゼントで渡される。機体名の他、今作独自の要素としてカラーリングを変える事ができ、カラーバリエーション7番は後のヒュッケバイン009、8番はヒュッケバインEXの配色とほぼ同じである。
味方機体では最高の運動性を誇り、移動力もGP-01Fbに匹敵するほど高い。攻撃力も全体的に高めで、途中で追加されるブラックホールキャノンにより更なる高火力を実現できる。おまけにマップ兵器Iフィールド分身まで備わっており、間違いなくロンド・ベル最強の機体だろう。特に主人公を特殊誕生日に設定した場合の強さは凄まじく、奇跡マイクロミサイルが敵を鏖殺する。ブラックホールキャノンは味方機体の中では最長の射程を誇り、ブラッドテンプルバラン=シュナイル等の大ボス以外なら射程外から一方的に攻撃できる。
弱点は地形適応:空Bを与えられながら飛行できない事と、飛行していない状態で飛行している敵に隣接されると強武器が軒並み使えなくなる事。そのためミノフスキークラフトは是非とも装備させてやりたい。また優秀な武器が多いが故に、全て使おうとすると改造費がかなり嵩む。
スーパーロボット大戦F完結編
リアル系主人公の後継機。概ね『第4次』と同じ設定で登場する。グルンガストと同じく、追加武装のブラックホールキャノンは最初から使用可能。
機体特性や使用感覚は『第4次』とほぼ変わらないものの、同作と比較してやや弱体化が施されてしまった。ブラックホールキャノンは射程が短くなってNT補正込みのファンネルと並ばれ、気力制限も100から110に。『第4次』では味方ユニット最高値の運動性を誇っていたが、本作ではF91νガンダムと同等の数値に落ち着いた。それでいてP属性武器が射程1の格闘武器に偏っている点が『第4次』、あるいはゲシュペンストから変わっておらず、ブラックホールキャノン以外に切り払われない長射程武器を持たないのも難点。主人公の精神コマンドが固定になってしまい、奇跡どころか集中すら使えない点もリアル系ユニットとしては気になる。
尤も、弱体化されてもなお強力な機体である事は変わらないため、集中を覚えず回避に不満がある点にだけ注意すれば問題なく使っていける。ちなみにブラックホールキャノンは攻撃力が100上昇・消費ENが70から50に向上と、射程以外はむしろ改善している。リープスラッシャーの弾数も2増えており、全体的に弱体化された一方で継戦能力は高まっている。
MAP兵器のマイクロミサイルは、本作では範囲・攻撃力共に大幅に下げられ、そのままではイデゲージの調整程度にしか使い道がない。5段階改造で攻撃力1800になり、気力と相手次第では削りとして実用範囲内になるので、有効活用するならしっかり改造しよう。改造区分の都合で10段階改造だと攻撃力3000にまで伸び、削りとしても資金稼ぎとしても非常に役立つため、できればそこまで改造してしまいたい。今作のマイクロミサイルは弾数3から4に増加しており、リアル系主人公の精神ポイントも多いため、低い攻撃力さえフォローできれば有用な武器となる。
なお、名前の変更は依然として可能だが、カラーリングの変更はできなくなった。グルンガストの変形CGムービーが作成されてカラーリング変更ができなくなったため、それに合わせる形でこちらも変更不可にしたものと思われる。

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦α
エンジン暴走事故が史実として紹介される。008Lが改造された状態でヒュッケバインEXとして登場する。ただし外見はMk-IIの色違い。
第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
ヱルトリウムタカヤノリコの部屋にヒュッケバイン(OG版)が飾っている。

VXT三部作[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦V
一部設定は引き継がれてはいるものの、大半の設定が一新された形で参戦。ヴェルトが搭乗するが、ロッティ乗り換えさせることも可能。
加入するスペシャルシナリオ「集結する希望」は第1話終了時に初回特典を適用していると第2話の前に、未適用ならかなり後になって発生することとなる。
早期加入した場合はブラックホールキャノンは追加武装、未適用なら参戦時から使用可能である。
OGシリーズでは未採用となっていたマイクロミサイルが通常版とマップ兵器版で復活した。早期加入の場合、序盤から使える貴重なマップ兵器となる。
序盤参入ユニットの中で唯一空を飛べない為、足回りに注意する必要がある。もっとも、ヴェルトの加速エースボーナスを加味すれば、海マップ以外では強化パーツによる補強が必要ないほどの移動力になる。海マップでは、強化パーツで補強しないと移動で難儀する。
射程や攻撃力は十分なのだが、パイロットがを覚えない(ヴェルトは勇気、ロッティはを習得)ので、対ボス戦を考えると決定力不足の感は否めない。
『F完結編』以来となる版権作品への参戦、若しくはヒュッケバイン問題を経ての参戦もあってか、戦闘アニメーションのクオリティは非常に高く必見。
スーパーロボット大戦T
本編ではシークレットシナリオ「Vジャンクション」限定のスポット参戦。『V』参戦時の設定であり、パイロットはヴェルト
『V』終了後設定の為、ブラックホール・キャノンまで使用可能。
エキスパンション・シナリオでは第2話より加入。やはりロッティを乗せ換えることも可能。

