デビルガンダム

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デビルガンダム
外国語表記 Devil Gundam[1]
登場作品

ガンダムシリーズ

初登場SRW 第2次スーパーロボット大戦G
SRWでの分類 パイロット
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スペック
正式名称 アルティメットガンダム
分類 地球再生用モビルファイター
型式番号 JDG-009X(JDG-00X)
装甲材質 ガンダリウム合金
デビルガンダム細胞
開発者 ライゾウ・カッシュ
生体コア キョウジ・カッシュレイン・ミカムラ
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デビルガンダムは『機動武闘伝Gガンダム』の登場メカ

概要[編集 | ソースを編集]

ドモン・カッシュの父、ライゾウ・カッシュ博士が開発した「自己再生」「自己進化」「自己増殖」の三大理論を備えたガンダム。 本来の機体名称はアルティメットガンダムで、これはMFのメンテンナンスフリーを目的として開発された「アルティメット細胞」に由来している。当初の目的から三大理論を活かした地球再生へと技術転用された末に開発されたものが本機である。

平和的な理由で作られた本機だが、作中ではドモン(と関係者、及び再現VR)から「キョウジが世界征服のために持ち出し地球に逃亡。その結果母は死に父は冷凍刑になった」と語られる。ドモンがガンダムファイターになったのも本機の捜索及び拿捕のためであり、実際にドモンがキョウジと対峙して、この一連の件を問い質すシーンもあるが、キョウジは返答する気配すら見せなかった。

だが終盤において、この件は本機の技術や三大理論の軍事利用に目を付けたウルベとライゾウ博士に嫉妬しウルベに協力したミカムラ博士とのでっち上げにすぎず、本機の奪取のためにドモンを利用していたことが明かされる。

ウルベ達に(修行中のドモンを除く)カッシュ一家が拘束されそうになった際、悪用を恐れたカッシュ博士は長男キョウジ・カッシュをアルティメットガンダムと共に地球へと逃がすが、キョウジを庇って母・ミキノは射殺されてしまう。母の殺害を目の前で目撃したことで生じたキョウジの憎しみの感情と地球落下時のショックが原因で、「人類抹殺こそ地球再生のための手段」と認識してアルティメットガンダムは暴走し、キョウジを強制的に生体ユニットとして取り込みデビルガンダムと化した、というのが真相である。キョウジがまともに返答しなかったのも、実際には「できなかった」という方が正しかった。

各形態[編集 | ソースを編集]

以降作中では機能の「自己進化」をいかんなく発揮し、様々な形態で登場した。判別に関しては(デビルコロニーは番外として)機体下半身の状態で判別するとわかりやすい。

第1形態
序盤の形態。多脚部分のみ。下部のガンダム顔は全く無い。
第2形態
ガンダム顔と多脚のどちらも見えるが、ガンダム顔にアンテナが無い。
最終形態
多脚部分は無くなり、ガンダム顔が完成。ガンダム顔が変形して脚部の役割も果たす。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

本体撃破後の復活も含め、設定的に色々と独自の解釈が出来るためか、他作品とのクロスオーバーや独自のオリジナル設定が加えられることも多い。また、原作のもう1つの本筋であるガンダムファイト大会を導入し難い事もあり、『Gガンダム』の参戦=デビルガンダムの参戦及びシナリオの中核扱いと言っても過言ではない。元は人間に造られた物とはいえ、三大理論によって生物と同様の増殖や進化を繰り返しているため、その存在はもはやSTMC擬態獣といった人外の脅威と同等かそれ以上とも言える。

「地球再生の為に作られたが、暴走し人類抹殺を目的とする悪魔のガンダムに凶変した」という大本の部分は変わらないため、結構なプレイヤーは見落としている部分であると思われるが、実は「地球に落ちた衝撃とキョウジの憎しみの感情で異変が生じた」という設定はSRWで採用される事は少ない。原作の台詞を引用するシーンであってもその辺の件は削除されている。

