ナディ・雪之丞・カッサパは『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の登場人物。
概要
民間警備会社クリュセ・ガード・セキュリティに所属する整備士。
CGSの大人達の中では数少ない参番組を対等に扱う人物で、面倒見も良く少年兵達からも「おやっさん」と親しみを込めて呼ばれている。かつての戦闘の際に両足を失っており、膝から下が義足になっている。また、非常に体臭がきつく、その点では敬遠されている。CGSがギャラルホルンの襲撃を受けた際も一軍と一緒に行動せず、オルガの依頼でガンダム・バルバトスを起動させた。鉄華団結成後もそのまま整備士として残り、少年達を見守り続ける。
整備士としての腕は申し分ないが、当初はMS整備の経験がなかったためバルバトスの機体バランスを崩してしまっていた。後にテイワズの整備士にMSの整備の仕方を学び、問題なく整備できるようになる。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦DD
- 初登場作品。序章ワールド4から登場するNPC。
人間関係
鉄華団
- メリビット・ステープルトン
- テイワズからのアドバイザー。共に少年達を見守っていき、いつしか恋仲に。
- ヤマギ・ギルマトン
- 年少組の一人で整備班の一員。
- オルガ・イツカ
- 団長。
- 三日月・オーガス
- バルバトスのパイロット。
CGS
- マルバ・アーケイ
- CGSの社長。元雇い主。若い頃からの顔なじみであり、犬好きで優しかった頃の彼を知っている。
- トド・ミルコネン
- 年少組の指導係。
クリュセ独立自治区
- クーデリア・藍那・バーンスタイン
- クリュセ首相の娘。
名台詞
- 「…参番組は42人、一軍は68人だ。おめぇは…おめぇとこいつは……よくやったよ」
- 第2話より。目覚めた三日月から何人死んだか聞かれて。被害を一切誤魔化さず、三日月を労う優しさが見て取れる。
- 「もうよしな。アンタの言っている事は正しいが、今こいつらの耳には入りゃしねぇよ…」
- 第22話。新たな犠牲が出た事でギャラルホルンに対し仲間たちの敵討ちと称した徹底抗戦の意思を見せたオルガたちに一人反対するメリビットを諫めて。
- 鉄華団と長く苦楽を共にした「大人」として、メリビットの反論を「正しい」と言いながらも彼らの意を汲んだ。
迷台詞
- 「はぁ！？ おめぇ何言って…」
「ちょ、ちょ、ちょ待ておい！ 俺は操縦なんてンぐぁ～！」
- 第11話より。それまで三日月側から操縦していたクタン参型の操縦を任されて慌てふためく。
搭乗機体・関連機体
- CGSモビルワーカー
- CGSの小型戦闘車両。元々はこれの整備しかしたことがなかった。
- ガンダム・バルバトス、ガンダム・グシオンリベイク、ガンダム・フラウロス
- 鉄華団が所有するガンダムフレームMS。専属で整備を行う。
- クタン参型
- テイワズ製の輸送機。三日月とバルバトスを戦場に送り届けるために無理矢理操縦させられるが、操縦の仕方が全くわかっておらず慌てふためていた。
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