単独作品[編集 | ソースを編集]

新スーパーロボット大戦
ゲーム中には登場しないが、ライの裏設定上ではヒュッケバインの機動テストの失敗が片腕を失った原因として存在している。公開されずに裏設定だったのは、完全新作である今作では混乱を招くためだったらしい[1]
スーパーロボット大戦X-Ω
2017年3月のイベント「生命を守る剣」にて実装。『スーパーロボット大戦V』基準の設定で登場するが、『V』に登場するタイプRではなくシズキ・シズカワの乗るタイプLが参戦する。ユニットクエストも『V』の前日譚とも言える内容となっている。
SR・SSRシューターでSSRは大器型。最大の特徴はアビリティにあり、制覇モードの中でも特に難関とされるステージを攻略するためのものがずらりと並ぶ。
純粋な攻撃力は高いもののアビリティによる補正がないため、火力のブーストは魂頼みになる。さらにアビリティを全て解放するには限界突破が2回必要。
アリーナでも強力なアビリティを取り揃え、シューターを軸にした「回避シューター」編成で一時期環境級ユニットとして持て囃された。特に大器型プロヴィデンスガンダムとの組み合わせが非常に強力で、さらにシナンジュブルーフレームセカンドLなど行動力・回避率をサポートするシューターで固めた編成は、敵に回すと「攻撃は当たらず、うかつにヒュッケバインを殴れば回避でコア獲得、プロヴィデンスorヒュッケバインの必殺技で暗闇を付与されて詰みの状況に追い込まれる」という圧倒的な強さを誇った。
2017年10月にSSRブラスター、2018年1月に正月衣装の大器型SSRディフェンダーが追加。
2018年1月のアップデートよりブラスターがブラスターガシャにラインナップされ、OGシリーズでは初となる気力ガシャ以外への恒常実装ユニットとなった。
2019年8月のイベント「ここが無限の開拓地」にて水着バージョンの大器型SSRアタッカーが追加。
スーパーロボット大戦DD
2022年3月のイベント「ラスト・オブ・バニシングトルーパー」にて名前のみ登場。Mk-II3号機を試験機にした改修計画があったが、ガリルナガンの襲撃によって頓挫している。

OGシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
エンジン暴走事故が史実として紹介される。RTX-009がヒュッケバイン009として登場し、008Lもある条件を満たすと終盤に登場する。デフォルトパイロットは009がキョウスケ編ではリョウト・ヒカワ、リュウセイ編では搬入当初はイルムガルト・カザハラが乗っているが、少し後のイベントでグルンガストに乗り換える為に実質不在。008Lがヴィレッタ・バディム
スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
マオ・インダストリーの社長リン・マオが、008Lに普通に乗っている。009は登場しない。リンが一時的に離脱する際にレオナ・ガーシュタインに預けている。
スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
ブラックホールキャノンは必要気力が高いものの、非常に高性能。なお、予約特典のOGSオフィシャルパーフェクトファイルには掲載されなかった。
スーパーロボット大戦OG外伝
第24話で追加。ブラックホールキャノンの攻撃力が上がり必要気力も120と下がっているが概ね『OGS』と遜色無い性能。使える機体ではあるが、投資が大変。合体攻撃が無い事や性格との相性を考えると、ユウキレオナラミアあたりが相性が良い。ユウキは気迫でブラックホールキャノンを開幕から使え、レオナはデフォルトで習得しているヒット&アウェイとの相性が良い。ラミアはエースで射撃武器の攻撃力が上昇する為、火力面で秀でている。
第2次スーパーロボット大戦OG
フィールドグラフィック・及び名前のみ登場で、性能不足による型落ちが否めなかったためマオ・インダストリーにてオーバーホール中に襲撃を受け、後継機のMK-II・MK-IIIL/Rと共に撃破されてしまうため、自軍機体として使用することは出来ない。なお、同じく撃破されたMK-II・MK-IIIL/Rと共に、一部の戦闘アニメは没データとして残っている。格闘用の換装武器のアニメは存在が確認されてるが、製作中に一部シナリオが変わったのかブラックホールキャノンのアニメは用意されていないため、棒立ちしたヒュッケバインが登場した後いきなり敵機体がダメージを食らうといった事となり、一部ではバニシングアタックなどと名付けられた。詳しくはヒュッケバイン問題を参照。
スーパーロボット大戦OG -ジ・インスペクター- Record of ATX
ディバイン・ウォーズ』、『ジ・インスペクター』ではヒュッケバイン問題もあり殆ど登場しなかったが、久々に008L名義で登場した。
『V』以降に合わせてかマイクロミサイルを使用している他、ブラックホール・キャノンに代わってグラビトン・ランチャーを装備するなど『OG』とは色々と異なる姿も見られる。
本組立前の時点でフルオーバーホールのためにパーツ単位でバラしていたため、空いていたサイロに運び入れて組み立てを行いグラビトン・ランチャーでサイロの壁を吹き飛ばすというド派手な登場を行っている。
その後ネビーイーム攻略戦で背部コンテナを模した外装で偽装する形でブラックホール・キャノンを搭載、グレイターキンとの戦闘中に発射している。