SRWでは世界観的に、地球に落ちたデビルガンダムを長い期間放置という設定にはしづらいためか、この地球降下の流れが劇中かそれに近い期間に行われており、降下直後より活動している場合が多い。

旧シリーズ[編集 | ソースを編集]

第2次スーパーロボット大戦G
初登場作品。異星人(おそらくゾヴォーク)の技術を利用しカッシュ博士が開発した。国連内に居たシロッコがこれを悪用しようと目論み、以降シロッコがウルベ少佐のポジションを担って原作と同じ流れとなるが、ルート次第ではなんとシロッコ本人が搭乗する
本作では第一形態のみ登場。
スーパーロボット大戦F
イベントとして数度顔出しする程度。第1形態は『F完結編』には登場しないので特に戦う事なくおさらばとなる。
アルティメットガンダムは甲児からアルキメデスガンダムと間違われた。
スーパーロボット大戦F完結編
原作通りにギアナ高地編、ランタオ島編、DGレイン編と用意されており、イベント撃破になることが多い。黒幕は原作どおりウルベであるが、コロニーとの融合がなくシャピロ等の他のラスボス達と並んで登場する。最終形態の時に「石破ラブラブ天驚拳」か「究極石破天驚拳」で倒されるイベントがあるが、イベントを起こさず撃破することも可能である。

COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦IMPACT
ほぼ原作どおりの流れで追い詰めていき、第1部ではジャブロー、第3部ではデビルガンダムコロニー内部による決着となる。デビルガンダムの人類抹殺の意思はアインストと同調する物らしく彼らに活用される。本作ではウォンが登場しないので、その辺の役割はアインストが行なっている。第1部では強敵であるが、第3部では自軍がインフレ気味の能力値なため、特に苦戦する局面はない。
なお、ドモンに追われるのがスパロボの中でもトップクラスに速く、地球に落ちる前にドモンがデビルガンダムに追い付いて交戦している(逃げられたが)。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦A
今回はギガノス帝国に奪われそうになり地球へ逃亡する。今作ではドルチェノフとウォンが結託しているので恐らくはこの2人の陰謀であると思われる。
序盤、いきなり落っこちてきてナデシコにぶち当たり、アーガマを攻撃して航行不能にしてくれるという衝撃の登場をやってくれる。第1形態・ランタオ・最終形態ときっちり三段活用する。今回のクロスオーバー相手は『機甲戦記ドラグナー』のギガノス機動要塞で、デビル機動要塞となる。最後は原作通り石破ラブラブ天驚拳を受け、残骸はマリーメイア軍が仕掛けていたを利用されて宇宙空間で完全破壊され、消滅する。
ちなみに、原作ではデビルガンダムは地上に落下したショックで暴走をしている為、今作の場合、実は「ナデシコにぶつかったショックで、デビルガンダムが暴走してしまった」事になる(そのため、アンソロジーコミックでは真相を知ったドモンが「お前のせいか」とユリカにツッコミを入れるネタがある)が、これはそもそも落ちた先にたまたまナデシコがいただけなので結果論でしかなく、当然ナデシコ側に非はない。尤も真面目に解釈するならば、追撃に来たドモンやギガノス軍はこの時点で既に「デビルガンダム」と呼んでいるので、今作では地球落下前に暴走している可能性も高い。
ゲーム中で3つしか手に入らないミノフスキークラフトの内2つを序盤のデビルガンダムが持っている上に、該当ステージではHPが一定値以下になると撤退してしまう。入手したいのなら精神コマンド援護攻撃などによる工夫で撃破する必要がある。
スーパーロボット大戦A PORTABLE
概ね『A』と同様だがHPが大きく跳ね上がっている。序盤に登場する第1形態は撤退させずに墜とすとアルティメット細胞を落とすので是非入手しておきたい。
スーパーロボット大戦R
原作終了後の設定。既に倒されたはずだが、武蔵恐竜帝国相手にゲッターロボ自爆させたことにより大量に放射されたゲッター線を浴びて復活。おまけに大量増殖し、オリジナル敵デュミナス一派が主力として利用する。基本はゾンビ兵がパイロットだが、1機だけデスピニスの暗躍により復活させられた東方不敗を生体コアとする。その為か、東方不敗機の回避能力はかなり高い(ただし武器の基本が射撃系なので格闘タイプのマスターと相性が悪い)。なお、これにはゲッター線も非常に責任を感じたようでお詫びとして東方不敗の身体を治した上で蘇生するという行動に出ている。つまり、デビルガンダムはゲッター線すら脅威に感じる存在らしい。その後も懲りずにデュナミス一派が使い回しており、デビルエステバリスに寄生させたりして最後まで主人公たちの前に立ちはだかり続けた。
スーパーロボット大戦J
デビルガンダムに限らず、Gガンダム系が全体的に不遇な扱いとなっており、ウルベ、ウォンも居らず、彼らのポジションに『機動戦士ガンダムSEED』のアズラエルが据えられそうな展開だったが、ストーリーがランタオ島止まりの為、レインが乗る事も無く破壊されて終了。スパロボでも珍しく最終形態が登場しない展開となった。

