バーム星人

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バーム星人とは、『闘将ダイモス』に登場する異星人

概要

有翼の異星人で、大元帥を頂点とした軍事国家と思われる。容姿は地球人に酷似しているが、背中に飛行可能な翼を持っているのが特徴で、翼は隠す事もできる。

彼らの故郷バーム星は、地球から90光年離れた変光星アルゴールを太陽に持つ惑星だったが、巨大惑星の衝突で爆発してしまった。母星が爆発して以後、巨大宇宙船である小バームにて宇宙を流浪していたが、地球に到達することになる。指導者のリオン大元帥は地球との平和共存を望んでいたが、オルバン大元帥の謀略ででの会談は決裂し、地球と戦争状態に陥る。

登場作品

流浪の民という境遇故か、他の異星人勢力に利用される事が多い。

旧シリーズ

第4次スーパーロボット大戦S
初登場作品。DCと同盟を組む。

αシリーズ

第2次スーパーロボット大戦α
ボアザン暗黒ホラー軍団の後押しを受ける。
第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
オルバンを打倒したため、ゼーラ星人と共に火星で平和に暮らしている。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACT
ポセイダル軍の後押しを受ける。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦A
開始当初はリヒテルらの単独組織。
中盤、オルバン大元帥の指示でベガ星連合軍の傘下に入る(現場に伝えられてなかっただけで本編開始以前から協力関係にはあった)。ベガ星人との協力を不満に思っていたリヒテルにバルバスが弟の聞いた「リオン大元帥の暗殺犯が地球人でないこととエリカが小バームにいるらしい」という話を伝えたためリヒテルらは軍を離反する。
シャドウミラーから離反したアクセルまたはラミアがリオン大元帥暗殺の犯人がシャドウミラーであることを地球連邦軍上層部に伝えたためロンド・ベルが和平交渉に小バームに向かうことになる。

単独作品

スーパーロボット大戦MX
原作終了後のため、平和に暮らしていたが、エリカ火星の後継者に捕まってしまう。

人物

リオン大元帥
元来のバームの指導者。地球との和平に積極的だったが、オルバンの陰謀で毒殺される。
オルバン大元帥
リオン大元帥を暗殺し、小バームの実権を掌握。地球との戦争を推進した。
ゲロイヤー
オルバンの腹心。秘密警察を率いる。
リヒテル
地球攻撃軍司令。
エリカ
リヒテルの妹。
バルバスライザ
リヒテルの部下。
アイザム
バーム一の科学者でリヒテルの親友。
ガーニィ・ハレック
武術指南役。
メルビ
オルバン大元帥の甥。
マルガレーテ
エリカの乳母。
バーム兵
バームの一般兵

関連用語

バーム星
小バーム
戦闘ロボ
メカ戦士

余談

  • 漫画『超電磁大戦ビクトリーファイブ』(作画:長谷川裕一)では、三千年前はボアザン帝国と張り合うほどの惑星間国家であったとされている。しかし、『闘将ダイモス』本編では太陽系への移住に固執していたことから、母星が爆発した頃には単一惑星国家にまで零落していた模様。