関連作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボットスピリッツ
ゲーム中には登場しないが『新』の設定を踏まえて制作された作品であり、ライがテストパイロットを務め事故で片腕を失った、ということが前日談小説にて明かされている。
スーパーヒーロー作戦
ライの台詞の中にのみ登場する。本ソフト自体が『α』の前日譚的存在である為、『α』の設定に準じたエピソードが語られている。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

固定武器[編集 | ソースを編集]

バルカン砲
60mmバルカン砲。他の機体と同様に頭部に内蔵されていると思われるが、ヒュッケバインの頭部には発射口が描かれていないため詳細は不明。
旧作シリーズでは頬や額から発射していたが、Vではツノの下の何もない場所から発射している。
マイクロミサイル
バックパックの2基のウェポンベイに搭載された小型ミサイル。
OGシリーズでは未搭載。搭載スペースにテスラ・ドライブが入っている為に矛盾が発生するということからOGシリーズでは未搭載扱いになったことが生放送で語られた。[2]「OGS」や「OG外伝」では換装武器としてロシュセイバーやビームソードを使用すると、このウェポンベイから抜刀する演出がある。
だが『Record of ATX』ではミサイルを搭載した仕様で登場している。
旧シリーズでは着弾位置指定型のマップ兵器として登場する。
『V』では敵味方識別の着弾位置指定型マップ兵器。それに加えて通常兵器版も使用可能。
ブラックホール・キャノン
文字通りマイクロブラックホールを打ち出し、着弾点に高重力を発生させ周囲の隕石や残骸などを引き寄せながら標的を圧壊させる武装。後のヒュッケバインシリーズの重力系武装と異なり、ヒュッケバイン本体とは直接接続されず、両サイドのグリップを掴んで使用する。『V』後に発売されたアクションフィギュア「METAL ROBOT魂」ではMk-Ⅱと同様、股間ブロックに接続して砲身を固定させる設定が追加された。
機体の全高とほぼ同じ長さの大型武器であるため、どこからか射出されてきたキャノンをヒュッケバインが受け取る描写(リンは「BHCシーケンス」と呼称)がされている。後にアクションフィギュアにて、バックパックに懸架が可能という設定が追加された。
コトブキヤが発売したプラモデルの解説書によると、このブラックホールキャノン自体にもブラックホールエンジンが搭載されており、ヒュッケバインのジェネレーターと連結させなければ使用できないとのこと。ヒュッケバインのジェネレーターとはブラックホールエンジンであるため、発射にはブラックホールエンジン2機分の出力を必要とする武装である。

換装武器[編集 | ソースを編集]

