ダ・サイダー

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ダ・サイダー(Da Cider)

ドン・ハルマゲ配下のカッコイイ戦闘隊長。自ら「超絶美形・・・」とも言っている。

2枚目の外見、熱血漢、戦闘力も高いと、強力なライバルキャラとしての要素は全て持っているのだが、作風を反映してダジャレを言うことが大好きで、しかもセンスがないので寒いネタばかりという脱力キャラでもある。時と場合を弁えず寒いダジャレを言いまくる彼に周囲は呆れるが、自分では面白いと思っているので受けないと怒る。更に他の人が自分より先にダジャレを言っても怒る。

一見するとバカと思われるが、ドン・ハルマゲにラムネス達を倒すため強力なメカを作ってもらうよう懇願したり様々な策を講ずるなど、切れ者な面もたびたび見せる。

作中の中盤で守護騎士の一体であるクィーンサイダロンを手に入れ、キングスカッシャーライバルとして幾度も対決をした(このとき、当初コートに近い感じだった服装がヘビメタコによりパンク風の格好に衣装が変更されている)。

実は初代ラムネスと共に戦った勇者サイダーの生まれ変わりであり、洗脳されていた。後に2代目サイダーとして自分を取り戻しラムネスと共にハルマゲと戦った。

名前の由来は「ダサい」と飲料の「サイダー」から。星座は「ベン座」。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦NEO
初登場作品。本作では当初は敵対関係にあったライバルキャラクターが多く仲間になるが(ダ・サイダー以外はドルクガルデンなど)、その中でも一番最初に仲間になる。元々の性格とノリが仲間内に近いのですんなり仲間入りする。彼のダジャレを毎日聞くことになるので少し嫌がる者も。仲間になってからもドルクと共に「かつて強敵だった頼もしい味方」の代表キャラとして非常に出番が多く、非常に強い存在感を放っている。また、元敵キャラの中では最初に味方に合流したからか、合流直後で馴染めていない他のライバルキャラたちと主人公側をつなげるパイプ的役割を担っている。
能力としては脱力の存在が大きい。今作では脱力の効果がかなり大きく、ボス戦などで非常に重宝する。加えて固有エースボーナスが強力で、援護攻撃も利用すれば1ターンに20もの気力を下げることが出来る。その反面、ラムネス同様集中などの回避系コマンドを覚えないためにやや防御面が物足りないので、そこは機体改造等でカバーする事。
スーパーロボット大戦Operation Extend
PV1でロイヤルスカッシャーを放っている。今回中の人が同じジュドー・アーシタ及びダ・サイダーと同じ決め台詞を持つ(というより決め台詞の元ネタである)あの男と共演予定。まだすべての参戦作品が発表されてないためもう一人の「やってやるぜ!」の発言者のとの共演にも期待がかかるが…。
今回は原作終了後設定だが、復活したゴブーリキ(ドン・ハルマゲ)にまた操られて、再び敵に回ってしまう(その際に「皆の期待に応えるため」といった趣旨のメタ気味な発言をしているのは流石といったところか)。

パイロットステータス設定の傾向

精神コマンド

NEOOE
熱血 気合 脱力 加速
OEでも習得コマンドは同じだが、習得する順番が熱血脱力気合加速となっている。

特殊技能(特殊スキル)

NEO
底力 闘争心
OE
底力勇者戦意高揚

固有エースボーナス

NEOOE
脱力(攻撃命中時、敵パイロットの気力-10)

人間関係

勇者ラムネス
最初は敵だったが後に仲間に。喧嘩も多いが信頼している。
レスカ
実はアララ王国第一王女のアララ・カフェオレ。同様に洗脳されてドン・ハルマゲ配下になっていた時からの仲間。お互いに意識しているが二人共意地っ張りなのでなかなか進展しない。彼女が誘拐されて間も無い頃に感情が麻痺していたため、ダ・サイダーがどうにかして笑わせようとして色々と騒いだ際、唯一反応があったのがダジャレだった(尤も、ダジャレが面白くて笑ったのでは無い)事が彼のダジャレ好きの原点。
ヘビメタコ
相棒のヘビロボット。肩のアーマーから出てくる。ダ・サイダーのことが好きでダーリンと呼び、ダ・サイダーのダジャレにも喜んでいる。ちなみにダ・サイダーのコスチュームをダサいと言って変更したのも彼女である。
ドン・ハルマゲ
上司。忠誠を誓っていたが、自らの真実を知った後は敵対関係となる。
オシオキロボ(ヨイショロボ)
任務に失敗したダ・サイダーとレスカにオシオキするロボット。ホイホイ城陥落後はダ・サイダーの許に再就職するも、立場が逆転して常に痛い目に遭わされる。容姿が微妙に旧ザクに似ている。SRW未登場。
勇者サイダー
初代ラムネスと共に戦った勇者。ダ・サイダーは彼の生まれ変わりである。また、初代カフェオレとも恋仲であった。余談だが、彼自身はダ・サイダーと異なり真面目な人物である。

