デスザウラー

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デスザウラー
外国語表記 DEATH SAURER
登場作品

ゾイドシリーズ

初登場SRW スーパーロボット大戦Operation Extend
SRWでの分類 機体
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スペック
異名 破滅の魔獣
分類 肉食恐竜型ゾイド
生産形態 発掘
型式番号 EZ-021
全長 測定不能
全高 測定不能
全幅 測定不能
重量 測定不能
動力 ゾイドコア
最高速度 測定不能
所属 ガイロス帝国
主なパイロット ギュンター・プロイツェン
ヒルツ(オリジナルデスザウラー)
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デスザウラーは『ゾイド -ZOIDS-』の登場メカ。

概要

長引く戦乱を終結させる為に古代ゾイド人が作り上げたものの、その強大な力と破壊衝動は古代ゾイド人にも牙を剥いて文明を壊滅状態にした為、生き残った古代ゾイド人達の手によってゾイドコアとボディの2つに分断されて封印された。その恐怖は古代ゾイド人にとって拭いきれぬトラウマとなっており、フィーネ・エレシーヌ・リネは「デスザウラー」という名前を聞いただけで卒倒している。

デスザウラーはアニメにおいて第一部で初登場。この時の個体はプロイツェンによってガリル遺跡からゾイドコアが発掘され、配下のレイヴンが他のゾイドから抜き取って集めてきた大量のゾイドコアから完成させたクローンボディを得て現世に復活、帝都ガイガロスでの最終決戦に投入された。ボディ部分が不完全なクローン体である為、かつてのオリジナルには及ばないが、それでも共和国軍の大部隊を一撃で消滅させる程の圧倒的な力を持ち、帝都を壊滅させるに至る。しかし、帝国と共和国の両軍の攻撃で唯一の弱点である荷電粒子吸入ファンを止められてしまい、その隙を突いたブレードライガーによって胴体を貫かれ崩れ落ちた。こうした経緯から、ゾイド関連媒体では第一部で登場した個体を「プロイツェンデスザウラー」、「デスザウラーPrS(プロイツェンスペシャル)」、「デスザウラー(未完成体)」と呼ぶこともある。

ボディは失ったもののゾイドコアはプロイツェンと融合することで辛くも難を逃れ、2年の時を経てオリジナルデスザウラー復活の為に利用される。

設定上の全長10倍以上の遥かに巨大な姿で描かれている。

登場作品と操縦者

単独作品

スーパーロボット大戦Operation Extend
初登場作品。第2章でその存在が示唆され、第3章メイン第13話-2「帝都炎上」にて戦うことになる。
通常攻撃はビームガンのみだが、他3つの武器はマップ兵器(扇形、着弾指定型、直線型)で、中には「押出」特性付きやEN消費なしの厄介なものまである(更に、ゾイドコアによるEN回復も存在する為、Kにおける同じゾイドシリーズのラスボスであるバイオティラノのようにEN切れを狙うのはほぼ不可能)。
また、とにかく硬い(しかもイベントで何度もHPが回復する)ので、ガウェインのドルイドシステムで防御と回避を下げるのが有効。このミッションでは強制出撃ユニットが多く(ガウェインとランスロットは未改造)、自由出撃枠が2枠しかないので、どのユニットを出撃させるか迷いどころ。
第8章メイン第30話-3「破滅の魔獣デスザウラー」に登場するものはオリジナルデスザウラー名義の別ユニット扱いとなっている。