VXT三部作[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦T
原作終了後の扱いだが、先のデビルガンダム事件において、保険としてレインの体内に潜ませていた核の複製から再生して復活、幸せの時遂行のためカギ爪の男の集団の戦力として運用される。
最終的に再び撃破されるも、困難ルートではレインの体内にいた事で影響を受け本来のアルティメットガンダムとして再生し、アクシズ落としを阻止する等の活躍を行った。エンディングではその能力を機界昇華した星を救う事に役立てる為東方不敗と共に外宇宙に旅立った。まさかのデビルガンダム救済である
なお、その際アクシズはカギ爪の男の集団によってDG細胞に満たされた状態となっているなど、『64』のデビルアクシズのオマージュと思わしきクロスオーバーが見られている。
今作では、デビルガンダム(アルティメットガンダム)もまた権力闘争の被害者であることにも触れられている。
エキスパンションシナリオでは次元の狭間で迷子になってしまっている他、復活したデボネアが再生させた個体も登場する。
弱点は終盤に登場する割に精神耐性を持っていない点。脱力で気力を50まで下げて、マップ兵器版拡散粒子弾を封じると対処しやすい。

単独作品[編集 | ソースを編集]

新スーパーロボット大戦
東方不敗の母星(ダグ星系共和国)の技術を使って開発されている。この作品でのキョウジは悪人であり、ウルベも登場せず黒幕は存在しない。隠しシナリオでは、『蒼き流星SPTレイズナー』の敵役・ゴステロを取り込んでオリジナル形態へと進化する。バルマー帝国傘下のル・カインが数年前にダグ星系共和国の前線基地がある小惑星を攻めた際、地球のデビルガンダムに似たもっと巨大で凶悪な奴(おそらくデビルコロニーのような状態と思われる)が現れたという。
地上編及び隠しシナリオのトリを務めるなど、実質的な本作のラスボスという位置付け。隠しシナリオで他作品の版権キャラ搭乗、スパロボ初のHP90000到達は今でも語り草。だが本作がウィンキー時代でも屈指の低難易度だったこともあり、宇宙と地上の両軍合流後の戦力なら労せず撃破可能。
なお本作ではアルティメットガンダム形態、下半身が巨大なガンダムの顔になっている第二形態、最終形態の飛行形態、MS形態、MS形態で更にデビルフィンガーが展開している姿、オリジナル形態の合計6タイプが存在している。
新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
フリーバトルに6形態とも登場。
スーパーロボット大戦64
新機動戦記ガンダムW』のオペレーション・メテオの6機目のガンダムとして奪われそうになり地球へ逃亡するが、「脱出時に受けた攻撃」で暴走する。後のホワイトファングになるコロニーの過激派がデビルガンダムの力を利用しようと目論み…以降は原作通りという流れ。『ガンダムW』の5人とほぼ同時に地球に降下し、5人にデビルガンダムの破壊か捕獲を指示される。終盤ではシャア率いるネオ・ジオンに回収されてアクシズと融合し、デビルアクシズとなる。最後のパイロットは再生させられたウォン。レインが搭乗することはないが、アレンビーを仲間にするのに失敗すると、バーサーカーアレンビーが搭乗する。
スーパーロボット大戦MX
