「ハイペリオン」の版間の差分

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:合体状態がデフォルトとなるので、出撃枠圧迫の心配はなくなった。マニューバGRaMXsなど大半の武器が合体前と弾数を共有しているが、援護攻撃に使いやすいアルテリオンのGアクセルドライバーおよびベガリオンのGブレイクドライバーの弾数はハイペリオンから独立しているので、分離と援護攻撃を駆使してダメージを稼ぐ戦法に支障はない。
 
:合体状態がデフォルトとなるので、出撃枠圧迫の心配はなくなった。マニューバGRaMXsなど大半の武器が合体前と弾数を共有しているが、援護攻撃に使いやすいアルテリオンのGアクセルドライバーおよびベガリオンのGブレイクドライバーの弾数はハイペリオンから独立しているので、分離と援護攻撃を駆使してダメージを稼ぐ戦法に支障はない。
 
:第2次OGでOGシリーズに初登場したほとんどの機体のグラフィックはOG外伝までに登場していた機体より頭身が高めに描かれており、ハイペリオンもその例に漏れないのだが、他のスパロボより頭身が低く描かれていた第3次α以来の参戦であるハイペリオンは、特に大きな差が感じられるかもしれない。
 
:第2次OGでOGシリーズに初登場したほとんどの機体のグラフィックはOG外伝までに登場していた機体より頭身が高めに描かれており、ハイペリオンもその例に漏れないのだが、他のスパロボより頭身が低く描かれていた第3次α以来の参戦であるハイペリオンは、特に大きな差が感じられるかもしれない。
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:ちなみに、アルテリオンがDFでないと合体できないのに注意。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==

2015年12月23日 (水) 14:03時点における版

XAM-008-HI ハイペリオン(Hyperlion)

「コードHYPER77」の入力後、フォーメーションヘリオスを経て、アルテリオンベガリオンが合体した姿。この形態になって初めて、『プロジェクトTD』の目的である恒星間航行が可能となる。まさに、シリーズ77の最終目標となる機体。

劇中ではDFのアルテリオンとベガリオンが合体した状態となっているが、本来は航行形態であるCFのアルテリオンと合体することを想定している。この状態で4つのテスラ・ドライブを同調させ、なおかつ十分な加速距離が得られれば、その速度は亜光速にまで達するという。速度、機動性ともに桁違いで、アイビス・ダグラス一人ではとてもではないが操縦できないらしい。そのためか、航法ナビゲーターをツグミ・タカクラ、火器管制オペレーターをスレイ・プレスティが勤める。戦時下では、武装オプションを施されたアルテリオンとベガリオン、両方の武器が使用可能となる為、ハリネズミの様相を呈している。

空間転移技術が未発達のOGシリーズではさらに設定が追加されている。 本機は構成の都合上、テスラ・ドライブ4機によって推進するのだが、アルテリオン・ベガリオンのドライブは「ツイン・モーダル」というテスラ・ドライブのシンクロ運用が実装されている。簡単に言うと、テスラ・ドライブそれぞれが互いを空間内で認識し合うことにより、常に同調率を安定できるというもの。

ハイペリオンの状態になるとこれは「クワッド・モーダル」という4基での相互干渉を起こし、機体周辺に完全鏡面球体フィールド「ディスクリート・スフィア」を発生させる。このスフィアは内部と外部を可視光線などを除き完全に隔離する作用を持ち、一言で言うとハイペリオンを覆う球状結界である。

理論上は時空連続体を切り裂き、空間・次元転移をも成し遂げられるが、封印戦争の段階では技術力とテクノロジーが全く追いついておらず、机上の空論となっている。

ゲームの扱い

合体した機体であるにもかかわらず高い運動性を持ち、さらに分身まで可能という、リアル系面目躍如の機体。さらに、アイビスが集中を使えば、回避率はかなりのものになる。当然実弾しかないので、わりと敵を選ばずに戦えるのも利点。移動力が高いのも魅力。だが、合体状態での出撃が不可能なので、小隊員枠を一つ無駄にしてしまうところが残念といえば残念(とは言え、ベガリオンのコストは0.5である)。

第2次スーパーロボット大戦OGでは合体したまま出撃できるようになっている(これは同じく合体機である参式や龍虎王、カイザーも同じ)。

登場作品と操縦者

αシリーズ

第2次スーパーロボット大戦α
リアル女主人公であるアイビスの後継機…というか合体機。37話で登場。他主人公が後継機に乗り換える31話が、アイビスルートのみ本人の覚醒+アルテリオンの強化イベントとなっているため、参戦時期が僅かに遅い。3人乗りで使いやすいMAP兵器持ちなので敵殲滅にはうってつけ。マニューバーGRaMXsはPS2の限界を僅かに超えており、処理落ちが発生する。
第3次スーパーロボット大戦α
マニューバGRaMXsの演出が変わったため、女性三人のカットインは見れなくなった。小隊員としても案外いける。合体は第44話より。上述通り実弾しかないため、PS装甲を持つコズミック・イラ製の敵ガンダムと相性が悪い。