ロシュセイバー
刀身を重力波で形成する非実体剣。
OGシリーズでは換装武器。『無限のフロンティア』にも同名の武器が登場し、詳細が説明されている。コトブキヤが発売したヒュッケバインMk-IIIのプラモデルの解説書によると、グラビコンシステムを用いているとのこと。
METAL ROBOT魂版にてサイドスカート裏に収納されてるという設定が追加された。
」つながりかどうかは不明だが『第4次(S)』での戦闘アニメのエフェクトはハイパーオーラ斬りに似ている。ただし武器自体のグラフィックは用意されていなかった。無消費のプラズマソードよりも攻撃力は高いがこちらはENを消費してしまう。
リープ・スラッシャー
6つの扇型パーツを連結してリングを形成し射出する。
『第4次』や『F完結編』の頃には、射出後に跳躍もしくは姿を消して飛んでいき標的の目の前に出現する演出だったが、『OGs』からは姿を消す描写がなくなっており、世界観の変わった『V』においてもこれは同様だった。OGシリーズの世界観において跳躍という現象がそぐわないと判断されたのではないか、という説もあるが変更された経緯は不明。
『Record of ATX』ではリアスカートが展開してパーツを射出する姿が描写された。
OGシリーズでは換装武器。
マグナ・ビームライフル
R-2も装備しているビームライフル。OGシリーズで『OG2』以降に追加された換装武器。
グラビトン・ランチャー
「OG2」では本機は関係ない所で手に入る隠し武器。『Record of ATX』での初戦闘回ではこれを装備して出撃している。背中のハードポイントに背負うように懸架可能。
フォトン・ライフル
中性子ビーム弾を発射する携行武装。OGシリーズでは換装武器。『Record of ATX』でのグレイターキン戦で装備して出撃している。
M13ショットガン
PT用の散弾銃。OGシリーズでは換装武器。こちらも『Record of ATX』のグレイターキン戦で装備しているが、突撃を交わした直後の高周波ソードの斬撃で切断されて放棄している。

その他[編集 | ソースを編集]

4連装ミサイルランチャー
内蔵兵器でなくオプション兵器と思われる。OGシリーズでは装備しておらず、換装武器としても未登場のまま。
プラズマソード
刀身をプラズマで形成する非実体剣。OGシリーズでは装備しておらず換装武器としても未登場である。
F完結編までの旧シリーズではロシュセイバーと同時に装備しており、2種類の非実体剣を持つ珍しい機体であった。武器グラフィックは一般的なビームサーベルタイプ。

必殺技[編集 | ソースを編集]

ブラックホール・キャノン(DDS)
『X-Ω』での必殺スキル。水着アタッカータイプが装備。上空からブラックホール・キャノンを放つ。DDSが何の略かは不明だが、描写を見るに撃ち下ろし(Drop Down Shoot)ではないかという説がある。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

剣装備
切り払いを発動。OGシリーズでは登場しない。
分身
『OG1』以外の作品で実装している。
全スーパーロボット大戦電視大百科』によると、ガンダムF91の分身機能と同じ原理らしい。だとするとヒュッケバインにも「マルチプル・コントラクション・アーマー(MCA)」が採用され、最大稼働モード(MEPE)状態に入っているものと推測される。F91が存在する旧シリーズ、αシリーズ、『V』なら採用も頷けるが、OGシリーズでも同様なのかは不明。
Iフィールド
対ビームフィールドによるバリア。ガンダムシリーズが登場する旧シリーズのみの設定。αシリーズでもこちらと思われる。
ABフィールド
ガンダムシリーズが登場しないOGシリーズで装備しているビームバリア。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

飛行は不可能。

サイズ[編集 | ソースを編集]

M

カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]

Wゲージ+40、EN+20%
『OGシリーズ』での008Lの固有ボーナス。
運動性+20、最大EN+100
『V』でのボーナス。序盤はあまり意味がなく、ブラックホールキャノンが追加されてからが本番なので、最優先で取得させる必要は薄い。ヒュッケバインを最後まで使うなら、終盤には欲しいボーナス。

機体BGM[編集 | ソースを編集]

「TIME TO COME」
シリーズを通してのメインテーマ。ボーカルはMIQ氏と、岩永雅子氏のバージョンがある。
「TIME TO COME(Ver.OG)」
VでのBGM名義。現行のOGシリーズと同じ。
「BORN TO FIGHT」
OG1のデフォルトBGM。OGS以降は未採用。

関連機体[編集 | ソースを編集]

ここでは本機と近い関係にある機体を挙げる。派生機については「ヒュッケバインシリーズ」も参照されたい。

ヒュッケバイン009
同型機だがブラックホールエンジンを搭載していない。後に本機の要素を受け継ぐ存在になる。
ヒュッケバインEX
008Lの改修機。
ヒュッケバインMk-II
量産を前提とした後継機。旧シリーズの外観では繋がりを感じにくかったが、後年ではデザインの変更や設定の追加によってMk-IIの前代機であることが分かり易くなった。
ゲシュペンスト
最初のPTであり、祖となる機体。作品によっては主人公が本機に乗り換える前に使用する。
ビルトシュバイン
ゲシュペンストと本機の中間となる機体。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. ソフトバンクパブリッシング『新スーパーロボット大戦 パーフェクトガイド』54-55頁。
  2. 2017年12月放送「鋼の年末スパロボ感謝祭&忘年会」より

商品情報[編集 | ソースを編集]

話題まとめ[編集 | ソースを編集]