本作ではバーベム卿の手によって復活し、もう一つのDとして彼の計画に利用される。最終的には『機甲戦記ドラグナー』のマスドライバーと融合する。パイロットはデビルガンダム同様にバーベム卿の手によって復活したウルベ。人類の終焉という役回りを担った点では、最も原作に近い立ち位置に置かれたシリーズと言える。また今回のバンプレストオリジナルキャラ達のバックストーリーにも大きく影響している。
スーパーロボット大戦NEO
原作終了後の話だがアースティアの世界にDG細胞が持ち込まれ、エルンスト機関によって利用される。さらに本作ではエルンスト機関の空中要塞・ウルタリアと融合し、『64』以来のオリジナルユニット「デビルウルタリア」となる。
スーパーロボット大戦Card Chronicle
スーパーロボット大戦Operation Extend
原作終了後の扱いで、2章冒頭からドモンがその行方を追っている。
6章での決着までたびたび現れ、「文明の負の産物」という共通項を持つミューカスを取り込んだりはするのだが、そのミューカスが方々と野合する怪物系勢力なので印象は変わらない。誰がパイロット化するという事もなくDG細胞名義のまま、インベーダーのような隠し球もなく、ほぼ単純な怪物扱いに終始する。
スーパーロボット大戦X-Ω
2017年10月の進撃イベント「遙かなる戦い、開幕」に登場。世界観は『IMPACT』終盤準拠だが、詳細な背景は不明。ハマーン・カーンに反乱したグレミー・トトに操られフィフス・ルナと融合し、地球に落とされようとする。

関連作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボットスピリッツ
中ボスとして登場。未来人ネオ・イノセントがバルマー帝国と戦うために利用した。エアロゲイターを生み出した根源。実際に戦うのは最終形態の姿のみ。実は未来に至るまで封印され続けていた「禁断の兵器」であり、レビ・トーラー(本作では未来世界の最高指導者)がバルマー帝国に対抗するため目覚めさせるも敗北し、ジュデッカの母体にされた。
スーパーヒーロー作戦
ユーゼス・ゴッツォライゾウ・カッシュに供与したフレームを元に開発される。フレームには密かにクロスゲート・パラダイム・システムが内蔵されており、カッシュ博士はこれに気付いてDG細胞(アルティメット細胞)で機能に封印を施していたが、ドモンの怒りの力を利用して一時的に機能させて過去の新西暦155年に時間移動した。新西暦155年ではその異形から「イン石怪獣D」と呼ばれ、怪獣扱いされていた。作中での扱いもほぼ怪獣同然であり、ETFの地底弾道ミサイル基地をエネルギー目当てに襲撃してメトロン星人やザラブ星人をDG細胞で操るわ、倒されたはずのゼットンとパンドンを生き返らせるわ、ウイングガンダムガンダムデスサイズを模したデスアーミーを作るわ、凄まじい暴れぶりを見せる。
最終的に、ウルトラマンのカラータイマーの力が注入され、ユーゼスと融合することでゼストになった。
リアルロボットレジメント
ボスキャラとして登場。ランタオ島までは原作と同じだが、その後ドゥバンの手に落ち、フォン・ブラウン市に配置されアナハイム・エレクトロニクスと融合してしまう。
常にHPが回復していくのだがこの回復量がすさまじく、弱い通常攻撃では回復量が上回り実質無傷になってしまうほど。背中のデビルファングはスタン確定なので食らうと起き上がるまでに相当回復されてしまう。
これでいて時間制限まであるので短期決戦を強いられ、その名に恥じぬ悪魔のような攻略難易度を誇る。間違いなく本作最強の敵。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

