ヂーヱン

ヂーヱン（Jiwen)

ヴォルクルス教団の作り出した「靈装機」。基本は人型だが、簡略化された脚部と大きな肩部に巨大な爪を持つ異形の機体。胸部にも何かの怪物の頭部（おそらくはヴォルクルスの下半身）を意識した細工と装飾が施されている。

設計から90年以上経過している機体であるが、ヴォルクルス教団独自の技術により、現行の魔装機にも劣らない性能を有す。セニアによればこの機体に使用されている技術でパテントを取れば10億は固いらしい。ただし倫理的に問題のある機構も有している。

その動力の一部に対消滅機関が使われており、ニュートリノ反応を探知されることで居場所を特定される危険性を秘めている。だが、後継機であるボーヰンの欠陥に比べれば、可愛いものかもしれない。

スーパーロボット大戦OGサーガ魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD: シナリオ「ヴォルクルスの胎動」で初御披露目。以後、敵役として序盤から終盤まで第一線で活躍する。
スーパーロボット大戦OGサーガ魔装機神III PRIDE OF JUSTICE: 新型「輕裝式ヂーヱン」として登場。「輕裝」されたのは武装の数だけ、他のスベックはむしろ強化された。

禍爪（まがつめ）: 四本の指の尖端から伸びた鋭利な爪に魔力を込めて敵機を切り裂く。
殃する異怪（わざわいするあやかし）: 両脚部の発射口から髑髏型の邪悪なエネルギー弾を発射する。
殲す灯火（ほろぼすともしび）: 肩部の装飾から発したエネルギーで両手の爪を覆って目標に突進。抱き締める形で掌の中に捕えた敵機の胴体を、左右からの圧迫で横一文字に引きちぎる。