他作品との人間関係

ガルデン
性格こそ全く違えど、ダ・サイダーとある大きな共通点を持つ人物。NEOではストーリー前半に共に悪役だった頃に共闘する機会があり、ダ・サイダーが正義に目覚めた後は敵対する事になるが、終盤に彼が正義に目覚めて仲間に加わった後は、再び共闘する事になる。ちなみに、彼もダ・サイダーのダジャレには呆れ顔だった。
リュウ・ドルク
彼もまたガルデン同様、性格こそ全く違えど、ダ・サイダーと大きな共通点を持つ人物。NEOでは彼が己の出生の秘密を完全に知った際、かつて自分も己の出生の秘密を知らずに悪役陣営に付いていた身だったという事もあり、彼を一喝して共に戦う仲間になる事を促し、彼の仲間入りに一役買った。その後も何度か彼と絡む場面があり、邪神ドラゴとの決戦の後、『ライガー』以外の作品の人物の中で真っ先に彼の生還を喜んでいる。
セラナン・パフリシアマーリア・パフリシア
NEOの中盤にガルデンと組んでパフリシア城を陥落させた後、彼らをホイホイ城へと拉致した。
マグナムエース
NEOでは仲間になる際に、彼に諭される一幕も。
ホワイトドラゴン
NEOでは彼によって自身の出生の秘密を明かされることになる。
弓さやかパッフィー・パフリシアシャーリィ・ルノイエマチコ・ヴァレンシアアンプ
NEOでラムネスの作戦によって彼女達を自分を大好きなお嬢様達と認識してしまう。
藤原忍
決め台詞の元ネタの人物で中の人が同じ。OEで共演。
日向夏美
OEでラムネスと共に彼女を救出する。ゴブーリキに下った後、彼女を人質にしてラムネスをおびき出すが、パワード夏美のことを失念しており、結局脱出されてしまった。

名台詞

「やってやるぜ!」
声優が矢尾一樹氏のため、彼の演じた代表的キャラクター・藤原忍の決め台詞がパロディとしてやたら使われている。矢尾氏によると忍とは言い方を演じ分けているとのことで、実際いかにもパロディと言った感じで演じている。NEOの図鑑にもパロだと正式に書かれている。
「笑えぇぇぇぇぇぇ!」
自分の言ったダジャレで雰囲気が冷め切った時に、怒ってこう叫びながらサブマシンガンを乱射する。後の『VS騎士ラムネ&40炎』(SRW未参戦)でも同じように叫びながらギター型マシンガンを乱射している。
「面白ぇじゃねえかぁぁぁぁぁ!」
「俺より面白いダジャレを言うなぁぁぁぁぁ!」
他の人が自分より先にダジャレを言った時に、怒ってこう叫びながらサブマシンガンを乱射する。
「親切な俺様が説明しよう!」
ドン・ハルマゲの配下時代の口癖。ラムネスに姑息な手口を使ったり、画面の視聴者に向けてご丁寧に説明していた。
まで破壊(ハカい)しろ!」
1話でモンスカーに街を襲わせながら口にした、記念すべき(?)初ダジャレ。勇者ならぬ笑者ダ・サイダー伝説の始まりである。この直後にレスカの「ハカみたい」が続く。
「はっ、お褒めにあずかり光栄です。ドン・マルハゲ様」
(ヘビメタコ)「ダーリン、ハルマゲハルマゲじゃん」
ハルマキハルマキ、なんちゃって♪」
(ヘビメタコ)「噛んだろか!」
以上、15話より。愛機であるクィーンサイダロンを得て調子に乗ってたのか、うっかり上司の名前を間違えてしまうダ・サイダー。この後、怒りの電撃を受けてしまうことに…南無阿弥陀仏。
「ど、どーして…ドン・マルハゲドドドドドーン・ハルマゲ様!」
同じく、15話。電撃を食らって後もダジャレを言ってしまうダ・サイダー。その後、ドン・ハルマゲに「余は花火でも太鼓でもないわ!!」と怒りのツッコミを入れられてしまう。
「キングスカッシャー・・・倒す!ラムネス・・・殺ス!」
ハルマゲによって洗脳された時のセリフ。「お前は夜叉王ガイか?」とは言わない・・・
「ラムネス、倒す、倒す、苦労する・・・
「キングスカッシャー・・・倒す!箪笥も倒す!ダンスは踊り・・・」
ドン・ハルマゲに洗脳されていた際に漏らしたダジャレ。
「ふぁ~、よく寝た。」
「一応例は言っておこう。スリーボール。」
「・・・・サンキュー(三球)。」
洗脳が解けた後の一連の流れ。結局洗脳されていようといまいとダ・サイダーはダ・サイダーだった。
「うるせえ! 女子高生からのファンレターは俺の方が多いんだ!」
ラムネスと言い争った際、ラムネスの「主役は俺だ!」というメタ発言を受けての台詞。
「隣町のさよちゃんがお芋を食ってブーだな」
さようなら(サヨ・おなら)。」
最終回より。(別れ際だったこともあってか)ラムネスが最初で最後に笑ったダジャレである。