T
根性鉄壁応援祝福激励期待
見た目からは想像もつかないほどのサポートに特化したラインナップ。本来の使命である「地球環境再生のための機体(=非戦闘用)」を意識したものだろう。
全体的に習得が非常に遅く、レベル78の時点ではなんと2つ目の鉄壁までしか習得していない。

特殊スキル[編集 | ソースを編集]

T
2回行動底力L7、気力+ボーナス気力限界突破L3、援護攻撃L3、ガードL3
2回行動は最終決戦時のみ習得。内部的にはレベル78で習得することになっている。

エースボーナス[編集 | ソースを編集]

周囲3マス以内の敵軍勢の技量・防御・回避・命中の能力値を-20する。
T』で採用。

主な関連機体[編集 | ソースを編集]

一覧に無い機体はガンダムWikiを参照。

強化型・バリエーション機[編集 | ソースを編集]

デビルコロニー
デビルガンダム第2形態がネオジャパンコロニーを取り込んだ姿。第3形態に位置する宇宙要塞で地球をも取り込もうとする。シャッフル同盟とガンダム連合の活躍により、元のコロニーに戻った。
デビルコロニーとしてのデビルの姿は初期オープニングから登場しており(正確には地球を取り込んだデビルアース)、シャッフル同盟の進撃シーンも後に本編に使われた(ただし、オープニング映像では、シャイニングガンダムだったのに対し、本編では、ゴッドガンダムになっている)
SRWではデビルアクシズ、デビルウルタリアや『OE』の復活したデビルガンダムのデザイン元となっている。
デビルガンダムヘッド
デビルガンダムの触手。

関連機[編集 | ソースを編集]

デスアーミー
地球降下後に「自己増殖」で生み出した自身の手駒。モビルスーツサイズで数百機を生み出している。新宿の地下に潜伏している時は、逆にデスアーミーを吸収して力を蓄えていた。
デスビーストデスネービーデスバーディ
デスアーミーに陸戦・水中戦・空中戦用の各オプションパーツを装着した姿。
マスターガンダム、天剣絶刀ガンダムヘブンズソード、獅王争覇グランドガンダム、笑倣江湖ウォルターガンダム
デビルガンダムが生み出した機体の中で特に強力な4体で、「デビルガンダム四天王」という異名で呼ばれる。
シャイニングガンダム / ライジングガンダム
同じネオジャパン製MF。シャイニングガンダムとは一部の部品が共通であり、ライジングガンダムはシャイニングガンダムの部品を一部流用しているため、この2機とは頭部、胴体部の形状が酷似している。いわば兄弟機とも言える関係にある。
機体・搭乗者が共に近しい関係にあることから、両機が酷似するのはある意味では当然なのだろう。或いは、光=シャイニングと闇=デビルは表裏一体であるという象徴的意味もあるのかもしれない。
玩具「MOBILE SUIT IN ACTION」ではオプションとしてシャイニングを元にしたデザインの下半身が付属しており、差し替えることで通常のMFに近いスタイルにすることも可能。

SRWでの関連機[編集 | ソースを編集]

