デナン・ゾン

デナン・ゾン
外国語表記	Den'an Zon
登場作品	ガンダムシリーズ 機動戦士ガンダムF91
初登場SRW	スーパーロボット大戦COMPACT
SRWでの分類	機体

スペック
分類	汎用モビルスーツ
生産形態	量産機
型式番号	XM-01
頭頂高	14.0 m
本体重量	7.9 t
全備重量	17.4 t
動力	核融合炉
ジェネレーター出力	3,880 kW
スラスター推力	17,310 kg×2 8,520 kg×2 4,460 kg×4 総推力 69,500 kg
アポジモーター数	84
装甲材質	チタン合金ハイセラミック複合材
開発	ブッホ・エアロダイナミックス社
所属	クロスボーン・バンガード
主なパイロット	クロスボーン兵

デナン・ゾンは『機動戦士ガンダムF91』の登場メカ。

概要

機体概要

ブッホ・エアロダイナミックス社が開発したクロスボーン・バンガードの量産型モビルスーツ。

小型モビルスーツの先駆けともなった機体である。デッサ・タイプと呼ばれる作業用モビルスーツをベースにしており、機体各所に外装式ジェネレーターを分散して搭載することで高出力化が図られている。頭部にはハイブリッド・デュアル・センサーと呼ばれる丸眼鏡のような形状の新型センサーが装備された。また、本機はコロニー内での戦闘を考慮して近距離白兵・格闘戦に主眼をおいた設計がされており、武装も主に白兵戦用の物が装備されている。防御面も高出力化のおかげで新装備のビームシールドが装備可能となっており、隙がない。

部隊によっては通常機と異なる塗装がされ、ザビーネ大隊（ブラック・バンガード）の機体色はブラックであった。

劇中ではクロスボーン・バンガードの主力機として運用され、地球連邦軍のジェガンは勿論、同じ小型モビルスーツのヘビーガンすら凌駕するほどの圧倒的性能を見せ付けていた。

クロスボーンは本機を基にしてデナン・ゲーやベルガ・ギロス、ベルガ・ダラス、エビル・Sといった機体を開発している。

登場作品と操縦者

登場作品は多くない。基本的にクロスボーンの量産機として登場。

αシリーズ

第2次スーパーロボット大戦α

ビームシールドの防御のアニメーションが完全再現された。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACT

初登場作品。ザビーネ・シャルも搭乗する。結構強い。

スーパーロボット大戦COMPACT2

3部すべてに少しずつ登場する。ザコだが全ての能力が高水準にまとまっており、F91の物語がUCでも後期である事からの設定と思われる。

スーパーロボット大戦IMPACT

通常機の他にブラック・バンカード用も用意されている。他のCBのMSにも言えるが、ブラック・バンガード用は通常機より能力が一回り高く、図鑑には載らない。

関連作品

ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス

ザコ敵。デナン・ゾンRFという上位種も登場する。

装備・機能

武装・必殺武器

デュアルビームガン

左腕のビームシールド基部に設置された連装式のビーム射撃火器。

ビームシールド

左腕に発生器を固定装備。本機で初めて採用された。

ビームサーベル

ショットランサーの使用を控えたい時などに使用する一般的なビーム白兵武装。

ショットランサー

クロスボーンのモビルスーツの多くに装備されている打突武器。先端のランス部を回転させながら射出して、相手を貫くこともできる。本機のものは携行兵装となっている。

『COMPACT2』では有射程P属性の武器で、注意していないと意外な所から攻撃が届いてくるので、プレイヤーにとっては厄介な武器だった。

ヘビーマシンガン

ショットランサーに2門内蔵されている実体弾射撃火器。

特殊能力

剣装備、盾装備

切り払い、シールド防御を発動。

移動タイプ

陸

サイズ

M

対決・名場面

フロンティアIV潜入

本編冒頭。クロスボーン・バンガードのデナン・ゾン部隊がフロンティアIVの外壁を切り開き、内部へ潜入する。

『1st』第1話のザクへのオマージュとなっているシーンでもあり、ゲーム『機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122』でもラストシーンにて描写された。

関連機体

デナン・ゲー

派生機。汎用型。

ベルガ・ダラス

発展機。指揮官用格闘型。

ベルガ・ギロス

発展機。指揮官用戦闘型。

エビル・S（SRW未登場）

デナン・ゾンを基にして開発した偵察用モビルスーツ。

ゾンド・ゲー

デナン・ゾンと良く似た外見の小型機。

資料リンク

• GUNDAM:デナン・ゾン