スパロボシリーズの名台詞

「”彼女お前にはやらん”、つまり……シー・ユー・アゲン!!
NEOでの中断メッセージのダジャレその1。
「ゲームをしながらお菓子を食べるのは、オカシいぜ!」
NEOでの中断メッセージのダジャレその2。
「何!?盛り上がってきたのに、ここでボールだと!?」
「ボールは丸い!丸いは球形……きゅうけい」
休憩!」
NEOでの中断メッセージのダジャレその3。
「して、ラムネス!俺様がだ~い好きだというお嬢様はどこのどなたかな?」
「君かな!?」
さやか「ち、違います!」
「では、そちらのお嬢様?」
パッフィー「申し訳ありませんが、人違いですわ!」
「じゃ、じゃあ、そちらの・・・」
シャーリィ「パスで」
「な、ならば・・・」
お町「残念。私のタイプじゃないのよね」
「さすれば・・・」
アンプ「え!?私!?」
NEOでのラムネスの作戦によって彼が自分を大好きなお嬢様がさやか、パッフィー、シャル、お町、あまつさえアイアンボウラーのアンプと認識した時に言った台詞。
「そいつはどうかな?『昨日の敵は今日の友』って言葉もあるぜ?」
(レスカ)「結局、気持ちの問題よね。世の中、いろんな事情があるわけだし」
「そういうこった!やい、リュウ・ドルク!俺様達の所に来たけりゃ綺麗な言葉はいらねえ!てめえ自身の決意ってヤツを行動で示してもらおうじゃねえか!その方が何倍も説得力があるぜ!」
NEOの中盤、女帝ザーラドラゴ帝国に叛旗を翻そうとするドルクに対して最後通告をするのと同時に、「ドルクには人間界に居場所が無い」と突きつけた際、レスカと共にドルクを庇い、彼に対して共に戦う事を促した際の台詞。荒っぽい言い方ではあるが、ダ・サイダーも彼と似た境遇だった事もあり、ダ・サイダーなりの深い思いやりが感じられる台詞。ドルクもダ・サイダーの言葉と剣や妹達の言葉による後押しを受け、ドラゴ帝国と完全に訣別する道を選んだ。この場面は、「NEO屈指の燃えシーンの一つ」とファンからの評価の高い場面でもある。
「心がなけりゃ、俺様のシャレの面白さもわからんか…!」
機械神戦での特殊戦闘台詞。字だけ見ると迷言に思えなくもないが、このセリフを発した際のダ・サイダーの語気は意外にも冷めており、実際の所は機械神の頑迷過ぎる姿勢に対する痛烈な皮肉になっている。
「テレビの前のみんなは俺様に感謝するはずだ!わざわざ敵として現れてやったことになぁ」
OE第二章にて発したメタ発言。さすがのヒマリも呆れていた。
「おお、ヒマリはいい奴だ。そしてセイシロウ、お前は俺様のダジャレがわからん悪い奴だ…」
「セイシロウ、俺様はお前を倒す!そしてヒマリは俺様のヨメとなる!」
OEにて、「コネクトはコネェ9度」というダジャレの反応に対して。彼らからは「相手にしてる場合じゃない」、「操られて精神に異常をきたしている」と見なされてしまう。

関連機体・搭乗機体

シラジーラカンス号
アルミホエール号
ドキドキスペース編にて搭乗。SRW未登場。
クィーンサイダロン

話題まとめ

資料リンク

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