装備・機能

武装・必殺武器

ハイパーキラーバイトファング
口腔部に装備された牙で、大型ゾイドをも易々と噛み砕く破壊力を持つ。
ハイパーキラークロー
両手に装備された格闘用クロー。
加重力衝撃テイル
巨体を支える尻尾は、それだけで強力な格闘武器となる。
OEでは扇形範囲の「押出マップ兵器」。
荷電粒子砲
デスザウラーの象徴ともいうべき最強武装。背部の荷電粒子吸入ファンから大気中の荷電粒子を吸収し、体内でエネルギーに変換した後に首の粒子加速器で光速まで加速して口腔部から発射、あらゆる物質を原子レベルまで分解・消滅させる。
なお、荷電粒子吸入ファンが破壊されると使用不能になる上に各部のパワーも大幅にダウンする為、ほぼ唯一の弱点となっている(荷電粒子砲が装備された口腔部や装甲の隙間も一応の弱点)。しかしアニメのオリジナルデスザウラーでは(吸入用の隙間こそあるものの)装甲で覆われるようになって防御力が向上している(一部のファンからは「扇風機からクーラーにバージョンアップした」とも言われた)。
実は「荷電粒子砲」は昔(設定上は40年前)の名義であり、小型ゾイドのゴドスでさえも「小口径荷電粒子ビーム砲」を装備するようになったアニメ時代のバトルストーリーでは「大口径荷電粒子ビーム砲」が正式名称。『OE』ではこちらの名義で、直線型のマップ兵器
16連装ミサイルランチャー
『OE』では着弾点指定型のマップ兵器。

特殊能力

OE
ゾイドコア巨体

移動タイプ

サイズ

5Lまたは8

機体BGM

「悪夢の灯火」
SRWオリジナル曲。

関連機体

その高性能故に数多くの改造機やバリエーション機体が存在する他、対抗機や後継機も多数存在する。

アニメにも登場

ジェノザウラー
ガイロス帝国が、デスザウラー復活計画の副産物として開発したT-REX型ゾイド。『ゾイド -ZOIDS-』に登場。
ゴジュラスギガ
格闘戦に特化した共和国製ギガノトサウルス型ゾイド。『ゾイドフューザーズ』(SRW未参戦)に登場。
古代チタニウム装甲とハイパーEシールドで大口径荷電粒子ビーム砲に耐え、デスザウラー以上の格闘能力で粉砕するとされている。実際にRZ-067アロザウラー付属のバトルストーリーで両者の対決が実現したが、この時はギガ側が負傷して動けなかったこともあり荷電粒子砲の三連射を受けてEシールドを破壊されるまで追い込まれている(最終的にはアロザウラーとの連携で勝利したが)。
セイスモサウルス
ゴジュラスギガに対抗する為に開発された超長距離砲撃戦用の竜脚類型ゾイド。『ゾイドフューザーズ』に登場。
搭載された「超収束荷電粒子ビーム砲(ゼネバス砲)」は、デスザウラー用のものを強化・発展させたタイプであり、索敵外からの狙撃でゴジュラスギガの防御を易々と貫く事が出来る。
なおアニメ世界にゼネバス帝国が登場した事が無いのに「ゼネバス砲」の名前が使われたことにファンからは疑問を持たれている。またアニメ版はデスザウラーと同じく10倍の大きさになっている(それに伴い出力も上がっている)ので、副砲でもゴジュラスギガを倒せる。

アニメに未登場(旧シリーズ)