デビルガンダム (OG)
『新』でゴステロを取り込んだ姿。最終形態をベースにした更なる強化形態。
デビルアクシズ
『64』でアクシズを取り込んだ姿。
デビル機動要塞
『A』でギガノス機動要塞を取り込んだ姿。
デビルマスドライバー
『MX』でマスドライバーを取り込んだ姿。
デビルウルタリア
『NEO』でウルタリアを取り込んだ姿。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 『機動武闘伝Gガンダム』の最大の敵ではあるが、本来は平和利用を目的として造られた物であり、権力闘争に弄ばれた末に人類の脅威と化してしまった、ガンダムシリーズでも特に悲劇的なガンダムでもある。
    • 「遥かな空(宇宙)から堕ち、大地の底で邪悪の王となる」という点で言えば、キリスト教における堕天使とも共通していると言える。裏を返せば『T』での扱いは、悪魔(デビルガンダム)が元の天使(アルティメットガンダム)の姿を取り戻した、と言えなくもない。
    • 「平和のための技術が悪用され災厄を齎す」「地球を救う」「象徴としての女性」「各ファイター達が地球を救う為に意思を統一し人の革新の一歩となる」など、その異形の姿や特徴に反しGガン以前の宇宙世紀シリーズの重要要素が詰め込まれたガンダムでもあるというのは何とも皮肉である。
  • 三大理論からも解るとおり、多分に生物的な要素を持つ機体であるが、なんとこのガンダム、骨格が存在する。いや、もちろん骨格のように見えるフレームということなのだろうが、最終決戦の折、崩壊したデビルガンダムが晒したそれは、肋骨じみたものまで存在する完全に生物のそれであった。ガンダム頭の下に存在したとは思えない細長く下顎の突き出た頭部や長大な胴体や翼など、そのシルエットは完全に怪獣であり、骨格だけをみてガンダムだと判別できる人はまず居ないであろう。
  • 生体ユニットは女性が適任とされるデビルガンダムだが、SRWではウルベやウォン・ユンファ、他作品のキャラクターではゴステロパプテマス・シロッコなど男性が乗るケースが多い。これは女性に次ぐ適任の条件が、「ガンダムファイター=強靭な肉体」としての資質がある人物となっているためである。原作では生体ユニットにされたレイン・ミカムラだけでなく、強靭なガンダムファイターの中でも最強クラスの戦闘力を秘めたドモンや、女性ガンダムファイターであるアレンビー・ビアズリーも生体ユニットとして狙われる。東方不敗は自ら生体ユニットになることを望むものの、自身の体が不治の病に蝕まれていた事により、断念せざるを得なくなった(『R』ではデスピニスに蘇生させられ無理矢理乗せられていたが)。また、レインが生体ユニットにされた際は裸体になっており、全身が金属化していた。
  • 海外では宗教的な理由からダークガンダム(Dark Gundam)という名称に変更されている。
  • Gガンダム放送以前に描かれた漫画「プラモ狂四郎」(SRW未参戦)に登場したガンプラ、ブラッディ・マリーはデビルガンダムの異名を持つ。
    • そのため、ゲーム『Extreme.VS』シリーズでは、狂四郎とドモンの間にそれに関する会話が発生する。
  • ストレートに悪魔の名前が冠されているガンダムだが、後年に制作された『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』では様々な悪魔の名前を冠したガンダムたちが登場する事となった。
  • 漫画『超級! 機動武闘伝Gガンダム』では、母の命を奪われたことへのキョウジの憎しみを取り込んだことも変貌要因の1つと説明された。また同作ではゴッドガンダムと同時期に開発された兄弟機という設定が追加された。
  • SDガンダムシリーズ』でも『Gガンダム』を元にした作品で登場するが、設定が大幅に改変されて『黄金神話』では一度死した黄金神の遺骸が闇に染められて誕生した破壊神、『超機動大将軍』では神が遺した神像を魔星頑駄無が乗っ取り融合した姿になっている。
    • 最終的にはどちらも闇の力から解放されて本来の姿を取り戻すという展開になる。ある意味『T』のシナリオを先取りしていると言えなくもない。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. モビルファイター紹介、機動武闘伝Gガンダム、2022年2月10日閲覧。

資料リンク[編集 | ソースを編集]