OGシリーズ

第2次スーパーロボット大戦OG
43話で登場。本作で貴重な空「A」を所持していおり、更に宇宙マップこそ少ないものの適応地形宇宙「S」を持つ。全機体No.1の移動力と、高い運動性、3人乗りによる潤沢な精神コマンドが持ち味。武装の大半が実弾兵器である為、弾切れしがちだが、強化パーツを3つ装備できるため、余りがちな「カートリッジ」を装備することでその点は補える。
合体状態がデフォルトとなるので、出撃枠圧迫の心配はなくなった。マニューバGRaMXsなど大半の武器が合体前と弾数を共有しているが、援護攻撃に使いやすいアルテリオンのGアクセルドライバーおよびベガリオンのGブレイクドライバーの弾数はハイペリオンから独立しているので、分離と援護攻撃を駆使してダメージを稼ぐ戦法に支障はない。
第2次OGでOGシリーズに初登場したほとんどの機体のグラフィックはOG外伝までに登場していた機体より頭身が高めに描かれており、ハイペリオンもその例に漏れないのだが、他のスパロボより頭身が低く描かれていた第3次α以来の参戦であるハイペリオンは、特に大きな差が感じられるかもしれない。
ちなみに、アルテリオンがDFでないと合体できないのに注意。

装備・機能

武装・必殺武器

ツインGGキャノン 「ツイングラビティーガイダンスキャノン」
主力武器となる機関砲。GGとはGravity Guidance(重力誘導)の略で、テスラ・ドライブを用いて弾道を安定させ、射程距離と命中率を向上させている。
ソニック・セイバー
機体船体内蔵のエネルギーソード。ソニック・ブレイカーの発展型のさらに発展型。
CTM-02 スピキュール
脚部内蔵のミサイルランチャー。
CTM-05 プレアディス
ベガリオンに内蔵されたクラスターミサイルを一基装備。着弾指定型マップ兵器
CTM-07 プロミネンスW
両腕に内蔵のミサイルランチャー
CTM-09 セイファート
脚部から発射される対艦用の巡航ミサイルを二基内蔵。
Gドライバー・Xコンビネーション
機首先端から4基によるテスラ・ドライブによって加速した弾体を高速で撃ち出すレールガンの一種。
マニューバーGRaMXs
テスラ・ドライブを応用した高速攻撃フォーメーションアタック。第2次αでは全火器発射ののち、Gドライバーを至近距離で放つ。第3次αにおいてはGドライバーでなく、アステリオンとベガリオンが分離してソニック・セイバーで切り裂く。分離してGRaMXsを使用していることから、スレイもこの技術を修得していると思われる。第2次OGは第2次αと第3次αの折衷に近い。3人揃ったカットインがヘルメットの形状のせいで某モンスターをもじって『ダグ○リオ』や『ダ○トリオン』と言われたりすることも。

特殊能力

分身
「ブレイクターン」による高速回避。
分離
アルテリオンベガリオンへと分離する。

移動タイプ

テスラ・ドライブ4基による飛行速度は亜光速となる。

サイズ

M

機体BGM

「流星、夜を切り裂いて Ver.H」
ハイペリオンのデフォルトBGM。Hとはハイペリオンを指す。

対決・名場面

闇穿つ流星
第2次OG。ゼゼーナン打倒に成功したヒリュウ改の面々は、ハガネに合流すべく地球へ帰還することに。しかし、地球は未だにバラルルイーナが展開するフィールドによって覆われ、侵入は不可能だった。そんな中、シュウとツグミにより突入プランが提示される。それは、二つのフィールドの隙間を「滑り落ちる」ことで突破する作戦だった。内容はテスラ・ドライブ4基の共鳴力場を展開したハイペリオンを先頭に突入して穴をあけ、グランゾン歪曲フィールドで続く衝撃を緩和しつつ穴をさらに広げ、その後をブレイク・フィールドを展開したヒリュウ改が突き進むというもの。グランゾンによる保険があるとはいえ、決して成功確率は高いものとは言えなかったが、戦隊はこの作戦を決行。成否のカギを託されたチームTDは、ハイペリオンに全てを懸けて障壁の接触面に突入。視界が開けた時、そこはルイーナの兵器がひしめく南極大陸だった。続けて降下して来たグランゾン、ヒリュウも戦闘態勢に入るが、突如現れたクストースがルイーナを殲滅し、去る。とにもかくにも降下に成功したヒリュウ改はハガネとランデブー、オペレーション・アイスブレイカーに臨む。

余談

  • 第3次スーパーロボット大戦αでは、マニューバGRaMXsの最中分離し、合体するのだが、このときハイペリオンのCFを見ることができる。

メモ

  • αシリーズ』では『マクロスシリーズ』の存在もあり、フォールドブースターに類する超空間モジュールを取り付けることで恒星間航行が可能となる。しかし『OGシリーズ』の人類は未だ超空間技術を手にしていないため、現状のままでは恒星間航行は不可能である。仮に光の速度で地球を出発した場合、一番近いプロキシマ・ケンタウリでも片道4.22年かかってしまう。