マッドサンダー
対デスザウラー用に開発された共和国のトリケラトプス型ゾイド。「特殊セラミックス振動体」で大口径荷電粒子砲を吸収・無効化し、デスザウラーの装甲を貫けるドリル角「マグネーザー」及び「サンダーホーン」をデスザウラーの腹に突き立てると言う完全な対デスザウラー仕様。
当初は圧倒的な戦力差があり、デスザウラーは通常機はおろか改造機ですら全く歯が立たなかった。しかし、数十年後に復活を果たした時はデスザウラーが大幅に強化された上、マッドサンダーがわずかに弱体化したこともあり互角に勝負できるまでになっていた(逆にそれほど差があったということでもある)。
『コンセプトアート』第3巻においても対デスザウラー用として開発され、荷電粒子砲の無力化には成功するがデスザウラーに致命傷を与えられず、逆にマグネーザーをへし折られ撤退している。
デスザウラー高機動タイプ
トビー・ダンカンが使用した試作1号機。通常のデスザウラーと異なり、背部にアイアンコングMk-II用の高機動ブースターを装備している。
荷電粒子砲の一撃で共和国の飛行ゾイド部隊を壊滅させると、その勢いで十数機のゴジュラス部隊を殲滅、遂にはウルトラザウルスをも撃破して共和国首都を事実上単機で陥落せしめるなど圧倒的なまでの強さを見せ付けた。稼働時間に難がある。
デスバード
マイケル・ホバート少佐(ドン・ホバート博士の息子)によって爆撃機に改造されたデスザウラー。迎撃に向かったプテラスがまともに動けない高度3万mを超音速で飛行して爆撃を行う。空対地ミサイル、四連ミサイルポッド、可変翼など装備は豊富で可変翼の形状はB-1爆撃機に酷似している。
デスシャドー
駐機中のデスバードを護衛するためにホバート少佐が開発した改造バリエーションの一つ。腕はアイアンコング、ショルダーアーマーは1/60ザクのものを流用(そもそもバトルストーリーの改造ゾイドは色々なジャンクパーツで作られている)。
デスファイター
ホバート少佐が制作した改造デスザウラーの最終タイプ。大型のライフル銃や電磁剣「エクスカリバー」を持つ(ただし指はハイパーキラークローのまま)。更にマニューバスラスターも装備している。
デッドボーダー
ガイロス帝国のタルボサウルス型ゾイド。背部に装備する強力な重力砲(G-カノン)でデスザウラーを倒したこともある。
デスウイング
巨大な翼を装備したデスザウラー。ガイロス帝国に亡命したゼネバス帝国の科学者が開発したのだとか。後のギルベイダーやギルザウラーの開発に繋がることになった。
デスエイリアン
ガイロス帝国が造り上げたデスザウラー。巨大な角が特徴でその角から暗黒粒子を吸収し、それを口から暗黒粒子砲を放ち、攻撃する。
デス・メテオ
攻撃力を強化したデスザウラー。ゲームに登場する。
ギル・ザウラー
ガイロス皇帝専用の改造デスザウラー。ギルベイダーの主翼などを装備し、大量の武装と巨体に見合わない俊敏性を有している。ガイロス帝国首都でヘリック大統領のキングゴジュラスと激闘を繰り広げた。

アニメに未登場

ブラッディデーモン
中盤に登場した「デスザウラー復活計画」の実験機で、ジェノザウラーのゾイドコアを使用した悪く言えば偽物。そのためか稼働時間が短いという欠点がある。
両腕はアイアンコングでその両肩にダークホーンのガトリング砲を装備している。
名前の由来は「ブラッディ」+「デーモン(西洋文化やソロモン72柱などにおける悪魔)」と思われる。
ブラッディデスザウラー
デスザウラーの亜種で、名前の通り血のような真紅のカラーリングを持つ。ネオゼネバス帝国皇帝ギュンター・プロイツェン・ムーロア専用機だったが、ガイロス帝国首都におびき寄せたへリック・ガイロス連合軍を巻き込んで自爆するためのゾイドコア爆弾に改造されている。
メガデスザウラー
軍事企業「Zi-ARMS」によって作られた強化型。アイアンコングMk-Ⅱ用の高機動ブースターとパルスレーザーガン、さらに強化された荷電粒子吸入ファンを追加しており理論上は無限に大口径荷電粒子砲を撃てるというまさに悪魔のようなゾイド。
メガザウラー
キメラテクノロジーを使用して強化されたデスザウラー。体内各所にキメラコアと呼ばれる人工ゾイドコアを埋め込まれており、そのコアとゾイド自身の拒絶反応をエネルギーとする。…が、あまりにも強力すぎるため尻尾の付け根部分に拘束具を兼ねた荷電粒子エネルギー発生装置を取り付けられている。
さらに起動したら最後、新陳代謝として歩くたびに荷電粒子ビームを吐き続けなければならないという危険極まりないゾイドである。ゲーム『ゾイドバーサスⅢ』に登場する。
デスザウラーVF
ゲーム『ゾイドサーガ』シリーズにて、ゲームオリジナルゾイド「ビクトリーレックス」とユニゾンした形態。ビクトリーレックスのパーツがデスザウラーの頭部・肩・背部に合体している。
攻・防・速全てが強化されており、最高速度に至っては3倍以上で高機動型であるライガーゼロイェーガーを凌駕する(運動性はさすがに劣る)。

余談

  • トミー(タカラトミー)から展開されていた公式ストーリー「ゾイドバトルストーリー」においてはゼネバス帝国によって開発された決戦兵器。